2016年7月31日日曜日

wind up

『えっ、あれって糸だったんですか~樹脂製のワインディング・チェックかと思った~』と言われたことがある(苦笑)グリップ先端巻き上げ二種。画像上はお馴染みのオービスタイプ巻き上げ。これは永遠の「カタチ」だと思います...下はパンプキン・グリップに「巻き上げ」をご所望。急斜面にスレッドを巻き上げていくには「経験と技術」が必要...な~んて、それ程大袈裟な事じゃありませんが(笑)

2016年7月30日土曜日

504 TS

504TS 【5ft.4pc.Trout Spin Rod】...Fuji チタン合金フレーム/SICリングの品番T-YSG 25Jを元ガイドに使ういわゆるYガイド仕様。近頃はKガイドと呼ばれる前傾したガイドを好まれる方が多いが、こちらお好みで昔ながらのスピンロッド「カタチ」が良いですね。お使いになるスピニングリールはABU Cardinalということで、NCA リールシートがピッタリ!じゃ、あ~りませんか(笑)

2016年7月29日金曜日

Flyfish (4)

大体、我々の釣りは一日2~3河川を巡るのでロッドも釣り場、釣り方に合わせ2~3本は持ち歩くことが多い。今回 KMDに至っては4本!バンブーとグラス、MCKはお取り置きのグラファイトとグラス(笑)...ワタシはグラファイトとグラスといったように「あそこはコレだな...」的 に好みで選んでおく。初日に東風(ヤマセ)が吹き、気温も低かった渓に入った折に「あ~カーボンか~」と替えて以来グラファイトロッドで二日間通してしまったが、みなさんはマメにロッドの交換をしているようだ...せっこいちゃ(不精してはの岩手言葉)いけないね(苦笑)
あんなのやらこんなのやらを釣り、移動の車中ではとりとめもない話に盛り上がる...今回は奇しくも釜石線を走る蒸気機関車 C56まで見ることができた。たのしい釣りの時間が過ぎるのは早い...彼らは「次回、X月X日だから...」と言い残し帰路に着いた。宿もすでに予約済みとか(笑)

2016年7月28日木曜日

Flyfish (3)

渓に張られた太い「スパイダートラップ」が捉えた虫は4月中旬~12月までの長いあいだハッチしている「シロタニガワカゲロウ」のスピナーと思われる。
朝、外に出るとカゲロウが5~6匹が舞っていた。ん~カゲロウのパターンも有りか...釣りから帰り一日を振り返ると確かにライトカヒルで釣れたし~刈 田 敏「水生昆虫ファイルⅡ」に載っている色とサイズで巻いてみたら、画像とピッタリ!透ガラスの様な翅じゃ見えないのでウイングはターキーフラットを使い、ソラックスタイプ。タイイングスレッドのオレンジ色がペールイエローのダビング材に透けていい感じ...蜘蛛の糸に取られるのは必定。もう少し巻いておくか(笑)

2016年7月27日水曜日

Flyfish (2)

「受け石」と言うのかな?流れの尻に位置して水を堰止め次の落ち込みを作る石。石の前は水流が盛り上がり魚にとっては餌は来るし、緩流だしで居心地が良いのだろう。毛鉤が流れ落ちる寸前に追って出ることも多く、見逃せないポイント(Likely Water)のひとつ。
ある場所で不用意に「受け石」に近づき魚を追ってしまったワタシ...同行者もしっかり見ていて「走った~!」とKMDが声をあげた。あら~と、間髪をおかず6メーターほど上の流れ脇に毛鉤を投射したら釣れたのがこのイワナ。走った魚が着水したフライを目指し急行としか思えない程、絶妙のタイミング(苦笑)こんなことは初めて...昔、山形の渓でフライのつなぎ目からティペットを切られ、新しい毛鉤を結び直して同じ流れに投げたら、とられたフライを口につけた尺イワナが釣れたこと思い出した...これもビックリだったな~(笑)

