2018年11月30日金曜日

Kameglass

 グリップは1/2"幅のコルク9個だから4-1/2"(約116mm)で太いところで21mm径。使うリールはMarquisかCFOⅡに合わせてコルクスペーサーは80mmにして金具はBellinger N/S P&R。スレッドはシルバー・グレイと少しブラウンがかったグレイを要所に使う。ブランクはKameglass 633-3pc.とご指定のあるマニアックなオーダー(笑)自分の633ロッドを持ち出し測るとグリップは125mm。それよりも小さいグリップ。でもセットして握ってみると掌の中に収まり「いいかもー」6フィート3インチ3番3ピースのショートロッドにショートグリップ、とても似合います...

2018年11月29日木曜日

Indian Red

 Kameglassのブランク・カラーはインディアン・レッド。そう、フィリプソンSwamp-Foxの色を参考にさせていただきました。思いついた変則7フィート4ピースを仮組みしていたら電話が掛かってきてYMTが登場。12月に結婚するそうで独身のうちにフライロッドを誂えておきたいとのこと。ナルホド~(笑)彼が最も好むグリップスタイルは「Thompson」(語源を調べたけど分からない)長さは150mmでシートはD/Lスクリュー。ガイドはトップとストリッピングにMildrum社カーボロイの仕様「釣道具はなんでも自分でこれだと思ったモノを持ちたいですよね...」と言うコダワリの30代、若手FFMの発言は心強い...(笑)

2018年11月28日水曜日

Pflueger

米国オハイオ州在住のNCAブログ「読者」からメールを貰った。添付されていた画像はフルーガー・メダリストNo.1494「 attached a picture of the Pflueger Medalist I'm using with it. Dan of One-P-foot supplies the parts. Machined latch cover, drag screw, counter balance reel foot and 16 indent drag plate. The butterscotch swirl handle is from him too. It's snowing here now.」アルミのラチェットカバー、ドラグスクリュー、カウンターバランス、リールフットと16段ドラグプレート、そしてバタースコッチ色の渦巻き(swirl?)ハンドルを直して貰ったそうだ。フルーガー・メダリスト好きは多く 米国ではこのリールの「改造用パーツ」も販売されている。どこの国にも「好事家」はいるものだが特にメダリストファンは世界中にいて「熱い」ものがある(笑)オハイオは雪模様...

2018年11月27日火曜日

CTS

CTS (Composit Tube Systems)はニュージーランドのブランク及びロッドメーカー。昨シーズン、4ピースのライトライン・グラスブランクスが必要になって探しまくり輸入し製作した。9月末の禁漁に間に合ったので実際に使い込み、納得したのがこのメーカー。グラス4ピースのシリーズには376/476/480/580/686のシングルハンドと11'6"もしくは12ft.でツーハンドがある。またスペシャルオーダーとなるが6'6"/ 7'0"の3ピースも用意できる。グラス素材はUni-directional S-glass。ハリのある小気味よいロッドに仕上がる。カラーも豊富で「お好み」の色をオーダーして頂ける...「この会社は信頼出来るな」と思ったのは送られてきたブランクの梱包。段ボールだけで送られて来ることの多いブランクだが、箱の中に小割木が補強材として接着されて来たのは初めて。多くの質問メールのやり取りにも真摯に対応してくれる。会社の「姿勢」が垣間見られる。こんなことでも嬉しくなっちゃうNCA(笑)さぁ、あなたも来シーズンCTS Uni-directional S-glassを使いNCAで作ったロッドを持って釣りに行きませんか?お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで...
"Fiberglass Fly Rods" by Victor R.Johnson,Jr. 20周年記念版より...

2018年11月26日月曜日

persimmon

 persimmon 柿...柿の実はpersimmon nutsと言うそうだ。岩手もこの近辺は「渋柿」地域で紐に絡ませ「干し柿」にしないと食せない。沿岸の釜石地域には有名な甲子柿(かっしがき)がある。 渋柿の一種である小枝柿を、柿室(かきむろ)と呼ばれる密閉した空間で適切な温度で約1週間燻し脱渋したもの。ゼリーのような食感と鮮紅色が特徴だが、大迫の柿も負けてはいない(笑)知人に頂いた途端、ひとつ食べてみたが「甘い!」渋さのもとタンニンも干すことにより変化して「自然甘味」となる。パーシモン、古くはゴルフクラブのヘッドに使われた。黒い「ふ」の入った「黒柿」は高級木材で、たまにリールシート材にも使われる。

