2018年8月31日金曜日

Remodeling (2)

改造の続き...N/Sのワインディング・チェックの内径を削り調整し、先に入れる。コルクグリップの内径も同様に調整し挿入・接着。残念ながら既存のリールシートは壊すしかなかった。Granger風なD/L P&Rシートを新たに付けるに当たり、ブッシング・コルクと金属シートとの接着面積を増やすため、ロッドを回転させながら細い丸棒ヤスリで接着剤溜まりのグルーダムGlue Damを彫る。あとは方向を合わせ接着すれば完成...
1942年に第二次世界大戦で閉鎖に追い込まれたGoodwin Granger Rod Co.は1945年にPhillipson Rod Co.そして翌年にはWright & McGill Rod Co.へと引き継がれていく。コロラド州内の釣竿製造の灯火は消されることはなく、ライト&マクギル社で販売されたバンブーロッドには「グランジャー」の名が誇らしくトレードマークとして残された...とさ。

2018年8月30日木曜日

Remodeling

 Hexagraph 8' #4 3pc. が Granger風に改造するロッドとして送られてきた。「Graywolf Rod」ミシガン州に住むShane Grayがヘキサグラフ・ブランクを使い組みあげたロッドだ。ジョイントはN/Sの金属フェルールで短いスーパースイス・タイプSuper Swiss Trancatedが使われている。ガイドはライトワイヤーの黒。ブラウン・シルクスレッドで巻かれていてティッピングにはバーガンディ。要所にはメタリック・ゴールドが配されている。ストリッピングには新しい瑪瑙ガイドが装着されている。塗装はエポキシ塗料だと思う。今回の改造Remodelingは下からやるのでグランジャー風では無いが、このデザインには手をつけずそのままに...
先ずは「魔王のペンチ」でコルクを剥く...案の定「粘着テープ」でコルクグリップ穴内径とブランクの外径ギャップを調整してあった(苦笑)クラシック・バンブーの風合いでブランクはブラウン・ゴールドに塗装され(元色はグラファイト・グレイ)ご丁寧に六角の接着線Glue Lineも出してある。さてと、次の工程へ...。

2018年8月29日水曜日

Cicada

 この場所、セミに好まれるようで...(笑)模様を頼りに調べたら「コエゾゼミ」50~55mm。これが裏山でジィーと長めにうるさく鳴いている。北海道から東北では平地や低山間部に暮らし(ちなみに亀ヶ森の住まいは標高164m)西日本では1,000m級の山地に生息するそうだ。中禅寺湖などで使われるセミ毛鉤はハルゼミ38~43mmを模したものが多い。北海道の蝉の鳴き声がけたたましい川で、巨大ニジマスがこれまた大きなセミ・フライにライズ&ヒット!(ワタシじゃないっす!苦笑)...釣友とメールのやり取りで「セミ・フライ」(Cicada fly)の話をした直後に見つけたのでビックリ!これは何かの「啓示」か?

2018年8月28日火曜日

goofy

ディズニーアニメ、犬のグーフィーgoofyには「間抜け」の意味が有る。16時半、家でGlas-Pak4をセットして12ft.リーダーにフライを結び、出かけた。現場に着き、雲行きが怪しいので雨具をバッグに入れようとした時になって気がついた。あちゃ~「フライボックス」を入れ忘れた!新しい毛鉤をつけたとき机に置いたままだ!戻れば片道20分、天気も悪いので暗くなるのも早いだろうしと考えを巡らす。おっ、そうだ予備のフライボックスが籠の中にあるじゃん。それを使えばなんとかなるか~で、そのまま釣りを始めた。しかし頭の中では巻貯めた新しいフライが気になってしょうがない。いま付いている新作フライを絶対無くせないぞ!と慎重にキャストし、対岸の草に掛かれば静かに渡渉して取りに行き回収する...グーフィーgoofyなワ・タ・シ(苦笑)

