2019年2月22日金曜日

project P (3)

 記入してあった文字は小さく、汚れていて判読するのも難しかったが「Partridge of Redditch/ 6-1/2' #4/5 made in England」と、どうにか読んだ。このワンハーフのバンブーロッドに巻かれた糸は経年による日焼けで変色しているが、裏面から判断するとメインにChstnut、ゴールドを1mm幅、Dk.Brownを2mm幅と手が込んでいる。頑固そうな職人の写真とともに「雨の日は仕事をしない...」これがフックメーカーのパートリッジ社が「バンブーロッド作りました」と日本の輸入元が「釣り雑誌」に掲載した広告のコピーと記憶している(40年位前?笑)
フェルールの古い「黒染」bluedを剥がしたら金色に近い真鍮色が出てきた。脱脂後、再度ブルードして巻き始める。樹脂含浸impregnatedされたブランクも汚れが目立ったので、細目のスチールウールを使って磨き、表面を処理。英国竿から外したスネークガイドはイングリッシュ・ツイストかと思いきやアメリカン・ツイストがついていた(笑)トップガイドも壊れているのでブラックフィニッシュ・ガイドに「総交換」する。
ストリッピング・ガイドにはミルドラム社カーボロイが付けられていたが、銀ロウが劣化していて取り外した段階で壊れた...(苦笑)

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