2020年6月30日火曜日

Bamboo Casting

思えば手をつけ始めたのは5月中頃、バンブーベイトキャスティングに使うガイド、ストックが無く頼んだら40日位かかり、昨日きた(苦笑)その間にお客さんが「これいります?オリムピック社のダイレクトドライブ。どうせ中古屋じゃ値がつかないから飾りにどうぞ.」と頂いちゃった。刻印は「No.730 ALMANOR、Japan」わたしには判らないけど「棚の飾り」に。Tonkin Caneのブランクで作る5ft.2〜7gの渓流用キャスティングロッド。こういうのベイトフィネスとか言うの?フィネスfinesseって何?と調べたら「技巧」テクニックの事。ベイトリールを使って軽量ルアーで釣ることらしい。言葉を変えただけで、昔からあったたような気もする...あまりにも緑が綺麗だったので、トンキン竹の仲間、イネ科ササ属の熊笹で「笹舟」を作り、ガイドを乗せてみる(笑)

2020年6月29日月曜日

with Glass Rod

栗の木3本倒すため、チェーンソーまで持ち出して裏山の草刈でわたしはグッタリ。かたや勇んで北の大地に出掛けた釣り人は十勝川上流・屈足(クッタリ)でグラスロッドを曲げる(笑)クッタリは元々アイヌ語で「kuttar-us-iイタドリ・多くある・ところ」らしい。古くは新得町もイタドリの多い村だったそうだ。北海道の地名はアイヌ語に由来するところが多く(北東北、三県も)調べてみると「なるほど〜」となる...砲弾型でヒレぴん本流育ちの虹鱒を掛けたCTS/Unidirectional S-glass、ググッと引かれ楽しかったでしょうね...
こちらもお客様からの画像で「Diamondback glass、大物相手に最高です...50UPの虹鱒や40UPの源流イワナも安心してやり取り出来ます」だって...組み上げたNCAもとても嬉しい。代理釣行と考えようか(笑)

2020年6月28日日曜日

664

このところ多用していて、前回の釣りのままリールも付けっぱなし、継ぎっぱなしのわたしのスウェルバット。発注があり巻き始めたストレートバットのバンブーロッド、どちらも6-1/2'。仕様は釣り人のお好みで製作...今回ガイドは「黒」金具も「黒染め」とご希望。NCA/HPをご覧になって連絡をいただいた模様。え?HP?早速、検索してみたら確かに存在していて、2013年から更新されておらず「古い!」7年前、友人のWSが運営してくれていたものだ。懐かしくなって「閲覧」するともう無いシリーズや価格が上がったものばかり...誠に申し訳ない、古いHPはカタチの参考程度にして、みなかった事に...(苦笑)

2020年6月27日土曜日

North Country Angler

川を探して電波の届かない山中を彷徨中に連絡をもらった様だ。電話の主は北海道の友人TYで折り返し連絡すると「いや〜60オーバー4本!」と景気の良い話。小物しか釣れていない私には「刺激的」数年前、北海道を襲った台風被害でダメになっていた川が復活して虹鱒がどれもデカくなっているそうだ。彼が釣る場所は樹木が流れに枝を張りだして釣りにくいらしく「9フィートじゃ長いし#6番より#7番で8フィートで出来るかい?」(北海道なまりで・笑)やってやれないことはない!(出来ないこともアリマスがね)釣りをしている間、アタマから「仕様」が離れない(苦笑)魚とのやり取りに便利な1-1/2"のファイティング・バットを付けた807-4pc.を製作...画像のランディング・ネットの全長は55センチ、これより大きい鱒を釣るのか〜デッカいどー北海道!...移動中の電話応対に、同乗していた友人が話を聞きつけ、翌週「ヒゲナガも出始めたようで...川幅50メーターのとこで50cmオーバーがドライフイで釣れる。あんな川、そうはない...」と言い残し、北の大地へ...(笑)

