2015年10月31日土曜日

Workbench (2)

だから見てるだけで手をつけるのが嫌だっだんだ~結局、整理するのに丸一日掛かってしまった「ブランクス・ストッカー」ゴチャまぜにしていたわたしが悪いんだけど(苦笑)引っ張り出して元に戻せばず~っとキレイで居られたのに「テキトー」に入れるからグラファイトとバンブーのブランクスがゴチャゴチャ。ブランクの長さ、種類を「仕分け」るのにえらく手間取ってしまった。中に昔作ったOEMブランクやロッドが混じっていたから余計始末が悪い...
「魔界(1)」は何となく「スッキリ!」としたでしょ?(あまり変わらんじゃないか、という意見もある)...まだ「魔界(2)」があるので気が重い(苦笑)...出てきたグラファイトロッド完成品とOEMブランクスは整理がつき次第「激安」にて投げ売り予定あり。ローンキャスト(試し振り)で使用したくらいなのでガンガン使えます。パーツは昔のBllingerやREC、Mildrumなど、いいの付けてますから、パーツ取りをしても安いくらいだと思いますよ...乞うご期待(笑)

2015年10月30日金曜日

Workbench

昨日の作業が終わってから「懸案事項」だった片付けをした。バラバラになっていたカッターや鋏、シートウッド、金具など一同に会するのは今朝までだろうな~新しい刃に入れ替え、また使う場所に散開する。本当はブランクストッカーまで手を伸ばさなくてはいけないんだけど、今はただ眺めるだけにしておく...整理された「作業台」は大変気持ちが良い。しかし雑然とした中での作業も捨てがたいのも事実(笑)...片付け中、またしてもデッドストックされている「バンブーブランクス」数本出てきました(苦笑)そのうちご紹介して販売予定...
ボール盤の裏も「魔窟」なんだよな~やるしかないかー

2015年10月29日木曜日

Dual Ring

Dual Ring 二重(二つ)のリング...悩み抜いてOrvis type R&Rとスーパーファイン型グリップを選ばれたGHさん。隣の市から「修理品」を取りに来られた。外でラインを通してグラファイトロッドとグラスロッドを「試し振り」...「ずっと気になってたんですよ~Kameglass...」GHさんの握り方は「インデックス・フィンガー」と呼ばれる人差し指をキャスト方向に「指す」スタイルで巧みにラインを繰り出していた...「自己流で、これで覚えちゃったから...」と言われるがなかなかのキャスティングです(笑)当然、グリップは長めでシートとの段差を少なめにする...川の話やなにやらと楽しい話をしているうちに、二時間半が過ぎていた(苦笑)

2015年10月28日水曜日

Reelseat

Everett Garrison大先生は金具まで自から旋盤を使い製作していたが、わたしは「出来合い」を使う(苦笑)Bellinger社"Garrison style Hardware"これがまた良くできているんだな~ニッケル合金からプレスされたエンドキャップにクロスローレットが施されたスライドバンド...ウッドとコルクのフィラーはわたし作りました(笑)...なるほどね、と思うのはスライドバンドに絶妙なテーパーがついていてリールフットの傾斜に合わせホールドできること。これはギャリソン先生の「工程」にもあり、Bellingerよくぞ再現!
ウッドとコルクのコンビネーション・シートはコルク部での遊動リングの固定を目指している。木部よりも抵抗が大きく、リールフットがよく留まるという訳だ...このスタイルを見ると「おっ、エバレット・ギャリソン先生...」となる(笑)

2015年10月27日火曜日

ParaGraph

この前まで金属フェルールをバンブーに取り付けていた、と思ったら今度はカーボンロッドにスピゴット(Spigot栓)フェルールを...Internal Ferruleとも呼ばれるロッドジョイント方法は滑らかなベンドカーブを竿に与えてくれる。素材は「マイクロカーボン」指先の感覚を頼りに削り出す(既報)...nca / ParaGraph パラグラフに4ピースロッド登場。"ParaGraph 4"は7'0"/7'6"/8'0"/8'6"の4種で適合ラインは#3/4wt...量産不能。上質でありたい「手仕事の世界」(苦笑)

