2025年11月19日水曜日

temporary assembly

バンブー・ツーハンド12ft.#8/3pc.の塗装が乾いたので、用意してあったコルクグリップ、リールシートを仮組みtemporary assemblyしてみた。長めのグリップコルクは14mm径のドリルを使い穴を開け、その後にブランク太さに合わせて広げていく。N/S金具をつけたスペーサー・ウッドも位置を決めて仮止め。フォア・グリップの長さ230mm、リアはエンドまで含めて180mm。頭の中で「計画」しているのは E.F.PAYE Rod Co./ Two Handedのスタイルである。しばらく眺めてから糸の色などを決めていこう...

2025年11月18日火曜日

Restoration of restoration

ガイドなどを取り外してみると、1968年には使われていない筈のエポキシ塗料が塗られていた。スネークガイドはPerfection Tip Top社でストリッピングガイドにはMildrum SRME-8が使われていて、これは「当時」のモノ。レストアのレストアrestoration of restorationをやる訳だ。リールシートはWesly Jordan styleでオリジナルに間違いは無い。グリップは付け替えかも知れ無い。U型フックキーパーも付けられていない。数々の「疑問」が脳内を巡る(笑)ま、いいか〜ncaの手に掛かった時点でオリジナルではなくなるのだから..

2025年11月17日月曜日

Restore

 Orvis "Battenkill" 7-1/2" HDG(6)のグリップとガイド巻き直しのご依頼あり。「猫に鰹節、ncaにオルビス」好物の修繕である(笑)アルミチューブに貼付されたラベルは所謂シルバーラベルだから古いものと判るが、シリアルナンバー#516XXから製造年代をデータ・ベースで調べると「1968年」と判明。57年前のロッドとしては「キレイ」な方であるが、よく見ると二箇所のクラックにプロテクトラップが施してある。フックディグ(鉤先が当たった傷)も一箇所あった...
痩せたグリップのコルクを剥くと、接着剤が廻っていない範囲がグリップ長の半分ありポロリとはがれる。記録したオリジナル寸法より少し太めに150mmグリップを削り出す。
特徴ある先端が六角に絞られたN/Sワインディング・チェック。上手く挿入出来る向きがあるので、マーキングして接着時に合わせる。燻んでいるチェックは当然ピッカピカに磨き、装着に備える...

2025年11月16日日曜日

N/S

Nickel Silver(N/S)ニッケルシルバーとは、銅・亜鉛・ニッケルからなる合金の総称で、「洋白(ようはく)」や「洋銀(ようぎん)」とも呼ばれる。軽量なアルミ素材が出現するまでは釣具に使われる事も多く、現在でもその「質感」からFFMに好まれている。Double Hand用の大口径は珍しいと思う。金具内径19mmで、それに合わせたスペーサー・ウッドも内径14.5mmと大きく、N/S金具とスペーサーを合わせた重量は50g(アルミ製だと34g)重さはカウンターバランスとして役立ち、太くて長〜いロッドに使う...
金具はN/Sから切削された5つのパーツで構成される。こんなの大事に持っているのはNCAしか無いでしょ。これもまたOld School...(笑)

2025年11月15日土曜日

old school

 Old School【英語で修飾として用いる場合には(通常良い意味で)古風または昔風、昔ながらの価値観やスタイルなどを意味する】ウィキペディアより抜粋。いつか手を付けようと思いながら長い間、放ってあった12ft.#8/9 Bamboo Spey Rod。ようやくフルレストア作業に取り掛かる(苦笑)フェルールサイズは10.5mm/ 8.0mm。古いパーツを外し、古塗装を剥いて再塗装用の下地作りから始まる...
古塗装を剥かれてストレートグレーンの竹肌が現れる。ワンセクション4フィート(1200mm)をサンディングして、スチールウールで艶が出るまで磨く。作業をしながら、完成時のスタイルを思い浮かべるのだが、あ〜完成までの道のりは長いな...

