2019年11月30日土曜日

BGM

昨日は冷えた。朝の気温は-5℃。日中も+2℃までしか上がらなかった。そんなときは引きこもり、仕事をするに限る。チラホラと白いものが冷たい風と共にやって来た。犬のキンちゃんも室外に出たはいいものの、早々に寒いから家に入れろと啼く。古いCDが入った箱から見つけた今日のBGMはカントリー系女性歌手「Trisha Yearwood」旋盤モーターの回転音に負けないように大音量でかける。カバー写真が若い(笑)いったい何年前のだ?いまの旦那はカントリー歌手ガース・ブルックスGarth Brooks。トリーシャは1964年生まれだから...ん~時の流れは速い。

2019年11月29日金曜日

Fighting Butt

シングルハンド・ロッドに付けられるファイティング・バットはその名の通り「魚との戦い」をするときに役立つ。大型のリールを巻くときでもButtを腹に当てても衣服にリールが干渉しない「間隔」が生じる。スプリット・グリップSplit Gripとも呼ばれ#6番ロッド以上に好んで使われる。取り外しのきくエクステンション・タイプもあるが、一般的には「ハメゴロシ」(凄い名前だけどそれで通じる・笑)で9フィート前後のロッドには1-1/2"~2"の長さが使い易いと思う...

2019年11月28日木曜日

Notice

NZ/CTSからこんなお知らせが・・「ブラックフライデー」セール。ブランク全品10%off、国際送料も無料...例えば300NZDのブランクが270NZDに、FedEx送料の65NZDが無料!(通関料・関税は別途)期日は11月28日~12月2日の5日間...ご自分で輸入して組み立てるのもよし、全てNCAに「丸なげ」するもよし(笑)この機会に如何でしょうか...

2019年11月27日水曜日

Cork Rings

直径1-1/4"(約32mm)厚み1/2"(約13mm)穴径1/4"(約7mm)クオリティは「フロア」Flor。原産国はポルトガルPortugalだけど米国から輸入している。何度か仕入先を変えて手当をしたが「え~この値段で、これが5A?」とか最上級「フロア+」とか言われ使ったけれどガッカリすることが多かった(苦笑)が、MDから購入するFlor cork ringsは品質も安定しているし、何よりも彼の対応が良く「信頼」出来る。たまに、お客様から「いいコルクでグリップを...」と言われるが、NCAはこのフロアコルクを選別せずに接着して使う。削った際、希に傷が出ることもあるけどそこは「自然のもの」なので(笑)...ご容赦あれ...

2019年11月26日火曜日

Tube Seats

起きがけに時差4時間先のNZ/CTSとメールのやり取りをして、そのまま作業に入ったのでこんな時間に「投稿」となった(苦笑)...チューブ・シートは大体がアルミ製でパイプ状態なのでバット部の太いロッドや、昔風に仕上げたい場合に向いている。かつては数多くの製品があり「え~っ、アルミ~」と軽視していたが、近年は限られ、納得のいくモノを探して入手するのも一苦労(笑)何とか見つけたこのシリーズ。アルマイト色もクローム、ブラック、アンティーク・ゴールドの三色で、#5~7番用【細】と#7~9番の【太】でULとDLがある。ただパイプが4インチと長いので旋盤を使って切り落とす二次加工が必要なのは仕方ない...

2019年11月25日月曜日

Hesitation

Hesitation 迷い...CTSのホームページをご覧になって長さと番手、継ぎ数まで決まり、さて「ブランクカラー」の段で迷いが...HPにはカラーチャートも掲載されているがNCAに「どんな色でしょ?」とお問い合わせがあった。ご指示のあった色と近い色の画像をメールに添付して送ったら「HPの色とイメージが違う」で混迷。他の希望色も撮影して送る。CTSグラスロッドの下地は「乳白色」で塗装により色付けされる。室内光と太陽光でも色合いが変わるし、困ったですね~(苦笑)

2019年11月24日日曜日

Countryside

今朝は9℃。昨日は0℃だから暖かく感じる。天気予報にによれば日中14℃くらいまで上がるそうだ。4時ころからの雨で亀ヶ森は霧に包まれている。昨夜リールシートの部品を用意してそれに合わせ木を切削して丸軸にした。角材で平面に出ている杢目も丸軸にするとだいぶ印象が変わる。えぃ!出たとこ勝負(笑)不足していたフロアFlorグレードコルク・リングも通関が終わり、岩手に向かっているようだ...

