2013年9月30日月曜日

Flyfish (2)

午後入渓したところにあった野生種の「鞠花」・・ホップだね。どこをどう飛んできたのか?わからないが遠野地域では栽培されビール会社に納入されている。この近辺では栽培していないはずだが、意外と何処でも見かける。
コレも見かけるね・・トリカブトだって川畔に。綺麗な花だけど「猛毒注意」・・
釣り?釣れても(小)ばかり。秋のあら食いは何処や?・・午前中に見かけたテンカラ・オヤジが午後も同じ川に・・むむむ。考えることはみな同じ・・

2013年9月29日日曜日

Flyfish (1)

3ch.とDYがきてシーズン最後の釣りへ・・心配していた「台風」の影響もなく「晴れ男、三ちゃん」の登場で快晴・・
水色よし!水量よし!・・川沿いに釣り人の車が二台、三台。そりゃそうだよね、みんなウロウロ「終盤戦」だからな・・禁漁まで週末絡みで、餌、てんから、フライ攻勢で魚もたまったもんじゃないね~
釣れるのは(小)のみ。オニーさんたちはサクラちゃんに付いてどこかへ行っちゃったな・・腹も減ったので早々に「ふじかめ」でWもりを食し、転戦・・

2013年9月27日金曜日

2013年9月26日木曜日

Workbench

Kameglass 703 One-Halfのご注文を頂いた・・ありゃ~シーズン中には間に合いませんよとお答えすると「いいですよ10月で・・週末は釣りに行かれるんでしょ・・」ははは、なぜ?ご存知・・「いつも見てますよBLOG・・」じゃじゃじゃ・・ありがとうございます。電話の主はWILD-1仙台太白店の竹田正さん。フライ部門に熱心でnca製品をご贔屓にしてくれる。キャスティングも上手く、作るフライも見惚れる一級品。職業柄?東北地方の釣り場にも明るくお客さんたちの情報源にもなっている。オフになったら「荒尾川」でも行きますかぁ~

2013年9月25日水曜日

Flies

釣友3ch.のメールでは「黄色いフライですからね!」と念押しがあったので、Sulphur Dun(サルファー・ダン)の様なボディカラーにしてみた。オレンジ系のスレッドを使うと濡れた時に透けて「それっぽい」テールは付けない。ウイングは相変わらずのカーフテール、切り離した半分は捨てていることに気づいた。初めから少なめにすればいいものを、スタッカーで毛先を揃えてから良いものだけ選び、残りは捨てる・・このパターンの毛鉤巻きに手が慣れてきた感じ・・DYからは「新型フライ期待してマース」とメールがあったし・・むむむ

2013年9月24日火曜日

Country Side

純然たる「水量調査」でKMTや小呂別(オロベツ・ここは水が細くて釣りにならん)を視察・・KMTは大出水で公民館下の木製の堰が流失して川が変貌したが、かえっていい感じの流れに・・水量は若干多めだけど水色はクリア・・バイクで出かけるには肌寒く、東風も強い。この連休、我が家前の県道にバイク・ツーリングが頻繁に通過し、それに刺激されて出動したわけ。バイクだとどこでも止められるので川の調査にはもってこい。ついでに昔から、見上げながら気になっていた「葡萄ヶ丘農業研究所」まで一気に登った・・

2013年9月23日月曜日

Qty 100

今頃、シーズン終盤になって思いつき、フックを100本購入してしまった・・当然、全部巻く気も使う気もないけど、今週末に岩手を訪れる「釣友」と釣りをするのに「新型毛鉤」を使おうと考えたのだ・・
巻くのはこのフライ。色とサイズを変えて作る「Non-tail Thorax」ノンテール・ソラックス・・ウイングというか目印にはカーフテール。ハックリングしたあと下側をV字にカットする。ノンテールにしたのはフッキングの良さを重視したから・・さてと、あと4日間で何本作るかな(作れるかな?)

