2022年7月31日日曜日

presentation

Ben's of Holland 4wt.7'5"-4pc.の「仕様」をメールのやり取りで打ち合わせ。お客様の思い描くロッドを製作するために、ご要望を伺っていく。要点はグリップの形、リールシート、スレッドの色、ストリッピングガイドの種類、フックキーパーの有無などがメインである。スレッドは試し巻きをして完成時の色に近づけ、色を判断して貰う。インスクリプション(記入文字)などもご要望に沿った配列で。せっかく「カスタム・フライロッド」を作るのだから、コレくらいのことはncaも使う身になって提案presentationさせていただきます...
塗料を染み込ませた完成時の糸色をみる為、シンナーを塗ればスレッド色は「濃く」なる。トランスルーセント・イエローのBen'sブランクには、左の#6779 Medium Greenですかね...

2022年7月30日土曜日

Situation

え?鱒troutいるの?素朴な疑問が浮かび、先日McFarland Rodsをお買い上げ頂いた北京在住のLWさんに「中国のフライフィッシング事情」situationはどうなのと尋ねてみた。画像は移入され中国国内で育つ、北米原産ブルックトラウトBrook Trout...
『中国のフライショップの友達にデータを聞いてみたら中国には約1万人のフライフィッシング愛好者がいると彼は考えているが、これらの人々のほとんどは有料の養魚池での釣り。 中国には野生の魚があまりいないからです。 多くのフライフィッシャーは北京や上海のような大都市にいます。 これらの都市の周りには、ほとんど「马口」(注・馬口魚 mǎkǒuyú)と他の小さな魚しかいません。 ですから、ちょっと面白い魚を釣るために、ほとんどの人が養魚池にお金を払うことを選びます。中国では、釣り人の約10%が自分の街の外に出て野生の魚を見つけると思います。 たとえば、山西省のレノク、、中国東北部にレノク、グレイリングとパイク、内モンゴルのタイメン、新疆ウイグル自治区のニジマスとパイク、四川省のイワナ、およびいくつかの在来種。 中国南部のほとんどの海域では、フライフィッシングで釣れる興味深い魚もたくさんいます。 たとえば、Jun Fish、Yellow Cheek(Fresh Water Tiger)などです...』と返事をくれた。へ〜初耳〜聞いてみるもんだ。
コレが馬口魚、よくぞ名付けた馬の口(笑)高麗ハス=Opsariichthys bidens...

2022年7月29日金曜日

on duty

漁協事務所のある「渓流の駅」で朝7:00から12:00まで「おとりあゆ」の販売...もとより鮎釣りをしないわたしが「種あゆ」販売?と思うけど、巡ってきた当番on dutyなので興味津々ではあるが...
種あゆの遊泳する水槽が設置された室内で、ひとりぼっちで客待ち...
買いにきた釣り人に水槽から鮎を掬って、タライに移し選んでもらう。元気に逃げ惑う魚を網で掬うのは大変だ。
本日のお客さん4人。種あゆ購入者は二名。あとの二人は「マイ種あゆ」持参で冷やかし(笑)
この方、「歩くの嫌なんだよね。年々億劫になる」と言って「渓流の駅」前で粘り、次々と釣ってました。
あ〜ひたすら長〜い、暇な5時間(釣りをしていればすぐ過ぎちゃうけど)でありました。12:00の気温34℃で任務完了off duty。やっぱりフライフィッシングでイワナ、ヤマメ釣りが好き...(笑)