2020年6月26日金曜日

repair

上のNCAバンブーは15年前に製作したとシリアル番号からわかる。細軸のスネークガイドの張力が15シーズンで耐えきれなくなり破断したので交換。作業中に他の部分をみると、リールシート廻りの傷や黒染めの剥がれ目立つ。下の3ピースはT釣具店主催「バンブーロッド・コンテストの4位」と書かれた札がぶら下がっていた。こちらはティップ折れで新たなセクションの製作を依頼された。やはりこちらのシート傷や金具も気になり始め、新しく発注をいただき手を付け始めたバンブーに使う金具・シートを作るついでに「再黒染め」とウッドの「再塗装」で手元を修繕repair...あ〜スッキリした...(笑)

2020年6月25日木曜日

Tombstone

『レナード(レン)コデラLeonard (Len) Codellaが2020年6月18日に亡くなった。享年79歳。1940年8月13日ニューヨーク市で、ビンセントとルシール・コデラの間に生まれ、ニュージャージー州リンデンで育ち、1965年1月9日に彼は高校の恋人キャロルと結婚。スタテン島にあるワグナーカレッジの経営学科を卒業して 、1972年に最初の事業であるThe Angler's Denを開業、1975年9月にマサチューセッツ州グリーンフィールドのThomas&Thomas Rodmakers(T&T)に加わるまで営業していました。ターナーズフォールTurners Falls,MAに Heritage Enterprisesという名前で独占的に所有する新しい会社を設立する1991年まで、T&Tを運営していました。 Heritage Enterprisesは後にSporting Collectablesに名前を変更。 1995年10月にレンとキャロルはフロリダに引っ越してビジネスを継続。釣りにも多くの時間を費やすことができました。釣りの楽しさを人に伝えるのが好きで「One to call for anything fishing」として知られていました...』(legacy.comの記事を翻訳)
Thomas & Thomasの社長のだった1989年頃のレン・コデラ.......合掌

2020年6月24日水曜日

Joint

30年以上、昔のことなので詳しくは記憶していないが、アンティークの部類に入るボロボロのH.L.Leonardの3ピースロッドのティップとミッド・セクションを利用して作り直したら使えるんじゃないかと考えたのだと思う。段巻きをして面相筆でその箇所だけ塗る手法はこの時期に習得...リールシートは当時のRECに特注した「River Side」刻印入りで、ウッドはチーク材...再び手にする日が来るとは思わなかったな〜(笑)
"Classic Rod's and Rodmakers"Martin J.Keane 1976年によれば、このジョイントのパテントは1875年(明治8年)に竹の縦方向からの水の侵入を防ぐWater-proof ferruleとして出願されたとある。その頃のキャスティングは今と違いダッピング、つまり9ft.以上のロッドをただダワッと振り倒す釣法であった...その時代のモノだとすれば、この竹は145年経た今でも現役で魚を掛け、働いていることになる...

2020年6月23日火曜日

Twist

写真の日付は2016/6/21。モンタナ州シルバーボウ郡ビュートButteにある「スウィートグラス」社を友人たちが訪ねた折にグレン・ブラケットGlenn Brackettから「こんなのも...」と見せられた、捻ったバンブーブランク...まだ製品にはなっていないようだけど。
先日の釣りで使用した「なんじゃこりゃ?」のバンブーは岩手・盛岡のKawagarasu Craftが考え抜いた末、作り出した「Ikkaku」バンブーロッド。ツノを想像させる「お捻り」で伝説の一角獣ユニコーンUnicornのツノなのか、はたまた海洋哺乳類イッカクNarwhalのツノなのか...
Ikkakuは真竹で作られ、竹フェルールのとても軽いスローな竿。捻った四角いブランクにガイドをつけるのも大変だ。イッカク・ロッドは今までに4本作ったと聞いた...しかし、いろんなこと考えますね〜(笑)

2020年6月22日月曜日

remodel

「ロッドケースを探していたら、記憶にない赤茶色の竿が入ってました。ネームはW.Kとあるけどパーツ類はどう見てもNCA...」しばらく考えたらKという珍しい名前で思い出した。20年以上前からよく岩手に来られたW.Kさんだ。ご本人は2013年に他界されていて、どこをどう巡ってきたのかは判らないが2代目オーナーが持参。ほったらかしにされていたロッドの表面はくすんでいた。アルコールで拭き取ると、ん?現れたのはDiamondbackの網目模様!なんだDBG0663じゃないか〜記入された文字や巻き方はNCAの手ではないので、きっとKitで販売したものだと思う...覚えてないな〜(笑)古い塗装を剥がして下地を作ってからオータム・ブラウンに再塗装後、生まれ変わるモデルはやはりコレ...