2018年8月27日月曜日

Mild

マイケル・シンクレアMichael Sinclairの著作「Bamboo Rod Restoration Handbook」1994年Centennial Publicationsも持ち出してみる。前出の「Colorado Classic Cane」の著者でもある彼はクラシック・ケーンに詳しく、寸法などが記入された図版も載っていて、レストアやレプリカ作りの「参考書」として大変役立つ。勿論、今回の「ヘキサグラフをグランジャー風に...」といった場合にも「活用」出来る...(笑)
Hexagraph と言えば1992年公開の映画「A River Runs Through It」に持ち道具として使われたことを思い出す。グランジャーもしくはヘドン風のロッドはRobert(Bob)Taylorにより組み立てられたと聞く。カーボンを六角竿にしたロッド、ブランクとも日本に輸入されていたが(当時、バンブーロッドが買えるほどの値段ということもあり)さほど話題にならなかったと記憶する...グリップは穏やかmildな「ハーフウエルズ」これも「フルウエルズ」と並びGoodwin Granger Rodの「カタチ」である。リールシートは真鍮にニッケルメッキplatedされたD/Lスライドバンド。昔、購入しておいた「新古品」で1920~40年代のコロラド・クラシック・ケーン風味にとても似合うでしょ?はい「改造」準備完了(笑)

2018年8月26日日曜日

Knowledge

「グランジャー風の金属シートを使い...」改造の依頼があったので知識Knowledgeを入れるため"Colorado Classic Cane"本を開く(笑)Goodwin Grangerは1889年(明治22年)ミシガン州プラスキ生まれ。コロラド州に移ったのは1908年19歳、職を転々とし趣味でバンブーロッドを作り始めたのは十年後の1918年(大正7年)会社として竿づくりを始めたのは1920年と年表にある...ビル・フィリプソンPhilip.W.Phillipsonは1904年にスェーデンに生まれ、1925年にグランジャーに雇用される。Wright & McGillは1921年創業。いずれもコロラド州の古いロッドメーカーであった。
155mm長さのグリップはクラシカルな雰囲気をもたせるためにコルクをナロー・インターバルで。先ずは1/2インチ厚を半分にカットして断面をヤスって平にしてから接着・切削...手が掛かっているでしょ(笑)

2018年8月25日土曜日

Leader

 日本海を北上した台風20号の影響で蒸し暑い空気と雨。虻(アブ)だか蠅(ハエ)だかわからない毛鉤を巻いたのに釣りに行くのは断念。そこに、やっと届いた「MAXIMA Tapered Leader & Tippet」ご予約を頂いていた分をわけて発送準備していたら「欠品」が多く、振り分けをさせていただいた。あらっ、自分で使う分もないや(苦笑)輸入元に連絡したら「残りは来週に...」と言っていた。「リーダー1枚ください」という方はまずいないので、それじゃ~とnca では三本入りパックで販売(9ft.¥⒈,080、12ft.¥1,200)スーパー・ソフト・ティペットは新しいスプールになって表示も「号数」(0.3号が7X、0.4号は6X相当)50m¥900で販売。『しなやかで巻きグセのつきにくい柔軟さが、確実なターンオーバーとソフトなプレゼンテーションを生み出す、ドイツ生まれのノットレス・テーパード・リーダーです』受け売りだけど...大好き(笑)

2018年8月24日金曜日

Mowing

朝涼しいうちに放ったらかしにしていた裏山の草刈Mowing。モーニングにモウイング(爆)電磁コイル、エアフィルター、フューエルストレーナーを交換して調子が戻った20年モノの三菱ロビン・エンジン刈払い機Mowing Machineを持ち出す。先ずは林道作りから...
山に入る音を聞きつけ飛んできた「キンちゃん」もエンジンが掛かると一目散で逃げる。朝6:00の外気温18度、でも日差しが強そうだ。朝夕一時間だけの「労働」でも終わる頃には汗まみれ。ハードボイルドな大藪を開く。いつになったら終わるのかしらん?戦いは続く...(苦笑)

2018年8月23日木曜日

insect (flying ant)

ムネアカオオアリの働き蟻は10mm、女王蟻は20mm弱だそうだ。アリの特徴は「くびれ」だと思う。毛鉤を作るときこのクビレを強調して巻く。「都会の公園では見られず、山間部の腐った木などに営巣する...」とある。家の周りで大量に生息、アリさんは家の中でも徘徊...
翅wingいるの?というご意見。なんとなくあった方が魚の出がいいような気がする...ま、ザクッと昆虫insectに見えるのでは?
「ボン、キュッ、ボン」なんともセクシー...でしょ?(笑)