2013年9月22日日曜日

Stacker

久しぶりにElk Hair Caddisを巻いた・・ヘア・スタッカーはカーフテール・ウイング・ポストを作る時も活躍しているけど、改めて内部をコンパウンドと綿棒を使い清掃した。以外と汚れてるもんだな・・エルジン社の真鍮製が好きで長年愛用している。この重さが「良い」と思う。毛先の揃い方も軽量のものより良い感じ。終盤戦、たまにはカディスでやってみるかぁ~

2013年9月21日土曜日

Flyfish (2)

今日も懲りずに水量調査(笑)・・晴天が続きもう水も引き始めただろうと川に出かけた。河川により差がありTSBはまだ・・YGMは昨日より減水して、トシノリ家に渡る橋の上流にある「水位基準石」(トシノリさんがそう呼んでいる)の頭が見え始めたが、ちょいと多め。
このサイズは続けて釣れるけど・・今日はオニーちゃん、オネーちゃんサイズが釣れないなぁー・・あと10日で禁漁を迎える岩手。川には釣り人が巡礼者のように徘徊していて、水量・時間そして場所選びが大切だな。

2013年9月20日金曜日

Flyfish

週末にかけて釣り人が来訪するので「水量調査」・・まだ水が多いね~TSBまで覗きに行ったけど竿も出さずに転戦・・行きがけに車中から横目で見ておいたYGMへ戻り、トシノリさん宅の下から釣り上がり・・小物ばっか
途中に「エッサマン」がいたので、一気に上流へ・・どこも7月、8月、9月と度重なる出水でだいぶ流れが変わってしまった・・最終集落近く。
げ~こんな魚を発見。最初は、こんなところにドイツ鯉放したの誰だよーと思ったが、よく見れば後ろに良型ヤマメを従え悠々と泳ぐのは紛れもなく婚姻色に染まったサクラマス!推定50cm、遡上して来たんだ。太平洋~北上川~稗貫川を経由してYGMまで約150Kmの旅・・KMTでは見たことあるけど、ここでは初めてだ。無事に産卵して来シーズンここにたくさんヤマメを残してね。

2013年9月19日木曜日

Re-Born

FENWICK FF755 7-1/2" (229cm) AFTMA Fly Line No.5 / 2-1/2oz.(81g) のグラスロッド。フェルールは同社考案のフェラライト・・お客様のご依頼でグリップ、リールシートを新しく作り「再生」した。オリジナルはバーマック社と思われるダウンロック・オールアルミシートと合成ゴム系の人造コルク・グリップが装着されていた。人造コルクを剥いて驚いたのだが、表皮は1ミリもなく下地にクオリティの低い天然コルクが使われていた。こりゃかえって二重手間・・はっきりとは判らないが1980年代の後半に製造されたものか?・・指定ラインは5番。4番でも充分働いてくれると思われる・・オービスタイプのオールコルクR&Rに付け替え、グリップはフェンウィックの出自を明らかにするため「フェンウィック型」にした。殆ど使用の跡が見られないので、ガイド部はオリジナルとした・・日本の渓流で再度の活躍を期待して!Re-Born・・

2013年9月18日水曜日

Ghost Story

夏も過ぎたというのに・・怪談である。今日来たOTの話・・「やぁ~会っちゃいましたよ~、まだ暑い頃なので夕方4時は明るい。峠を越えて滝のある沢に一人で入ったんですがね・・いい調子で釣りしてたら、遠くで携帯電話の着信音が聞こえるんですよ・・あれ?こんな山の中でおかしいなぁ?と斜面の方を振り返ったら・・でで、出たァー!斜面から斜めに生えたように覆いかかる胴体から上だけの黄色いTシャツをきた女が携帯持ってて・・顔は灰色で、眼がギロりとこちらを伺うの~~ギャーってなもんで一目散に車に・・」聞いているだけで寒気がした・・暗い森を流れる山岳渓流は良型のイワナの釣れるところで何回か行ったことがある。そういえば、ここら辺で数年前に殺人事件なかったっけ?・・OTは「どんなにいい釣りができると言われたって、頼まれてもアソコには二度といかん!話してるだけで鳥肌たってきたー」詳しい渓の名称は言わないけど(112)エリアだからね・・注意!(霊)出没・・

2013年9月17日火曜日

Country Side

朝から仕事で雫石へ・・台風一過の空の下、岩手山がクッキリだけど・・途中の道路は山から流れ出た土砂と共に決壊箇所が目立つ。
川はこんな感じ・・カフェオレ濁流。これは北上川本流の矢巾あたり。台風で八幡平の松川が氾濫して大変だった模様・・河川敷の公園も冠水・・雫石に向かう裏道に御所湖があるけどそこも酷い色と水量だった。放水もしていて下流・雫石川もゴンゴン、ダクダク。
ここは御所湖上流の雫石・竜川・・今回の台風はこんなもんだったけど前回の豪雨では右側奥にある堤防を超えそうな勢いだったらしい。地元の人に聞いたら「あんときは、葛根田川が水でなかったからこんなもんで済んだのさー」とは言っても恐ろしい流れ・・県北は今シーズンダメだね・・