2018年11月25日日曜日

Custom

Glas-Pak 4 (four)のゆったりとしたアクションをお好みだった方に「8フィートじゃ長すぎるし、このアクション好きだし...」と言われた。それでは仕舞寸法を気にしないならバットを詰めて7フィート変則4ピースはどうだ?とやってみるとこれが思いのほか「良い!」グリップうえでジョイントするロッドはPezon社にあったな。ストリッピングにはMildrum V-frame hand-ground SRME #10、トップもPMTというミルドラム社のカーボロイ・フライトップを使おう。グリップスタイルや巻きは?Butt Cut方法だと 7-1/2'や7ft.にも対応出来ちゃうね(笑)

2018年11月24日土曜日

telescopic

昔のT&T Custom Bait Rodの品のある美しさに触発されNCA/ telescopic-Spin 56 ULのデザインは決まった...telescopic 振り出し竿は現在もフライとルアーロッドで見られるが「デザイン」が気に入らない。仕舞い込み寸法だけの便利さと価格の競争に終始して道具としての美しさに欠け大人が持つロッドではないと思う(苦笑)流行に逆らう卵型のフォアグリップとストレートなリアグリップ。ミッチェル・リールの様な長いフットのリールもホールド出来るシート。ウッドスペーサーは岩手・沢内の山で育った「赤栃」130年ものを使用...オトナのルアーロッドを使いましょうよ(笑)渓流用ベイト仕様でも製作可能。

2018年11月23日金曜日

Labor Day

PCのご機嫌が悪く修復に手間取った(苦笑)外はハラハラと雪が舞い寒い。今日は「勤労感謝の日」Labor Dayで巷では「ブラックフライデー」なるセールの日らしい。薪小屋から薪を持ち出しストーブに点火して部屋を温めた。犬のキンちゃんは外に出たがらず室内で寝ている。
先日、お世話になった「馬込」の姉の家から朝の散歩に出掛けた写真を見直してみる。環七と第二京浜国道が交差する松原橋からスタートして24年前に住んでいた南馬込周辺を散策した。静かな住宅地も世代交代で小間切れの土地家屋になってはいるが静かな佇まいは変わらない。
途中、立てかけられた「竹」を発見。一瞬、こんなところにバンブーロッド・ビルダー?と思ったが「庭師」の家(笑)邸宅、神社仏閣が多く残るこの地には必要な職業だ。
東京でもこのあたりは「九十九谷」と言われ太田道灌も築城を諦めたほどの山と坂。散歩も大変だね(笑)

2018年11月22日木曜日

Paradigm

7'0"#3 3pc. Clear Glassに白黒二本撚りの糸をあわせる。ガイドはSnake-Brand 社のユニバーサル。ストリッピングにPerfect社のアゲイトガイドを配し、リールシート金具はREC社CRNSでウッドはVermont Cherryを使用。パラダイムParadigm(a typical example or pattern of Fly Rod)典型的なカタチ。昔T&Tにこの名のバンブーロッドがあったけど、NCAのグラスはどちらかといえばHLL寄りの「化粧」make up(笑)...乳白色のブランクと巻糸の雰囲気から「Gray Ghost」と命名。お好みにより糸色やグリップスタイルを変更して製作可能です。画像のNo.001ロッド販売いたします。お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。

2018年11月21日水曜日

tombstone

tombstone 墓碑...7月に亡くなった母の納骨で3日間留守にしていた。墓碑に名を刻むのに時間が掛かりこの時期になった。父(1984年80歳没)と兄(2010年69歳没)に並び新たに母「101歳」が刻まれた。亡兄の孫である3歳の小さな女の子にしてみれば曾祖母Great-Grandmotherで納骨の際「バイバイ、おおばあちゃん」とつぶやいていた。

2018年11月17日土曜日

Stove

 外の寒暖計がマイナスを指す日が多くなった11月の一週目、煙が逆流し室内に立ち込め「燻製」になりそうな事態に(苦笑)ストーブを設置して20年経つ。10年目ぐらいに自分で部品組立をした事があるが、また燃焼ボックス、耐火レンガ、ガスケットを交換しなければならない。部品の調達に意外と時間が掛かり、昨日ようやく内部をリニューアルできた。その後の燃焼状態は良く購入時に戻ったようだ。構造は判っているが今回は専門のストーブ屋さんに依頼。さすがはプロ。キッチリと仕上げてくれた。うわ蓋の取っ手の木も古くなったのでリールシート用ウッドの「花梨」を削りだして作った。これは得意分野なので自分でやることに(笑)FF式石油ストーブとは全く違う類いの「暖かさ」だな...