2019年11月23日土曜日

color

「CTSのスレートslate色ってどんなの?」とお問い合わせを頂き、カラーサンプルをひっくり返してみた。ついでに「スレート」色を調べたら「屋根瓦として用いられる石板、スレートの色。slateは映画の撮影に使うカチンコのことも指す」とあった。スレートにはグレイもあるのでCTSのカラーサンプルはslate blue...コートランド社 Diamondback glassの色が近く(Glastechにも似ている・笑)味わい深い色で...
NCAで組み上げたEグラス素材、展示品の旧ダイアモンドバック・グラス6ft.#2/3-2pc.(オリジナルケース、布袋付き)ラストワン...販売中...

2019年11月22日金曜日

McFarland

C&RシートにするかScrew Lock(UL/DL)にするか、はたまたポケット&スライドバンドシートなのか?グリップの形状やスレッドの色、使う川を想像して豊富なラインナップから、長さや番手の選択に悩むところですね(笑)...McFarland Classic Blanksを使ってIndividual個人のスペシャルロッドをNCAがお創りします。また、このリスト以外にもMcFarland HPに載っているロッドのブランクもお取り寄せ出来ます。お問い合わせ・ご用命は ncaflyfish@Gmail.comまで...

2019年11月21日木曜日

ax

昨日、盛岡気象台で「平地での初雪」を観測したそうだ。例年より11日、去年より2日遅い。亀ヶ森でも朝から白くなった。気温0℃、湿度62%...鉈axアックスを使い木を割って「つけ木」を作り、ガスバーナーで着火する。今年の薪は火付きが良い...今年、薪ストーブは18日から燃やし始めたから部屋の空気は暖かい...
外は強風で、雪が舞う...きましたね~「冬将軍」(苦笑)

2019年11月20日水曜日

#7 Line

湖や大川で大型のフライを使えて、それもグラスの7番を探しCTSのHPを見たがリストアップされていない!メールで「カクカク、シカジカ」と説明をしながら問い合わせたところ「リスト外」にゾロリと7番指定が...767-2/ 767-3/837-3/867-2/867-3/867-4/897-3/907-4/1007-2/1007-4/1067-2/1067-4のテーパーデザインを持っているから作れるわよと連絡があった(嬉)Unidirectional S-glass素材だから重くもなく、反発力も「折り紙」付き。長さと、継ぎ数を選んで数ある色から選ぶ。悩ましくも楽しい作業。長めのフィッシュテール・グリップが好み...(笑)

2019年11月19日火曜日

Silex

チィーンと金属的な音を響かせてサイドスロー気味に投げるのを映像で見たことがあるHardy "Silex"Bait Casting Reel(カタログによれば直径4インチ10.15cm物で305g、11kgテストのモノフィラが270m巻けるとある)サーモン、スチールヘッドそしてトローリングにも使用するフリーホイール・リール。釣り人は永続的な回転を目指し求めて、軸にモリブデン油を塗ってモーターを使い24時間以上回転させ「馴染ませて」から使う...らしい...持ったことも使ったこともないけど(笑)
なぜ今?サイレックスの話?と言うのも「ボートで湖のワカサギ釣りのついでにムーチングやると面白いです。サクラやブラウンが釣れたり、コーホも!残念ながらSilex持っていないのでMitchel408スピンニングリールで...」とコートランド社時代のDiamondback8056ロッドを「改造」のため送ってきたから(笑)まるっきりスピン風にするか、それらしく仕上げるかを提案して決まったのがコレ。ミッチェルの長足、Silexにも対応できるリールシートをつけた。カッコいいんだけどな~サイレックス。このリール専門の熱狂コレクターがいるくらいで、英国のアンティーク市場で下は£200から上は£3000!(1£=約¥140)の価格で販売されている...こりゃ~悪魔の囁きだな...(笑)

2019年11月18日月曜日

Season

我が家の犬、次男がつけた正しい名はKing Socks Jr.というのだが、長ったらしいので「キンちゃん」と呼んでいる。その犬も寒いのか朝起きるのが遅くなった。気温-2℃、湿度60%で今朝は今季初めての氷点下。外に出してあるキンの飲み水も凍っている。外水道栓も水抜きが必要だ...これからこういう日が続いて、やがて「雪」がくる(苦笑)今年ストーブで焚く薪は異常気象のせいで虫食いが多く、運ぶと粉が出るぞと「薪屋」のオジさんがサンプルを持ってきた。燃やすには影響はないけど使い切らないと「いい薪に虫が移るよ...」とも言っていたな~

