2017年11月22日水曜日

St.Croix

St.Croixとの出会いは1970年代後半、横浜港大桟橋に入港したアメリカの「貿易船」米国製品を積み込み訪れた船の「見本市」に行った時に触れたカーボンフライロッド。St.Croix(セン・クロイと呼んでいたが、いいのかな?)それ以来、あまり縁がなかったのだがお持ち込みで製作依頼があり、当時を思い出した。St.Croix社は1946年ミネソタ州でロバートとウィリアム・ジョンソン兄弟により創立された。当初は主にバンブーロッド製造で、1950年にウィスコンシンに移り、ダグラスとジョン・オルセン兄弟と連携してグラスロッド製造に着手する。その後、変遷を経て海から川まで多種多様のロッド作り(Fiberglass Fly Rods本より)...今回のブランクスは1ピースで6'1"(6'9"を8inch Cut)ルアーウエイト 1~6oz.(28g~168g)使用ラインは 20~50lb.だ。100gくらいのペンシルベイトを投げてメーター級のシーバスを狙う「超ヘビー」なキャスティング・ロッド。ガイド下をGudebrod #246で下巻き、#9000金でトリムを5巻きして塗装を仕上げ、その上にSic/ KガイドをNCP#218で取り付け塗装して完成。ま~手間のかかるお仕事~(笑)

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