2013年9月16日月曜日

Harvest

昨日の夕方、何気なく「も~キノコ出てるかなァ?あの長雨じゃなぁ~」と毎年出現する場所を見たら、出てるじゃん!翌朝、草刈をする前に「収穫」・・・ハタケシメジ(畑占地とか畑湿地と漢字表記される)
1メータ四方でこれだけ採れた・・まだ坂道の上にあるけど、それは後日に取っておこう・・昼にバーターで炒めて醤油味付けして、と思ったけど北海道・弟子屈の「鱒や」TTさんから「パスタ」が美味いよーと教えられそちらに変更・・
はい、ここから「Maco's Kitchen」(笑)・・用意するものは収穫したハタケシメジ、ベーコン、鷹の爪、ニンニク(青森・田子ホワイト六片ひとつで中国産が9個も買える!)そしてオリーブオイルにパスタ11分茹でと塩のみ・・まるで中学生の調理実習・・簡単でうまかったぁ~デザートは屋号「上川原田」(カミカラダと発音)から頂き物の亀ヶ森産・キャンベル蒲萄。長雨で生育が遅れたり、破裂したりで今年は収穫被害が大きいと言ってたなー

2013年9月15日日曜日

Country Side

屋号「ハシモト」のばあちゃんが手にしているのは「猿」という名称の「ぬいぐるみ」的なもの。さ~て、何に使うかというと・・
この様にして「幟」(地元民はハタと呼ぶ)の重しに使う・・「猿」は災難が去ることに通じ、昔からの縁起物。この大きさだとそこそこ重い・・
14日~16日まで亀ヶ森八幡神社の例大祭。14日の早朝、地区民は招集されて幟上げ作業・・この時季、亀ヶ森1区から8区まで、亀ヶ森神社へ向かう道路に立てられる八対の「幟」は亀ヶ森一帯に収穫の秋の訪れを告げる・・
屋号「地ノ神」の屋敷裏にあるお社(八幡様の分社かな?)で一礼二拍一礼・・朝からお神酒・・出されたナスやキュウリの漬物が美味かったなー

2013年9月14日土曜日

Spell

SPELL(呪文)である・・渓流釣り終盤も迫るこの時期の釣り。頭の中は「秋の荒喰い」や「大物遡上」「一発必釣」など(煩悩)が過ぎる。あまりに釣りたい!と思っていると釣れないのも「釣り」だね・・「ツレツレ光線がオデコから出てますぜ・・」この殺気がよくない(笑)・・鷹揚に構え川に立つ(ギャハッ、出来るわけないだろー)こんな時、頭の中に♪ツーツー、レロレロ、ツーレーロ♪(ドリフターズかな?)のメロディーを浮かべるのがよろしい・・毛鉤のドリフトも軽快になる。さあアナタもご唱和ください。ツーツー、レロレロ、ツーレーロ~はい、あなたにインプットされました。これで今後の釣人生が変わります(爆)

2013年9月13日金曜日

Country Side

15:00まで仕事してYGMへゴォーッ!・・ここも「大雨被害」で川の様子が変わってしまったけど、なんたって「地元」だから通う。途中、コノ看板発見!先週まで出てなかった筈。トシノリさんちに立ち寄り話を聞くと「この裏のお社に出来たミツバチの巣を狙って、頻繁に出没・・」とのこと。クマは蜂蜜好きだからな~。先程まで黒いジープが駐車して釣りしてたということなので上流へ・・
自分じゃ滅多に見れない、自分の釣り姿(笑)先日、一緒に釣りをした京都NI撮影・・川は異なるけど、いつもこんな感じで歩き回っているわけ。
若干、水量は落ちた。それでもまだまだ水勢は強いね・・このヤマメ、3度も出たけど掛からない・・5分ほど間を空け、毛鉤を変えてやっとお出まし・・本日の釣行時間1時間半。この内、トシノリさんのところで「お茶」40分(笑)

2013年9月12日木曜日

FlyFish (2)

nca/ParaGlass663-3pc.を操るNIさんはこの下で最初のヤマメを掛けた・・
あらら・・引っ掛けましたね。「釣りたい!オーラ」と「気の焦り」がグリップからシャフト、リーダーを伝わり、毛鉤に達すると「引っかかる」・・・・・・・・・・・(嘘)
3本目の川は「減水」・・ここら辺は雨が降らなかった様子。今年の雨はピンポイントで川を増水させる傾向があるようだ。峠一つの差で状況が変わる・・ 4本目も減水、5本目も減水・・それでも小振りなヤマメ、イワナが出て楽しませてくれた。6本目は増水して渓相が変わっていたけど、流れの緩いところから立て続けにヤマメ(小)(小)(小)(小)・・「大物・秋の荒喰い」は何処や?
雨に祟られた今シーズン、秋色に染まったヤマメを見ると禁漁まであと何日もないなぁーと思う。水が落ち着いたらいつもの処へ「連日釣行」だな・・