2019年11月17日日曜日

Name

昔日「ロッドビルダーたるや、修理・改造がこなせなくては...」と言われた。まぁ、修理・改造は知見・経験を積んで大概のことは出来るようになっても、これはイケナイ(苦笑)先端30cm破損、ロッドが古すぎてブランクが入手できない。生涯保証の話も出たが、肝心な「保証書」も紛失。おまけにご自分で別の穂先を接着して、カクカクすると持ち込まれた約30年前の「SAGE GraphiteⅢ389LL」悩んだ末に同じようなブランクカラーのNCA/ParaGraph 863でセージ風に作ることを「選択」リールシートはStruble U-8。金具を探し出し、付けるウッドはブライヤー。使い込まれたグリップは痩せ細っていて参考にならず、当時セージも採用していた「リバース・ハーフウェルズ」に削る。古いロッドには手をつけないで「新規製作」...あらま、注文主のお名前「Seiji」さん!

2019年11月16日土曜日

McFarland

出荷の連絡があり、その後、どこをどう巡っていたのか行方不明に。おまけに横浜税関川崎出張所に5日間も滞在し漸く亀ヶ森に到着。んも~(苦笑)...OHさん、三本目の「マクファーランド・ロッド」ですね。今回はスピゴット・フェルール仕様の「Spruce Creek」スプルース・クリーク7'7"#3 wt...既にパーツ類は取り揃えて「待っていた!」ので、ここからは速い(笑)マイク・マクファーランドに「頂戴!」とお願いしておいたステッカーも同送してもらったし...本日「発送!」

2019年11月15日金曜日

Repair & Modification

  Lamiglas FL783-9/6'6"#3wt.の「修理と改造」Repair and modificationが完了。気になった「小継ぎ竿」のブランクをネットで調べてみたら、6'6"#3と7'0"#3で4-6-8-10本継ぎが、7'6"#4と8'0"#5に4-5-6-7-8-9-10本継ぎが販売されていた(在庫があるのかは不明)画像の663-9pc.の仕舞込み寸法は約26cm...NCAでは「新規製作」は勿論のこと、お持ち込みのロッドの「修理」「改造」も承っております...ご用命、お問い合わせはメールで ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ...
こんなのも作った...Lamiglas FL783-6/6'6"#3wt.6pc.

2019年11月14日木曜日

Bricks

フィリプソン・ロッドのブランクカラーは煉瓦色Bricks colorとも言われる(NCA/Kameglass Rodもこの色がお手本)Passport Rodの修理が完了し、なぜか岩手で一族の再会「わたし昔のアバークロンビー&フィッチのManhattan,NY、Short Hills,NJ. Chicago,IL. SanFrancisco,CA.と巡って来たけど、出身はコロラド州デンバー...本当のお父さんはBill Phillipsonビル・フィリプソンなのよ」という「つぶやき」が聞こえる...(笑)

2019年11月13日水曜日

Style

「HLL/Catskillに使われているような木製の鍔brimの付いたシートに...」とご依頼があった。REC/CRN金具の径にあわせ木を削り作成する。グリップの長さは120mm、細身のシガーで「つば」の面一(ツライチ)にして、ワインディング・チェックは使わない「キャッキル・スタイル」で作る...とは言っても、バットセクションのみの「改造」送られてきたロッドのピースは「9本継ぎ」ラミグラス社FL783-9/6'6"#3、グラス・マルチピース。このシリーズのブランクまだあるのかな...(笑)

2019年11月12日火曜日

Passport

 アバークロンビー&フィッチAbercrombie & FitchのPassport「パスポート」ロッドは10本継ぎの4ft.4-3/4inch(1340mm)でワンセクションの長さは約150mm。製造元はフィリプソン社でファイバーグラス製。横に置いた2-1/2"Flyweight Reelと比べてもその小ささがわかる可愛らしい小継ぎ竿(笑)フェルールはグリップ・ジョイントがプレス・メタル製で他はグラスのパイプスリーブ...「Passport」とプリントされたセクションのグラススリーブの不具合を「修理」する。糸を外して慎重に引っ張ったら抜けた...ガタピシの原因は力も掛かると思われるこの箇所のみ...
1950年代のロッドだから「接着の劣化」...所有者は「小継ぎ・短竿・短握り、大好き!」ビシバシ使うのでそれなりの劣化は仕方ない。90分硬化のエポキシで再接着して巻き直しをすることに。

2019年11月11日月曜日

CTS

「エンドから30cm、35cm、40cmのところにメジャーラップを...」のご要望があった。さすが、でっかいどー北海道。30-35-40と釣れるということだよね(笑)使ったブランクスはCTS/FZ804-4pc. Tea color。グリップは小さめのストレートテーパーで130mm、U/Lスライドバンド・シートもコルクの露出部が65mmと短い。Bros.時代のハーディ・フェザーウェイトが収まれば良いそうだ。エンドキャップは木を削り出して製作...

