2014年11月17日月曜日

Remington Rand (1)

1984年に帰天した親父の遺品、レミントンランド・タイプライター・・戦後、米軍施政下の沖縄で入手したという話を聞いた。黒い箱に大事そうに収められたタイプライターは子供の目には珍しく、機械としての「カタチ」に憧れていた。キャリング・ケースを兼ねた箱は「抜き差し丁番」仕立てになっていて箱蓋部分と台蓋部分が分離できる。台蓋部分にはまた別の留め金具仕掛けがあり、キャリングケースからタイプライター本体だけを取り外すことが出来る。
「Remintong Rand」の時代を感じさせる商標は裏側にある。今の時代、ネットで検索すれば、このタイプライターに関することが簡単に調べられる。かなりの情報件数があり、へ~と思ったのはコレクターの存在。アンティーク・フライロッド&リールと変わらない世界がそこに展開されている(笑)じっくりと調べてみればこのタイプの素性が判明するかもしれない・・(この項、続く)

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