2018年11月16日金曜日

to aspire

 芦澤一洋さんの「バックパッキング入門」が没後22年目に復刻出版され本屋の店頭に並んだ。サイズは148mm X106mm、ヤマケイ文庫¥1,200+税。中の写真も本のサイズに合わせ少しばかり小さくはなったものの良く復刻されている。夫人の話では「編集から写真原版ないですかと言われたけど、全て版元(山と渓谷社)に行ってる筈ですから...初版が昭和51年3月だから、もう42年も前の話ですもの...」写真を編集部で原本から起こすのに手間取り、発売日が少々遅れたらしい...え~これが復刻できるならアレも出来そうですよね~と言うと、どれだけ売れるかの問題じゃない?と言われた。アレとは「フライフィッシング全書」のこと。写真の多さは図版が885点あるBP入門に引けを取らないかそれ以上だが、これが出来るなら可能なはず。こうなるとどれだけの冊数販売できるかに掛かってくる。文庫サイズの復刻版、欲しいひとは手を挙げて!購入希望者の声を集め、編集部に復刻版を「熱望」to aspire して実現させて貰いたい(この話、釣り仲間たちと真剣に検討中です)

2018年11月15日木曜日

Mint

ハッカ(薄荷)英名ではザクッとMintと表示される。ウィキペディアによれば「ペパーミントは、シソ科ハッカ属の多年草。和名はコショウハッカ、セイヨウハッカ。スペアミントとウォーターミントの交雑種であるといわれる。原産地はヨーロッパ大陸である。ハーブの一種であり、独特のメントール臭がする。ニホンハッカに比べると、メントールの含有量は50 - 60%と低い...」 北海道で釣りをした折に北見市卸町の「北見ハッカ通商」なる会社に立ち寄り購入したことがある。飴は鼻に抜ける爽快感が好きだ。ハッカ油は虫除けにもなるし、夏の寝苦しい時に首筋に塗れば香りとともに爽快な眠りにつける。昨日、北見在住の釣り人が贈ってくれた。久しぶりにハッカ飴を舐めていたら、あの時の川釣りの光景が浮かんだ。ウソタンナイという川の名前まで思い出した。アイヌ語で「互いに滝が掘っている川」の意があるそうだ(笑)なめ床滝の多い流れで今も砂金が採れる。「ハッカ油」をネット検索していたら、岩手にも「HAKKA 盛岡」という店があるらしい(北見ハッカの支店か?)今度、盛岡まで出かけたら探してみるかな...

2018年11月14日水曜日

Edge

 左から140mm、150mm、190mm。昔からFenwick Rodなどで使われていた「特徴」あるグリップスタイル。基本はフルウエルズからの変形で親指の当たるところを絞り、掌から後部にかけてほぼストレートにして小指の掛かるところを細目に仕上げる。名称があるけどすぐに思い出せない(苦笑)NCAのは機械で作る大量生産品と異なり一本一本削るので「カド」Edge立ってます(笑)とここまで書いていたら、おおっ!グリップ名称思い出した...確か「トンプソン」Thompsonとか言った(笑)

2018年11月13日火曜日

Thread

 木製のボビンに巻かれた糸。Gudebrod社のボビンは大昔の木製から発泡スチロール製に、そして最後はプラスチック製に変わったから「木」のは相当古い(笑)「Gray Ghost」ロッド用の糸を探していた。群馬・カーティスクリークなら「古いの」あるんじゃないかと問い合わせをしたら「ジャスパーみたいな糸ですね、少しありますよ」の返事~流石です。50yds巻が3スプール。色番号#101、白と黒の2本撚りでサイズは# 00番だからかなり細い。乳白色の(クリア)ブランク703-3pc.に試しに巻いてみた。往年のロッド用スレッドはゴールデンエイジの雰囲気を醸し出してくれる。ん~これぞ「グレイ・ゴースト」あはっ、大昔のテレビアニメに登場した「おばけ」は「キャスパー」Casperだったね(笑)

2018年11月12日月曜日

Angler's Mail

『フェンとブローニングありがとうございます!お陰様で来シーズンもこの2本をバットから曲げてあげられます(笑)フェンにはメダリストの1496をブローニングにはメダリストの1495 1/2を組み合わせています。今シーズンラストのバギング釣果はこの魚でした。10月の半ば6時過ぎです。この日はカヌーでは無くカヤックで双子の兄と出撃しました。12時間以上ロッドを振り、最後の最後にドバっと出た絵に描いたようなドラマフィッシュでした...』とのメール。話には聞いていたけど「百聞は一見に如かず」(笑)バスの口吻にポッパーが見えますね。
Bass-Buggingといえば群馬・カーティスクリーク店主が「力」を入れていて条件反射的に彼の顔が浮かんじゃう(笑)この前、用事があって電話で話したら「そりゃ凄い。来シーズン、岩手の渓流のヤマメ、イワナと湖のバスバギング両方が楽しめますね!」と乗り気だったな~(笑)