2025年11月14日金曜日

replacement

 9月に製作したjames greenグラスロッドのアゲート・ストリッピング・ガイド「潰して」しまい、付け替え修理のご依頼。どうすればこんな形になるのかワタシにも分かりません。ペンチで修復を試みたけど「覆水盆に返らず」の喩えあり、テンションを持って作られた曲線は戻らなかった。新しいストルーブル社Struble/Agateに交換...
京都・西陣の絹糸silk threadを塗装すれば、透け透け...

2025年11月13日木曜日

Spey

『スペイ川 (River Spey) は、イギリス・スコットランドの河川。スコットランドではテイ川に次いで2番目に長く172kmの最も急流の河川である。ハイランド地域を流れ、北海に注ぐ。ウィスキー醸造所が多数あり、また、サーモン釣りでも知られる河川である。水源はスペイ湖でハイランド地方を通りマレー湾に注いでいる...』その名を冠したRod of Scotland/Cherry Salmon Spey Rodは13ft.に続き、15ft.も完成。スペイ・ジャケットにショルダーバッグ、帽子はハンチングというスタイルでこのロッドを川に持ち出したら決まり過ぎ?(笑)狙うは大きな川で本邦が誇る「サクラマス」(学名: Oncorhynchus masou) ...

2025年11月12日水曜日

Length

 完成間近の13ft.3pc.と6ft.3pc.を並べてみる。1ft=30.48cmだから長い方は全長396cm(13フィート)183cm(6フィート)がMidgetである。ツーハンドのグリップ長さは350mm,リアが150mm。ミゼットでは140mmグリップがつけられ、DHのリアにも及ば無い。目指すものが全く異なるけど、どちらも「フライロッド 」...(笑)
13ft.Two Handed RodにHARDY/Marquis Multiprier #8/9をつけてみる...

2025年11月11日火曜日

Large Diameter

 旧ストルーブルStruble社にLarge Diameter Fly Rod Reel Seatsがあった。The Farguson、The 4-M Deluxe、The U-16 Spey、The 4-MM が其れなのだが、今では製作していない様だ。NCAも使っていたのだが、残念な事にサンプルを残すのみとなった。近年のTwo-Handed用ブランクスには左の内径22mmパイプシートを使用している。スウィッチ・ロッドなどではU-1やFargasonで対応できる。時の流れと共に「良いデザイン」のリールシートが消えていくのが寂しい...

2025年11月10日月曜日

Midget

 ncaのグラス・ショートロッド・ミゼット"Midget"6'0"#3-3pc.このロッドにはSaddleグリップとStruble 27s/ULSBアップロック・スライドバンド・リールシートをつけてみた。この他に6'3"-3pc.もご用意できます。うかうかして居たら季節は進み、先日の大風でモミジ🍁の病葉(ワクラバ)が枝を離れて吹き寄せられ、色とりどりで美しい。11月も10日、12、1、2月と過ごせば3月解禁!まだ気が早いか...(笑)

2025年11月9日日曜日

CAIRNTON

コチラも巻き直しなのだが、拝見したらリールシート・チェックとグリップの間に隙間を見つけた。キット購入先の店主がいい加減な接着をしたらしい。これはいけない許せない!と言うことで装着されているStruble D-2はそのままにグリップを交換。ガイドもシングルフットからスネークに交換。グーデブロッドGudebrod #272/Blue Dunで巻かれていたのを#245/ Royal BlueにNCP#002/Whiteにて飾り巻き。元のロッドに記入された文字の綴りで「I」が「R」と「N」の間にあったので、調べて修正「CAIRNTON」に。誰だ!コレをキャリントンと言ったのは!!ネイティブの発音では「ケアントン」と聞こえる...「ギヨテとは俺のことかとゲーテ言い」お後がよろしいようで...(笑)

2025年11月8日土曜日

Lamiglas

 仙台のSTとCTがロッドを持って来訪。自分で組み立てたラミグラスLamiglas/FL843-3の巻き直しを依頼された。この品番が示すFL843-3とは長さが84インチ。12(1ft.)で割ると7なので7フィートのロッドと判る。それの3番、3ピースと言うことだ。当初巻かれていた糸は赤色でウレタン塗料で処理されていた。グーデブロッド#205/Garnetで巻き直し、エポキシ塗料で塗る。文字も書き直し。グリップやシート金具はそのままのスタイルだけど、nca好みに削り込む。意外と面倒なのは完成したロッドをやり直すことで、ガイドなどを外しブランク状態に戻してからの組み上げなので...
 Lamiglasのゴールデン・ハニーGolden Honeyブランクにエンジ色Garnetの巻き糸、似合いますね...

