2026年1月22日木曜日

Chest Fly Box

 The Richardson Chest Fly Boxは1999年に購入。アルミ板を細工して仕切られたコマにフライを収納する。ワタシのは3段式。いつだったか、板金屋に「こんなの出来る?」と聞いてみたら、素気無く断られた(笑)日本でも、ファンは多く愛用されている事と思う...
下面に鉄筆(?)で書かれた文字に「The Joe Humphrey Series」とある。先日、SNSに「ジョー・ハンフリーJoe Humphreyが97歳の誕生日を迎えた..」とポストされていた。氏は今でも達者に川を歩き、講演をされ、フライフィッシング後進の育成に活躍されている。胸にはご愛用のチェスト・フライボックス(5段式)...
livethestreamfilm.com より転載。

2026年1月21日水曜日

Midge

 毎年、渓流で一番最初に結ぶ毛鉤は同じだな(笑)巻くのも簡単で「量産」できる、クラスター・ミッジCluster Midge。原型はTU(Trout Unlimited)の創設に関わったジョージ・グリフィスGorge Griffith(1901ー1998)考案の「グリフィス・ナット」Griffith's Gnat。これにCDCの白を付け足して、視認性を向上させたのがレネ・ハロップRené Harrop。特定の昆虫ではなく「小さな黒い虫」全体を表しているシンプルな毛鉤。フライサイズは#12〜#18で作る。クラスターとは「塊り」の事だから、たくさん作っておく...

2026年1月20日火曜日

not yet open

 2026年の共通遊漁証(年券)が送られて来た。相変わらず「腕章」だ。コレを腕につけている釣り人を見た事ないな〜大体が背中にぶら下げている。折り畳み、小さくして付いてきた大きな安全ピンで縫いブラリ背中へ。未だ、ひと月半ある「渓流解禁」だけど、今年の渓は残雪が多いのかな。最初に結び投げる「毛鉤」は何にしよう?などと思いを巡らせ、解禁前の準備をする...

2026年1月19日月曜日

clasp

 フェルールのメス側にN/Sのパイプからサイズに合わせ削り出たクラスプを取り付ける。これも手仕事。クラスプclaspは留め金、締め金の意がある。無くてもいいけど「カタチ」である(笑)ブランク径より若干タイトに作り、接着剤を付け嵌め込む。幅を広く作る向きもあるが、ncaはこのくらいのサイズを良しとする。リールシートに使うデュアル・リングもN/Sからの削り出し。アルミ材で出来たものと比べて重くもなく丈夫で変形しにくいので「採用」している...

2026年1月18日日曜日

Handcrafted

元よりncaの作業は「手仕事」handcraftである。と言うか機械化できない手作業でカスタム・フライロッドを作っている...
リールフットに合わせた最適なフィッティングを目指すと手仕事が一番。大量生産で作られるものは、ザックリと機械で簡単にやるから、致し方ないのだろうが製造コストを抑えるためにコルクの質も悪くなる...フライロッド は「美しく」ありたい...
このスタイルだって、製作時間と手間が掛かるからマスプロダクションでは採用されなくなり久しい。せっかくロッドを手に入れても「え〜こんななの〜」とガッカリじゃぁね〜ncaは実直に、あなたが満足できる一竿を「お仕立て」します。

2026年1月17日土曜日

SALE

先日「予告」したセール品のリストを作りました。ご検討ください...ロッド本体のみの価格です。クロスバッグ、アルミチューブは供給出来ませんので、ご自分でご用意下さい。お問い合わせ・お申し込みはメール、ncaflyfish@Gmail.com まで、お願いいたします。(画像をクリックすると大きく見られます)
3)SOLD
10) SOLD

2026年1月16日金曜日

Fly Tyer's Desk

Orvis Catalogにあったタイイングデスクtying deskを見て、コレは作れるなと思い製作したのが1982年。図面を描いて同型を何台か作った。オリジナルは高級なオークoak材だけど、手に入り易いplywoodベニヤ材と集積コルクシートで工作。44年も経つと塗装したチープなベニヤ板も良い色になった。使い勝手は便利な様でそうでも無い(笑)ただ、何処にでも移動出来きて300mm X 450mmのタイイング・スペースを確保できるのはありがたい。久しぶりにOrvis Fly Tying Viseを取り付け使ってみるか...

