2018年10月7日日曜日

style

 「ロッドメーキングにアートのセンスは確実に求められる」とマリオさんも言っています。 『グリップ、シート周りは「宇治日記」スタイル。スレッドは透ける西陣絹糸の白。ガイドはブラック...使用するブランクはマクファーランド・グラス 』という事で作業は進めている。本物は驚愕の価格、見たことも触ったこともない(苦笑)釣り雑誌「タイトループ」2000年Vol.8を見て作る。3~4年前に何本かこのスタイルで作ったので思い出しながらの「工作」木部は既報の「埋もれ木」bog-woodを使用。木が固くて一度、切削を失敗しました(苦笑)仕切りなおして完成。ブランクに「仮組み」をしてみた。ご希望の「クリア・グラス」は発注済みで今頃、太平洋を渡っているかも知れない...あなたもこのシーズンオフに「McFarland Classic Glass」でロッド作っておきませんか?お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ。

2018年10月6日土曜日

foot print

台風24号チャーミィ(Trami)が前線を押し上げた影響で渓流シーズン「最終日」が一日早まった(今年はこんなのばかりだ・苦笑)
水を飲みに来たのかな?川のそばで見られるホンシュウジカの足跡foot print。今年は山にブナの実が豊作の年回りだと聞いた。
別段、計画をしていた訳ではなかったけど、この日の朝に都合よく完成した新しいグラスロッド。テストを兼ねて持ち出した(笑)
カワゲラStone Flyが飛び向かってきたので手で払ったら、墜落して花崗岩の溝に逃げ込んだ。長さは約35mm、デカッ!こんなサイズの毛鉤は持ち合わせがないよ~(苦笑)
災害復旧の河川工事で流れに沿って大岩だらけの河川を歩くのは辛いね。下手すると石が浮いているし、何よりもアップダウンがきつい...
この日の「圧巻」はこの尺越え雄ヤマメ!あ~ワタシじゃありません!彼のスマートフォン画像をみて、皆のけぞる(笑)#18番の小さな毛鉤で釣ったというOMはこの川の最終日に自らの足跡foot printを残した。

2018年10月5日金曜日

poison

丁度、一週間前は川にいた。今シーズンは天候不順で「酷暑」「豪雨」に泣かされた。雨雲レーダーとにらめっこをしたが、コロコロと変わる天気には逆らえる筈もない(苦笑)
川岸に咲いていた「トリカブト」アイヌ語でsurukuまたはkere-p-noye。これから抽出した液体を矢尻に塗り、狩猟をしたらしい。球根だけでなく葉にも花にも毒poisonがあるそうだ「綺麗な花には毒がある」の例え通り(笑)...触っちゃダメですよ。
オジさん達のいつもの「毒」如何に羊肉はヘルシーと言われても食べ過ぎはドク。でも食べちゃう「毒を食らわば」ジンギスカン(笑)
コチラは「気の毒」二題。流ればかりに集中していると、何十年釣りをしていても上空にある枝に注意がいかない(笑)
あ~岩手の渓流シーズン終わっちゃいました~あとは「管釣り」?

2018年10月4日木曜日

Re-Wrap

「ガイド部などの巻き直しを...」あ~いいですよ、お送りくださいと軽く引き受けたのはいいけど...送られてきたのはGreased Lineという名の他社の13'2"#6/7番のスウィッチロッド(苦笑)あらら、シングルハンドと思い込んでいたワタシも悪いので、手をつけた。巻き直しRe-Wrapはガイドを外し、ブランクをキレイにして元のガイドを削り直し、巻いて塗るという新しいブランクから作るより手間の掛かるシゴト。うわ~めんどくさ~と思っても、依頼者には思い入れのあるロッドだろうから半端なことは出来ない。困ったのは糸に塗られた塗料が固く、外し難いことだった。ロッドに使われるエポキシ塗料ならば少し熱をかけると外しやすいのだが、なにコレ?無駄な時間が過ぎてゆくだけ。それでもガンバリました21ヵ所の巻き直し、ネーム部分の書き直し...NCA11'6"#6/7の4pc.「Grilse」という小粋なロッドありますが~(笑)

2018年10月3日水曜日

Gray Ghost

2014年12月にアルケミータックルのUDグラスブランクを使用して、NCA好みで作ったロッド。ガイドラップをグレイとホワイトの縞々で巻いたから「グレイ・ゴースト」と名づけた。...「Gray Ghost」と言うとストリーマー毛鉤を思い浮かべる。1924年メイン州の女性、Carrie G.Steventが巻き、Rangeley Lakeで大きなブルックトラウトを釣ったと記録されている(以前、ブログに書いたと思う)Gray Ghostと言う文字の綴りと発音した時の響きが好きでロッド名にした。画像の7'5"#4/5 4pc.ロッドは試投しただけで実釣には使っていない。4年間、棚に飾られていた「新古品」わたしはDT4ラインを乗せるのが好き...新しい竿に「Gray Ghost」のネームを付けたいので、このロッド一本、販売いたします【S O L D】お問い合わせ等はメール ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

2018年10月2日火曜日

bog-wood

 bog-wood 埋れ木...北上川の河川工事の際に発掘されたらしい。河床から6メーターの深さで発見、掘り出された「うもれぎ」は楢の古木だという。長いあいだ空気が遮断され水圧が掛かり目が詰まっていて全体に炭化して黒ずんでいる。近所の顔見知りの「指物師」に頼み込み丸鋸昇降盤を使い5mm厚X40mm幅の板材にしてもらう...久しぶりに作る「宇治日記」風味リールシート。必要なエンドキャップとシートチェックを切り削り出す。いったいどれだけ長い年月を経てここまで重い硬木になったのか。埋れ木の表面は炭化Carbonizationがすすみ石化が始まっていた。塗装をするとご覧の様な「歴史」を秘めた深い色合いに変わる。

2018年10月1日月曜日

Fly Reel

「アルキュオン・フライリールの調子がおかしくカラカラ音が、ちょっと診てくれますか...」と送られてきた。サイズはSmall Troutで2000年の「ミレニアム」記念モデル(笑)あれから18年使われて、どうした?と開けてみる。センターネジはニッケルの専用ネジ。溝はニッケルより柔らかく傷のつかないアルミ一円玉サイズで作った(設計者なので詳しい・笑)シンプルな構造なので、考えたのはバネ折れかスプールの変形だったが、開けて大笑い。ドラグ用三角ラチェットが外れて遊んでいただけ。一度も開けたことが無いのかな?ラッカーシンナーで汚れた部分を脱脂して清掃。再びグリスアップしながら組み立てた。
バネやラチェットのパーツ類はまだ多少あるので、お困りの節は「NCAに先ず相談」することをお勧め致します...はい。