2016年10月2日日曜日

Fly Dressing

『フライに大きい浮力を与えるには、フライ自体の構造を浮力が生ずるように設計することはいうまでもないが、それだけではやはり足りない。時間の経過とともに、しだいに浮力が落ちてきてしまう。それを防ぐには、やはりエイドが必要になる。ケミカルのドレッシング剤だ。これまで、どれほど多くのドレッシングを使ってきたか、私自身まったく数え切れないほどだ...』芦澤一洋(1938-1996)「フライフィッシング全書」森林書房1983年刊より抜粋...
浮きっぱなし4日間(笑)...レインジャケットやウェーダーに完璧なものは無い。それが作れたらノーベル賞ものだ、と言われる。フロータントも同様で「沈まない」ものはなく「沈みにくい」と考えよう。止水で良くとも実際の釣りではどうか?流れや魚のヌメリ、投げ方、リーダーとの関係...枚挙したらキリがない。
フロータントの業界(そんなもんあるのか?とも思うが・苦笑)も「日進月歩」研究が進んでいる。今シーズン土壇場になって思いついた「キースト」物を最終日にテストした(笑)...メーカーによる能書き・手順があってその通りにすると確かにいままで使っていた浮力剤より「浮き」が良い。流れの芯、泡の中、鏡面ならば「抜群」であった。三種の薬剤と「ドライクロス」なる超吸収布、「コーティング・パッド」を併用すると効果が高まる...
釣り人「10人10色」で好きなメーカーや入手のし易さなどで手に入れると思うが、コレはオススメ...右利きのわたしは右指で処置したのでコルクグリップが白い粉だらけになり閉口(ツルツルになりました。釣る釣る?・苦笑)ぜひ左手で処理することを推奨いたします...来シーズンはコレだな(爆)

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