2018年8月22日水曜日

To stock

to stock 在庫する...このところ使う毛鉤は「Super Bug」か「Ant」だから大量に持ち歩く必要は無いのだが...そこはそれ、そうはいかないフライフィッシングの世界(笑)釣れるとなると「その毛鉤」を量産。ロッドにしたって扱い易いとなればそればかりになってしまう(ほぼ、継なぎっぱなしなので)NCA好みの(勿論、あなた好みにも製作いたします)グラスロッド、在庫stockあります。too much stockにならないよう気をつけていても、いつの間にか増えて行く「釣道具」...(笑)

2018年8月21日火曜日

Flyfish

水量も落ち着いた頃だなと思い釣りの支度をして寝たら、夢をみた「あの川がいいんじゃない?」ということでちょいと遠い川に...出かけたのが9:30と遅かったが、信号も少なく、渋滞もないから一時間もあれば着くだろうと考えた通りに「到着」...あれ?水は増えてないな~月曜日なので釣り人はワタシだけ(笑)朝も涼しく、日中の気温も25℃で木陰は涼しいと踏んだ60Km先のお告げの流れ。
日陰から出たイワナ。お、毛鉤はアレね...いやアリね(笑)
日向ではヤマメ。やっぱりこの時期「蟻の毛鉤」が効く...
森の中、日陰のヤマメは早くも色黒...早くも秋の気配?

2018年8月20日月曜日

In stock

McFarland Glass "Translucent Brown" 3pc. ブランク、683と763の在庫あります。ご注文いただければ、9月のシーズンに間に合います(笑)
「忍耐強く」お待ちになれる方は、このリストからお好みの長さ、番手、カラーをお選びいただき輸入まち...詳細はncaflyfish@Gmail.com までご連絡下いただければ、お知らせ致します。

2018年8月19日日曜日

Confuse

REC Components「NGMD」の在庫がなくなり取り寄せたら、新しいスライドバンドになっていた。ダイフォームドのポケットNBDは同じでリングがMSB"Matching slide band for NBD " に。このN/Sポケットは昔と同じだが、N/Sスライドバンドは何度か変更されている。最初の頃はHCRNリングとHNBDポケットの組み合わせだったと思うが、NGMDのワンセットになり、今はNBD+MSBだ...混乱Confuseする...ま、いいか~

2018年8月18日土曜日

Countryside

あ~よく降った。県北では大雨で災害があった。幸いにしてコチラは大したことがなかったが気になって川の偵察。小空蔵橋からいつもの渓を覗くと増水・濁流。釣りにならんだろうと上流に向かう。おっ、いました!雨後の餌釣り師(笑)「川入ったら怖いから、道路沿いやってんだ~」と確かに危険なほど流れは早い。濁りはあるものの釣りにはなるそうで、餌はミミズ?と聞けば「432円のブドウ虫」の答え。ビクの中には18~24センチくらいのヤマメ数匹...「この川、釣れるよ」だってさ(苦笑)「この上でぶっといマムシみた」とも言っていた。毛鉤釣り師はあと2~3日待たなくてはならないだろう...我慢、ガマン。
今朝の気温は8℃!日中最高気温予想も25℃...一時的だとは言うものの秋めいて、妙に寂しい蝉の抜け殻...(苦笑)

2018年8月17日金曜日

Rod Building

「Here is what I have done so far Mako. Cigar grip I turned from quarter inch rings, Lemke down-lock seat in polished aluminum (cap isn't on yet), Lemke nickel winding check and Fuji ultra poly chestnut thread. Hopkins & Holloway keeper. I'll keep you posted. Hope all is well...」いやいやご謙遜を。米国オハイオ州のダンさんが現在製作中のロッドグリップ周りの画像を送ってくれた。グリップは1/4インチ(約6.5mm)幅のコルクを22個つなぎ合わせたナローインターバル。リールシートはレムケのポリッシュド・アルミ。Joel LemkeはオレゴンのStruble社に永い間いたから、D-1の金具スタイル。ブランクはLamiglas社のファイバーグラスFL904(7'6"#4 2pc.)を使っているそうだ。日本では自分のロッドを作る人を殆ど見なくなったけど、フライフィッシャーの多い米国ではまだまだ多い。クラシカルなシガーグリップを削り出したり、パーツの選びのコダワリを拝見すると...ダンさんかなりの「手練」(てだれ・笑)