2022年7月28日木曜日

Beeswax

川談義に漁協福組合長のHCさん宅を訪問。糖度が80度ある蜂蜜を頂き、話は飼っているニホンミツバチになった。母屋東側に大型の巣箱が5個並べられていた。分蜂するたびに増やしていったらしい。ミツは「百花蜜」と言われ、色々な花の味がするけど「クセ」が無く美味い。HCさんの家業はリンゴを主とする果樹園だから、花には事欠かない。「蜜蝋」beeswaxの話にもなり、少しわけてくれた。Wikipediaによれば蜂の巣を精製して作られる天然のミツロウは化学的に作られるパラフィン等に混ぜられて、化粧品(クリームや口紅などの原料)蝋燭(パラフィンワックス製のものに融点を高める目的で混ぜられる場合も多い。パラフィンワックスが発明される以前の中世ヨーロッパでは教会用の蝋燭の原料として盛んに用いられた。日本でも奈良時代に中国から伝来したばかりの蝋燭は蜜蝋燭であった)養蜂(巣礎の材料となる。巣礎とはロウでできた板で、ミツバチはこの上に蜜蝋を盛り、巣房(ミツバチの巣を構成する六角形の小部屋を構成する)医療用途(サラシミツロウwhite beeswaxとして、軟膏基剤や整形外科手術などで切除した骨の断端に詰めるなどして利用する)食用(花粉由来ビタミン類、鉄分およびカルシウムなどミネラル類、蜜蝋本来の脂溶性ビタミン類といった栄養成分が含まれているため、現在では食用に巣のままの状態で健康食品としてコムハニーという名目で販売されているほか、カヌレやガムなどの洋菓子にも使用される。かつて欧州ではバターが量産普及する以前ではバター同様に調理用油脂として用いられた。また古くから中世にかけて蜂蜜の精製方法が普及されていない時期は欧州や中東地域、中国周辺地域、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸では蜂蜜と巣を共に摂取するという形で蜜蝋は常食されてきた。特に欧州では蜜蝋のままでもカロリーが高い飢救食物としても利用された)その他、ワックス、クレヨン、接着剤、ガム、リトグラフ、エッチング、ろうけつ染めなどにも用いられる。初期のシリンダー型蓄音機の円筒型レコードにも用いられた。ほかに手紙や書簡を封泥のようにシーリングする封蝋にも古来から用いられてきた。雅楽の楽器である笙の調律にも用いられるが、その場合は松脂と混ぜ合わせて用いる。生活用品にも多用され、我々の生活に深く関わり浸透していて興味深い...わたし、フェルールワックスしか思いつきませんでしたけど...いや〜勉強になりました(笑)

2022年7月27日水曜日

after flooding

雨のあとで、蕾んでいたヤマユリが開花した。今年は数が多く群生している。夕方だけでも釣りに行こうかなと思うと、雨が降る...先週、増水に翻弄されたNSから良いタイミングで川に行ったと報告あり。
『先週がいまいち不完全燃焼だったので、単独で市内の川へ。増水後の引き際に入ることができ、ヤマメ中心にいい釣りができました!ヤマメは7~8寸、イワナは6~9寸。全部きれいな魚。たまにはこんなこともないと...』魚も増水の間、給餌できなくて腹ペコだったのかも...(笑)

2022年7月26日火曜日

McFarland

McFarland "Spruce Creek" の5ピース、4ピースのブランクスを使いロッドを作ったが、3ピースのご依頼も。全てPHYベンチレーション・グリップ(笑)ncaが作る方法は、いちど完成形に近いカタチに成形してから切り離し、断面を調整後に順番を間違わないようにブランクに接着していく。一度に接着はせず多くて3コマ、定規をあてながら「間隔」を決める。接着乾燥後に再び削り直し、ワインディングチェックを接着する。これでガイド類を取り付ける準備が出来る。巻いて、塗って、乾燥させて、また塗っての作業を繰り返し完成してからグリップの最終調整。これにリールシート金具を取り付ければncaの手になる「マクファーランド・ロッド」の出来上がりだけど、布袋、アルミケース 、ラベル印字、出荷準備と作業は続く...

2022年7月25日月曜日

on the Bridge

パラ、パラパラ、ドーッ、ドドーと雨が短時間で異常な降り方をした。我が家の脇を流れる「大林沢」の水嵩が一気に上昇し泥流となる。翌朝、稗貫川に架かる「亀ヶ森大橋」の上から川を覗くと泥水で増水中。いつもならチャラチャラと流れる瀬も白泡を立て流れる...
橋の下流部で川は3本に別れ奔流していた...
平水時、若いルアーマン達が楽しそうに話しながら遡行していた場所は、見るも恐ろしい流れに変貌。しばらくは釣りになりませんな...

2022年7月24日日曜日

Red Wrap

続くときは続く「赤巻き」...McFarland "Spruce Creek"7'4"#3wt.4pc.を130mmのPHYグリップ(ベンチレーテッド)で作る。先週、マクファーランド5pc.を作られた方、同仕様で巻き糸の色を変えて製作...
「ラッピングの件、真っ赤は嫌で、ガーネット以上、赤未満」え〜赤系は意外と選択肢が少ないのですよ〜結果、#326 Scarletに決定(笑)

