2015年4月30日木曜日

Country Side

季節は足早に来るものだ(笑)昨日の気温は27℃...今日も暑くなりそう。山は「もっこり」と新緑が芽吹き、山桜も咲いた・・
山吹も咲いたので(あら、こんなところに山椒発見)すわ「山吹山女魚」釣りかと思ったが世の中は「連休」で渓流も混みそう...わたし動きません(笑)
釣りは連休の喧騒が落ち着いてから、かな?

2015年4月29日水曜日

Graphite

どうも「グラスロッド屋」だと思われているフシがある(苦笑)確かに、15年来「グラスロッドグラスロッド」とお題目を唱えているからね...カーボン・グラファイトだってやってます。画像はご注文仕立ての"Lite Nine"9'0" #3wt.4pc.カーボングラファイト・ロッド(ここを強調して置きたい・笑)・・nca カーボングラファイト4ピースロッドは8623/8634/902/903/904...昔どうりに出ています(笑)

2015年4月28日火曜日

Flyfish(extra 2 )

嗚呼、良い渓流だな~こう言う溪好きです(笑)...広島NKさんよりのメールと画像。みなさん釣りに行ってますね。苔むした石は川の水量が安定している指針とか。あ~使っているロッドもとても素敵です(自画自賛)・・「Special Trouter 入魂です!2時間弱の釣行でしたが、1発目にゴギが出てくれました!続いて、良型のアマゴも!去年あれだけ苦労したゴギが、前回同様NCAロッドで連発しました。これからも良い釣りが楽しめそうです!」...いいなぁ~

2015年4月27日月曜日

Flyfish(extra)

信州NSからメールが来ていた。2日間留守にしているとメールや仕事が溜まってるな...中部地方のアマゴの画像と共に「バンブー703も竿卸し。近所の天竜川水系の里川ですがまだ水位が高く、この一尾のみ。ちっちゃいからボツかな?(笑)バンブーもいいっすね」でしょ~(笑)続いて「入渓して1時間ほど釣り次のポイントに移ろうと車に戻ったらバッテリーがあがっていてロードサービスのお世話に・・(T_T)凹んで帰って来ました」・・みなさん気をつけましょう(苦笑)

TKY

「あなた、一年半振りよ...」と長姉に言われた。行かなくちゃ行かなくちゃと思っていたが、スルズルと(苦笑)...今年、100歳になる母に会いに行った。大正5年(1916年)生まれ、辰年の母は記憶も確かで、彼女が7歳の時に起こった「関東大震災」(1923年)から今日までの話に花が咲いた。聞いておきたかったことも聞けたが「一世紀」分の話は一日ではとても無理(笑)また来ます・・
新旧のタワーが振り向けば眺望できる場所にて撮影...佃大橋側が業平にあるスカイツリー。勝鬨橋側、芝方向が東京タワー。間違いなく「お上りさん」(笑)

2015年4月25日土曜日

NCA Tube

どこかの国に金属が流出していて価格が跳ね上がる一方(苦笑)...いままで「真鍮」だったncaのロッドケース蓋・本体・底もその影響をモロに受け、新型はアルミ・シャンパンゴールドアルマイトの三点セットに・・アルミ材も原材料の高騰でやむなく価格改定...nca NEW Tubeはパイプ外径45mmX長さ1,500mmまでの間で、お好みの長さにカットいたします・・¥7,560(税込)

2015年4月24日金曜日

shor-T-glass

連休に間に合いました...注文をいただいていたnca謹製「ショー・ティ・グラス」5'9"#3wt.3pc.完成。グリップは先端部を含め140mm長、掌にしっくりフィットする形状をご希望。ガイドはすべてチタンフレームSICでのこだわりが(笑)依頼主は鳥取県だから「ゴキ」(ゴギ?)斑紋に特徴のある在来イワナを釣るのでしょうか?アラン・アドシーも「バーモントの渓流でブルックトラウトを狙うのに丁度いいね~」と、ご推薦...岩手でわたしもヤマメ、イワナ狙いにはこのロッド!愛用必帯必釣...

2015年4月23日木曜日

the Flyfisherman

Alan Erdossy...釣りに向かう車の中で「苗字は何て発音するんだっけ?」と聞いてみた。ErdossyとRのはいった難しい発音をしていたけど、日本語表記では取り敢えず「アドシー」で(笑)1947年生まれの67歳。現住所はバーモント州ウスター。アドシー家のファミリールーツはハンガリー。あはっ、まるで身上調査・・初めて会ったのは25年前...とアランが言っていた(当時JFFの総会に出席、わたしがアテンダント役を...)・・忘れかけていた事をいろいろ思い出した。
一緒に釣りをしていて「凄いな」と思ったことは数々ある。一つはハッチしている昆虫のサイズや色を即座に判断して毛鉤を決める。面倒がらずにこまめにフライを交換する。真剣に釣りしているんだね...はい、勉強になりました(笑)
初めての川なのに流れを読み、ライズを見つけて我々も投げるであろうところにキャストする。えっ、なんで同じ流し方?って思っちゃいました(笑)洋の東西を問わず魚の居場所は「おなじ」ということだね...いや、勉強になりました(笑)
アランは無類の「餃子好き」...大迫町・秀華楼で二度、東和町・篠亭で一度、ビールとともに食す(笑)...バーモントで餃子はいつも作っているらしいが本格的餃子に近づくために足りない食材「ニラ」を育てようと、道の駅で「種」まで購入~そのうち彼の地で「バーモント・ギョーザ」なるものが出来るかも?(爆笑)

2015年4月22日水曜日

Magnoria

釣りに向かう途中、左手に白い大木が見えた。雨模様だったし寄り道「見物」とその方角へ...学名「Magnoria Kobus」(マグノリア・コブス)あは、なまってんでねーの(笑)そう「辛夷」コブシの大木だ。在所の墓地になっている丘に一本、美しい白い花を咲かせている。今の時期しか見ることの出来ない「贅沢」・・
墓所まで歩き登ると、雨霧に霞んだ山並みをコブシの大木とともに一望出来る...アランもコージも、勿論わたしもこの景観 に一時の「眼福」を得た...

2015年4月21日火曜日

the YAMAME

「ステファン入魂です!ヤマメ41.5cm。ライズしててドライで釣れちゃいました。一生忘れられない竿となりました。ありがとうございました!」とIKさんからメールが...うわっ!凄い!!まるでサクラマス...なかなか会えるヤマメではないな~ロッドは今年新調された"Steffen Brothers Fiberglass" 7'6"#2/3 4pc. 川の女神が微笑みましたね(嬉)...装着されたOrvis C.F.O リールのパーフォレーションも「シテヤッタリ!」と笑っている様にもみえる(爆)

2015年4月20日月曜日

Flyfish

だからまだ早いって言ったでしょ(笑)...大迫近辺の桜は満開なのに、遠野・猿ヶ石川堤防の桜は「蕾」寒い場所なんだと改めて思った。峠を越えると沿岸の気候になり、桜は満開、川辺には水仙が咲き乱れている。山を隔てた距離は10kmあるか無いかでこれほど違うか...気温16℃
身長のある割に体重の「軽い」コージはここにたどり着くまで、幾度か流されそうに...こういう時、重量級は強いね~(笑)
小さなカディスのハッチがあり、Alanはキャストを繰り返す...右の石裏でライズ!・・しかし何度トレースしても出ませんね(苦笑)小ぶりを何匹か掛けて、腹が減ったので山越え(トンネルだったので「山抜け」か~笑)・・そんな北国の春、川釣りの一日でありましたとさ...「どんとはれ」

2015年4月19日日曜日

Visitor

昨日12:40、東北新幹線新花巻駅に東京から降り立った古い友人「朋有り遠方より来たる・・」ようこそ!Alan Erdossy、イラストレーターの八百板浩司・・15年ぶりかな二人とも。話が積もりすぎているし、みんな経年変化しているけど(笑)心は変わらないFlyFisher...今日は釣りに出かけよう・・

2015年4月18日土曜日

Plan

鳥取USさんからpdfファイルで送られてきた「図面」...細かく指示されているが「寸法は概ねで・・」とのこと、助かります(笑)平面で描れたものを立体にすると、想像を外れることがあり、つい「ならい寸法」になってしまう。手にスッポリと収まる140mm長さのグリップスタイルは「Pillippe」というのだろうか?以前USさんがncaで作られたBamboo Casting Rodのフォアグリップとも通ずる先端の形だが、今回は「巻き上げ仕様」・・Shor-T-glass 5'9"#3wt.3pc.

2015年4月17日金曜日

SAKURA

「サクラサク」...昔、受験生合格の電文だったけど今じゃ、スマホのメールで(笑)・・盛岡~遠野~釜石を結ぶ国道396号、大迫町岩の目・稲荷社横、南向きにあるエドヒガンザクラが八分咲。例年よりも早いな。一昨日、盛岡に出たついでに地方裁判所の「石割桜」を見てきた。8日に開花して昨日「満開」お城の周りも満開。季節が早まるのが良いのか悪いのか...ウメ、コブシ、レンギョウ、シバザクラも負けじ、いまが盛りとばかり咲き誇っている・・北国の春