2013年9月11日水曜日

FlyFish

一昨日まで雨が降っていて、それを境に気候はすっかり「秋」になった・・日中でも気温20℃、朝晩は涼しくてというより寒いくらい・・前日、京都のNIさんが関西空港より仙台に到着して今日一日、岩手釣り巡り・・
川へ向かう車中で「秋の荒喰いって言うけど、オレ会ったことないな~(笑)」「秋は大型フライでとよく言うけど、みんな小さい毛鉤使ってますよね・・」などと取り留めもない話を・・「どこか行きたいところアル?」「オマカセイタシマス・・」ということなので「周回コース」へ・・
一本目の川は濁りさえないものの「増水」・・白いウサギが沢山跳ねているようで毛鉤を流すところなく「峠越え」・・2本目のここもこの有様。ライズもあり毛鉤には出るもののセットフックせず。「行き先不安」・・(つづく)

2013年9月10日火曜日

2013年9月9日月曜日

JET Set(2)

Hardyづいちゃって・・改めて「Fiberglass Fly Rods」Victor R. Johnson & Jr.の本を読み返している。ハーディの項に英国に於ける「グラスロッドの歴史」的な文章があり興味深い。始まりは1960年の独逸Sportexで作られたブランクスからだ。60年代中盤にはJon E. TarantinoがJ.K.Fisher社と共にハーディのグラスロッド開発に参入している。ロングロッドが主流だった欧州市場からハーデイ社はアメリカ市場を見据え、7'0"#4から9'3"#10までのラインナップを提供している。1969年、タランティーノと米国ケネディ・フィッシャー社の協力のもと、本拠地である英国Anlwickに自社工場を作った・・こういうバックグランドを知ってロッドを使うのもまた楽しいね。愛しきグラスロッド達よ!

2013年9月8日日曜日

JET Set

Hardy JET Set 6'3" 3-1/2 Line 2pc. Fiberglass Rod である。持ち主3ch.(さんちゃん)からメール・・「ブログに触発されて竿出してみました。コレは私が初めて買ったフライロッド。当時、友人が三角ケースに入ったフェンウィックの5番ロッドを買ったので、竿はやはりハーディでしょうと意気込んで買いました。時給200~300円のアルバイト学生には高嶺の花でしたが、そこはカタチでしょ!フライウェイト・リールとのセットになるまで随分と時間がかかった気がします。リールには未だSVANのシールが貼ってあります。FFを始めたばかりでキャスティングの腕もなく、このショートロッドは手に負えませんでした」 アハハ・・懐かしい話だね~1974年、京橋つるや釣具店がハーディの輸入元(スバンと言うのがその部門)でHardy Flyweightリールが¥19,800でHardy JET Set Rodは¥27,700。当時としては「お高い」買い物だったと思う。ちなみにロッド名のJETは7度もトーナメント・キャスティング・ワールドチャンピオンに輝き、ハーデイ・グラスロッドの開発者でもあるJon E.Tarantino のイニシャルに由来する。この6'3"Midgeはフェノール樹脂を使ったグラスロッドで「日本向け」として売り出された記憶がある。いずれにしても今や「お宝」の域に・・

2013年9月7日土曜日

Stamp

1960~70年代の英国Hary社製品に付けられた「刻印」・・当時は打刻されたものも、現代ではレーザーによる「刻印」が主流で深さも自由自在。昔の打刻は力の加減で深いところと浅いところが生じる。ハーディのアルミ金具は所謂「生アルミ」今のようにアルマイト処理はされていないので「ヌメッ」とした風合いがある。幅広のローレットや切削された副輪溝付きリングなどのデザインも相まって英国ハーディ社の「歴史」と「風格」を醸し出す・・
こちらの真鍮製「Priest」にも同じ書体の刻印が打たれている・・Prist(プリースト・・僧、司祭、聖職者の意有り)はドタバタと暴れるアトランティック・サーモンや鱒の頭をボコッ!とやって一撃でしめる道具。その名の由来は、魚を「しめる」のだから「引導を渡す」からかなと勝手に解釈している