2013年7月20日土曜日

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H.L.Leonard のデュラケーン・・ポケット部分がカタカタしてきたので修理。上は1975年製、下は1976年製だから、かれこれ38年経過した。接着剤は寿命だけど竿として「現役」H.L.Lのシート金具は何度も直しているので手順を踏み修復。先ずニッケル金具に上手に摺り合わせられて発見しにくい同じニッケル製0.8mmのピンを探す(接着しただけではなく横ピンも打ってある)ピンの頭は掴みようがないので錐で押し込み、金具を外したあとで掘り出し再利用。その場合、竹串などを利用してフィラー側の穴は埋め・・ま、ダラダラと書いてもしょうがないので修理は「技術のnca」へ(笑)・・そうそうネームのこと。このロッドは「Duracane」ご存知の向きもおありかと思うが樹脂(当時はベークライト樹脂)を減圧・加圧して竹に含浸させたモノ。他社ではインプレグネーション(impregnation)と言うけどね。Durable(丈夫な)とCane(この場合は竹)を足したLeonard社の素晴らしき「造語」Duraはラテン語で硬くするの意がある。でもインプリのロッドって決して硬くないんだよね~テーパーデザインの「妙」もあるけど樹脂含浸でロッド重量が増したことに起因する...かも?

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