2019年11月10日日曜日

New Products

New Products 新製品...FISHER HS4-6pc. Graphite Rodとは言っても「FLY FISHERMAN」1989年9月号に掲載された記事だから30年前のこと(笑)さて、GT-40が完成したのでアメリカに送る旨、DHに連絡したところ「お~急がなくていいのに~暫く釣りをしないので...」と返信あり。そう言れても出来ちゃったし~月曜日に発送...彼の住むオハイオ州は庭が白く覆われるほどの降雪だそうだ。州都コロンバスは北緯39度59分、日本の秋田県秋田、岩手県盛岡の緯度にあたる。こちらも11月の終わりには白いものが舞う季節になる...荷物はEMSで7日~10日間で届くと思う。

2019年11月9日土曜日

Workbench

新しく手に入れた「ストーミー・クローマー」が嬉しくて、被っての作業(子供みたい・笑)先端まで丸く削り込むNCA/Fish-Tailグリップと異なりT&T風味だと先端は平たい。もう40年以上昔、オービス社のロッドにお好みで作る「プレゼンテーション・シリーズ」というのがあり、グリップの親指が当たる場所を凹ませたりするサービスがあった。オーダーの際、利き腕の手形を取って送れと指示されていた(笑)当初は「それ何の意味があるの?」と思っていたが、手のサイズを測ることで「個人」の手の大きさを判断し、より握り易いグリップを作る...と気づく。
イラストに計測箇所を記入して「手のサイズは?」とDHに聞くと、グリップ長さは6-1/2'、ワタシの手の大きさと比較すると一回り大きい感じで滑り止めのついたワンダーグリップ手袋と同サイズであった...(笑)

2019年11月8日金曜日

Example

 T&T 40th.Anniversary Limited Edition 2tips.Rodの飾り巻きは要所のみメタリック・シルバーのスレッドが巻かれていてオリジナルのメインスレッド色は「赤」の様だ。Fisher GT-40(あはは、40つながり)にはブランクカラーのブラウンと合わせてみて、エポキシ塗料を染み込ませると「上品」な仕上がりとなる深みのある赤系ワインカラーのグデブロッド社のスレッド、#206ガーネットで巻く。シルバーの飾り巻きtippingの間には40本のうちの何本目と製造番号Serial No.が手書きでシルバーのインクを用いて記入されている...このあたりも忠実に再現しよう...(笑)

2019年11月7日木曜日

Waxed Cotton

そもそも欧米人と東洋人は頭蓋の形が異なるので、どうかな~と思っていたけど、わたしにもジャストフィットの「Stormy Kromer」ワックスド・コットン Waxed Cotton/ Dk.Olive。10月29日にオーダーして11月6日に届いた。早速「共同購入」した友人たちに送る「本当に、1903年から」のフレーズ通りクラシックな風合い。機関車の運転士か窯焚きになった気分...何年か前のブログには「Goofy Cap」と書いたけど...(笑)紛失しない限り「生涯保障」Lifetime Warraryでシリアルナンバー付き。

2019年11月6日水曜日

BTC

今朝は外気温6℃、湿度65%。明け方まで雨が降っていたが止んで「肌寒い」昨日のニュースでは八幡平や秋田に抜ける峠道は降雪や凍結。今日から冬期通行止めになったそうだ。陽の光がありがたい季節となっていく...バンブー・トラウト・キャスティング・ロッド(BTC)も完成し「記念撮影」渓流禁漁中だから管理釣り場で試し釣りとなるのかな...

2019年11月5日火曜日

GT-40

 オハイオ州のDHからUSPSで荷物が到着した。近年、入手困難になってきた「Fisher GT-40」8'6"#5の4pc.ブランクとマニア好みのAllen carbide #10ガイド。5番のロッドなのでスネークガイドは中太軸の旧パーフェクション・スネークを使用する。同梱の細軸Hopkins & Hollowayホプキンス社 スネークは私へのプレゼントだね、ありがとう。予め用意してあった部品をブランクに仮組みしてカタチをみる。ご希望は「T&T 40th.記念仕様」ですでに打ち合わせ済。T&Tの創立は1969年だから2009年に40本限定製作・販売されたロッド「画像」をじっくりと検討して...
作り始めるロッドは世界に一本だけ...記入するシリアルナンバーも誕生年の「1967」に決まっているしね...(笑)