2018年11月11日日曜日

change mind

当初、グリップは「フルウエルズ」と言うことで作業は仕上げ段階に来ていた「ParaGlass 3pc. Rod」...メールを開けたら「変更」changeしたいとのこと。『この形状のグリップに製作変更できますでしょうか?注文後変更してすみません。すでにフルウエルで製作していたらそのままフルウエルで構いません』アハハ・・フルウエルズからの変更ならば削り直しで対応できるので心変わりchange mindも「問題なし」
マスキングテープで要所を「養生」してFull Wells Gripを削った。変更後はコチラ。前のスタイルより「個性的」に...(笑)

2018年11月10日土曜日

skill

 父親と子の二世代に渡り使われる「ヘビーなグラスロッド」のグリップ交換が終わった。しかしブローニングで使われるリールシートには往生した。思ったよりブランクが太くてコルクフィラーの壁が約1.5mm!外したはいいけど、しばし「どうしよう?」と考え込んでしまった。そこはそれ、なんたって「技術のNCA」(自画自賛・笑)やってやれないことはない!やらずにはロッドにならん!と思い直し遂行した。
量産品に多い「接着不良」グリップを上から押し入れただけだと接着剤が偏り先端部は接着されない。ちょっとした技skillで解消できるのに~グリップコルクを剥がしたら「ポロッ」と取れてしまった。これは握った時にグリップ内でブランクが動く原因になる。現行の有名メーカーの製品でも多発しているのは「何だかな~」である(苦笑)

2018年11月9日金曜日

Tradition

今回のグリップ交換の依頼主よりメールで『38H(7'#5)も所有していたことがあります。7ft.に見合ったフィッシュテールグリップは39Hのそれより短い分太目に感じそのバランスがとても良く感じたのです。それにくらべ39Hのグリップは若干長い分間延びして(細く見える)ので”やや太目に”という事なのです。しかしレナード社はマスプロ竿にもかかわらずそう言ったグリップひとつとっても微妙な調整を施している。凄い事です...』ん~それが当時の良き伝統Traditionだったんでしょうね。ただ、会社の営業方針や職人が変わるとまるっきり別物になってしまうのは致し方ないことだけど、とても残念...NCAも毛鉤釣師の色々なご要望にお答え出来る「釣竿職人」を目指したいと...(笑)

2018年11月8日木曜日

Heritage

Heritage 遺産、世襲...亡き父上の使っていたフェンウィック・グラスとブローニング・サイラフレックスグラスで「バスバギング」岩手で初めて聞いたな~(笑)遺品のグラス剛竿を愛するマニアックな「若手」ロッド本体はキレイだがグリップがX「これも仁和寺の法師」吉田兼好・徒然草ふうに言えば「これもまたグリップ交換の毛鉤釣師」続くときは続くものだ(笑)フロートチューブでプカプカ?と聞いたらカヌーをダム湖に浮かべての「トップウォーター」ですって。
Fenwick FF909 9ft.4-7/8oz.#9とBrowning Silaflex 8'6" 4.9oz. #8/9 のグラスロッドロッド。合わせるリールはPflueger Medarist #1494-1/2かな#1495かな?道具話も年齢の割に「渋好み」でやたらと詳しい。ラージアーバーリールは嫌いだそうです...(笑)

2018年11月7日水曜日

Workbench

H.L.Leonard Yellowstone Series 39H の痩せたグリップを交換。依頼主の意向で「少し太め、先端にフラット部を0.5~1mm残して...」に従いコルクを大まかに削り出す。シャフトに仮止めしてから調整。
アップロックシートの受け金具はダウンロック用ダイフォームドN/Sポケットが使われていて、ご丁寧に横ピンも打ち込まれている。リューターにブラシサンダーを取り付け古いコルクを剥がしピッカピカに。
今回も「HLL リールシート」を生かすためフェルール側からの作業。剥がしたスレッドと同色の巻糸は見つけておいた。ストリッピングガイド、スネークガイド、リングキーパー、ワインディングチェックなどパーツ類を慎重に外し無くさないように保管。シートフィラーに傷があったので少しタッチアップ・ペイントしておく。作業は続く...(笑)