2020年6月21日日曜日

flyfish (2)

桂の木が群生している下へ水が流れ込む、イワナが好みそうな場所、結果はX(笑)開けた場所で土手の上からヒトの釣りを見物していた。キャスティング、フライの着水・流下、深みから「ふぅ〜っ」と浮き上がり毛鉤に出るヤマメ、フッキング、ランディングまで一部始終を拝見...
写真を撮ったときには気づかなかったけど拡大して見たら、このヤマメのパーマークはちょっと変わっていて丸い点々「なんじゃこりゃ?」こんなの初めて見たかもしれない...変わっているといえば、使っていたロッドも「なんか変わっている!」のに気づきましたか?...(笑)

2020年6月20日土曜日

flyfish

漸く「県をまたいでの移動自粛」が解禁された19日、深夜の東北道を疾走してやってきた釣り人達、久しぶりに「ミラクル岩手」森の冷気を深呼吸...歩いた、釣った、ライズを待った...三つの渓流を巡る(笑)
この日のために新調した黒柿ハンドルの手塚ネットとデッドストックされていたH.L.Leonardバンブーに「魂」が入る。このロッドはマッキーズ・クリーク時代に輸入した古い3ピースのmid- sectionとtip-sectionを利用し2pc.段巻き仕様に改造したもので、フェルールにはスパイクがついている100年モノ。ストリッピングガイドも厚みのあるアゲイトでフレームには細かな装飾がある。30年前のワタシの仕事に岩手で再会...

2020年6月19日金曜日

Raise

Raise 育てる...ヤマメが毛鉤にでるRiseとは一文字違い(笑)拾った「どんぐり」Acornを二つ、ダメもとで培養土に差し込んで置いたら一つは芽が出た。拾った場所から察するに「ミズナラ」で親と同じカタチの葉が現れた。ここまで4週間かかったが、この先も楽しみ...出番の少ないQuad バンブーも重いウエーディングシューズも使って「育てる」

2020年6月18日木曜日

Varnish

作業風景の写真の下に「レオナルド・ロッドはすべてのpore細孔を1回ではなく4回のコートでseal密閉します。操作はほこりのない部屋で行い、約90℉に保たれているため乾燥が速く、均一です」と書いてある。欧米で使われる華氏温度から、日本人が馴染みの摂氏温度への数式は(90°F - 32) × 5 ÷ 9 = 32.222°C、いやいや、随分と暑いところでの作業だったんだな(苦笑)NCAが作業する室内は23℃、湿度60%で快適。糸の色を残したい場合はカラー・プリザーバー塗装だけで最低5回。そしてXXを塗って処理後、仕上げはSpar Varnish...昔のロッドは糸色を生かした仕上げのモノが多く、洒落ている。これもその手法で進める...

2020年6月17日水曜日

Remodeling

『以前、NCAのブログで、SiCのシングルフットの竿を見たことがあったので、メールしました。他社のロッドではありますが、改造よろしくお願いします。ロッドは9フィート8インチ#2でガイド数12(トップ、ストリッピング含む)90グレイン(5.8g)のフローティングヘッド+5号ランニングライン、フライはミッジを使ってます。現在、スネークガイドが付いてますが、ストリッピング以外11個のガイドをチタンフレーム・シングルフットに変更したいです。ラインの耐久性の向上と多少の飛距離アップを目論んでおります...』のメールを見る前に電話をもらっちゃった(笑)話を聞いて色々な釣り方があるもんだな〜と思った。到着したロッドに付いていたのは片減りしている「ライトワイヤー・スネーク」軽さは通常のスネークとたいして変わらない。NCAではライン通過時のシャーシャーいう音と耐久性が嫌いで使わないモノ(苦笑)5月は「コロナ禍」でおとなしくしていたらしいが、そろそろ、ムズムズ、ワクワクの季節となりましたね...