2022年7月23日土曜日

angler's mail

『九州北部に停滞していた前線が南下するということで、栗色のunknown No.3とHalcyoneを持って豊後国の渓へ。天気予報では曇りのち雨のはずが当日は終日快晴。先日の雨で増水していたものの、大きなドライフライを流せば果敢に飛び出す良型のヤマメたち。増水で洗われた新鮮な渓で今年も良い夏の思い出ができました...』そうそう先日、雨雲レーダーを見ていたら広範囲に延びる「線状降水帯」が6時間かけて移動する様子がはっきり映っていた。この中でも最も強い降雨の場所は真っ赤で表示され雨の降り方が酷い。岩手でも午前12時過ぎから明け方まで雷鳴と共に恐怖を覚える程の雨が続いた。美しい夏ヤマメを綺麗な流れで、大きな毛鉤で釣りたいけど...まぁ、よく雨の日が続く。

2022年7月22日金曜日

name

Paul H.Young(1890-1960)ロッドにコルクリングの間隔を開け接着したグリップがある。握ってみるとグリップの中までロッドの曲がる感じがして楽しい。この形が好まれる理由のひとつかと思われる。さて、このグリップは何ていう名称だ?とポール H.ヤングの1956年カタログ【復刻版】で調べてみたけれど判らない。ただ、骨組みskeletonという言葉が出てきたので読み進めたらリールシート金具の事であった。クラシックタックルを扱うHPをみるとPerforated GripやVentilated Gripなどと解説されている。これでは「穴あき」と「換気」ではないか(笑)インターバル「間隔を開ける」intervalグリップが近いかも知れない。ま、無理に命名することも無いんだけれど...米国の友人は「ベンチレーテッドと呼んでるよ」と言っているPHYグリップスタイル。

2022年7月21日木曜日

Red Wrap (complete)

「赤巻き」CTS376-3pc.完成。リールシートは明るいブランクに合わせ、Bellinger DLSB "Spanish Cedar"(スペイン杉)で軽量。グリップはHLLシガー、スレッドはGudebrod #326 Scarlet。ジョイント部が巻いていないように見えるけど、赤だらけでは煩くなるから白いシルクスレッドを使いブランクと同色にするのがnca流。ロッドを継なぐ指標となるアラインメントalignmentドットもつけてます。上のロッドはグレー仕様のCTS376-4pc.で、CTSを扱うきっかけとなった最初のロッド。リールはIWANA REEL/Small Troutを添えて...(笑)

2022年7月20日水曜日

new and old

新旧のベリンジャー・リールシートである。ちょっと見には変わらないけど、バットキャップにご注目。【新型】は現行のスタイルで、上部にローレットがあり【旧型】は下部にローレットがある。ウッドはいずれも節コブburlのある部分が使われていて、バーニッシュ物とスタビライズドstabilized(木を安定させるため含浸する)物がある。金属部はニッケル合金N/Sで、使っていると表面が黄色味を帯び、馴染んだ感じに変化する。黒い金具がご希望の場合はガンブルーと呼ばれる酸化液を使い「黒染め」blued処理をして...

2022年7月19日火曜日

angler's mail

岩手は先日の雨で川はタプタプの水量。隣県のある川ではこんな釣りが出来ちゃう『今週(17日、日曜日)も秋田へ行き27cmの太いヤマメを釣り、楽しんで来ました。今回はKameglass7634 ロッドに#3ラインを使用しました(先週は#4ライン)こちらの方が軽快な感じで、フライのサイズでラインを変えて楽しめると思いました。入渓して最初に掛けた9寸クラス?のヤマメをバラして意気消沈。その後に8寸位の岩魚を一匹釣り、さらに釣り上がって行くと、堰堤下の川の本筋からは離れた場所に大岩と護岸に挟まれた水溜まりがあり、落ち込み下に定位してエサ待ちをしている魚を発見。遠目に見て20センチくらいの岩魚か?と思って、小さなフライをプレゼントしたら2回目にヒット。舞い上がる様な強い引きでヤマメと判明。竿が面白いくらいに曲がって、上へ下へと岩の下へ2度走って、必死に食い止めました(汗)時間は12時頃で、ヤマメも「お昼」だったのでしょう(笑)』う〜ん、ところ変われば...

2022年7月18日月曜日

heavy rain

3連休を使い、仙台から岩手での釣りを目指したNSは宮城・岩手の県境あたりで大雨により東北道の通行止めで立ち往生。やっと降りた国道4号も大渋滞、抜け道も冠水。結果、出発からNCA到着まで6時間を要した(通常2時間ちょっと)雨雲レーダーで雲の動きを見ると恐ろしい勢いで雨雲が発達していた。宮城県北の短時間降雨は記録的で警報が出ている...これは釣りどころでは無い。
あきらめのつかないNSは、増水なし濁りなしの川を求めて東奔西走。なんとか魚の顔は見た様だ「げに恐ろしきは執念なり」(笑)休みを使い、この時期の岩手に釣りに来たFFMは多い事だろう。落ち着いた頃に、またのお越しを...川は逃げません。