2026年1月15日木曜日

genealogy

シドニーSydney,AUのAEMから久しぶりのメール。やり取りの中で、パートリッジ・バンブーの話になった。そう有名なフックメーカーのPartridgeである。1980年代前半だったか、バンブーロッドをやり始めて日本の釣り雑誌に広告を出したことがある。竹竿を持った職人の写真と共に『雨の日は仕事をしない』とあった。このコピーだけは明白に覚えている。当時、英国系のバンブーロッドには興味が行っていなかったけど、ncaがレストアした8ft.#5のマッギンMcGinnだけは手元にある。オーストラリアン・バンブーの「系譜」genealogyはどうなっているんだろうと調べると、1880年代からと歴史は古い...
【ジョン・マッギンJohn McGinn ジョンは1981年頃にイギリスからAUへ移住し、最初はアデレードへ、その後ブリスベン南部のウッドリッジに定住した。1988年のラナルド・ムーアによる新聞記事で、ジョンは35年間竹竿を作り続けていると述べており、これは彼が1953年頃にイギリスで修行を始めたことを示唆しています。彼は20年間、イギリスのスプリットケーンロッドメーカー数社の下で下請けとして働き、その後レディッチのパートリッジに売却して移住した。 記事によると、ジョンのロッド製作工程は、ケーンを割る前に(写真によると、直火で焼くというローティサリーを使った)標準的な手順に沿っていました。割った部分の面取りは、手作業によるプレーナー削りではなく、必要なテーパーに合わせて機械で調整されました。彼のロッドは含浸処理されていました。ジョンのロッド生産量は不明ですが彼はオーストラリア市場だけでなく、アメリカと日本もターゲットにしていました。息子のカラムが彼を手伝っていました。彼のロッドにはすべて番号が付けられています。ジョンがいつバンブーロッドの製造をやめたのかは定かではないが、1990年代初頭には、バンブーロッドの製造工程に類似した工程でグラファイトのT字型断面を組み立てて接着する六角形のグラファイトロッドを製造していた。1990年代半ばに、この製品の権利は米国企業に買収された。】australian bamboo fly rod makers - a brief historyより抜粋。
イングリッシュ・スタイルの作りと金具が英国からの出自を象徴している...80年代、鉤やが突然バンブーロッドを扱い出した経緯の一端を知れた気がする。なぜ、今時マッギン?と思うかも知れないが、AEMが古いパートリッジ・バンブー・ブランクスを複数本持っているんですよ〜いずれNCAでロッドに...

2026年1月14日水曜日

arrangements

解禁に向けた「準備」arrangementsとは言っても釣りに持っていくわけじゃない。解禁前のセールをしようと、ストックしたフライロッド の段取りでメイン州のアラガッシュ・バスケットAllagash Basketに放り込む。これから「仕分け」するので、近々には・・グラス、カーボン、バンブーロッドをお安く。釣竿やですから...(笑)

2026年1月13日火曜日

Tidying up

 昨日からの「風雪」で朝から除雪。まず4WD車で轍をつけて範囲を決め、除雪機で行ったり来たり3往復して道を作る。1回目を終わり家に入ったら、またミシミシと雪が降り出した(苦笑)今日は何度出動するの?皆さん、そろそろ、今シーズンの毛鉤を巻き始めている様子に刺激され、半年間放っておいたタイイング・バイス周りを「整理・整頓」Tidying up。春先に使うのに、なにを巻こうか...

2026年1月12日月曜日

Search

 左は1989年に登場したT&T/ Heritage Reel 2-7/8"である。ビル・バランBill BallanがT&Tのために製作した。当時の彼のオリジナル・リールとは一味違っていた。丁度、バンブーロッドをオーダーしていた時期で、そのロッドに合わせる為に迷わず購入(笑)右のnca /Classic Troutは2013年に、このリールに刺激されて「改良」をして、大森にあったK製作所にお願いして30台限定で製造したものだ。先日、SYから「未だありますか?」とメールを貰い、久しぶりに振り返ってみた。彼はHLL/ Golden Shadowを所有していて、それに合わせたいそうだ。時すでに遅しnca Reel最後の一台は2016年に手元を離れて「完売」した。「T&Tの方が手に入り易いかと探したところ、べらぼうな価格」だったそうである。ncaのはなかなかオークションに出て来ないそうで気長に「探す」searchとの事。どなたか手放します?

2026年1月11日日曜日

maintenance

使いそうなリールに巻かれたフライラインの「手入れ」maintenanceをする。どれが良いのかは判らないけど、シリコンを主剤としているものを長年使っている。所謂、フライライン・クリーナーFly Line cleaner。ペースト状のそれをフランネルの布につけ、強く擦りつけたのち、乾拭きせよと解説されている。MUCILNはフライのフロータントとしても使える。他に液状だとアーマオールArmor Allがなかなか、よろしい。こちらも基材はシリコンで乳化剤、界面活性剤が汚れを落としてくれるプラスチックの保護剤。年一回しかやらないからか「ええっ!、水はこんなににも汚れているのか!!」と毎回驚く...

2026年1月10日土曜日

Parabolic

『パラボリックロッドについては、多くの混乱が生じています。これはおそらく、フライロッドにおけるこの用語の「真の」定義が存在しないことが原因でしょう。この名称の起源は1930年代に遡り、ジム・ペインとジョン・アルデン・ナイト、そして後にチャールズ・リッツによって設計されたロッドに遡ります。最も基本的な用語で言えば、パラボリックロッドとは、よりパワフルなティップとミッドセクション、そしてよりソフトなバットセクションを組み合わせたロッドです。このパワフルなアッパーセクションはロッドのバットセクションへの食い込みが早く、キャスティングするキャスターはバットセクションをより幅広い飛距離で活用することができます。これは、熟練したキャスターであれば、大きなパワーとラインスピードを生み出すことができます。このパラボリックグラスロッドは、初期のケーンロッドの多くほど急激なパラボリックテーパーではなく、ポール・ヤングが製作したいくつかの優れたロッドに近いものです。スプルースクリーク・パラボリックロッドは、独特のフィーリングと真のパラボリックアクションを実現しながらも、洗練されたテーパーによりラインフィールが向上し、キャスティングのしやすさも格段に向上しています。スムーズなキャスティング、深いローディング、そして驚くほどパワフルなロッドは、わずかなキャスター操作でロングキャストを可能にします。』McFarland Rod Co.HPより。
そのマクファランド・パラボリック・ブランクを使いNCAが「仕立てた」7'2"#4/4pc.(このラインナップは7'2"#5番から始まるのだが、#4を頼んで製作して貰った。)HPを見たら現地での完成品価格$725(現在の円ドルは$1=¥157)これに送料・関税・消費税・地方消費税を加えると・・・NCAで購入された方が「お買い得」ですね(笑)

2026年1月9日金曜日

template

 『自分でバンブーを削ってロッドを作りたい』と言う方からのご依頼が。ncaが使っているコルクリングは直径1-1/4"(約32mm)厚み1/2"(約13mm)穴径1/4"(約7mm)クオリティは「フロア」Flor。原産国はポルトガルPortugalである。細かい寸法表まで送られてきて「同型」で複数本のコルクグリップを作る。長さ140mm、コマにして11個を使う。勿論、回転させて削るのだが同じスタイルに合わせる為「雛形」templateを作る事にした。細部寸法はあくまで目安でノギスで測りながら削っていく。市販されているグリップは大量生産するので、金属製で刃が付いたテンプレートで荒削りをしていると思う。ncaは手削りだから、どんな「カタチ」もお手のモノ...
試しに削ってみると、指定された数値では7'2"#4には細過ぎると思われるが、握りながら調整するか〜(笑)

2026年1月8日木曜日

preparation

 2026年になったので、岩手県渓流釣り解禁まであと2ヶ月を切った。今年の3月1日は日曜日である。内水面漁連に「年券」の申し込みをした。個人用、あゆを含む全魚種¥24,000、雑魚¥17,000となる。サクラマスを狙うには全魚種が必要だけど、6月一杯は稗貫川魚協の日釣り全魚種¥1,700でも可能である。昨年は天候、水況に恵まれずに新調したバンブーロッドがサクラマスで曲がることはなかったらしい。釣りは「お日並み」なので、あとは祈るしか無いな〜(笑)Torout Smiths 703-5の出番は未だ少し先になるけど「準備」preparationですね...