2019年11月4日月曜日

put away

 put away 片付ける...土曜の夜に地区の「廃品回収」にだす古新聞とダンボールを束ね「日曜の朝に公民館に運べばいいな...」と思っていた。朝8時前に出しに行ったとき、まだ誰も置いていなくて「おっ!一番」と思った。ただ、あれっ?ちょっと不安になり帰宅後に回覧板で回って来た印刷物をみれば、なな、なんと一週間後!自分の思い込みの結果で間抜けだよね~(苦笑)仕方なく一度出した資源ゴミを回収に戻り、再び車へ...作業台のクリーンナップはしたけど、ブランク収納箱には未だ手をつけていない。把握しているようでいて、ここは「魔のコーナー」おっ、まだこんなのがある!と忘れていたモノが...

2019年11月3日日曜日

Workbench

別にやりっぱなしにしている訳でもなく使ったものは同じ場所に片付けているつもりだけど、また「作業台」workbench周りがゴチャゴチャしはじめた...バンブーベイトのトリガーを接着・ネジ留めしてから片付けをしよう。ハニーラップにガーネット色のトリムの塗りを見ていたら一箇所、六角の一面に塗り残しを見つけもうひと塗り。これでまた乾燥の時間が掛かって出荷が延びちゃったな...

2019年11月2日土曜日

Fisher

製作を頼まれたFisherブランク が到着する前に調べておく。この表紙のカタログ、持っていたはずだが何処に行ったやら...長文だが興味深く読んだ。 『フィッシャーロッド社は、サンタモニカ空港の近くの南カリフォルニアに拠点を置いていました。第二次世界大戦中に彼らは文字通り何百万もの漁具を生産し、すべての飛行機、救命艇、浮揚装置に入れました。パッケージには釣り糸、フック、ルアーなどが含まれていました。 戦後、ジョー・フィッシャー(父親)は、ロサンゼルス/サンディエゴの海釣り向けのボートロッドを作り始めました。グラスファイバーのロッドは、イエローテイルやバラクーダ他のスポーツフィッシング用でした。おそらく1954年または55年頃に、家族は淡水ロッド、ボートロッド、およびこれまでに設計され最も愛されているフライロッドの一部を含むその他の伝統的なグラスファイバー製品の製造を開始しました。主に J.ケネディ・フィッシャーⅢが責任を負っていました。 ある時、彼らはゴールデンゲート・キャスティング・クラブのチャンピオンのジョン・タランティーノJon E.Tarantino に出会いました。J.E.T.は、「スピゴットフェルール」を考案し、グリップからティップへの完璧なパワー伝達を達成したと言われています。その後、フィッシャー社はジョーと弟のジムでカーボングラファイトにも取り組み、ジョーはロッドデザイナー、ジムはバックショップクリエイティブを担い、製品を開拓してフェルールのデザインをスコットなどにライセンスしました。独自のブランド名でもロッドを製造し、ハーディやオービスその他の多くのブランドのグラファイトを製造しました...中略...老朽化した機器、広告費の不足、西海岸のロッドであるという認識、そしてセージ、ルーミス、スコット、その他の優れたロッドとの激しい競争に苦しんでいたフィッシャー社は、ゴルフクラブのシャフトやその他のグラファイト製品の生産を余儀なくされました。彼らは約20年前に会社の残したものを売り払い、ジョーとジョアンは子供と孫の近くにいるため、ワシントン州に移りました。ジョーは脳卒中で寝たきりになり、約3年前に亡くなりました。素晴らしいロッド!素晴らしい家族!素晴らしい人たち!』とJ.Kennedy Fisher Ⅲ世の友人でありFFFキャスティング・インストラクターでもあるBill Kieneが2012年4月のウェブサイトに寄稿していた...

2019年11月1日金曜日

Favorite

『あなたがフライロッドにキャスティング性能と共に美しさを求めるならば、CTS UD/Sグラスブランクを使用し、NCAで製作したロッドをお薦めいたします』(笑)...例えばこのCTS Custom 703-3pc.バットとミッド・セクションは#3番、ティップは#2番という組み合わせで作って貰いました。簡単に言えばバット硬め、ティップ柔らかめ...ブランクカラーも豊富な色から選択することができます。長さや、番手、3pc.か4pc.の継ぎ数も選べます。NZ/CTS社のホームページhttps://ctsfishing.comをご覧になるか、NCAにご相談ください。現在在庫して「即納」出来ますのは、この703-3pc.Grayと763-4pc.Smokeが各一本。その他は受注から約3ヶ月お待ち頂きます...もう11月ですよ~うかうかしていると...