2020年6月16日火曜日

Glass

北東北も14日に「梅雨入り」その晩、待望の雨が降ったが朝には上がり、日差しが強く日中は気温30度まで上昇した。空を見上げると怪しい雲が北東方向に流れるだけ。川を覗いても濁りは無く、増えた気配も無い。週間天気予報では☂️のマークがあるものの雨は降らない「梅雨」はどこへ行ったやら...今週末に、どうしても川に水が欲しいので「雨乞い」でもするか(苦笑)NCA グラス6'9"#3/ 5pc.を昔のHardy スマグラーSmuggler風に巻く。仕舞い込み寸法440mm(17-3/8")。釣り人がロッドをスーツケースに忍ばせて出掛けるのは大昔から...(笑)

2020年6月15日月曜日

twist

ワイヤー・スネーク・ガイドの原型は1800年代に考案されたという。現在もEnglish twistとAmerican twistがあってフライロッドに使用されている。11時方向に巻くEt左巻き、1時方向に巻くAt右巻きと分かれるが機能に変わりは無い。でも「なぜ違うの?理由は?」が付き纏う(笑)「英国の左側通行と米国の右側通行の違いじゃない?」なんてテキトーなことを嘯いているが、FF大百科「Trout」Eernest Schwiebert著などで、いくら調べても「真相」は判らず「夜も眠れない」(嘘)大昔の名だたるロッドメーカーはスネークガイドも自作していたことだけは判明した。NCAファイバーグラス5pc.ロッドを巻こうとして再燃した疑問。これはアメリカンで行こう。あ〜捻れるなぁ...

2020年6月14日日曜日

flyfish

立ち寄った食堂の女将の話では先週日曜日は「町内一斉草刈りの日」であったそうな...前回の訪問から5日間もあけたので「助さん格さん、もういいでしょう〜」と「印籠継」の竿を高らかにかざして、川へ向かうことに...(このフレーズわかるかな?ご老公様・笑)
川原の刈り取られた草も枯れていて見通しが利くようになった。順調に「成育」しているね〜日に日に流れが減水していくのが気がかり...
石の白い線が隠れていたのが先週。歩き易く釣り易いけれど、まあ、ふた雨は欲しい感じだ。雨雲の北上と「にらめっこ」して「雨乞い」
いま読み返している本に「ヤマメは白っぽい毛鉤さ、つくもんだ...」とあった(笑)そうなんだよね〜 1880年代にダン・カヒルDun Cahillが作り出したキャッツキル毛鉤、ライト・カヒルLight Cahillを筆頭に、これからの季節は白っぽいのが「有効」だ。 道をウロウロしていたのは5月〜6月にハッチするオオヤマカワゲラ(全長40mmもある ストーンフライ)は見るだけで、この小さな流れでは使わないサイズ...(笑)

2020年6月13日土曜日

wisdom

6月10日、閉伊川沿いの宮古市川井で35up....魚じゃないよ気温だよ(笑)全国で2番目に暑い記録だ。かく云う、亀ヶ森は33度!でも湿度15%だったからサラリとしていて暑くても爽やか...昭和62年(1987年)白日社から出版された「イワナ・源流の職漁者」の記事に職漁者の使っていた「テンカラ」仕掛けが紹介されている「てんから釣りに使われる馬素(バス)と呼ばれるミチイトで馬の尻尾の毛を撚り合わせて継ないだものである...長さは普通3mから5mのものが竿の長さに応じて使われている」とある。フライ釣りで使うfurled leader「ファールド・リーダー」と同様にテーパーを付けて作られた道糸はハリスに結ばれた毛鉤まで竿とラインの力を収束し伝達する手段。洋の東西を問わず釣り人が生み出した知恵wisdomの糸...

2020年6月12日金曜日

Sunburst

「あ〜見ちゃいけない、う〜触っちゃいけない...」と言っていたけど、結果お買い上げ(笑)古いHardy JETシリーズ風に グデブロッド糸#200 Sunburstで巻いたNCA ファイバーグラス・ロッド。毎年、この時期に来る度にNCAロッドをご購入。家から3時間かけて釣りに来るAH、何故か彼が来るのは雨の日が多いけど...通い慣れた岩手の渓を堪能されている。あの森の中の流れへ行きたいと言うので、そこまでの行き方入り方を教えた...帰路、ロッドを引き取りに立ち寄るので結果報告が楽しみ...今日は太陽がギラギラと輝きそうだ。

2020年6月11日木曜日

ask

「どこが違うの?」と聞かれたので、それにお答えして...No.4ファーガソンFargusonスタイル・シートのウッドサイズは直径19.0mm...ツーハンド Fly Rodsにもルアーロッドにも使用することが出来る。スピンリールやベイトリールの長くて厚いフットはフライ用のシートでは対応出来ない。#7番までのフライロッドには同じデザインの17.5mmφのU-1/D-1スタイルを主に使うが、ほんの1.5mmの差は見た目も機能も大きく異なるのです...

