2020年1月28日火曜日

inlet

金具やブランクに残った接着剤を全て取り去り一日目は終了。"SSFB"シートの構造はブランク・バットをカットして、シートを保持するために「ウッド・ブッシング」を装着してある。リールフットを差し込むカラーとシート本体、ブッシングの三段構造。アップロックの為、カラーを入れ込むインレットinlet加工が必要なのだがリューターが奥まで届かない。これがグリップを作るうえで厄介なことになる。昔どうやったか考えながら就寝すると「夢のお告げ」があって三段にコルク内径を開ける手法を授けられた(笑)忘れないうちに朝からこの作業...
T&Tに"Salmo"9'6"#7/8、2pc.というのがあり、4ピース・トラベルも同型の「ウエルズ」グリップが装着される。T&T Wells Gripのくびれは英国系や他社の形と比べると、太目に感じるかもしれないが、品よく緩やかな線を描く。1988年T&Tカタログでは"SSFB"シートも販売されていて78ドル(その時の為替レートはUSD/$1=¥130)だったから約10,000円くらいのリールシート。ちなみにTrav'ler Rodは現地価格$395であった...

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