2010年4月30日金曜日

Country Side


ヒメキャラ(aloeswood)の芽吹きはいまだ。タラノメ(angelica tree)もまだまだ・・・広がる青空に雲一つ・・こんな日は「釣り」に行きたい。仕事をしながら、去年の渓を思う・・あそこの流れ、ここの淵、そしてあのロングプール。夢想釣行・・これもまた楽しいけど、やはりウエーディング・シューズが乾かぬうちに・・・

2010年4月29日木曜日

Favorite Flies



釣りに行く前にあわてて巻いたFlies・・昔に戻ったみたい。タイイングを覚えたてのビギナー時代、巻きに巻いた沢山巻いた。今は少し進化させてスプリット・テールに・・テールはMicrofibetts、意外と魚の口吻バレしない。ウイングは昔懐かしカーフ・テール、ボデイダビングにフライライト・・Old Fashion Parachute。カーフテールは少なめにクリップするのがコツ・・Sizeは #12、#14、#16 で色合いを変えて作る。もう一つはCompara Dun・・Coastal Deer Hairのクリップが面倒だけどテール、ボディ、ウイングと三つだけのマテリアルで作るシンプルにして実績のある毛鉤。

2010年4月28日水曜日

FlyFish



裏山で雉が鳴いている・・昨日は気温が上昇して11時頃には18℃、これは川に行かねば・・風は西から時折強く吹くが、カゲロウやカワゲラはムンムンとハッチしている。平日なのに先行者3人。いつもの橋から入ろうとすると、地元のじいちゃんが竿を振っている。「どーすか?」「川虫にはでねえなー。昼頃から良いかもしれんじゃ」と。少し上流から入渓・・去年と流れは変わっているけどキャスト一発!ヤマメ。こんなサイズが開きからポコポコと釣れる。イワナも同様な型が・・・釣りをすること3時間、最後の場所で渦に巻かれた毛鉤にでた魚はでかかった。イワナだと思うけど・・ハズレた。

2010年4月27日火曜日

Gull Gray


ガル・グレイ(カモメの背色)・・新しいロッド・シャフトの色も新調のポロシャツもGull Gray Color・・左胸にヤマメの刺繍が入った半袖ポロを着て釣りに行くにはまだ寒い。この間、バイクで覗きに行った渓では歓迎のライズ・ショウがあった。暖かい日にはマダラカゲロウもハッチして・・・よし、川に行くぞ!

2010年4月26日月曜日

Localization


岩手ローカル紙「岩手日報」4月24日版によると、岩泉・龍泉洞の前を流れる清水川で特設釣り場が開設されるという・・・約990m間に地元で養殖したヤマメを放流して「釣り堀」に・・川鵜による食害などで漁獲が減り、町内から釣り人が離れている現状を打破しようと総事業費390万円をかけて町内の活性化を目指すとある。岩泉の町を抜け、安家川に向かう道の脇を流れる清水川は見たところなかなかの渓相で・・安家に行くアタマなので通っても釣りはしたことがないけど・・ここから片道2時間半、ちょと遠いのだけど久々に行ってみるか。


*気になったので岩泉町役場に電話をいれて聞いてみたところ・・・・
餌釣りのみで、ルアー禁止。フライもルアー釣りとみなされ禁止だと。担当者にえさ竿貸しますからと言われた。「いらん!」これじゃ本当に「釣り堀」だな。県北方面行くならその先、安家川だ・・・

2010年4月25日日曜日

Fish Pond


Private Fish Pond・・・と言いたいけれど、農業用水池。林道を登った中間点にある。そう、一本桜の堤の上に位置して流れ込みは二か所・・水量は少ないが深さは充分。放されているのは鯉。ウグイもいるらしい・・カモやサギが卵を運んだと思われるラージマウス・バスも繁殖。何年置きかに水を干して、堰の清掃をするときに発見された。知る人ぞ知る山奥なので釣り人が放流したとは考えにくい。イワナやヤマメを放してみたい・・・農家30軒近くの「水利権」が複雑に絡まっていて、計画は頓挫しているが継続して考えたい・・手始めに15ftのカヌーを運び、浮かべてみようか。

2010年4月24日土曜日

Bicycle


モーター無しのBicycle・・・20数年前に自転車屋「梅安」に作ってもらった。クロモリ・フレームはわたしの体型寸法を計測してジャストサイズに製作・・当時、最先端だったShimano の変速機やら・・オタッキーな自転車に・・動力は年代物の中古だけどね・・大森の自宅から中央区新富町まで往復20kmを通ったことも。Mini May-Fairの屋根に取り付け釣り場に持ち込んだことも・・上流に車を置き、この自転車で入渓点まで下り、釣りあがり、車を拾い帰りに自転車を回収。いまでは公民館に行くときの足ぐらい・・British Greenのフレームに白文字でThe FlyFisherと書いた。

2010年4月23日金曜日

Sakura


「サクラ咲く」とは言っても花じゃなくて・・頼んでおいた本「桜鱒の棲む川」が届いた。FF対象魚としてのヤマメ大好きなわたしは興味津津。あまり知られていないサクラマスの不思議・・その先の深みを覗いてみたい・・・表紙は気仙川を溯るサクラマス・・水口憲哉 著、フライの雑誌社4月刊 ¥1,800

2010年4月22日木曜日

Bike Trekking 2



伐採現場から下り、別の林道を走り「堤」の桜を見に・・融雪でぬかるみ雪の重みで折れた枝が散乱した山道は走り辛い。毎年この時期に観るエドヒガンの一本桜、今年は開花が遅れている様だ・・それでも蕾は膨らみ始め、暖かい日が続けばあと7日で開花といったところ。日当たりの良い農家の庭先では白梅が満開。コブシやレンギョウ、スイセンが咲きはじめ・・北国の春は一気に花開く。

2010年4月21日水曜日

Bike Trekking



昨日は気温18℃を越えTL125 Ihatovoの調子もすこぶる良いので・・伐採された昔の「学校林」へ登ってみた。伐採林道を15分登坂すると木材の集積場へ・・・おびただしい数の杉と赤松が番号を付けられ、9尺(2.7m)に切りそろえられて積んである。二週間前、頻繁に材木トラックが出入りしており、ここのところ静かでもう終了したかと思っていた。ところがどっこい、まだまだ山に残されて積み出しを待っている・・・山に遅い春の気配が漂ってきた。

2010年4月20日火曜日

Sakura


先週、所用で東京へ出かけた・・20数年ぶりに横浜・中華街「大新園」の円卓を囲み、つけワンタンやガツ煮込みに舌鼓を打ち、紹興酒を鯨飲し、旧友と楽しいひと時を過ごせた。折りしも低気圧の到来で、関東地方は雪まじりの雨と荒天。翌日、風雨のなか静岡県御殿場まで・・東名高速、大井松田付近で雲が切れ始め、御殿場到着の頃には青空までみられたが霊峰富士はすそ野まで再び雪化粧・・4月半ばだというのに冬に逆戻り。満開の桜の向こうには積雪した斜面が・・岩手の桜はいまだ蕾もふくらまず、いま裏山ではウグイスがホーホケキョと鳴いている・・・

2010年4月19日月曜日

Fly Hooks


Mustad-Viking Hooks,O.MUSTAD & SON,Oslo,Norway・・・始めた頃はコレしか手に入らなかった。#94833,#94845,#94840など、念仏の様に品番号を覚えて釣具屋へ・・途中であれ?となって店員さんに聞くこと再三。100本単位で買い込んでもフライを巻くのが楽しくて、鉤はすぐ無くなった時代・・・TMCの出現で環付きバリも国産の時代へ・・・せっかく覚えた「品番」もオシャカ・・昔は機械削りだったハリ先もその後ケミカルホーニングになり切れ味も向上・・強くなったね「国産フック」

2010年4月18日日曜日

Tying Tools


これでも少なくなった方・・釣具屋巡りをしていると増えて行った小物。話し込んだあとの「おみやげ」みたいなものかな・・Hackle PlierはJ.Dorin'sが一番使い易い。
Whip FinsherやBobbinはF.Matarelli・・・似たようなモノは出てるけど、オリジナルがいいな・・・

2010年4月17日土曜日

Fly Tying


Fly Tying Benchは1982年に図面を描いて、自分で作った・・当初はCクランプを留める予定で、左にプラットホームがある。Renzetti Viseを使う頃からPedestal Baseものが多くなりジャマなのだが・・・始めてのバイスは1972年にSunrise, made in Indiaを・・Thompsonはまだ高価で買えなかった。Viseもまた色々と使って、たどり着いたのは丈夫で長持ちのDYNA-KING Supreme・・・
 

2010年4月16日金曜日

FlyFish


YamameboyからSilver Armorを纏った山女魚の画像・・・比較的規模の大きな「中流域」のFFを目指している彼は9フィート#5ライン、ファースト・アクションのロッドが好みの様だ。「冷たい雨の中、待つこと一時間半。シマトビにライズを繰り返していた奴を・・・」とコメント。シマトビとはコガタシマトビケラかな?平地渓流に多く、平瀬から流下しながら水面羽化してハッチするフックサイズ#18くらいで腹が黄緑色のトビケラ。

2010年4月15日木曜日

Scissors


Fly Tyingには洋鋏、Rod Warppingは和鋏が使い易い・・・種子鋏はその名の通り、鹿児島・種子島の鉄砲鍛冶がきたえたスグレもの。武骨な造りながら切れ味は素晴らしい・・越前打ち刃物の握り鋏はシルクスレッドやナイロンAスレッドを切るのに適している。東京・浅草寺仲見世裏通りの刃物屋には大小の「握りハサミ」が並べられていて、それぞれ用途により刃先の長さ、大きさを選ぶ事が出来る・・・

2010年4月14日水曜日

Memorial


「♪小さい頃は神様がいて、不思議と夢をかなえてくれた♪」松任谷由実の歌じゃないけど・・・時代は1953年・・9歳年上の兄と東京の実家でのスナップ。その兄を今年二月に亡くした・・写真は父の目で見た兄弟のあそぶ姿・・二人とも本当に「神様」になってしまった。

2010年4月13日火曜日

Spinning Reels


FlyFishingよりも二ヶ月早くLure Fishingを始めた・・一番古いリールは大森製作所のDiamond Reel Micro 7で1972年に東京・蒲田駅ビルにあった釣具店で購入・・当時はどこの駅ビルにも「釣具売り場」があって便利だった。形とたたずまいに惚れたMONSTER Tackle Boxは横浜の岡田屋で1973年に・・店はもう無くなって久しい・・仕事帰りに2~3軒立ち寄り・・飲み屋じゃなくて、釣具屋・・手探りをしながらルアーやフライ用品を揃えた時代。

2010年4月12日月曜日

Motor Bike


HONDA CT110 Hunter Cub・・・これまた懐かしい。昔、乗っていたバイク・・スーパーカブの親玉で自動遠心クラッチだけどスーパーローギアを搭載して、山道も難なく登る。東京・大森から五日市の養沢川毛鉤専用釣り場まで夏の炎天下、多摩川沿いを走った・・山林地帯に入ると気温が5℃位下がることも体感。走った道程も思い出すことができる・・画像はGunma Branch S.W.から「CT110乗ってます」と送られてきた・・ハンターカブ、また欲しい・・

2010年4月11日日曜日

FiberGlass Rods


左からR.L.Winston, The Sons ParaGlass 703-3pc.,The Sons ParaGlass 663, ParaGlass 703-2pc.,nca K-Glass 7934, Hardy Jet-set,K-Glass 804-4pc.・・トルクを感じるキャストを楽しむなら、迷わずグラス・ロッドを手にする。

2010年4月10日土曜日

Stove


Coleman Stove・・右のストレート・タンクEasi-Lite model.505A made in Canadaは1978年に神奈川・鶴見のICIスポーツで購入・・・32年を経て、さすがにパッキン等の機密性が劣化し使用不能。左は2009年購入のSportster ll 508A700J・・・この手のモノ安くなりましたね。SiggのボトルにはWhite Gasを入れて持ち歩き・・アルミのFilter FunnelはColeman,Wichita,Kansas, U.S.A.・・・近頃は川辺でコーヒーを淹れて・・が無くなり、もっぱらコンビニだけど・・たまにはやるか。