2018年11月6日火曜日

39H

 画像のような北海道の40cm越え虹鱒Rainbow Troutを「ドライフライ」で釣る。シーズンオフになったのでグリップ交換のご依頼。送られてきたロッドはレナード 社の39H (Yellowstone)...「経年」によりコルクがデコデコに...RODON風のシートやロッドネームをみると1976年以降に作られたロッドと考えられる。グリップ長さは6インチ(約150mm)なのでコルクリングを寸法に合わせ接着することから作業は始まる。
その間、'76カタログを再読。この時代のHLLナチュラルケーンには「イエローストーン」Yellowstoneシリーズ、「オーサブル」Ausable「リトート」Letort「ミラマシー」Miramichiと銘川の名前が冠されている。同じmodel 39でも39Hは7-1/2'#6wt.で39Lは7-1/2'#4と言ったように「使うべき」川の規模、魚種、長さやライン番手でわけられている。北海道の虹鱒や雨鱒相手だと39H 。かくして北の大地がYellowstoneになる(笑)

2018年11月5日月曜日

Fly Reel (for Sale)

1989年に発売された"Thomas & Thomas Heritage Reel" 当時、T&Tはロッドやリール、小物類がメールオーダーで取り寄せることが出来て「即購入」(笑)T&TがBill Ballanに特注し形を変えて小さなヘリテージ・リールとした。販売されたのは1989~1991年の3年間だった...と思う。
同時にT&Tブランド、ヘリテージ・フライラインWF-3-Fも購入。CFOの出番が多くこのリールは購入後に4~5回だけの使用(苦笑)...カタログにリールサイズは2-7/8"Dia、1-3/16"Width、重量4.8oz、ラインキャパWF6/75yds.と記載されているが、WF-3-Fを巻いてある。詳細のお問い合わせ、お申し込みは ncaflyfish@Gmail.com までメールで...

2018年11月4日日曜日

Bamboo Spin

ライフル銃の薬莢みたいなサイズのN/Sフェルールを付けた「バンブー・スピンロッド」ルアーの使用範囲は3/4オンス(21g前後)...ライトライン・フライロッドに慣れていると「剛竿」に感じる(苦笑)ガイド類も「??コンセプト」に則り『超ハイフレーム型チョークガイド、主に第一、第二ガイドに使用。キャスト絡みを激減させる糸絡み自動解除フレーム。PE・フロロ・ナイロン全対応』とカタログに能書きがあった。巻きはGoldとDk.Brownの縞々巻き。古めかしいバンブーブランクに新機能のパーツ。昨日とは逆の「Old-fashioned」かも(笑)

2018年11月3日土曜日

Old-fashioned

Old-fashioned 古風な...この時代のコレが好きというモノがあって'70~'80年代の米国バーモント州マンチェスター、オービスの職人が作ったグリップとシートは絶対に外せない(笑)デュアルリング(R&R)にコルクスペーサー、先端を巻き上げたスパーファイングリップは現代のブランクに装着しても「古めかしさ」は感じない。昨今のロッドにラバーコルクを使用したコンポジット・インレイ物がある。私的にはXデザイン~やれと言われればやりますけど(苦笑)フライロッド・グリップにはなぜ長いあいだ「コルク」が使われ続けているのか?再考したいものだ。奇をてらうのではなく、Tradition 伝統はフライロッドに求められる「要素」のひとつではないだろうか....McFarland Glassを'78年の風合いで...こういうご所望、大好きです(笑)

2018年11月2日金曜日

Guide

ちょっと奢ってストリッピング・ガイドにはPerfect社のAgate、スネークとトップはSnake Brand社Universal(丸軸に合わせるように底がラウンドしている)ブラックニッケル・ガイド。装着する7'0"#3-3pc. クリアグラス"Gray Ghost"のビルディング・キットを揃えてみた。
天然石なのでどれひとつとして同じものはないアゲート・ガイド。よくカスタム・バンブーロッドに使われるがグラスロッドにも似合う。あなただけの「グラスロッド」を作ってみませんか?勿論、お好みのグリップ、シート、スレッドをお選びいただき、NCAで製作可能です。詳細は ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせを。

2018年11月1日木曜日

Pastel color

友人の奥方のクルマ「FIAT」サイドにイタリア国旗を模したストライプがついている。口さがない人には「セブンイレブン」みたいと弄られるそうだ(笑)車体のデザインはさすがイタルデザインと感心。ボディカラーも「パステル・カラー」で彩られていて可愛い。
その友人に「これの4ピースにしなよ~」とずっと勧めているのがUni-Directionalグラスブランク「Pure」カラー。イタリア国旗みたいな巻きも入れられますぜ。計画中のイエローストーン周辺の川、抜けるような青空の下で使うのもピッタリかと...(囁き、誘う、釣竿屋・笑)