2025年11月7日金曜日

workbench

どこで探して来るのか(笑)持ち込まれたブランクスは「ロッド・オブ・スコットランド」Rod of Scotland、13ft.#8/9と15ft.#9/10の2本。YMは8月にも13ft.を作った筈だけど気に入って「もう二本!」となった次第。扱っていたT's(津田商会)の当時のカタログには『スコットランドの伝統、ロッド・オブ・スコットランド。スペイフィッシング発祥の地スコットランド、首府エジンバラの小さなロッド・ファクトリーで作り継がれる伝統のミディアム・スロー・アクション。このしなやかなロッドが作り出すゆったりとしたラインは、穏やかで優雅な時間を紡ぎます。』とある。古いカタログを見ていたら右ページのステッキチェアーstick chair、何故購入しなかったのかと「後悔」...

2025年11月6日木曜日

name

 T&Tで、このグリップ形状はSpecial Saddle と呼んでいるが、別にボトルネックBottleneck(瓶の首)という呼び方も。丁度、親指thumbがシェープに沿って乗るので心地が良い。グリップの「呼称」nameはそれぞれで、例えばパンプキングリップpumpkin(南瓜)は別名トーピドーtopedo(魚雷)と呼ばれたりもする。グリップgripだって古風にhand grasp(握る)という向きもあるし、正解はコレという決まりも無くて、好きに呼んで良いんではないですかね...(笑)

2025年11月5日水曜日

table mat

探していたのはこの黒いD/LとU/Lスクリュー金具の部品だったけど、懐かしいモノが出て来た...
29年前にカナダ東部のマーガリーMargaree川にアトランティック・サーモンを釣りに行った折、立ち寄ったレストランのテーブルに配られていた紙製の「テーブル・マット」table mat。タイトルは大西洋鮭の世界「The Atrantic Salmon's World」で詳しく描かれている。産卵からどの様に成長して行くか、食物や捕食者、海に出て何処で成長するかなどがイラストと文章で345mm X 242mmの中に繰り広げられる。食事はご当地名物のオイスターを食べた筈だけど、それよりもこのペーパーマットに「感激」(笑)束でもらって来たのは言うまでもない...

2025年11月4日火曜日

ParaGlass

ParaGlassは「ParabolicとGlass」を掛け合わせたncaの造語である。語源となったパラボリックparabolicは放物線状の意があり、これを念頭にきれいな弧を描くncaグラスロッドを作った。製作途中で投げ出してあったParaGlass 663-3pc.のティップセクションとミッドセクション巻き、完成させました。既にバットセクションに装着してある、グリップ、リールシート、Mildrum /カーボロイガイドが勿体無いですからね(笑)スレッドはもう手に入らない、#805/Butter Scotchバタースコッチ。ncaにはストックがまだあるんですね〜。この「カタチ」気になったら、ncaflyfish@Gmail.comまでご連絡ください...

2025年11月3日月曜日

fading

 10数年前に北海道・札幌のNKから頂いた「BAHCO」バーコの替刃式カッター。久しぶりに「刃」を替えようと思って持ち出したら、コーデュラ・ケースの縁が「変色」fadingしていて蓋の内側にだけ元のオレンジ色が残っていた。日向に出していたわけでも無いのに、経年で退色しちゃうんだな〜あら?どうやって替刃交換するんだっけ?何となく弄っていたら思い出して、ことなきを得た...(笑)

2025年11月2日日曜日

mixing cup

エポキシ塗料の分量を計って混ぜる、ミキシング・カップの変容。右の小さいのが一番古くて30年前かな?段々と大きくなって来ている。現在は左端のカップを使用している。塗装時間内で使う量は体積比でレジン1/2TSP、ハードナー1/2TSP(TSPとはティースプーン量)だから、両方で約5cc。ポリエチレンで成形されたカップは目盛りが内側に刻まれていて、液剤を入れると消えてしまうので、予め外側に混合比が1対1になるように油性ペンでマーキングしておく...
室内温度22℃、湿度62%。砂時計をセットして「じっと3分間」木製のマドラーで攪拌してから放置し、泡を落ち着かせる。底の窄んだ不安定なカップをホールドするための「受けカップ」でダブルカップ(ひとつは木の台に接着してあるので動かない)...

2025年11月1日土曜日

found it

 ブランクスのストッカーを整理してたら、見つけたfound it!(笑)パラグラスParaGlass 3pc.ブランク6'6"#3が3本。一本はブラックで二本がイエローオーカー。そのうち一本は何とグリップやシートまで装着済で、シュリンクフィルムまでかけてある。ここまでやって、何で途中で辞めたのかは忘れた?ついでに7’0”#3-2pc.も二本ありましたよ〜たまには「整理整頓」してみるもんですな。「昔の名前で出ています」...ご購入・お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで。

2025年10月31日金曜日

another view

フェルールは「並継」で八角形、とくれば「solid OCTAGON」このブランクカラーは「利休鼠」【りきゆうねず(み)・色名の一つ。JISの色彩規格では「緑みの灰色」としている。一般に、茶人千利休(1522~1591年)が好んだと伝えられる緑みの鼠色。鼠色が流行した江戸時代に登場した色名で、くすんだイメージがあり、緑みがかっているのが特徴。利休鼠という色名は北原白秋(1885~1942年)による「城ヶ島の雨」の歌詞にも使われ、時代を超え多くの人に知られるようになった。「雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨がふる」という歌いだしである。】と渋い...この他に鳶色Tobi/榊Sakaki/桑Kuwa/柚子Uzu/紺Kon/紅Beni/濃紅KoiBeniなどのカラーから選ぶことが出来る...
solid OCTAGON ソリッド・オクタゴンはその名の通り、ソリッド・カーボンを特殊な機械で八角ブランクが削り出される。オリジナルにはたくさんのこだわりがあり、オクタグリップ(八角形のグリップ)インフィニティ・ガイド、オクタ・フェルール、番手や長さ、使用目的により24t./30t./40t.のローモデュラス〜ハイモデュラスと異なる弾性率のカーボン素材が使い分けられている...「別の視点」another viewからNCAが作ると。こうなる...(笑)

2025年10月30日木曜日

Rodmaker 24/7

Rodmaker 24/7、米国ミシガン州のシェーン・グレイShane Grayがプロデユースするフライロッド ブランド。24時間/7日間、要するに「年中」ロッドメーカーだと言っていた(笑)...お手軽に添付のシールを貼り、エポキシ塗料でオーバーコートしようと思ったらncaの「手書き」の方が良いと言われたので、書体を真似て記入。お好みの色で手書きできます。勿論、グリップやシート、巻き糸の色などスタイリングもアナタの「お好み」で製作いたします...

2025年10月29日水曜日

Countryside

そろそろ頼みに行くかと、「薪屋」さんへ...ついでに干上がった早池峰ダムの水はどうしただろうと、稗貫川上流に向かう...
おお!ダム湖の水量は復活している...
湖畔の山も紅葉が始まった。もう少し冷え込み、晴れているともっと素敵になる...
7月29日には「渇水」していた「折壁」からの流れ...
ほぼ同じ場所から撮影すると、この通り水を湛えていた。

2025年10月28日火曜日

Scott

 スコットScott Rodsのシートフィラー不具合「修繕」完了。リールフットが入らないという問題は解決した。要はグリップ側に向かいテーパーしていて太かったから、スライドバンドの隙間が少なくなってリールを装着出来なかった、という話。スコットというロッド、NCAは使ったことはないけど「修理」だけは沢山やりました(笑)このグリップ、cork glue-onとか言うけど、ちょっと見れば「おっ、スコット!」と分かる程、有名な形。黒いのはバックアップ部品として直し、持ち込まれたコパーcopperアルマイトの部品に付け替えた...

