2018年10月2日火曜日

bog-wood

 bog-wood 埋れ木...北上川の河川工事の際に発掘されたらしい。河床から6メーターの深さで発見、掘り出された「うもれぎ」は楢の古木だという。長いあいだ空気が遮断され水圧が掛かり目が詰まっていて全体に炭化して黒ずんでいる。近所の顔見知りの「指物師」に頼み込み丸鋸昇降盤を使い5mm厚X40mm幅の板材にしてもらう...久しぶりに作る「宇治日記」風味リールシート。必要なエンドキャップとシートチェックを切り削り出す。いったいどれだけ長い年月を経てここまで重い硬木になったのか。埋れ木の表面は炭化Carbonizationがすすみ石化が始まっていた。塗装をするとご覧の様な「歴史」を秘めた深い色合いに変わる。

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