2018年8月16日木曜日

Grass Hopper

朝の涼しいうちに伸びてしまった草を刈ると、バッタが逃げ惑う。あ~ゴメンごめん(笑)ん、そろそろグラスホッパー毛鉤投げてみる時期?このバッタ、若く未成熟で全体が黄緑色...
背後から拝見しますと流線型で緑の鎧兜をつけた「ミドリの騎士」
いずれの川に行くかと思いを巡らせていたら昨夜半から大雨。只今「熱中症」気味の川に水分補給中...仕方ない「Grass HopperをGlass Rodで投げる」はしばらくお預け(苦笑)

2018年8月15日水曜日

Excursion

Excursion 遠足...うわ~何年ぶりだろうか。息子たちが小さい頃は何度も行った「小岩井まきば園」東北旅行中の義妹家族と合流。「広大な敷地」総面積は東京・山手線の内側に匹敵するそうだ(驚!)
アトラクションの「トラクター・トレイン」で100年の森ツアーに参加。小岩井農場が出来て125年と説明があった。岩手山噴火跡の荒地で荒涼たる原野を開拓。植樹整備して出来た森林と牧野。いまや岩手県観光の名所となっている。お盆休みということもあり大変なひと、ヒト、人。
「立て板に水」のツアーガイド説明。いや~勉強になりました(笑)
我々は英国製の新型トラクター(名前を忘れた。価格400万円は覚えてる・苦笑)に客車を引かれていたが、後ろの組は米国John Deereジョンディアー1975年製。なんとも雰囲気のあるトラクターも現役(笑)
小岩井農場で遊びまわり滞在6時間半...これは記録更新だな(笑)

2018年8月14日火曜日

TROUT CAMP

バーモントの友人、Alan Erdossyが送ってくれた「トラウト・キャンプ」Tシャツ...その起こりはジョー・ブルックス(Joe Brooks 1901-1972)の始めたメリーランド州における"the Brotherhood of Jungle Cock"という若者向けのフライフィッシング教室に由来する。釣りの団体、トラウト・アンリミテッドTrout Unlimited(TU)のオハイオ、ミシガン、ペンシルベニア、ニューヨーク、バージニアそしてバーモントなど各州のTU部会chaptersが主催し若年層にA LIFETIME of FLY FISHINGを広めている。
今年の第8回TROUT CAMPは7月24日~28日にかけJacson's Lodge に泊まり込んで行われた。フライフィッシングを学んだ少年、少女たちの眼が輝いている様子はhttps://vimeo.com/282207444で観ることが出来るしwww.vermonttroutcamp.comで知ることが出来る。我が国でもこの様な次世代を担う若者向け「フライフィッシング教室」が開催出来たらいいな~と考えさせられる...Fly Fishing is a passion,pass it on!

2018年8月13日月曜日

After

 コルクを削り出して新しいパーツを用意。そう、シャルル・リッツ(Charles Ritz 1890ー1976)好み、あのグリップ・スタイルに交換する。先ずはブランクに合わせたワインディングチェックを通してから、グリップ、シートフィラーを11mm~11.5mmの内径で穴をあけバット部から挿入・接着。コルクを仕上げ削り後、シート金具を装着すると...
TMC"Excursion/1994"グラスロッドが「 Ritz style/2018」 に変身(笑)