2020年6月10日水曜日

mask

未だ新型コロナ感染者のいないミラクル岩手でもスーパーや飲食店で「マスクをご着用の上、ご入店下さい」の貼り紙が見られる。先日やっと例の「Xマスク」が郵送されてきた。郵便配達人が、今頃きました〜と苦笑しながら渡してくれた。これは要らないな〜マスクは普段つけることはないが「外出用」に作って貰った。生地は昨年廃業した遠野・大出、民宿「わらべ」の「手拭い」(KKデザイン)で使わずに取ってあったもの。手拭い一本で3つのマスクが出来た...口元で岩魚が躍る...

2020年6月9日火曜日

Esk

持ち込まれたのは古い Hardy ESK 10'0"(305cm)#7 hollow fiberglass Rod.付帯しているはずのオリジナル・エクステンションバットは既になく新たに120mm長さのモノを作った。ライトサーモンや大川、湖で使うために1969〜1980年まで製造されたという。グリップの長さは320mm、前オーナーがフックキーパーがあるにも関わらず毛鉤を引っ掛けていたらしくフルウエルズのコルク角が削られ欠損していたのでコルク片を「象嵌」加工して元の形に修繕。オリジナルExt.は2インチ長さだった様だが倍以上の長さにすることで握り易くなった...
竿の名は、英国ヨークシャー州にあるエスクEsk川から付けられた...さて日本国内において、このロッドを使い狙うのは...?(笑)

2020年6月8日月曜日

Mission

 『CTS DHに魂が入り、ミッション完了しました。サクラ鱒49センチでした。何回もメジャーを当て直しましたが、泣きの50(苦笑)昨年5月にシングルで釣ったところです。土曜日の朝、時間は5時半頃でした。川は渇水気味で、4時に着いた時はこの流れで釣れるのかな?と自信がありませんでしたがヘッドに繋ぐティップはフローティングを選択。リーダー&ティペットの全長は17フィートほどで、ティペットは0X(3号13.2lb)釣り下ってヒットしたのはポイントのドン尻。もう流れはユルユルで、フライをギリギリ流せる最後の辺りでスイングが‥あぁ、終わるかな...その時リールがギィー!っと鳴って魚が水面で弾けたのが見えました。最初、尺ヤマメかなと思いましたが、寄せるとナント何と!最後のネットインのところでグラス竿の柔らかさが頭に入ってなくて、1回失敗して少し走られて難儀しました。尾鰭の根っこが怪我して少し欠けていますが、ご愛嬌...』お〜やりましたね〜!グラス2ハンドでサクラマスを釣って画像を..とロッド完成時からお願いしたり、釣り仲間にプレッシャーかけられながらも遂にmission compleat。

2020年6月7日日曜日

backup

国道脇に設置された気温計は24℃を示している昼近く、変な時間帯に川に向かう。「あの産直」下の流れなら日当たりも少ないだろうと踏んだ。MIが何度もかけ損ねている「あのヤマメ」が頭に浮かび、ライズする。T川は濁り、N川は澄んでいて、流れが混ざり合わさる処から入渓。目指す崖下までは近い...いつもロッドは長さを変えて二本持つて行くので、7'6"の方を選んだ。「でた!」それも2度。彼と同様に掛けそびれたー(苦笑)...A橋から下流域は支流の山が太陽光発電所のずさんな工事により土砂が流失して未だ濁りが入り、釣り場としては壊滅。帰りがけに二河川覗いたけど、いずれも減水。おまけに陽が高いのと集落の草刈り日らしく断念(苦笑)...あ〜そろそろ、まとまった雨が欲しい!