2022年7月17日日曜日

Red Wrap

CTS 376 uni-directional S-glassの3ピース、shine(乳白色)で作る「赤巻き」red wrapは初めてかもしれない。以前HLL/Red Wrap704を所有していたが、今ではHLL/1977年カタログにその名を見るだけ。この時代のレッドラップは樹脂含浸impregnatedされた明るめのブランクスに「赤糸」が巻かれていた。オリジナルのグリップ上は赤/金/赤だけど、同時期に作られたHLL/Huntシリーズの様に三本のシグネチャー・ラップを入れよう...「栄光の三本線」(とワタシは呼んでいる・笑)昨夏からCTS/3pc.に266/366/370がラインナップされている...

2022年7月16日土曜日

Rush order

Rush order急ぎの注文。連休に山岳・源流域で使いたいと言われたマクファーランドMcFarland E-glass 5'5"#2wt.5pc.ロッド。仕舞い込み寸法は360mm(14inch)しか無いので、ザックに収納するのも楽々。130mmベンチレーション・グリップに旧型のBellingerシート、水色リングのPerfect Agate、ブルーをメインにホワイトの飾り巻きを入れ、外側もブルーで飾る...現在ncaが扱うのは新しいベリンジャーだけで、もう在庫のないベリンジャー旧型シートは「お持ち込み」まだ国内に流通している(いた)らしい。この前のヒトも「フツーに売られていて」と言っていた...

2022年7月15日金曜日

Gold Rush

いつも行く川の崖上にある「産直」にトウモロコシが出たと言うのを聞きつけて、買いに行く(笑)店内を一巡りして野菜など物色。最後に朝採りのゴールドラッシュGold Rushなる品種のものを購入。ふた籠あったけど、人気なのか残りは数える程。1848年にカリフォルニア州で金が発見され人々が押し寄せた「ゴールドラッシュ」の様に「早い者勝ち」ついでに「眼に良い」ブルーベリーも購入。これを食べた途端に目が良くなった様な気になるから不思議(個人の感想です・笑)戻ってから、トウモロコシを茹で塩を少々振りかけ食す。甘い!子供の頃はモチモロコシ、後にハニーバンタム、ピーターコーンなどを食べたけど、品種改良でどんどん旨くなる。釣り?雨が強くなって撤退。クモ糸取りの振り出し竿も出来たから、あの「藪」つっいてみようかな...

2022年7月14日木曜日

already late

先週、電話をいただき、確かあった筈と探し出したのがSpecial K-glass593-4pc.のブランク。古いHPでご覧になつた様で、コチラの記憶から消えかかっていた(苦笑)『ガイドは黒、金具も黒。グリップは趣旨にそぐわないでしょうがフリースみたいなもので...リールはハーディーのフェザーウェイト、オービスのCFOⅢ、ウォーターワークスのP1等を使います。全て右巻きです。フックキーパーは無しでお願いします...』はい!お好みのカタチでお作りします(笑)今週になって『実はあれからいろいろ頭に浮かんで、追加、変更して欲しいことがあります...』とメールが。あら〜「時すでに遅し」already late...完成。

2022年7月13日水曜日

Strap

バッグ本体は未だしっかりしているけど、革ストラップの穴が広がってモゲそう(苦笑)Hardy CompactとAln Bag。飾ってあったコンパクトもアルンも外側は日焼けして変色しているが、内側は50年前の色を僅かに残している。ストラップだけ交換すれば「現役」復帰できる、と今になって思いつき、革製品の取り扱いに慣れている40年来の釣友に打診。見てみないと判らないと言われたが、あなたなら出来る!と送った。早っ!翌日にはストラップが新調され戻ってきた。お〜更に50年使える!(コチラがもちませんが)...毎度ありがとう!