2025年10月27日月曜日

replace

 スコットScottグラファイトのスライドバンド&キャップをご自分で外そうとして、ヒートガンで炙ったそうである。コルクも焦げるほど熱したら、エンドキャップが溶けたとご連絡がありncaで「交換修理」(知らなかったけどこの時代は「樹脂製」だったんですね!)あまりの熱さにコルクまでもげたと...
使用リールはHARDY Featherweightとの事で、シートコルク交換の際に調整していく。黒バットエンドの手持ちを探したら、ありましたよ〜アルミ製・黒アルマイト加工の内径17.35mm。ピッタリなのでコレで対応する...「技術のNCA」(笑)

2025年10月26日日曜日

the Glass

1970年のオルビスOrvisカラーに塗装したグラスロッド。この色、もともとはフィリプソンPhillipsonブランクスの色だけど、とても気に入りまして、はい...Orvis Full-flex glassがこの色で出していたのは2〜3年間だったか?ブランクカラーとグリップ、巻き糸の色、雰囲気を寄せて「1970年」に戻る(笑)ncaがフライフィッシングを始める2年前に「洒落た」ロッドがあったのね...703-4pc.と764-4pc.がアリマス。お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで...

2025年10月25日土曜日

Stock Sale

在庫品グラファイト・ロッドのセールです。画像左から(1)Special DryFly 7'6"#3-4pc.2tip.【SOLD】 / (2)7'6"#3/4-4pc. / (3)Classic 7934-3pc. / (4)Classic 8334-3pc. / (5)Classic 8634-3pc.です。展示品を「現状渡し」布袋・ケースなどは付帯しません...各ロッド¥40,000(税・送料込み)となります。お問い合わせなどは ncaflyfish@Gmail.com まで...「売切れ御免」の単品物です。

2025年10月24日金曜日

working-time

 エポキシ塗料の作業時間working timeは30〜50分、表面が動かなくなるまで12時間、完全硬化まで24時間を要する、と書いてある。エポキシ塗料のメーカーを変えたので「ユーザーマニュアル」を穴の空くほど読み込み、推奨されている室温20℃〜25℃の範囲で硬化テストを繰り返し、臨んだ。混合比1:1(体積比)でA(Resin)とB(Hardener)の組成を混合して攪拌後、3分間放置...
アルミチューブも寸法に合わせ切り揃えて金具の接着。最後にラベルの作成に入る...

2025年10月23日木曜日

rack

 掃除した時、急に思い立ち、近所のホームセンターまで車を飛ばして、三枚の板材910mmX90mmX9.5mm(¥2214)と#16X25mmの真鍮釘(¥248)を購入しリールをディスプレイする棚を作った。直線の「棚」rackだから簡単で1時間も掛からなかった。長い間FFをやっていると、この位は溜まってしまうフライリール。もとは「一竿一台」主義だったけど、今はそんな事も無い。偏った趣味傾向にあることは否めないが「好きなものは好き」なのである。もうこれ以上、増やすつもりは無い(判らんが・笑)。この中から釣りにゆく時のロッドに合わせた「お供」を選ぶのも楽しみの一つであるね...

2025年10月22日水曜日

james green

 『はじめましてこんばんは、james greenのロッドブランクはまだ在庫ありますか?お返事頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします🙇』こんなメールから始まった。ncaにストックのあるブランクスをお知らせすると『お返事ありがとうございます、692-3を狙ってたんですが残念です。2wtと3wtのNative Troutシリーズは持っているのですが...』と。翌日、ん〜これはジェームスさんに聞いてみるか〜で問い合わせメールを送った。アンバーamberカラーの6'9"3pc.できますかと尋ねたところ『出来るよ』との事。数回のやり取りをして「発注」(笑)これでnca在庫は733-3pc./764-4pc./692-3pc.(まだ届いていませんが)となる。残念だけどアンバーカラーのjgブランクスはコレが最後かも知れない。次回からはイエローyellow colorになるのかな〜?