2018年8月12日日曜日

Before

グリップ、シート交換でやってきたのは1994年製 "Excursion 7'9"#5 " ティムコ社ユーフレックスのシリーズだった(様だ)ワタシ詳しくなくてロッドやケースに記載されているのをみて知った「エクスカーション」(遠足)の名の通り、携帯性を考慮した4ピースのグラスロッド。指定ラインは♯5番で、これ一本あれば何でもデキルぞと言う感じ(笑)
バットエンドの径が11.5mm、グリップ先端部は11.0mm径ある。この0.5mmの差は意外と大きい(苦笑)先ずはコルクを剥いて、下地調整から始まる訳だがワインディングチェックの加工に手間取りそうだな~と逡巡(苦笑)ま、「技術のNCA」(笑)...なんとかなるさ~

2018年8月11日土曜日

Newscast

「朝5時半頃、自宅裏山で動物の鳴き声がするので見に行った男性が背後から熊に襲われました。命には別状ありませんが大怪我をしました。ハクビシン用の罠に掛かった子熊を助けようとして付近にいた母熊と見られます。まだ捕獲されておらず十分な警戒が必要です...」のTVニュースが(怖)そうだよね母熊だって必死で子熊を守りたかっただろうし...この場所、釣りに行く時に通るところ。そう言えばあの奥の林道に熊の糞あったしな~足跡も見たしな~嫌だな~だから一人じゃ釣りに行きたくない川のひとつ。岩手は野生の王国だ..世の中は「盆休み」道はいつもより交通量も多く、他県ナンバーが行き交う。さて、ご注文のMcFarland Yellow Glass、今日お手元に届くと思われる。Blunt Cigar Gripのロッドはなんとか「盆休み」に間に合いました。

2018年8月10日金曜日

ParaGraph

 昨夕、東の空から怪しい雲が現れて生暖かい空気と雨を連れて来た。そう台風13号(気象庁の付けた名称はShanShanサンサンという)おっ、と身構えたが肩透かし。今朝は「あれっ?」という感じで川への影響もないだろう...名称と言えば、小売店向けに製作したグラファイト4ピース・ロッドは「ParaGraph4」と言っている。巻き方はPAYNEスタイルで直販モノは同じブランクを使用してHLLのGS風味で作っていて混乱しそうだが、ご注文を受けての製作なので問題はない。ワタシの「そのときの気分」でそうなってしまった(笑)パラグラフ4の方が修理に...かなり使い込んでいるようでコルクは真っ黒、シート金具はくすみ、傷だらけだったけど全てキレイに。スピゴットフェルールのペグも調整しておこう。ParaGraph シリーズは7034/7634/8034/8634の2ピース、4ピースから、お好きなスタイルが選べます。

2018年8月9日木曜日

Blunt Gigar

メールに添付されてきたグリップ周りと巻き方の「図解」をみて、ん?このカタチ見たことあるぞとThomas & Thomas社の古いカタログを持ち出した。ありました!まだタイプライターで文章が打たれた、手作り感満載の1975年版T&Tカタログに記載されている「Blunt(鈍い) Cigar」グリップ。リールシートのウッドと面一(つらいち)に加工されたモノで1976年以降はもう少し洗練されたカタチになるが、その原型と思われる個性的なブラント・シガー・グリップ。早速、イメージに沿ってコルクを削り、シートウッドを用意する。巻き方はメインに#066 Navy、 NCP #326 Scarletを挟み、外側にまたネービー。ベースはMcFarland イエローグラス...ちょいと洒落た色使いですね...(笑)

2018年8月8日水曜日

simple

日曜朝5時27分に「遠野に釣りに来ていまして、もしMcFarland Rodの受け取りが可能であれば、直接伺いたいと思ったのですが現状はいかがでしょうか?」とメールを貰った。その日は遠くへ「釣り」に出かける予定で、申し訳ありませんがとお断りした。その時点では雨も降っていなくてブログ「On a rainy day」の場所に行く支度を終えたところだった。永いあいだお待たせしているお客様なので心が痛みましたが...(苦笑)その仕様はコルクフィラーにREC NBDのポケット&スライドバンド。ガイドはハードクローム、Mildrum SRMC#8、Gudebrod #290 tanの単巻(シャレじゃなくて・笑)後ろのフレアが小さいFull Wells、N/Sチェック、キーパー無し、ネーム無しと、なんともシンプル。Simple is BestをカタチにしたようなMcFarland Glass Translucent/Brown 764 完成。