2015年4月16日木曜日

Figure

"W.E.Carpenter Fiberglass" 7'3"#3/4 3pc.Rodもあと少しで完成する。バット部とミッド部は出来ていて、残るはトップ部の塗装...グリップの感じやラッピングをはやく見たくて一足先に作っちゃう、近頃のnca方式だ(笑)・・画像のフライリールは1970年代後期のHardy Featherweight 2-7/8" (7.30cm)ラインガードが現行の形になった頃のモノ。巻かれているのは現在のPAYNE Fly Line DT4 F Ivory color(これの箱とプラスチックケースを取ってあった筈だけど?未だ発見出来ない・苦笑)...「カタチ」でしょ・・

2015年4月15日水曜日

Balance

よくある質問に「ロッドは何グラムですか?リールとのバランスは?」というのがある。答えは「気にしたことありませんよ~」(苦笑)・・ロッドの長さや使うラインによって、自ずからリールが決まるので「コレ!」といった答えは出来ない。それ(重量)よりもロッド全体の「カタチ」を考えてしまう(笑)発注者それぞれの「想い」に沿ってお仕立てするが、お任せの場合nca個人的趣味が強く反映されてしまうことお許し願いたい(謝)・・重要なのはグリップとシートの関係(長さや太さ、接合部)でバランスが取れているかが、そのロッドの「印象」を決めてしまうと考えている。たかが釣竿、されど釣竿。良いものを持ちたい、持たせたい・・・

2015年4月14日火曜日

Return

R.L.Winston Boron Ⅱt...ブランク持ち込みで作ったのは5年前かな?転倒・滑落事故でトップと2ndを破損したのが昨年・・日本の代理店を通し、パーツ「新規製作」を依頼し待つこと半年。岩手に入院「手術」を受けて二週間後に退院。傷跡、多少残っちゃったけど...今日、オーナーの元に帰る・・(笑)

2015年4月13日月曜日

Yamame Special

「美しい日本の野生のマスにはそれにふさわしいロッドが必要です....これは今を去る3年前に日本を訪れ、奈良や和歌山の渓流でヤマメの釣りを楽しんだオービス社の社長リー・パーキンス氏が帰国前に語った言葉です...後略」(1978年ティムコカタログ6ページに記載)・・それが"YAMAME Special 6'9" 63g #4 2pc. " カタログ表紙にもなった日本名を冠するBamboo Rod...「このグリップのカタチ好きで、オービスといえばコレなんです・・」とグリップ形状とステルス仕様をご指定のMXKさん。「痒いところに手」届きましたか?(笑)

2015年4月12日日曜日

Hand Grasp

Orvis Battenkill Midge 7'6" 3pc.HEG ..長年の懸案事項であったコルクを「新調」することに。ここは単にグリップと言わずに気取って「ハンドグラースプ」と呼ぶ(笑)・・なにせ30数年使っているとコルクの油分も抜けてすっかりカサカサ・デコデコ。昨シーズン、握った時に親指への違和感が顕著になり替えなくてはと思っていたところ、KKさんの「オービス話」に背中を押された(苦笑)
Wes Jordan style・リールシートとコルクの接合部は接着強度を高めるためか、このような構造になっている・・手間かけてます(笑)
シャフトからコルクへの巻き上げ...コルク部分は「二重巻き」に補強と色変わり防止・・手間かけてます(笑)
スレッド部分の塗装は「三七、二十一日間、たら~りたらりと・・」嘘です。蝦蟇の油ではありませんから(笑)一液性ウレタン塗料を「乾いては塗り、乾いては塗り」艶が出て糸目がいい感じになるまで・・手間かかってます(爆)

2015年4月11日土曜日

History

KKさんが古いOrvis Impregnated Rodを手に入れてバラしてみたら見たことも無いガイドが付いていたり、シート金具だったりで、古いオービス好きとしては俄然興味がわいてきた....クラシックタックルに造詣の深かった故人、Martin J.Keaneの名著作"Classic Rods and Rodmakers"にOrvisの項があるので調べてみるとKKさん所有のオービスロッドについている「金具」らしきものが古い写真に写っている・・1942年頃までオービスのバンブーはバーニッシュされた、所謂ナチュラルケーンでその後Wesley Dorrell Jordan (1894-1975)がSouth Bend社から移籍して現在の樹脂含浸されたロッドの開発を行い、1946年に商品化された...とある。3冊の本から「歴史」を読み解くと、ナチュラルケーン時代に余った金具をインプリロッドに使ったんじゃない?と推理するしかない(苦笑)もしそうであればインプリの初期も初期のロッドを入手したわけだね・・なぞがナゾ呼ぶ、金具には"Charles F. Orvis "の刻 印がある・・・「竿に歴史あり」

2015年4月10日金曜日

Angler's Mail

「鳥取の里川で桜を見ながらの釣り...nca bamboo BTC50 ロッドにバルサミノー。バンブーのしなりに上手く乗ってくれました」と数葉の写真を頂いた。うれしいです。何だか自分が鳥取まで行って釣りした気分・・(笑)
雰囲気が東北の川と違う・・今までいろいろな川を釣り歩いたけど鳥取・島根・山口・岡山・広島は無いなー・・日本には「いい川」たくさんありますね・・

2015年4月9日木曜日

Passage

"the Ultimate Fishing Book"という洋書に挟まれ変色した「広告」...1981年の「産報フィッシング」の広告ページを取ってあった。何気なく本を見ていて発見・・中央の銀髪がScott創始者ハリー・ウィルソン。元はといえば経営コンサルタントだったそうだ・・当時、この広告写真をみて気になったことがあった。写真右側ワークベンチでロッドを巻いているのが少年たちなんだ...えっ?子供がアルバイト?・・あれから34年、少年たちはその後どうしたのだろう、そのままロッドビルダーになったのかしら?・・おじさんはなっちゃいましたけどね・・(笑)

2015年4月8日水曜日

RHW or LHW

Right Hand Wind【右巻き】..フライフィッシングを始めた頃、リールは「右巻き」が主流だった。一度覚えてしまうと後になって「左巻き」LHWに戻すのは難しい。巻くという動作がぎこちないのである。もどかしいのである。リールハンドルを廻すのにカクカクしてしまいロッドトップが妙な動きを・・「左巻き」や「左投げ」も覚えようと何度も試みたが、とっくに諦めた(笑)左で巻くことは確かに「合理的」だとは思うけど...ひとそれぞれのフィッシング・スタイルがあるから「愉しい」んだよね、この釣りは...などと自分に言い聞かせる(爆)
そんなことを考えながらメールを開いてみたら・・「先日久しぶりに広島で休みが取れたので、今年初の渓流へ行ってきました。自分にとっての解禁です!友はKimiglass。良い方のゴギが出てきました!25cm級が2匹も出て、入れ食い状態でした!流石はNCA Kimiglass!!! 次回 はSpecial Trouter 入魂です!」あ~いいなぁ~。この方のリールはきっと「Bob Corsetti / Peerless 77」それも左巻きだ...やっぱ「左巻き」多いなーと思う今日この頃(笑)...あなたは?

2015年4月7日火曜日

Ready to Flyfish !

ロッドラックに溜まってきたので「放出」するサンプルロッド(笑)・・バンブーとグラス。サンプルなので若干の使用感アリ...税込・布袋付きでご提供
お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までお願いいたします。ただし単品なので「売り切り御免」・・画像をクリックすると拡大して見られます。

2015年4月6日月曜日

Fiberglass Blank

前日に関東圏から出荷され、宅急便に乗って東北道を北上、朝一番でやって来たYKさんご依頼のWalt.E.Carpenter Fiberglass 7'3"#3/4 3pc.Blank...「オトナのロッドに・・」ということでカーペンターのテイストでもある「PAYNE風」に作る。ブラウンスレッドにブラックの飾り巻き(ティッピング)を施そう。シートはBellinger社PAYNE Style/Walnutで、金具を黒染。グリップはペイン・シガー、ガイドとフックキーパーはSnakeBrand社Black/Nickelを使う...「期日はかかっても構いません・・」と言われても「得意科目」なのであっという間にグリップ、シート周りを製作...完成の日は近い(笑)

2015年4月5日日曜日

Blade

中学生の頃、洗面台に置かれ父が使っていた「羽のマーク」(フェザーという会社か?)の「ヒゲ剃」をちょっと拝借し、ショボショボのうぶ毛ヒゲを剃ったこと思い出した。両刃ホルダーはハンドルネジを締めることで絶妙な「R」曲面を刃にあたえ薄い鋼材を固くし、髭を剃りやすくしてくれた。安全カミソリという名称だが、薄刃で慣れないと危ない(苦笑)...40数年前、アマチュアだった頃は良く糸切りに「両刃カミソリ」を使ったものだ。いまじゃ、用途に応じ刃厚を選べ、折ることにより新たな切れ味になる「カッター」を愛用...そういえば両刃を横半分に折り専用ホルダーに装着して使う毛鉤用「ウイングカッター」というのもあったな・・久しぶりに安全カミソリの切れ味を試してみたところスパッと糸を切り落とす「そうだ、この鋭さだ!」...米国のMatt Draftが注文した品と一緒に荷物の中に忍ばせてくれた(thank you !)

2015年4月4日土曜日

Extension

Extension【伸長】...なのに3ピース各セクションの長さを合わせるためブランクをカットした。英語では「fixed」(固定した)と言うが、日本語では「ハメゴロシ」と呼ぶ・・すごい名称...ブランク内径にあわせた「エクステンションのエクステンション」を作り接着する(笑)コルクシートが分かれているのは「接着剤溜り」としてこういう形にした・・バット部にExtensionを挿入し仮組みするとこんな感じに・・