2012年3月31日土曜日

Riverside

早池峰ダム・バックウォータ付近、いまだ凍りついて小動物の足跡が行ったり来たりの文様を作っている。川岸から氷が解け始めてはいる。
久出内川・河川公園・・釣り人の足跡が行ったり来たり・・雪融けを含んだ水量は豊富。話をきけば「ニンフで一匹」とのこと・・季節はまだ早いね~

2012年3月30日金曜日

Fishtail

Fishtailといってもグリップ・スタイルの話...フィッシュテイルと呼ぶかウエスタン・ハーフウェルというか..一番上はT&T LPS8'6"オリジナル、二番目は製作中のGreenHeart/Graphite 10'#2-3 2pc. 三番目も製作途中でバンブーにしては長め、大物狙いのnca/bamboo 8'6"#5-6、四番目はnca/Graphite 4pc.8656...長めのロッドにフィッシュテイル・グリップを装着。グリップ長さ150mm~170mmでも見た目のバランスもよく、かつ握り易いカタチでしょ。

2012年3月29日木曜日

Parachutes

シーズンを通して使用頻度の多いドライフライと言えば・・ここ何年かはパラシュート。色とサイズを変えて量産。サイズは#10~#18で..ウイング素材(ポスト)も以前は取り付けが簡単なポリを使っていたけど、またカーフテールに戻った。水切れの良さと視認性はポリより優れていると思う。クリップするのが大変という人もいるけれど、コツは「少なめ」に...

2012年3月28日水曜日

Sparkle

Sparkle Dun....コースタルディアヘア・ウイングの裏とシャックはJhon Betts/Z-lonを配する。West Yellowstoneのshop-Blue Ribbonのオヤジ、Craig MathewsのRecipeで...フライサイズ#20以下もこの方法で作れるね。ボディはスレッドで成形、ダビングはウイング廻りのみ・・量産向き毛鉤...

2012年3月27日火曜日

K-Glass Rods

K-Glass Rodのラインナップは593/633/693/763/803/804/8334の7種で2pc.と4pc.ブランクカラーは「マルーン」フェルールはグラス・スピゴット・・基本仕様は下段のシガーにブライヤーウッドC&R。グリップ・タイプやシート、巻糸の色はお好みにより変更可能、ご注文を受けてから製作だから、なんでも..「こうしたい、ああしたい」とご相談アレ..K-Glassって何でこの名前なの?と聞かれたので一言..1969/1970年のT&T catalogにKaneglassという名前でグラスロッドが紹介されている。製造はほんの2~3年でErnest Schwiebertのイラストでしか見たことはない「幻のT&Tグラスロッド」きっとCaneRodを目指したKaneglassネームだったかと想像する...この名に影響されたことは確かだけど、nca/K-Glassは「渓流のK」でありKATOのKでもある。それほど難しくは考えなかったけどね~グラスにはグラスの良さが....

2012年3月26日月曜日

Haystack

Haystack(干し草積み)の名称はIndex of Orvis Fly Patterns、1980年版Supplement page 4 に出てくる。いまではあまり聞かないし、使われない名前。コンパラとかスパークル・ダンと言うだけで通じてしまうからね。ウイング部分にCoastal Deer HairやElk Hairをフレアさせて作る毛鉤・・確かに麦藁を束ねた様な形態から名付けられたことが想像できる。流れの中でも止水のライズにも有効なフライのひとつ・・・

2012年3月25日日曜日

Undertaker

6月中旬の北海道釣行のことだからまだ気が早いんだけど・・自分用に8656-4pc.Graphite Rodを作った。フライのUndertaker(葬儀屋)は現地のYJに大量発注済み。頭の中はあの流れのあの鱒たち・・アンダーテイカ―はAlan Eerdossyに教わった。Low Water Salmon Hookに巻かれた小さな、黒ずくめの毛鉤。あの大きなAtlantic Salmonがこのサイズしか捕食しない時があるという。いまはhair wingが主流だけどオリジナルはブラックピーコックかクロウ・ウイング・・信頼の一本。