2026年1月7日水曜日

Fly fisher's Life

「親愛なる友人たちへ、フライフィッシングという穏やかな芸術に魅了されたすべての人々へ...本書の最後までお読みいただきありがとうございます。アーノルド・ギングリッチとの出会いの頃からの励ましと友情がなかったら、このフライフィッシャーの人生に関する最終版は決して書かれなかったかもしれません。「天国に着いたら、きっとそうなるでしょうが、私を訪ねてください。十分な時間があれば、最高のマスがどこにいるか分かります。それでもなお、水域の知識とフライの正しいプレゼンテーションは、何よりも重要な要素となるでしょう。さあ、準備万端でいらしてください!」Charles Ritz著『A Fly Fisher's Life』1972年、あと書きより
49年前、1977年の「Fly Fisherman」preseason号にチャールス・リッツCharles Ritz(1891-1976)とArnold Ginggrich(1903-1976)の記事がある。奇しくもFFの二大巨星は同年に没している。この雑誌は翌年の出版だから亡くなった二人への「追悼」である...
リッツホテルのベルボーイをギリーgillieとして...ロッドグリップを見れば、やはり「リッツ・スタイル」(笑)

2026年1月6日火曜日

first Cast

天気も良いので、初キャスト。ラインとリーダーはLoop to Loopで接続。ロッドは無垢の24tカーボンからテーパーを削り出した、その名もソリッド・オクタゴンSolid Octagon 76324/ Rikyu colorである。市販品ではなく八角ブランクから「nca好み」で組み立てたもの。継ないで雪の上に持ち出す...
キャスティングは速いラインスピードも緩いスピードでも、ループがタイトなラインが投げられる。トルクもあるので#10番くらいの毛鉤もいけるかな?...

2026年1月5日月曜日

Knot

「え!どうやって結ぶんだっけ?」ビギナーの頃よく見た夢(この夢は未だ見るけど・笑)散々、いろいろな結びknotの図解を見て練習したから流石に今は当たり前の様に結べる。ncaが使う結び方、フライとはインプルーブド・クリンチノット、リーダーはパーフェクション・ノットで予め作ってあるループをフライラインの先端に作られたループに連結している。ティペットとテーパード・リーダーはサージャント・ノット、たまにブラッド・ノットと三種類くらいである。ここがキモ、「鱒」と「釣り人」を繋いでくれるからね...

2026年1月4日日曜日

How to

カスタムロッドのオーダーの方法how to order。①ブランクを選ぶ②グリップスタイルとリールシートを決める③スレッドカラーとフックキーパーの有無を選択④リールの巻方向LHW、RHWを指定する⑤ネーム記入をリクエストする⑦クロスバッグ・ロッドチューブの有無⑧ncaに連絡して、メールでやり取りして見積もりを取る。以上......(笑)ブログを見た米国オハイオ州のDHから早速「補足」のメールあり。『9. ロッドを受け取り、職人の技を鑑賞する10. 釣りを楽しんでみる11. NCAでロッドを買い足す』だって。

2026年1月3日土曜日

Fly Reel

 昨年暮れも押し詰まった頃「LCYONE Baby Troutリールは未だ購入できますか?」とメールを頂いた。LCYONE?と頭を捻ったらアルキュオンHalcyoneリールのことだった(笑)このリールの登場は1997年、その後、デザインは変えずに「改良」を続け2000年のMillenniumミレニアムが最終モデルである。当時にしては珍しい、両軸受けの手頃なリールとして好評価を得ていた。ncaで最後の一台を販売したのが2012年だから昔の話である。今でも一年に一度はある、お問い合わせを見ると、いろいろなことを思い出しますな...

2026年1月2日金曜日

the Brogue

このウェーディングシューズの名はザ・ブローグ the Brogue(革製のアウトドア・シューズの意)である。内側に表革、外がバックスキン仕立てである。1970年代、APニンフの考案などで知られるカリフォルニア州サンフランシスコのCreative Sports、アンドレ・プーヤンズ (Andre Puyans(1935-2005) が Roofer shoe(屋根やの安全靴。デザインがそれ)にフェルト底をつけて渡渉靴としてFFMに販売していたモノ。川で石を蹴っ飛ばして爪先が剥けてしまったり、フェルトが擦り減ったりして長い間「お蔵入り」していた...
歴史もあるし、捨てるには惜しいので東京のブーツ職人に知己を得て、修繕してもらった。とても時間が掛かったけど、キレイになって帰って来た。コレは使用しないで眺めていようかな...(笑)

2026年1月1日木曜日

New Year 2026

岩手・亀ヶ森より、新春のお慶びを申し上げます。そして皆様の「ご多釣」をお祈り申し上げます。フライロッドのことなら NCA本年も宜しくお願いたします...............           ncaflyfish