2014年2月17日月曜日

Since 1912

現在販売されているBean Bootsのなかで高さ10インチサイズが一番深い。10インチ物は見た目のごっつさから購入したことがなかった。「Main Hunting Shoe/Bean Boot」と呼ばれるのは6inch、8inch、10inchでわたしが愛してやまないRubber Moc(Moccasins)やGumshoeはお気軽過ぎてハンティングの名は付けられていない。Bean Bootこのカタチ、雰囲気が好きなのである。
  1978年春のカタログを見ると16インチ!という長いMaine Hunting Shoeが存在していた。これらは湿地・沼地の多いメイン州でこそ重宝したんだなーと思った。日本でこの長さは使う場所が思いつかないし紐靴の欠点「着脱」が大変だ。釣りにはウェーディングシューズ&ウェーダーがあるので使わないし・・でも、さすが10インチ物。見た目や全体のバランスが大変よろしい。ちょっと足慣らししてから釣行時に履いて行こう~1912年は日本でいえば大正元年、ビーンさん40歳で考案。Maine Hunting Shoe製造開始から102年~当然、細部は変わっているだろうけど後世に残る、いいモノ作りましたね・・
(左画像)フライロッドを片手に、釣り上げたアトランティック・サーモンを下げご満悦の・・・・・・Mr.Leon Leonwood Bean 1872-1967(明治5年生まれ、昭和42年没)・・現在のL.L.Bean本社のあるFreeportから北西に40マイル(70km)離れた田舎町Greenwoodに生まれた。レオン12歳のときに両親を失った。13歳で始めて鹿猟をして収入を得る。Kents Hill School でビジネスコースを学ぶ。学費は彼自身が稼ぎ支払った・・ハンターであり釣り人だあった彼は靴工場を買い、ゴム底に軽い皮革をあわせたBean Bootsを作りメールオーダー・ビジネスを起こした。また、気に召さない場合は100%返金するという触れ込みで販売したが、最初の100足の90%がゴムのひび割れによって返品されてしまった。それでもめげずにレオンは借金をしてゴム底を改良して・・と、立志伝は続く。フロリダ州ポンパノビーチにて94歳で永眠(ウィキペディアより抜粋)

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