2025年7月22日火曜日

angler's mail

『岳川(稗貫川)の上流へ行きました。(秀華楼で麻婆ラーメンを食って一汗かいてから行きました)減水気味で、平日に人が入った様子で厳しかったです。釣果は岩魚3匹で、3匹目は31センチでした。日陰の駐車場で気温27度、谷の中の空気も蒸していて汗まみれになりました。ロッドは鶯餡色のOrvis Glass764で、久々の尺岩魚は大きめの岩のエグレに付いていた様子。岩のヘリを流れたフライが数秒止まったあと、見えなくなったので合わせたらヒットしていました。釣れる時はいつもこんな感じです...(笑)』この日の午後、麓の亀ヶ森では34℃まで気温が上昇した...

2025年7月21日月曜日

CTS

CTS 376-4pc.blankと376-3pc.Golden Shadow風の完成品あります。ここのところ、ご紹介してきたロッド(ステフェン、トラウトスミス、マクファーランド、CTS)はncaも使用しており、自信を持って「お勧め」出来るブランクスやロッドです。今なら、クロスバッグとアルミチューブが付帯します。この機会にあなたも一本、如何でしょうか?

2025年7月20日日曜日

McFarland

McFarland " Spruce Creek" PARABOLIC 724-4pc. もブランクスと完成品あります(笑)#4番ラインを使い負荷を掛けて曲げてやると、良いループができ、釣り味も上々。ああ、グラスロッドだな〜と感じさせてくれます...お問い合わせなどは、ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。

2025年7月19日土曜日

Trout Smiths

岩手釣行のついでにncaに立ち寄られたSMが「グラスロッドのキャスティングを見て欲しい...」と前庭でキャスティング教室を開催。以前つくられたTrout Smiths 703-5pc.で一度だけ「矢のようなループ」が出来て、アレを再現したいとの事であった(笑)実際、ご本人に振ってもらったら、お上手。何の問題もないかと...ただひとつ気になったのが、ロッドを下げ気味で肘だけで振っていた。リールをアゴの位置まで上げて、肩も使ってと教授したら綺麗なラインが飛び始めた。トラウト・スミス7ft.#3番、5ピースも完成品とブランクあります...

2025年7月18日金曜日

Steffen Bros.

世界で一本だけのCustom Rodsをつくるなら...
ステフェン・ブラザースSteffen Brothersのライトライン、あります。モデルは7023-3pc.(画像の完成品)と7323-3pc./7934-3pc.のブランクス各一本です。ご希望に沿って製作いたします。尚、8月15日までのご注文にはクロスバッグとアルミチューブ(¥14,300相当)を無償でお付けします。ご注文・お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで...

2025年7月17日木曜日

Countryside

釣りに出かけている間に「ヤマユリ」の開花が進む。一帯が百合の濃厚な「匂い」に包まれる...釣り?渇水から雨、増水、濁りで、釣りになる川を探してウロウロとロングドライブ...(苦笑)
地元に戻り、久しぶりに稗貫川本流に入る。川は葦に囲まれ、流れの脇を渡渉しながら釣り上がる。滑り易い隠れ岩もあって大変。オマケに藪の中の川は湿度が高く、ムレムレ。10年以上この場所に行ってなかったので脱渓点を忘れていた。友人が護岸に埋め込まれたハシゴを水位標の近くと道路標識50km直下に見つけてくれた。あ〜そうだったな、と記憶が蘇った...

2025年7月16日水曜日

backyard

 我が家の裏庭backyardと言うか「裏山」に出現した「ニホンカモシカ」...その距離、約5メーター。先週、表を駆け抜けた二頭のうちの一頭に違ない。ボォ〜と暢気に木の葉を喰んでいた。友人が撮影したのだが、全く逃げずに別の場所でも葉っぱをムシャムシャ。特別天然記念物として保護されているので、ヒトを怖がらないのは判るけど、この距離は初めてである...(笑)

2025年7月15日火曜日

Struble

『新しいリールを買ったんだけど、C&Rシートに収まりが悪くて...』と言う話をよく聞く。スクリューシートなら締めて留めるからよいとしても、C&Rの場合はスライドバンドやエンドキャップ、シートフィラーの塩梅で、使えるリールが決められてしまう事がある。ストルーブルStruble 27sは厚めのリールフットを保持してくれるか試したところ、問題なく使える。シートフィラーはウォルナット材やチーク材から加工され、金具はニッケルプレーテッドもしくはシャンパンゴールド(U/L or D/L)から選ぶことが出来る...