2016年7月26日火曜日

FlyFish

こういう景色を横目に、あの渓やこの流れで二日間、釣 りをした(笑)
「月一の訪問者」二人は岩手県共通遊漁券もち(笑)

2016年7月25日月曜日

trail

沢沿いに川に向かうと「鹿のワナ設置・注意!」の看板があった。沢は山の動物の水飲み場らしく、水辺には足跡だらけ。目立つのは鹿のV字、狸と思われる丸い足跡で幸いなことに熊は無かった(と思う・苦笑)...川 に出れば相変わらずのスパイダートラップ(苦笑)大藪を遡上し対岸ををみると踏みならされた「ケモノ道」この斜面を降りられるのは「ホンシュウジカ」だろうな~鹿が増え川沿いの農地を守るため「シカネット」の設置も増えたので入渓出来ない場所も多い。この場所、サカナはいるけど一人じゃ入りたくないな~クモの糸、森の小枝と格闘 してケモノ道を辿り、牧草地にでた。

2016年7月24日日曜日

web site

インターネットの「サイト」ではなく「蜘蛛の糸の位置」...このくらいの幅の渓流ではこの季節、ビシバシと蜘蛛の糸が張られている(苦笑)目視できる糸は8Xから5Xくらいまで有る。また光の加減で見えないのも存在し始末が悪い。蜘蛛は自ら排出した「糸」を風にのせ対岸の葦などに付着させ、それを辿って行ったり来たり...「クモの糸があるから、誰も入っていない!ラッキー!」は甘い考えで、20~30分もあれば新たなトラップを作ってしまうらしい。ここぞと思う場所に張られている事が多いかも(苦笑)...KMDもリーダーを切られたり、絡んだりで「苦戦」...光って写るほどのWebだけど、前だけではなく後にも気を配らんといかんし~あ、その糸の下で出たでしょ~(笑)

2016年7月23日土曜日

angler's mail

一目惚れロッドを手にしたNKさんから『昨日、渓に新竿持って行って来ました! shor-T、非常に扱いやすい竿ですね!9ft のリーダーにティペットヒトヒロ。キレイにターンオーバー、狭いポイントもピンポイントで入っていく。魚をかけた時の竿のしなり。ロッドのコスメ。どれを取っても素晴らしかったです!このロッドは1度味うと2度と忘れられない、三陸の海鞘の様な味わい深いロッドですね~(笑)!今回は良型アマゴの連発でした!尺級は足元でフックオフしてしまいましたが…。 以上、入魂報告でした!』...わぉ~!素晴らしいです(喜)

2016年7月22日金曜日

monthly

monthly 毎月の...お預かり釣道具、今月のご使用があるようだ(爆笑)今朝は15℃と涼しく爽やか、日中の最高気温も27度くらいかな。またしても驚くべきは同行の「晴れ男KMD」金曜から月曜までの降水確率が低く、帰ったあとには連日「雨」の予想。なんということでしょう!...恐れ入りました~(笑)

2016年7月21日木曜日

parts

"504TS"trout spin rod に使うリールシートはちょいと太め。フライリールよりスピンリールは足が太く平たく、またリールと共に持つので握り易さも考慮した「ふとさ」...NCAのシートは約103mm長さで外径は約19mm。今の時代、こんなクラシックなシートを使う「ルアーロッド」は見当たりませんな(笑)...しかし古いミッチェルなど「あしなが」のリールにも対応できる。なんたってこの「カタチ」がたまらない(爆)フライでは7番以上の大型リールを装着するロッドに使う。

2016年7月20日水曜日

hexagonal

hexagonal六角の...ロッドと言うより「竿」と言いたい(笑)用意したのはこれだけ。バンブーフライロッドのティップセクション(穂先)、160mmコルクグリップ(握り)、バットキャップ(尻金具)、蛇口用リリアン(編み紐)、ワインディングスレッド(巻糸)ワインディングチェック(口金)...仕舞込み寸法、三尺六寸(約110cm)グリップ上部、対角寸法5mmに合わせる口金作りにひと工夫あり...関東以北、青森まで太平洋側のみに生息する「タナゴ」を釣りたい人からのご依頼「この張りがいいんですよ~」と彼の周りで3本目(笑)...北の釣 り人社謹製

2016年7月19日火曜日

ale

「海の日」が絡んだ連休だったんだ~カレンダー生活をしていないからわからなかったな(苦笑)...予想されていた雨も最終日は晴れて、稗貫川には鮎釣りがウロウロ。水が高いところもあるようだけど、昼に出掛けた途中で見た支流はかなり減水していた...「ラベル剥がしておみやげに・・」とお願いしていた麦酒Wheat Aleの現物が送られてきている(喜)「Trout Slayer」直訳すると凄いネーミング「鱒を圧倒する人」コレのんだら爆釣出来るのかね~?(爆笑)

2016年7月18日月曜日

Butt Ferrules

ルアーロッドでセパレートタイプのハンドルとロッドのジョイントは軽金属の「バット・フェルール」により接合される場合が多い(他のコネクト方法もあるけど)その中でも主流は「Champion type」と言われるFeatherweight社のものだ。
過日、友達が使っていた"NCA/Solid 48M"キャスティングロッドをみて「おれも~」とご注文をいただいたWKさんのカスタム・ロッドが完成した。ここで使われるバットフェルールも「チャンピオン型」を念頭に置き製造されている(笑)

2016年7月17日日曜日

shor-T

『一目惚れです...』と言っていただきお買い上げの"shor-T 633-3pc. glass Rod"...明るい色のブランクスに#206ガーネット色のスレッドが映える。エポキシ塗料をスレッドに塗り染み込ませるとどうしても濃い目に仕上がるのだが、下地が明るいと「落ち着いた発色」をしてくれる。
ストリッピング・ガイドをSRMG #8 Belmerにしたのとネーム入れのお申出でもあり、NCAが思い描いた1970年代のグラスロッドふうに仕上がった(笑)

2016年7月16日土曜日

souvenir

米国モンタナ州へ釣りに行ったDOYから「おみやげ」souvenirを貰った...懐かしのREI ロゴ・スモールトートにアメリカの駄菓子とかなんやらバラエティセット。
「出目鱒」がぶらさがっているショットグラス..."HANGIN' OUT IN MONTANA"「モンタナが棲家」と訳すのか?モンタナ鱒が邪魔してウイスキーは大変飲みにくい(爆)...ドギツイ色の駄菓子は想像通りの「アメリカン・テイスト」(苦笑)
"Official Montana FISH BREATH MINTS"(Trout Mouth Aproved)...「モンタナ公認、魚の吐息ミント、鱒もお気に入り」げ~生臭そう~でも中身は普通のミント(爆笑)アメリカンジョークだね。ありがとう~楽みました~

2016年7月15日金曜日

#0206

Gudebrod Nylon Rod Winding #0206 Garnet...ガーネット色とかバーガンディBurgundy(仏国バーガンディ地方の赤ワインの色から名付けられた)という「色名」...ロッドに巻いて塗装をすると赤より深みのある落ち着いた色になる。
その#0206で巻いたのが"Shor-T 633-3pc."...あとは塗って乾燥①、ネームとアングラーズマークをいれて塗って乾燥②、塗って乾燥③...(笑)

2016年7月14日木曜日

5 minutes

ブッシング・コルクに作った溝にもたっぷりと「5分硬化型」エポキシ接着剤をつけ、廻す...接着面積を少しでも増やすことでバッチリと固定(笑)
本体への接着が硬化したら、シート内もこのようにエポキシ充填...だからNCAで製作したロッドを壊すのは「ガッチガチ」で大変~(苦笑)

2016年7月13日水曜日

SRMG#8

喉に刺さった魚の小骨のようで、あ~気持ち悪い...「ベルマー型」の意味が未だ判明 しないのだ(誰か教えて~と言い続けはているが・苦笑)Mildrum社の古いカタログにも詳細な記載はなく、ただ単にSRMG Belmer type frameとあるだけ...この美しい曲線を持つフレームが「ベルマー・タイプ」なのはわかるんだけど。Web検索してもベルマータイプという家具の曲線がこれか?と思わせるだけ...フライロッドのストリッピングガイドにコレを使うと「洒落た感じ」に(笑)

2016年7月12日火曜日

#9MS

最後の一本なのでFeatherweight社1981年カタログを見直した.....「#9MS・Milled Slot Fly Rod Reel Seat- 9/16" inside diammeter.Precision ground on all surfaces including thread...extra smooth operation.Heat treated anodized alminum.Fitted with a "KRATON" non-slip plug. All colors」とある。細身の内径約14mmのオールアルミシートは6ft.3inchのブランクによく似合う(笑)パイプ状のシートとブランクを密着させるため「ブッシング」にコルクを削り太さを合わせる。一般的な完成品は粘着紙テープを使い太らせることが多いが、あれはイケナイ。ロッドビルディング専用と言っているのも、水辺での使用で粘着剤が劣化してシートが抜けたり、回ったりする(苦笑)

2016年7月11日月曜日

LCI

Loyalty 誠実 Craftsmanship 職人技 Integrity 完全...という名のグラファイトロッド・ブランクス。設計は巨星G.ルーミス。先生、いろいろな会社で数多くのロッド開発に携わっていますな~LCI Excelon Products,Inc.はかなり古く、G.Loomisの名前で会社を立ち上げる以前のモノだと思われる(このブランドに関 して詳しくない・苦笑)...ブランク3本と共にロゴを手描きでいれて欲しいとオールド・ステッカー(~よく取ってありましたね~)が送られてきた。全体の雰囲気や書体が「時代」を感じさせるデザイン(笑)息を止めて一気に書いた...

2016年7月10日日曜日

Rod Crafting

本のタイトルが"Rod Crafting"...見ていたら無性 に作りたくなった(笑)グラスロッド633-3pc.ブランクを使用...昔のグラスロッドの装いは楽しんで考えられているな~ブランク色も明るめが多く、ガイド部のラッピングもカラフル。リールシートはフェザーウェイト社のダウンロックスクリュー、グリップの形はワンダーロッドをお手本に小振りの125mm。巻糸はバーガンディのスパイラルか?

2016年7月9日土曜日

Workbench

山梨のKWSが「杏」アンズを送ってくれた。干しアンズは好物でスーパーなどで見かけると購入している(原産国を確かめて・苦笑)...生アンズは信州・小布施で食べて以来かも知れない...昔、東京の実家の庭に果樹があって「ビワ」「柿」の実が成っていた。食用というより鑑賞用としての色合いが強く、果実としては美味くなかったと記憶する。それに比べ「KWSあんず」は熟れていてうまい。品の良い甘さで上々...作業の中休みに「山梨の自然」をご馳走になる。

2016年7月8日金曜日

Rod Crafting

おはようございます「玩古堂」でございます(笑)「記憶」の片隅に残されておりました「沙翁"WONDEROD"の商標」ん~何であったか。掲載本をやっと見つけました..."Rod Crafting" Jeffrey L.Hatton, Frank Amato Publications, Inc.でございます。竿道楽様は「急いでいませんから...」と申されますが、玩古堂といたしましては他の仕事を後回しにしても「手をつけたい」訳で、粛々と事を進捗させた次第でございます。この本の著者ジェフリー様もかなりの「好き者」とお見受けいたします。「類は類を呼ぶ」と申しますか玩古堂にもこの様なお客様が多く、お声掛けをいただく訳でありましす。古き玩具(おもちゃ)をモテアソビ、かつ「いにしえ」から学び、楽しませて頂いております...ハイ(笑)

2016年7月7日木曜日

ready to go

上から "Kameglass 7034 one-half" "Kameglass 663-3pc." "Glas-Pak four 8'0" #4/5 4pc." 特別仕様...8月7日までにこのロッドをお買い上げ(もしくは別仕様でご注文)いただきますと、nca アルミケースをお付けいたします。お問い合わせはメール  ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ・・・

2016年7月6日水曜日

jewel

"Special Dry Fly 7'6"#3wt.4pc.+1"Graphite Rod(画像と仕様は異なります)を「北海道のオショロコマ用に・・」とご注文をいただいたKMさんからのメールにnca rodで釣ったオショロコマの画像(下)が添付されていた...あ~そうなんだよね~北海道の川で釣る「川の宝石」本当に綺麗...1996年に北海道・道東で取材した「翼の王国」の記事を思い出し、読み返してみる...(懐)

2016年7月5日火曜日

Wonderod

「玩古堂」でございます...今回修復させていただきますのは、四国の「竿道楽」様からのご依頼品"Shakespeare Fly Wonderod" でございます。店主が西洋毛鉤釣りを始めました頃(44年ほど昔になりますが・苦笑)にはまだまだ釣道具屋の店頭にこの「白い竿」が並んでいたものでございます(白いギターじゃありませんぞ・笑)忘れも致しませぬが、竿の先端を持ち「ギロリ」と元竿部分と交差させた「宣伝広告」がございました。手にした途端「わんだ~こりゃ」とばかり驚いた(wonder)ものでございます。店主も所有していた時期がござりましたな...今回の仕事内容は「握りの交換」「糸通しの変更と巻き直し」英文横文字にて沙吉比亜(沙翁)の刻 印が入りました緑の鍍金を施された軽金属の糸巻留座に敬意を払い、そのままでとのお達しがございました。Wonderodの商標は古い割 に大切 にされた状態なので、少々の修正後に再び皮膜塗装を...などと思いを巡らせております。なんたってアナタ、こう言うお仕事は玩古堂「大好物」でございますから...?ガンコドー、この人どういうキャラ?(爆笑)

2016年7月4日月曜日

angler's mail

『こんにちは!先日Solid48ロッドを作っていただいたSTです。ニューロッド初釣行で尺超えのイワナが釣れました~すばらしいロッドありがとうございます!!めちゃくちゃ記憶に残る一匹です...』おお!出来すぎです~渓流のルアー師、ガッツリと釣りますね~シングルフックの当たり「ミノー」も見える...(笑)

2016年7月3日日曜日

Country Side

近所のばあちゃんが87歳で亡くなり、葬儀に参列した。いつも野菜や手作りの餅菓子をいただき、大変お世話になった。曹洞宗亀森山・中興寺の和尚の話では「亀ケ森の生き字引」だったそうだ。千代ばあちゃんは昭和20年代前半に佐比内・牛の頭から亀ヶ森・山口に嫁に来たと聞く。戦後混乱期の岩手の生活に思いを巡らせる...「牛の頭」は紫波町日詰に抜ける道すがらにある。なんと読むかわかります?(ウシノカシラと読みます・笑)佐比内といい牛の頭といい、アイヌ語地名に違いないと調べてみた。佐比内(サヒナイ)は文字を分解するとサッ・ピ・ナイ【Sat・Pi・nay】乾く・小石の・川となる。確かに川の流れはいつも水量が少なく乾き気味。情景・地形を見事に言い表すアイヌ語ならではの命名...
さて「牛の頭」(ウシノカシラ)はどうだろうか。「萱野茂のアイヌ語辞典」三省堂1996年初版・2002年増補版を持ち出し調べるとウシ【usi】は「場所」の意があり、カシラ【Kasi-rari】は「その上」とある。文字通り(地形通りか)「その上の場所」に位置する(笑)紫波町教育委員会が設置した道標には詳しい由来説明もなく、小高いところに作られる「館」(タテもしくはダテでこちらは日本語?)の表記があるのみ。もっと深く探って欲しいな~(苦笑)...下の画像中央で丘陵になっているところがまさに「牛の頭」その場所...
もひとつおまけ...「遠野」の語源はアイヌ語のト【to】湖とヌプ【nup】原野に漢字をあてたと言われる。確かに猿ヶ石川に沿いに広がった構造盆地地形だ...ありゃ、猿ヶ石もアイヌ語の地名だ~またそのうちに「研究発表」(笑)