2010年4月9日金曜日

Spark Plug


メカニック「要之助」が駆けつけてくれ、沈黙していたHonda TL125 Ihatovoは息を吹き返した・・結局はスパーク・プラグの不良だったのだ。D7EAからDPR8EA-9に交換・・NGKのマークをみて昔のことを思い出した・・日本特殊陶業・・これが旧社名、いまはNGK SPARK PLUG CO,。発動機に最低ひとつは必要なプラグ、「碍子」部分が陶業の名がついていた所以なんだろうな・・赤い日章旗の様なマーク、デザイン変更もなく昔のまま。1966年頃、当時としては秀逸な図案のステッカーを貰って、二千円でともだちから買ったスーパー・カブのレッグシールドに誇らしく貼った。

2010年4月8日木曜日

Camera


1984年に帰天した父の形見Nikon M 1950年製と昭和10年代のLeica C型・・私がこどもの頃、写真はオヤジが撮って、現像・引き伸ばしまでやっていた。趣味の多い人で山スキー、テニス、カメラ、釣り、ゴルフ・・・釣りは海釣りだったけど・・・東京・大井町の日本光学(Nikon)のサービスセンターにオーバーホールをお願いした時「いや、懐かしい。これは私たちが設計・開発したんですよ」と、ニコンOBだった方が受付で話してくれた。交換部品はとっくに無かったけど、分解掃除と可動部にオイルを与えるだけで充分とのこと。レンズはNIKKOR-S・C 1:1.4  f=5cm  60年前、当時としては明るいレンズ・・いまだ現役。

2010年4月7日水曜日

Motor Bike


Honda TL125 Ihatovo 1981年生まれ。旧車の部類だね・・・もう雪も降らないだろうから雪掻き機を倉庫にしまった時、入れ替えのため外へ・・・アレ?エンジンが掛からない。要点検整備。Ihatovoイーハトーヴとは宮澤賢治の造語で「理想郷」岩手県の意・・・Dream-landの釣り場どかにないかな。

2010年4月6日火曜日

Baseball Cap


釣りに行くときも、普段でも・・・ベースボール・キャップ。ハットやハンチングもゴソゴソと・・それでも手にするのはBaseball Cap・・さて、今日はどれにしようか。

2010年4月5日月曜日

Canoe Seat


Vermont州のArmond Boutinが作るSnow ShoeとCanoe Seat・・フレームはWhite Ash材を曲げ加工し、ローハイド・レーシング(牛革のネット)の微妙な緊張とスパ・バーニッシュで、その美しいフォルムを保つ。Spa Varnish(塗料)はBamboo Rodの塗装にも使われているよね・・・

2010年4月4日日曜日

Bean Boots


Leon Leonwood "L.L." Beanが1912年にMaine Hunting Bootsを考案・・湿地の多いメイン州での狩猟や水辺でのキャンプで使われ、これがL.L.Beanの基礎を築く商材となる。ちょっと川を覗いたり、朝露に濡れた草地をあるいたりと、釣師にも田舎暮らしにも適している・・好きなのはRuber Mocと近年出たStorm Chaser・・10"Bean Bootsはちょっと大げさだから・・長さは6インチまで。

2010年4月3日土曜日

Miscellaneous 5


持ち歩くもの、持ち歩かないモノ・・川に落としたりしたときの用心にバックアップはAllagash Basketのなかで待機・・・お忘れ物無きように。

2010年4月2日金曜日

Tapered Leader


いろいろなリーダーを使ってきた・・最初はMaison、やたらとササクレるもので往生した。Barkleyも懐かしい・・伯東(後にAmon)からAeonが登場したときは国産釣糸の強さに驚いた・・Climax、Thomas & Thomas、面白がって復活PAYNEなど、国内ブランド、海外ブランドと使って・・たどり着いたのはMAXIMA・・12ftや9ftにtippetを足して使う。

2010年4月1日木曜日

Fly Box


鱒の弁当箱 Richard Wheatley,Worcetershire,England, 1860年創業・・・味わいのあるアルミの箱も知らず知らずに増えてゆく・・ある釣師はベストに10個あまり持ち歩き「おもくて沈んじゃうよ」というと「いや~殆どがドライフライだから浮きます」と。車に戻ればバックアップのホイットレーが20個近くガラガラと・・毛鉤にすれば数千本!を釣り場まで持ち込んでいるのだ・・