2025年10月21日火曜日

Wrap up

 秋晴れの日、こんなに天気が良いと釣りに行きたいしか〜し、禁漁期だから仕方なし、仕事を進めよう。グーデブロッド社Gudebrod #205/Garnetを使い巻き終わった明色ブランクスの703-4pc.グラスロッド。もう来シーズンの準備は始まっている(笑)指定ラインは#3番だけど、近距離ならWF4ラインでも使える「グラスロッド」のポテンシャル。春先の風の中でも心強い。この後、スレッドにエポキシ塗料を染み込ます1回目。24時間乾かして2回目、更に3回目と続く...

2025年10月20日月曜日

Tubes

 DHL便で「アルミチューブ」が予定より3日も早く届いた。米国アリゾナ州メサ(Mesa,AZ)から成田空港に飛来して通関後、亀ヶ森に。関税などは前もってインターネットを利用して支払いをとDHLから請求書が...チューブの太さは1-5/8"、長さは長めの物を取り寄せ、収納するロッドの寸法に合わせカットする。輸入物は決済時点での為替相場に価格が反映されるので厄介だけど、必要とされる方がいるので「ストック」する。「時価」と言う札でも上げて置きたいくらい...(苦笑)

2025年10月19日日曜日

Gudebrod history

グーデブロッドGudebrodスレッド・カンパニーのHPをみると『1800年代半ば、グーデブロッド兄弟7人はドイツから移住し、当初はコネチカット州に定住しました。 地元の製糸工場で職を見つけ、絹の縫い糸の製造と販売に熟達しました。クリスチャン・グーデブロッドと弟のフレデリックは、まもなくコネチカット州ウィンザーロックスの小さな製糸工場を買収しました。1883年には、ペンシルベニア州ベツレヘムにさらに大規模な工場を購入し、統合された事業をそこに移しました。1895年には、会社はペンシルベニア州ポッツタウンに移転し、そこで1世紀以上にわたり事業を続けました。当社の製品ラインの多様化は100年以上前に始まりました。グーデブロッド兄弟は、医療業界の標準となる編み込み絹縫合糸を開発しました。その後、グーデブロッドは米国で最も売れたワックス不使用のデンタルフロスを完成させました。第二次世界大戦後に利用可能になった新しい合成糸とともに、会社は発展を遂げました。シルクを基礎繊維として利用するという従来の考え方にとらわれず、グーデブロッド・ブラザーズ・シルク社はグーデブロッド社に改名されました。1947年、グーデブロッド社はワイヤーハーネス業界に平編みレーシングテープを導入し、長年にわたり業界トップの地位を維持しました。グーデブロッド社の専門知識と技術は、金属糸からケブラー®、デンタルフロスから特殊スーパーブレードまで、多種多様な繊維やフィラメントへと広がりました...』と会社の紹介がされている。肝心のロッドワインディング用の糸は、残念ながら「something awsome coming」何か素晴らしいことが、と書いてあるだけだった...取り敢えず、在庫しているモノで対応しておこう。
先ほど、ブログを読まれたオハイオ州のDHから「New GudebrodスレッドはNFC(North Fork Composites)で扱いを始めた。先ずはメタリック・スレッドからだけど...」と情報をもらった。

2025年10月18日土曜日

Champagne Gold

wikipediaに『シャンパンあるいはシャンパーニュ(仏: Champagne)は、フランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン(ブドウの醸造酒)であり、色彩としてはシャンパンに由来する金色の一種』とある。キンキラキンでは無い落ち着いた、透明感のある「ほんのりキン」とでも言う色合いにアルマイト加工された「金具類」をnca/Glass Rodsに使用する。ORVIS 1970年 Catalogに初めて登場したFullflex GlassはGudebrod #206/ Garnet threadで巻かれている。明るい「小鹿」fawn色のブランクに美しく、渋めに発色する。703(C&R)と764(Screw)の4ピースをご用意...