2015年10月26日月曜日

Good Memories

「携帯の電波が届かない所にいて遅くなりました...」と広島のNKさんから荷物が届いた由の連絡を貰った。そう、釣りに行ってたんだ~場所は中野川川。広島から約3時間で行けるらしい。懐かしいな~高知県本川村「中野川川」...相変わらず水の透明度が高いのが画像から伝わる...毛鉤釣り場を「創る」ために東京から高知に通ったのは1991年だったか...
紆余曲折の末、開設相成って「未知の釣り場」を知らしめる広報活動の一環を担い、ANA機内誌「翼の王国」に記事を書いたり、フライの雑誌(1993年23号)中沢孝編集長に取材を受け事の経緯を語ったり、マミヤOP「ピータースロード」のフライ釣りデモテープを撮影したり、釣り番組の取材をしたり、いろいろやったな...今となっては「良い思い出」だ。あれから20数年の時を経て故人となられた方も多い...釣り場としての「かたち」は変わっても、川は変わらない...

2015年10月25日日曜日

85mm

リールシート・フィラーの長さ...長いと間延びして、短いと使えない(苦笑)REC社MGMD ニッケル・ポケット&リングにコルクフィラーを合わせる時の「基準」が85mm...ウッドよりもコルクの方が遊動リングが止まりやすい(持論ですが・笑)グリップに使う33mm径コルクを18mmまで削り作り出す。削り落とすコルク粉はいつも「勿体無い」と思うが、同素材で一体化することに「意義」がある(笑)

2015年10月24日土曜日

Bamboo

ペイン風味のバンブーロッド...スレッドの「塗り」が進行している..."to be,or not to be..." Shakespeare大先生の戯曲「ハムレット」Hamletの台詞が脳裏に浮かんだ。何がですって?「あと一回塗るか塗らないか、それが問題だ...」(笑)...シェークスピアと言えば昔、老舗の釣具会社があったけどどうしたのかな?1946年(昭和21年)に"Wonderrod"(fiberglass rods)を世に送り出した会社だ。わたしが手にしたのはそれよりず~っとあとの(30年後かな?)白いワンダーロッドだった...あらあら、また脱線(苦笑)よしゃ、あと一回、塗る!

2015年10月23日金曜日

PEG

PEG 栓...ロッドの場合、スピゴットフェルールの「♂」のこと。アハハ、どこでも同じようなことやっていてS社のカタログ写真にある職人も「炭素粉」で手が真っ黒け。素手の感覚が大切なので手袋は使えない。炭素繊維Carbonはまさしく「炭」だと思い知らされる作業。ncaグラファイトロッドのペグは特殊な製法で作られたマイクロカーボンの無垢材から作る。先進素材でもブランク内径合わせなどは感と経験に頼るしかない「原始的工法」(苦笑)...粉を吸い込んだら大変なのでマスクとゴーグルを着用する。そして微粒の炭素粉で黒くなった手は汚れも落ちにくいが、お湯を使い車の整備工などが手についた油分・黒ずみ落としに使用する"FAST ORANGE"Hand Cleanerでキレイに洗い流すことが肝要...

2015年10月22日木曜日

S.G.R.C

「Short Glass Rod Club についてお話を...」とNYさんに聞かれた(苦笑)...シーズン中に遥々岩手にやって来る釣り人は概ね「短竿」愛好者。5'9"から6'9"の長さで渓流のヤマメ、イワナを追いかける。小渓流の幅の狭いところの釣りで必要に迫られ作り始めたが、意外と何処でも使え、使っちゃう(笑)魚を掛けるのも、掛けてからも「めちゃ楽しい」のである。使うラインはDT3F、リーダーの長さは9ft.ぐらいがよろしい...それなりのキャスティングを必要とするが、こんなもんは「慣れ」ればなんちゃない。ちょっとしたサイズの魚ではスリリングなやり取がたまらんのでアリマス。一応、7ft.以下ロッドが基準...なに!そんなクラブあるのか~「入会希望!」だって?「安心して下さい、はいれます」(明るい安村風に)・・来シーズンに向けnca Short Glass Rodを手に入れれば、あなたも即日「笑(ショウ)とグラスロッド・クラブ」会員に成れます...(爆)

2015年10月21日水曜日

at daybreak

daybreak 夜明け...カーテンを上げても窓の外は真っ暗だ。この時期、岩手の日の出(日の入り)は5:51。昨日塗ったBamboo Blanksの状態を「ボーッ」と見る。巻き始めるのは週末からか。先行して作っているロッドのスレッド塗装やら何やら...6:00過ぎには我が家の高校生を花巻・日居城野陸上競技場まで送る。片道25km、所要時間約30分かな?高校駅伝で10km 区間を走るそうだ。総距離はマラソンとおなじ42.195km、7人で「たすき」を継なぐ。

2015年10月20日火曜日

Graphite Ⅱ

Graphite その2..."Special Dry Fly"と名づけた7'6" #3wt.4pc. ロッド。ブランクスは米国生まれなんだけどブランク製造で巻かれるカーボン・プリプレグは日本の「東レ」...1970年代後期 に初めて手にした「オリムピック」のカーボン・ロッドは「東レ・トレカ」使用とカタログに(懐)...『このロッド・ブランクスには2つのタイプのTORAYカーボンファイバーが使用されています。高弾性IM6カーボンは上部の3セクションで使い、その柔軟さでティペットを保護してくれます。バット部分には更に高弾性のIM 10カーボンを使用し、その強靭さでロッドの直進方向性を高めると共に小さなキャスティングモーションで矢の様なタイトループを生み出し、あなたの乾毛鉤 Dry Flyを目的のスポットに送り込みます...』とコマーシャルを一席。そうそう、このロッド 「extra tip」が一本ついてます(笑)

2015年10月19日月曜日

Graphite

Graphite もしくは Carbon Rod 炭素繊維を反発力に利用した竿...「クラシカルな雰囲気を持つグラファイト3pc.ロッドです。ゆったりとした心でキャストを楽しみ、鱒と一日戯れ遊ぶ。そんな気持ちにしてくれるスリーピース・ロッド」とカタログに書いてあった(自分で書いたんですがね・笑)...nca"Classc 3pc."Rodには7934/8334/8634/904がアリマス...

2015年10月18日日曜日

Paint

懸案事項のひとつ、ベランダの手摺り塗装。前回から5年くらい経ち、風雨に晒され悲惨な状態であった。一人でやると絶対「メゲる」ので誰かいないかな?と思っていた所にフラリと現れたのが「元中学生」のSTくん(彼は中学生の頃から知ってるFFM。もう30代・笑)一度、日取りを決めたのは良いもの、こちらの都合で流れ「じゃ、この日に」では雨 に降られた。昨日「三度目の正直」は秋晴れで日中の気温も上がり「塗装日和」となった。STくんの友人Kobaくんと共にペンキ塗り(喜)...Kobaくんは「ペンキ屋3年やりました」と頼もしい男で、近所のホームセンターへ材料の買出しに...ワイヤーブラシとサンドペーパーで古くなったペンキを落とし、下準備。平刷毛でゴミを払う姿がプロっぽい...「秋の日は釣瓶落とし」の言葉通り16時半過ぎには本日終了。塗り残しはあと1/4くらいかな?

2015年10月17日土曜日

Striping Guide

Strip 滑走路...フライロッドの場合はグリップすぐ上のガイドのこと。ナルホド~滑走路ね~フライラインの滑り出すところだから間違いない(爆笑)...広島にヨメいっていたロッドがシーズンオフに「帰郷」した。嫁ぎ先で大事にされていたらしく、綺麗なロッド(嬉)オーナーの人柄が覗える。さて「里帰り」の理由はストリッピング・ガイドの変更。Kameglassのカスタム版で"Kimiglass"語源はオーナーであるNSMさんのファーストネームに由来する(笑)
最初に付けたガイドは"Hopkins & Holloway"のHHSG size #8、それを外し新たに"Mildrum SRMC #8"カーボロイに変更。NSMさんは「ベルマー型もいいな~」とおっしゃっていましたが、ブリッジの幅(広がり)の差が元のガイド位置と大きく異なるので「巻き跡」がでますよとお話して「却下」...ミルドラムとホプキンスの差は少なく「最初からついてました」という状態になりました。来週にはお戻し出来ると思います。

2015年10月16日金曜日

Workbench

ストッカーを漁っていたらフェルール無しの7フィート用 Bamboo Blanksが出てきた(だからーちゃんと整理しなさい!という意見もある・苦笑)あら、先日ご紹介した Parabolic Bamboo Rod はこれで6'6"と7'0"の2種類となった。グリップスタイル、左はHLL風味、右がPAYNE味(笑)...金属類の「黒染」blued を少しまとめてやる。染めた(表面酸化)後、エナメル処理すると剥がれ難くなる(嬉)

2015年10月15日木曜日

Form

Form 形式...コルクを削っているときアクリル製ダストカバーの中が画像の様に「モヤ~ッ」としてきた(これは画像処理してあるけど)こりゃ「コルク削りカス早く捨てなさい!」と集塵機からのWarning 警告だ(苦笑)...ペイン型のグリップはサラッと「These rods are mounted with cork reelseat...」と表記されているだけ(笑)先端の丸いHLL型と比べるとシャープで握り心地も「細身」な感じがする。ブランクに接着してからまた削らねば...ちょっとした「カタチ」でしょ?

2015年10月14日水曜日

Ferrules

Ferrule ステッキなどの石突き。この場合はジョイント部分...この頃、巷で流行っているジョイント方法はグラスフェルール、カーボンフェルール、竹フェルールらしいが「やっぱ、Bambooには金属フェルールだ!」と頑なに思っているわたしがいる(苦笑)ストッカーから持ち出したのはトンキンケーン・ブランク8セットと引き出しを漁って探し出したサイズの適合する「ニッケル・フェルール」...フェルールの打ち込み作業は一日で終わるかしらん?(笑)...今回、製作して販売いたしますのは「Parabolic 6'6"#3/4 2pc.」作り方はやっぱり「PAYNE Style」・・程良く火入れされたシャフトの色合いがモロ「ペイン」なんですよー。グリップは「ペイン型パンプキン・グリップ」(お好みによりHLL型でも可)「REC社NGMDポケット&リング・シート」で予価¥65,000(布袋付き本体価格)ご予約をいただければと存じます。今回のロッドを11月14日までにご予約を頂きますと、特典として「ncaアルミケース」が付いてきます ...ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

2015年10月13日火曜日

Reel Seat

現代のスピン・リールの脚がどれほどの長さかは知らないが、新しいシートは短めに作られていて「クラシック」の部類に入るミッチェルなど古いリールは取り付けにくいらしい...ncaがTwo Handed RodやCasting Rod/ Spin Rodで使用している Ferguson type seatはそんな悩みを解消してくれる。アルミ製の金属部品とウッドスペーサーからなるリールシートは少しクラシックな感じを醸し出す。現在販売されている他社製品と比べると、かなり「昔風」...「大丈夫です、安心してください・・あなたのクラシックリールもとまります」(笑)

2015年10月12日月曜日

ParaGraph

秋といえば「カボチャ」Pumpkinだ!ということで(関係ないけど・笑)...PAYNE Bamboo Rodに"Parabolic"というシリーズがあった(7'1"と7'9")ncaにはパラグラフ(ParabolicとGraphiteを合体させたnca造語)があるので、パンプキン・グリップを付ける。シート金具はREC社NGMDニッケル・ポケット&リングを黒染したものを使う。ペインのグリップよりもHLLのパンプキン型が好きなので、そちらを採用。クリアブラウンのブランク色に巻き方はペインな気分...(笑)

2015年10月11日日曜日

Photograph

親父が当時愛用していた「Leica ライカC型」で撮影し、自分で現像・焼付をした写真...古いアルバムの1ページ目に母親の字体で「昭和二十五年十月十一日誕生、体重、正一貫匁」と記載がある。(一貫匁=3,750g)...写真は7日目、命名の日からのもので、時折の成長が記録されている。今更だけど両親の愛情に触れる事のできる「古色蒼然たる写真」...そう、あの歌が聞こえる。吉田拓郎♪今日までそして明日から♪「わたし今日まで生きてみました...そして明日からもこうして生きてゆくだろうと・・」...65年なんてあっという間だ...

2015年10月10日土曜日

Varnish

Varnish 塗装...バンブーキャスティング・ロッドの糸巻きが完了して、糸の色を残すため「Color Preserver」処理をする。水溶性waterBaseの物も出てはいるけど、わたしは昔ながらの「油性」カラープリザーバーを使う...意外と失敗しやすいこの作業、長年の経験からキモは完全乾燥を「待つ」ことにあると見つけたり。乾いては塗り、乾いては塗りの4度塗り(苦笑)その後「特殊な処理」をしてから「本塗り」へ移行する。バンブーの場合、スレッド塗装はエポキシ塗料は使わずに(あのポテ感を嫌う)ウレタンUrethan塗料で慎重に塗り進める。

2015年10月9日金曜日

Workbench

作業台の前、東側窓から見える山の松の木先端が無い...昨日の低気圧による「爆風」で折れたようだ。マダラカミキリが媒介したマツノザイセンチュウによる松枯れが蔓延して所々(というより80%以上かな)立ち枯れ。夜中まで吹き荒れた風は木の葉、木枝を大量に撒き散らかした。ラジオニューズで宮古港の津波で壊れた代替えの臨時灯台(灯浮標6トン)が流され、岸壁に漂着したとの報道。海底に計18トンの重しで係留されていたが「高波」には勝てなかった模様..あ、Kameglass Presentaion Rod のストリッピング・ガイド、Mildrum SRMG カーボロイ・ベルマー型ガイド使います...

2015年10月8日木曜日

Presentation

Presentation 呈示、表現...牧師の推薦(笑)などの意。大昔のORVIS RODにその名があったな~顧客の要望により「手形」を送りグリップの寸法調整を受け付ける。スレッド色は当時としては珍しい「黒」だった...nca/Presentation のベースは"Kameglass"703と7634"Glas-Pak 4"8'0"-4pc.DT4/WF5でどちらもブランクはPhillipson 色、レディッシュブラウン。巻糸はメインに黒。ベージュ5巻きと黒6巻きによる飾り。グリップスタイルはT&T KaneglassのTorpedo魚雷型で先端は糸による巻き上げ...Bellinger リールシート(黒染)を装着した「限定品」...お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

2015年10月7日水曜日

Bamboo

あはは、また「Casting Rod」...バンブーブランクの塗装が完了したので、パーツやスレッドを集める。仕様は勿論「PAYNE」風味でしょ(笑)ブランクはTAKADA RODにテーパーを提示し作って貰ったトンキンケーン・5フィート3ピース。ペイン時代とは異なり現代のキャスティングロッド・アクションに...瑪瑙ガイドは揃えるのが大変なので(金額的 に・苦笑)カーボロイ・ローポジションを使う。トップは旧 Mildrum社SRMTガイド(もう手に入らないらしいですね...ncaに在庫有・嬉)

2015年10月6日火曜日

Workbench

「鉄は熱いうちに打て」...「竿は興味があるうちに作れ」という事で(笑)tele-cast 56に続いてスピニング用振り出し竿を作ってみた。どうしてもガイドフットが長いスピニング用 Kガイド。フライ竿を巻いている時に「閃いた!」のは長めの遊動パイプ作成(当たり前か・笑)幸いにして「竿や」なのでブランク切れ端などがどっさりとあって、材料には事欠かない。外寸法と長さを合わせ、内径もリーマーで調整した。作業中に「キャスティングがtele-castだから、コレはtele-spinだな...」とロッドネームも決まった(笑)まだ塗装の途中なのでガイドはセットしていないが「504 Trout Spin」と対比した画像をご覧あれ...

2015年10月5日月曜日

Bookshelf

久しぶりに花巻市街の本屋に。入口近くに平積みされた新刊があり、好きな作家先生の新刊が「上・中・下刊」あったので中身も確かめず手にした。他にも読んでいなかったものが再販されていて、何冊か購入した。家に帰り、作家別 にまとめてある本棚をみて「愕然!」さっきの「上中下」初版で持ってんじゃん!表紙が異なったので間違えた(タイトルには覚えが)よく見たら「新装版」紛らわしいなー(怒)というか、読んだかどうだかよく覚えてないわたしが「お間抜け」(苦笑)...あ、こんな文庫も購入「慟哭の谷」木村盛武、文春文庫2015年4月刊「北海道・三毛別羆事件」を二つの方向から読み、知り、あらためて驚愕する...「羆嵐」吉村昭は木村盛武の収集した資料・取材を元に書かれた小説である。

2015年10月4日日曜日

telecast

telecastテレビ放送...ロッドのネーミングを思いつき、記入後に「英和辞典」を引いたら「テレビ放送」と出ていた(苦笑)・・ま、いいか~こちらはtelescopicとcastingを合体させた「造語」だから...4段階に引き出すシャフトと遊動式のガイドを持ったルアーの振り出し竿...nca/telecast 56 は以前より構想はあったのだが、群馬県前橋のカーティスクリーク店主に「アレ、できませんかねー」と背中を押されやっと「カタチ」にした...卵型egg shapeのフォアグリップとストレートのリア。黒をメインに白の飾り巻き(昔のT&T風味、大好物なもんで・笑)

2015年10月3日土曜日

Hen of the Wood

宅配便が配達してくれた段ボール箱を開けると、芳しいキノコの香りが部屋中に漂った。そう、天然の舞茸。一株は大きく20cmX25cm、高さは14cm ほどある...「山のキノコです、ご賞味あれ...」と文が添えてあった。送り主は岩手郡雫石町の釣り人。早速、お礼の電話をいれると「いや~その霜降りの舞茸は100株取ったウチの20株くらいですかね~今年キノコは良いようで...」釣りのシーズンが終わると「キノコ採り」に変身するそうだ(笑)...お昼に手っ取り早く「舞茸そば」にして頂いた。厚みがあるので歯触 りが違う、食べた後に鼻に抜けるなんとも言えないキノコの香りは、雫石周辺の楢(ナラ)樫(カシ)椎(シイ)の木で構成された自然林「森の匂い」がした。一説では岩手の一地方において、山の神の祭事の際に収穫し、その折に三度舞を踊り採る習わしがあったそうな... ちなみに英名はヘラ状の小型傘を群生させるところをニワトリのトサカや羊のモコモコから連想 して、見た目でズバリ「Hen of the Wood」「Sheep's Head」とか言うらしい...そりゃ見えんことも無いけどね~(苦笑)

2015年10月2日金曜日

Distinctive

ナイロン白糸をメインに色糸を混ぜ2mm幅に平織りされた「Gudebrod Butt Wind」の包装台紙に「Gives the distinctive look of a custom rod!」カスタムロッドの見た目に差異を!と書かれてる(笑)...バスロッドではたまにあるけど、フライロッドでは殆ど見かけなくなりましたね~基本的 に単なる飾り巻きでしかないのと、Gudebrod製品が無くなったことによるのかな?それよりも巻き手間も掛かるからか?...手持ちのバットワインドは竿工場用の「メガ巻き」(そんな言葉があるのか?笑)と一般小売サイズの3yds.巻きが少々...大昔のグラスロッドではよく巻かれていたけど、K-Glassでも使ってみた...昔のフェンウィック社のセールスコピーに「Old Quality,New Action」とあった。まさに「温故知新」...nca 在庫最後のバーマック社オール・アルミシート(ブラウン)をつけた「K-Glass/BROWN 7'0"#3wt.3pc.」一本のみアリマス...

2015年10月1日木曜日

Flyfish 

岩手山(標高2,039m)が初冠雪した...9月30日は岩手の渓流釣りが終了する日でもある。朝から風が強く吹き、どうしようかな?と思ったが落ち着かないので...結果は「時節柄」こんなもん。これが最大だったけど(苦笑)川にはフライ釣り一人、餌釣り一人とウィークデイの「最終日」であった...国道に戻らず「有宇内峠」を「小倉掛」に抜けようと思い標高を稼ぐと、眼下には「達曽部/上中斉」の集落と白金山、石上山などの山塊が遠望できる。わたしも釣り場を変えるのに一年に二回~三回通るか通らないかの舗装された峠道。今はあまり使われていないようで、落ち葉と枯れ枝、落石がカーブごとに堆積していた。
ガードレールも無い左カーブを抜けたとき、前方に何かが...あ、カモシカだ!車を留め車内からカメラを構えても「ジーっと」動かずにこちらを観察しているみたい...目をそらした途端、左下の林にジャンプ!...えー崖だぜ~(驚)
この後、小倉掛の集落に至るまでの峠道でカモシカ一頭、立派な角を持ったホンシュウ鹿一頭と遭遇した(九十九折を運転中なので、とてもカメラ間 に合いません・苦笑) 移動して渓に降りたはいいけど釣れるのは「マメ」ばかり(苦笑)お腹も減ったし、釣りはこれにて終了。また来シーズン再見だな。今日から3月1日までの五ヶ月間は彷徨かないから、春までに大きくなってね(笑)
旧藩政時代の大迫銭座跡の流れ...
「硯石」上流の畑の粟(アワ)...
「田中」の金勢大明神...(爆)