2020年6月6日土曜日

PMD

朝、目覚めると明るくなるのがずいぶん早くなったな〜と思う。今日の岩手・盛岡、日の出時間は4:08、日没は19:01。日中はもう夏?と思うほど気温が上昇するので釣りに出かける気も失せる。毎朝5時前後には起きてしまうので、この朝の時間を使い釣りに行くのも良いかなと考えた。そうだPMD(Pale Morning Dun)を巻き、バンブーロッドを持って清々しい「朝の渓」に立つ!...17:00から19:00まで使う毛鉤は同色ボディでウィングとハックルを暗色から白っぽいものに変えるだけで「夕方用」名前も変わりPED(Pale Evening Dun)になる...(笑)
左がPMDペール・モーニング・ダンで右はPEDイブニング・ダン...

2020年6月5日金曜日

size

6月4日は「虫の日」だったそうだ。虫歯の日でもあるらしいが(苦笑)こじつけで、例えば29日は肉の日とか「ギョーカイ」の人達が決めている。毎夕、上がり下がりしているカゲロウ・スピナーのサイズは#10番以上と大きくて使う気も起きない。昨日、小さいサイズのフライでよく釣れたので「補給」...新潟・湯沢地区の魚野川でモンカゲロウのハッチに遭遇した時の毛鉤は「大型」でないと釣りにならなかったが「Big Fly、Big Fish」に反して「小よく、大を制す」(原典;柔よく剛を制す)のココロ。実寸大actual sizeより小さい方が釣れるみたいだ。
湖や大きな川なら#8〜#10、渓流なら大きくとも#14で充分かも...

2020年6月4日木曜日

flyfish

朝、裏山で頭だけ出して凝視する「ニホンカモシカ」ビックリしたな〜もう!天然記念物だから我が物顔で出没する。ん、山神のお告げか?釣りに行けと(笑)晴れたり曇ったり、気温25度、湿度30%でGO!
川辺に咲く「ヒナギク」を見て1989年の映画「ドライビングmissデイジー」が浮かんだ。今日の気分は「フィッシングwithバンブー」
うわっ、先週と比べて葦と草がまた伸びた〜いよいよ蜘蛛の糸との戦いが始まる。昨日のモンカゲロウがトラップに捕まる...
ここで良いのが出て、6Xをブッチ切った〜なんということでしょう!
さりげない平瀬でもメイフライパターンの毛鉤に...ヤマメもイワナも餌を飽食して、ムチムチと成長する季節...

2020年6月3日水曜日

STANDARD

バットキャップに「STANDARD/Mills & Son,Makers,N.Y」と刻印のある古いバンブーロッド。楽しいレストア完了...
8フィート3ピース、2ティップ+0.9(ガイドひとつ分、約5インチ折れている)塗料の乾燥を待つ間、いろいろと調べてみた。作られたところはニューヨーク州セントラルバレーのHLL工房で(当時、ミルズ&サン社はHLL Rodsの販売会社であり大株主)HLL 50DF 8ft.3pc.につながる廉価版ロッド。William Mills & Sonはかってロアーマンハッタンに店舗を構えていた。いまGoogleアースで検索すると21 park Place NY.の地番に残っている古い、それらしき建物が鳥瞰できる。

2020年6月2日火曜日

glass rod

『おかげさまで魂入れも完了しました。良い曲がりしました〜グラスロッド楽しい!想像以上でしたよ~もっと早く手にするべきでした(笑)良い出会いとグラスロッドに感謝です、ありがとうございました』と釣果報告...先週、下見して、心を動かされ月曜の朝、仕事に行く前に立ち寄り703one-half「購入」なんと火曜日には早くも「入魂」(笑)

2020年6月1日月曜日

project M (4)

巻いた、塗った...ふぅ。とは言ってもまだ1回目の塗装。まだまだ続く、糸部分の塗り(笑)段巻きは糸4本分(約1mm幅)だから面相筆でガイド部は平筆でと使い分け、塗料の乾燥・硬化との戦いだ「は〜い、息を止めて〜」六面(六角竿だからね)を塗るのに集中...
小指で固定しながら一面づつ慎重に塗る。順番を間違えると、持っところが無くなるので注意しなくてはならない(笑)その後「自然乾燥」させ、糸目がなくなるまで「塗る・乾かす」の繰り返し...