2025年7月14日月曜日

Countryside

 このストローハットを被り作業をすると、まるで「草刈りカールおじさん」(笑)やっと涼しい日がきたので夕方、伸びた草を刈る。30年前に購入した富士ロビンエンジン機がキキキキと妙な音と共に刃が回らなくなって「ダウン」よる年並で部品もなくオシャカ。よく働いてくれました...田舎暮らしに「エンジン刈り払い機」はマストアイテム。これが無いと山の草木に家が飲み込まれてしまう。町内の懇意にしている「北岩手菱農」に走り、新機種MSX261Eを導入。裏山の草刈りの続きをしたら、軽量で作業効率も向上!新しいものは良いな...

2025年7月13日日曜日

6923-4

ブランクのカラーリング、グリップ寸法、リールシート寸法、巻くスレッドカラーなど、ご指定で作ったグラスロッド6923-4pc...拙ブログの熱心なウオッチャーらしい(笑)ブランクカラーはオリーブ。元はTrout Smithsの色みたいな、と言われたがTSは樹脂自体の色なので、塗装で再現するのは難儀した。このくらいの色でご勘弁を...

2025年7月12日土曜日

Finishing

 ORVIS "POWERHOUSE" 8-1/2'#8 二本の「修繕」完了finishing。CFO VとMarquis #7 Multiplierを合わせてみる。このぐらい長いロッドには87mm径のリールが、ラインキャパシティも含めサイズ的にも似合うな〜(笑)新しく巻いたスレッドなので、若干色が濃い目。44年の時間は戻れないけど、暫く使えば「糸目」が出る「時代仕上げ」に...

2025年7月11日金曜日

Restore

今まで何本のORVISロッドをレストアrestoreしたかな〜?経験から考え出した「手順」を踏んで作業を進める...
6-1/2インチ(165mm)のグリップはオリジナルの寸法を測り、予め作ってある。作られてから40数年経過した「古いグリップ」をペンチで剥いていくのだが、ボソボソと剥がれる。接着剤も既にダメになっているのがわかる。新たなコルクを付けるため下地を調整する...
脚が折れ、無くなったスネークガイドはPerfection tiptop社の40年モノの在庫から選んだ。使うスレッドはGudebrod #541/Med.Brown、現状で巻かれていた糸は紫外線による経年変化で色が抜けている。ブリッジ付きのパーフェクション・セラミックガイドはシンナーに漬けて脱脂・清掃した。あとは元通りに組み立てていく...

2025年7月10日木曜日

Inking

グリップ交換前に金具を外す。バットプレートの文字も薄れて、年月を感じさせる。刻印が消えない様に#1000番の耐水ペーパーで水研ぎをして、黒エナメル塗料にて「墨入れ」inkingする。新品に近くなった様に文字が読める...(笑)金具を留めていた接着剤も古くなりフケて動いていたので、エポキシ接着剤にて再接着しておこう。

2025年7月9日水曜日

Powerhouse

ORVIS "Powerhouse"8'6"#8が二本、グリップ交換でやって来た。シリアルナンバーから1981年、1982年製造のモノと判断出来る。1980年カタログに『#8ラインのオールマイティーロッドです。大河や湖でストリーマーの釣りや、バスバグでのブラックバス、海でのスズキなど様々な用途に難なく適用できるロッドで大物を狙うのにはなくてはならないロッドです』とあり、適応リールはCFO IVにWF8+50ydsに50ヤードバッキング、もしくはCFO Vとある。昔のFllflexアクションで使い易そうである。それでも古いもので、ガイドがひとつ飛んでいるし、コルクはパサパサだが...これからも使うためにも「修繕」(笑)

2025年7月8日火曜日

Agate Guide

Agate(瑪瑙;玉髄ぎょくずいの硬い変種からなる装飾用の石で、典型的には縞模様が見られる)ncaで作るロッドに、お望みでStrubleストルーブル社のアゲートAgateガイドをつけることが出来ます(別途料金が掛かります)今あるのはTropical Sunset/9mm。どれとして同じ柄はありません。あなただけのCustom Rodにいかが?...

2025年7月7日月曜日

Glass

Limited edition限定的なグラスロッド、基本的にはD/L Screwリールシート仕様のnca「Gloden Rod」4pc.に「お好み」でベリンジャー社/ DLSBを装着する。どちらのリールシートでも製作可能だがブランクスとシートの在庫数に限りあり...703と764の4ピース。
デザインは「ORVIS Fullflex Glass」1970年をオマージュhommageしている。この洒落た「雰囲気」好きなんですよ...(笑)

2025年7月6日日曜日

Graphite

『僕が持ってるNCA Rodは十年前に星になった妻が置いていったロッドの内の一本です。その後北海道に行った時に使い初めその良さを知り、時々使って鱒!新しく作成して頂くにあたり基本は今持ってるのと同じ感じでグリップだけフルウェル?画像も送りますがJ-stream と同じ形が好きです。あとネーム入れられるなら streamside ホームぺージでやってる名前が入ると嬉しいです...』とメールをもらい、お誂えしたのが...nca/Graphite 8645-4pc."Streamside"
どうもNCAはグラスロッド屋だと思われているフシがあるけど、グラファイト・ロッドだってやってます...Bellinger/DLSBにFullwelsグリップ。STREAM DESIGNベストを添えて...(笑)

2025年7月5日土曜日

Streamside

カスタムロッドを発注する「楽しさ」は、グリップ・スタイルやスレッドの色などを「自分の好み」で決め、自分だけの一本を手に出来る事にある。みんなと同じ画一的なロッドを購入するより「世界で一本」一層の「ワクワク」が生まれる。記入するネームも、お望みならばいかようにでも「書ける」(私の字ですが・笑)このロッドに入れるのは発注者のブログ・タイトル「Streamside」からきている...

2025年7月4日金曜日

James Green

 ジェームス・グリーンJames Greenが自分の設計したロッドでキャスティング...ロッドメーカーは「キャスティング上手」..下の画像はJames Greenロッド・コレクション。このうち殆どがカリフォルニアの友人TSのモノ(笑)近所に住む、JGと公園で試し振りをしたらしい...
『真の「神秘性」を持つフライロッドブランクがあるとすれば、ジェームズ・グリーンのブランクは文句なしの勝者と言える..ジェームズ・グリーンのブランクを見つけるのは容易ではありません。ジェームズは口コミ以外に宣伝活動を行っておらず、口コミこそが、ジェームズ・グリーン・フライロッド・ブランドを釣り人の間で常に人気に保ってきたのです。口コミこそが、どんな広告キャンペーンよりも効果的に効果を発揮しています。長年にわたり、ジェームズは自身のロッドシリーズと、幸運にも彼の連絡先を知っている常連客のために、ひっそりとブランクを作り続けてきました。時折、JGのロッドを知った人が「どうすれば手に入る?」と何度も尋ねてきますが、こうした顧客に答えられる人はほとんどいません。ジェームズのブランクは、伝説的なアクションとオーナーからの絶賛により、長年にわたり人気を博してきた。James Greenフライロッドのブランクは、グラスファイバーがキャスティングにもたらすあらゆるメリットをテーパーで実現しています。ピンポイントの精度と、よりしなやかなロッドが生み出す予想外のパワーは、釣りを楽しく、キャストする喜びを実感できます...』(Struble HPから要約)...NCAでは国内向けカスタムロッドを計画している。ご興味のある向きは、ご連絡あれ...

2025年7月3日木曜日

SF75-5

SF75-5というのが、このFenwick スピン&フライの品番。改装して名前は(海の)ソルトSFフライ専用になった。古いフェンウィック・グラスで海の魚を狙うなんて洒落ている。ソルトウォーターFFは昔日、相模湾や東京湾でやった事があるけど、岩手は内陸住い。とんと海には「縁」が無い。ロッドは改装出来るんだけどね...(笑)

2025年7月2日水曜日

R.L.Winston

『The R.L.Winston Rod Co.はサンフランシスコのThe West Rod Co.で1929年にRobert WintherとLew Stonerによって始まる。のちにWalter "Red"Loskot、Doug Merrickなどが経営を引き継いでいく...1973年にトム・モーガンTom Morganが経営を買い取り、ウインストン社の長い歴史が始まる。ゲリー・ハウエルGary Howellにも助けられてバンブーロッドを一新していく。1974年にはグレン・ブラケットGlenn Bracketを雇用。1976年にダグ・メリックDoug Merrickは引退。1976年にモンタナ州ツインブリッジスに移転...』ロッドメーカーの歴史を辿るのも興味深い...(原文はやたらと長く、省略した)

2025年7月1日火曜日

San Francisco

 ロッドチューブにマジックで「#3〜7F.」と「S.54.8」と書かれている。昭和54年(1979年)8月に購入したのかな?大切にラップフィルムで包まれたラベルやクロスバッグはウィンストン社モンタナ州ツインブリッジス時代のモノだけど、ロッドには創業の地、サンフランシスコSan Franciscoのシールが貼られている...
おや?残っていたシールを貼ったのかしら?...
ご覧の通り、47年の歳月を物語るコルクグリップとシートフィラー。金属磨き「ピカール」PIKALでニッケルシルバーN/Sを磨いて「ピカピカ」...WINSTONの修繕が続くな〜(笑)