2012年3月24日土曜日

Dry Flies

昭和16年3月20日釣之研究社刊「毛鉤釣教壇」金子正勝によると、ドライフライのことを乾毛鉤と表記している(ウェットフライは湿毛鉤と)・・71年前、昭和16年(1941年)といえば日本は日中戦争の真っただ中。12月には太平洋戦争の引き金となる真珠湾攻撃。緊迫する状況下でよく釣りの趣味本を刊行したと感心・・この本は時代背景を感じさせる事も無く、ひたすら毛鉤釣りを求道する著者がみえるのみ・・

2012年3月23日金曜日

Back Yard

家の裏山に上がる道、雪が融けたのでキンちゃんと探索へ・・
昨年12月初旬に運び出そうと思っていたところにどっと「雪」..残してしまった薪がまだまだある。早めに薪小屋へ運ばなくちゃならないな・・
奥に踏み入るごとに増す残雪・・ザラメの様な残雪もあと一週間で無くなるだろう。蕗のとうも陽あたりの良いところに集中していて春到来か?...

2012年3月22日木曜日

Country Side

今朝の予報では気温がググッと上がるそうだ。こころは落ち着かない...そろそろウエーダーやシューズ、釣道具の用意をするか。ロッドはどれにするか迷いに迷いParaGlass 703-2pc.リールはnca/3ch.ベストは着ないでCreek Company Bag、ネットはKawada Netかな...「断捨離」何年も前から言われている。モノに対する欲をすて、ストレスを軽減する...冗談でしょう、ダメ。集めた釣具にはそれぞれに思い出があって、コレ捨てたら余計ストレスが溜っちゃうよ~今だってアレ捨てるんじゃなかったと思うもの沢山あるしね(これもひとつのストレス原因)作業が終わったら毛鉤巻こっと・・

2012年3月21日水曜日

Nymph Flies

昔よく作ったな...手順を思い出しながらAP nymphを巻く。APは米国西海岸のCreative Sporting Enterprise(C.S.E.)のAndre Puyanが1960年代に考えだした...ムースボデイ・ヘアでテール、ウイングケース、レッグを作る。あとはダビング材、コパーファインワイヤーが材料。サイズは#12から#18まで作る・・左のニンフはフェザントテールをテール、ウイングケース、レッグに。それとダビング材とピーコック・・・5個づつ有ればいいかな?

2012年3月20日火曜日

Leader Wallet

左小ぶりのは35年前San Francisco FlyFishermanのショップで(お店は無くなって久しい)・・右はORVIS、Manchester,Vermontの本店にて購入。当時は欲しいものばかりで店内を何周もした・・いずれも表は革だけど、中のコンパートメントは厚手のポリエチレン。ベストに入れるには邪魔であまり使う機会がなかったけど、リーダー・ストッカーとして使用。

2012年3月19日月曜日

ParaGlass Rods

今は703-2pc./663-3pc./703-3pc./7634-3pc.のラインナップのParaGlass rods...相変わらずの人気。またグラスに戻るFFMも多い・・スクリュー・ダウンロック(大好き!)が通常の設定だけど、お好みでC&R(キャップ&リング)仕様もグリップの変更も可能。画像の上から、ハニー、レッド、これから製作の巻色未定モノ、バーガンディ、オレンジ・・グリーンやブラックでやったことも有るけどなかなか「渋い」・・さて~あなたは何色?

2012年3月18日日曜日

Wading Boots

Weinbrenner Wading Boots Propex #861-7037...ウェーディングシューズはこうありたいと言う見本だね。サイズはEEEで#6,#7,#8,#9。26cm足のわたしが履いているのは#9 size.税込み価格は¥15,750(送料無料)

2012年3月17日土曜日

Logo Cap

ロゴが刺繍された野球帽・・Broadside...そう米国バーモントのAlan ErdossyとニューハンプシャーのAngus Boezemanが運営しているFlyFishingのスクールやトラベルの企画グループ名。ブロードサイド(横幅の有る..)二人とも立派な腹廻りだし・・本来はトラウトの幅広の意らしいけどね。合衆国東部、ニューイングランド地方の釣りとアトランティック・サーモン釣りはお任せだ。

2012年3月16日金曜日

Pouch

フリース生地のnca reel pouchの寸法をデジタルカメラ用にして「隣のバアちゃん」に作ってもらった。カメラの実寸より少し大きめに作り、巾着状態でカメラに装着して首から下げる・・花巻市街にある生地屋は岩手に越してからの馴染みで「また竿袋?」などと店員さんも良く覚えていて、メンバーズカードなど無くても値引きしてくれる。隣のバアちゃんから「もう紐ないぞ~」とご指摘が・・こんど市街に出掛けたら別色フリースとヒモ買ってこよ~っと。

2012年3月15日木曜日

Guides

Mildram Carboloy SRMG Belmar type frame for spin/castのガイドをGraphite Spin 6ft.-4pc. Rodに装着する。ベルマーの語源が判らないけど、ニッケル・ワイヤーの何ともいえない曲線を持つブリッジ・・現在主流のSICチタンフレームもいいけれど、この古めかしくも新鮮な「美しさ」を多くの釣り人に知って貰いたいな。

2012年3月14日水曜日

Regret

喜楽釣具のアルキュオン・フライリール・・喜楽三代目社長と「リーズナブルな価格帯の両軸受けリール欲しいね...」と盛り上がり、デザインを担当。自分の描いた絵がリール現物として出せるチャンスに恵まれた。このリールは国産品。中部地方のある都市にあった工場まで打ち合わせに幾度か通った。ディスクドラッグも、と図面段階まで出来ていた矢先に、製造先の社長が急逝...喜楽釣具も不況の波に勝てずに廃業...ncaで100台くらいストックしていたリールもBaby Trout Greenが2台、Trout Green1台、Baby Trout Black2台、Corsa small-trout1台を残すだけ。先日、来訪された方には2台まとめてお買い上げ頂いた・・もう二度とこの価格では作れないだろうな~最後のリール6個はどのサイズでも¥31,500で販売。お問い合わせ、お申込みは ncaflyfish@gmail.com まで...

2012年3月13日火曜日

Workbench

ここのところ赤い糸の消費量が多い・・そんな事じゃなくてスピニングのシングルフット・ガイド。ガイド前に2~3巻すべり込まして万が一のガイド抜けを防ぐ。これを業界用語で「枕」という・・ガイドメーカーの指示書で新しいKガイドは巻かなくて良いことになっているけれどncaでは巻く。たいした手間でも無いし、なんといっても安心だからね...「まくら」が有るか無いかで違うと思うよ~

2012年3月12日月曜日

Workbench

頼まれた訳でもないのに、たまに描きたくなる魚の絵・・holbein waterproof whiteとゼブラ丸ペンでちまちまと描く・・今朝も雪、週間予報も雪だるまマークが連続。3月末には釣りができるのかしらね...

2012年3月11日日曜日

Country Side

一年前のあの日も雪だった・・時間の経過は早いけど未だ34万人余りの方が避難生活、3000人以上の方が行方不明のまま。復興、復興の声ばかりで被災者の生活再建、雇用問題なども遅遅として進まず、原発事故の新たな経緯と影響がいまごろ出てきて・・・今朝、未明からの細雪は春めいていた季節を一気に冬に戻してしまった。大震災・津波の犠牲者、被災者に合掌。

2012年3月10日土曜日

Country Side

知っている人は知っている...いつもの場所のいつもの流れ。硯石神社に渡る橋の上から上流部を撮影。地名「硯石」の由来は硯の様に平たい石が点在することにあるらしい・・神社に祀られているのも一坪くらいの平石。ことしもここに何回通うのかな....
下流部の画像。少しユキシロが入り増水気味だけどNymph Fishingで出そうな予感が...良い水色でしょ~竿持ってくればよかった・・

2012年3月9日金曜日

Country Side

昨日は気温が+9℃。春の陽気に誘われて「川の探索」へ・・日蔭にはまだ雪が残るけど斜面の木立はもう根元が見え始めている....
川岸の残雪にはフライサイズにすれば#18番のクロカワゲラ(Capnia sp.)がわんさかウロウロ、ひらひら。おっ、おっ、ライズでもあるかなと水面を凝視するも、なんにもナシ....八木巻と旭ノ又の合流点でルアー釣りをやっていた人に話をきいたら「アタリも、な~んもナシ」...♪春は名のみぞ風の寒さや♪...

2012年3月8日木曜日

Fake

棚を整理中に出てきた左のリール。OLYMPIC No.4200...右のオリジナルHardy Featherweightのコピー商品。昭和47年(1972年)横浜・岡田屋にて購入。イントレピッド・ギア・フライやミッチェル・フライリールを買っていた頃だな。ドラグシステムもなにもかも一緒、フルコピー物。違いは価格、本物の1/5以下だったような...当時の英国首相マーガレット・サッチャー女史が来日した折、同行した商務省の役人がこの手のコピー商品にクレームを入れたそうな・・知的財産権などの言葉も意識も無い時代、製造側は「なにが悪い!」くらいだったんだろうね。お隣の国の現状に似ていますな・・

2012年3月7日水曜日

Multiplier

今更Hardyのリールを購入するなんて・・それもMultiplier/Gear Unit.ギアレシオは1-2/3対1だからそれほど大した巻き取りスピードじゃないけどね。なぜかマルチプライアーが「マイブーム」なのだ。40年前にMarquis #7Multiを芦ノ湖のハーリング用に購入しただけで他のMultiには見向きもしなかった。それが今、夢にまで出て来るんだよ~英国、米国をネットで探しまわり結局は国内のオークションに出ていた未使用「超美品」を手に入れた。出品者のSKさんはncaのお客さんだったと言うのも因縁めいている・・たしかライトウェイトシリーズではFeatherweightからZenithまでの5機種、マーキスは#4から8/9までmultiplierが出ていた筈。1970年代の話だけどね・・いま探し出したところにはthe Princess、Marquis#6、#8/9、the Featherweightとよだれが.....入手出来るかな?・・ラージアーバ嫌いだけどマルチプライアー大好き!フォルムがいいでしょー。どなたかお持ちじゃないですか?

2012年3月6日火曜日

Spinning Rods

Bamboo Hexagonal(六角竿)スピンロッドとCarbon Graphiteのスピンロッド・・この頃はルアー釣師もカーボンロッドに飽き足らずバンブーを使う人が増えている。このRed Wrap 5ft.2pc.も使用ルアーウエイトのレンジが広く1.5~10gくらい。竹という自然素材の縦に走るファイバーの力はすごいね・・素材は違っても、それぞれの持ち味をそれぞれの釣りで活かして行きたい。

2012年3月5日月曜日

4pc.Glass Rods

外気温2℃、明け方から雪がサクサク降っている。また少し積もるかな・・川を見に行ったらアマゴスレ鉤の袋とガン玉の小袋が雪の上に落ちていた(ゴミ捨てるな!)雪があっても解禁は釣り人を駆りだすね・・話はグラスロッド。相変わらずの人気。いまのグラファイトがピンピン過ぎるんだよね、だからグラスが再評価されているのかも。nca Special K-Glass 4pc.ゆったりと釣りましょうよ・・

2012年3月4日日曜日

4pc.Graphite Spin

中国に赴任中の「シャンハイW」から連絡が・・「4ピースのGraphite Spin を作りたい・・」Shanghi Bass用に4pc.Casting Rodを作ったけど~今度はSpin Rodが欲しいみたい。地下鉄移動で釣り場に行くのでマルチピースをご所望。そんな事を電話やメールでやり取りしていたらメラメラと創作意欲が湧いてきた・・W氏のロッド製作はBelmar Guideが揃うまで「おあずけ」だけどT-SICで一本作ってみよう・・

2012年3月3日土曜日

Flies

春なんだね・・毛鉤を巻き始めたら「あれやこれや」と作りたくなる。一日中ドライフライで釣る季節にはまだ早いけど、あの流れを流下するカゲロウを捕食するヤマメ、イワナを思い描きながら今日も巻く・・

2012年3月2日金曜日

Compara Flies

久しぶりに引っ張り出した1989年3月に山と渓谷社から刊行された山岸行輝著「エキスパートのフライフィッシング」にAl Caucciの章がありコンパラ・フライについて詳しく解説されている。読み直し、巻くことに・・ことしはコレに立ち戻ってみよう。Coastal Deer HairもNYさんにもらった物が大量にあるしね・・

2012年3月1日木曜日

La Loue

Pezon-Typeのシート金具とワインディングチェックも少なくなってきた・・ラ・ルー・ロッド8034と8645だけど相変わらず人気があるね。リッツ・タイプのグリップも見た目より握り易い。トリコロール巻きが「おフランス」ざんしょ・・シェー!