2022年7月12日火曜日

angler's mail

『素晴らしい缶入りの毛鉤、感謝します。また私が自分で巻くことができるようにフックを沢山送ってくれて、ありがとう。オーストラリアの鱒釣りシーズンが再開する10月中旬に試してみるのを楽しみにしています。たぶん11月には写真を。 あなたが日本の鱒に試すために、オーストラリアのドライフライのサンプルを幾つか送る予定です...』南半球のAEMに発送したフライが届いた様だ。画像はOgilvie's Creekとあった。草原の中を流れるこういう平たい川、好きだな〜(笑)
日本とは季節が逆だから、今は冬...日本から輸入したフライで釣れるかな?と尋ねたら『大丈夫、日本のNCAロッド、鱒も気に入ってるみたいだから」と返信あり(笑)トラウトシーズンが待ち遠しいですね。

2022年7月11日月曜日

Flyfish (3)

朝の気温は20℃、日中は32℃まで上昇。車で移動中、谷間を抜ける道でカーウォッシュ機械の中を通る様な「豪雨!」に遭遇。前も見えない程だったけど、峠を越えたら雨は一滴も降っておらず路面は乾燥していた。雨雲は狭い範囲で北東に流れたと思われる。たどり着いた川は渇水気味...
16:00すぎに最後の流れに到着。涼しい風が吹いている。水系により水量に差があるのは、山の規模や森の保水力によるのだろうか...。
夏のプライムタイムは18:00から。こんなサイズが釣れ始めた。

2022年7月10日日曜日

Flyfish (2)

「事件ですよ」というか失態。移動先に車を止めて気づいた「帽子がない!」探し戻るには遠いし...籠の中のバックアップを探したが、こういう時に限って持ってない。お天道様は未だ高く、困った。バンダナを被ってやるしか無い。しかし庇のない被り物では毛鉤の行方が見にくいもんですな(苦笑)思えば陽に晒されてヘロヘロでクルマに戻り給水し、屋根に置き忘れたまま発進。あの辺りに落としたはず...
え〜い、儘よ!と釣りを続けた...翌朝、件の場所に直行。橋を渡り農道に車を走らせると「あった〜!」鹿除けの電気柵の支柱に掛けられていた。きっとあの婆ちゃんが稲田の水を見回る時に見つけ、拾って置いてくれたのだろう。ご親切に感謝。ありがとうございました!

2022年7月9日土曜日

Flyfish

天気予報では「雨」だったけど「ハレオくん」(晴大明神とも呼ぶ)が来たから、ピーカンとなり32度と暑い!そんな中でいきなり「尺イワナ」を釣る...午後、暑さの中で、流れの芯から良型のヤマメ、それも同じ流れで二匹連続!何という事でしょう...一部始終を陽のギラギラと差す左岸で呆然とみていたワタシ(笑)
夕方に狙う場所が気になり、移動。その時には判らなかった「事件」は起こった...(to be continued)

2022年7月8日金曜日

in the Bush

入るのも大変、釣るのも大変。葦が育ち、狭くなった流れは「蜘蛛の巣城」それでも魚がいれば入渓しちゃう釣り人の性...
ティペットとクモの糸の判別がつかない。日差しでキラリと糸が光っていると思えば、その先にまた見えないトラップが架けられている。投げては糸を切られて毛鉤を失い、つけ直す。リーダーと毛鉤がクモ糸に絡め取られてグチャグチャになる。長〜い振り出しの「クモ糸とり棒」が欲しいね(真剣に考えて作ろうかな・笑)
ま、サカナはいっぱいいるけれど...

2022年7月7日木曜日

Kameglass

T&Tカタログの1969/1970年版にKaneglassが紹介されている。名称のKaneはCaneから付けられたと推察する。バンブーロッドに限りなく近いと謳われていて、ライトライン・ロッドでは7-1/2'#5と8ft.をラインナップ。量産出来ないケーンロッドに代わり工業的に数量を製造できるブランクスを模索し、1969年に会社を立ち上げたThomas MaxwellとThomas Dorseyが味付けをしたものと思われる。ブランクスの供給元は当時の雄、Bill Phillipsonである(Epoxitブランク/色もフィリプソンカラー)フェルールはバンブーやグラファイトにも使われた、N/Sの金属フェルールが採用された...
そんなKaneglassに憧れて、文字違いのnca/Kameglass(亀ヶ森で作ったと言う説が有力・笑)グラスロッドに求められるアクションで作った2pc.One-Half、7034と7634...「昔の名前で出ています」

2022年7月6日水曜日

Leftover

コチラもガレージ・セール残り物leftoverのグラスロッドで「福」ショートロッド好きのTが選んだのは5'10"#3/3pc.上流部に熊がよく出る沢での「ャマメ」ヤが小さいのはご愛敬(笑)リールを持参してロッドに合わせてご購入。Orvis Battenkill Diskだけど、昔と比べるとバテンキルも様変わりしたモノだ...セール品のグラスロッドでまだ残っているのはBrick煉瓦色の633/3pc.【SOLD】と巻き上げ仕様の633/3pc.tanカラー。藪沢つっいて「大福」狙ってみます?(笑)
お問い合わせ、ご注文は ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ...