2013年3月31日日曜日

Adams Family

        ジャジャジャ、ジャン!と登場する妖怪一家じゃなくて毛鉤のアダムス・ファミリーは多いね~巻き手の数ほどあるけど、基本的なボディ材はマスクラット(カワネズミ)の毛。グレイのしっとりとしたアンダーファーをダビング、ハックルはブラウンとグリズリーのミックス・・毛鉤は作り手の自由な発想で巻けばいいけど「レシピ」通りに作るのも制約があり楽しい。なぜ今更アダムスかって?パターンブックの最初に必ずと言っていいほど載っていて「A」から始まるフライだし・・春先に使うクラシック・パターンは侮れないし・・川の女神様が「コレサ巻ケ~ェ~」と言ったからさ・・今シーズンは「CLASSIC」でいこう・・

2013年3月30日土曜日

Flyfish

        あはは・・また来ちゃいましたTSB川。昨日の気温より7度も低い9℃、北西からの風が冷たい。今日はニンフと決めていたのでセッティングにかかる。         ロッドはKameglass 7'6"、Marquis #2/3にDT3F。フライは#14 ビーズヘッド・ニンフ、インジケータはナチュラルウール・ヤーンもしくは「小岩井農場」のオイリーなラムズウール(羊毛)を捻ってリーダーに取り付ける。グラスロッドはその素材特性からティップの「食い込み」が良いので、ドライでもニンフでもOK。         その結果はこんなのが2匹・・寒くて二時間にて退散(家からこの川まで15分位だから、また行こうっと)・・暖かさが持続しないかなぁ~

2013年3月29日金曜日

Flyfish

       「えっ、いつ行くの?今でしょ!」とTSB川へ・・気温は上昇して16℃@@入ろうと考えていた場所には同じく陽気誘われたエッサマンが・・その上の橋から土手を少し下り水辺に。初釣りだな・・結び方、忘れてないだろうな(笑)ニンフにするかドライにするか・・我ながら芸がないとは思ったけど結局選んだのは#16 Brown Parachute・・         お~出るじゃない!一匹目は合わせた時にリーダーとティペットの結び目がほどけてOUT!半年ぶりの釣りだからな・・こんなサイズが5匹。まだまだ食い方が下手くそな山女魚。こっちは結び下手な釣り人だけど・・

2013年3月28日木曜日

Country Side

        今朝の気温は+6℃と昨日より7度くらい高い!日中の最高気温予想はなんと15℃!!降水確率20%・・むむむ。ご近所の川を見にゆこうかな~お手軽なウェストハイ・ブーツフット・ウェーダーを持ち出した。さて、ロッドやほかの装備はどうしようか・・先ずは忘れ物に注意だな。

2013年3月27日水曜日

Logo Cap

        40年前、Thomas Maxwellが手書きでデザインをした「Casting Man」はT&Tのロゴマークとして有名。以前のキャップに付けられていたのは小さかったけど、大きくなって再登場。ベースとなったキャップは丸いクラウンをもったバングラデシュLhalhimer社製100% Cottonでマークは刺繍・・国内販売価格は3,650円也。NavyとKhakiがあり両方手に入れた。前、買いそびれたので再販売直後に即入手「いつ買うの?今でしょ~」という感じのわたしであった・・

2013年3月26日火曜日

Favorite

     Steffen Fiberglass 7623-3pc.Rod・・「オールアルミシートでチープなアメリカン・グラスロッド風に・・」とおっしゃるお客様・・さ~困った。現在では殆ど入手できない「オールアルミ・シート」それもライトライン用。「おーそうだ!渋川のCurtis Creekに聞いてみよう!」と電話をすると店主殿即答「有りますよ~」今は昔のFeatherweight社、それも細身。なんと言う事でしょう・・有るところには有る。巻き方はShakespear社Wonderod でも使われている「スパイラル」それにダークブラウンのティッピングを施した。こう言う超マニアックな選択をする方を我々は「絶滅危惧種」と呼ぶ(笑)

2013年3月25日月曜日

nca/DryBag

         nca好みに仕上がった「ドライバッグ」・・本体素材は6号帆布、金具は真鍮、ベルトはヌメ革、サスペンダーは50mm幅で負担を軽減など細部に「コダワリ」というかワガママに職人さんは文句も言わずに答えてくれた・・ポケットはフィルソン・ゲームバッグより大きく使いやすい。背面の収納部はマチを取り、雨具や飲み物・弁当など着たまま手が回る・・一つ一つ職人の手作りなので受注生産でご提供。ご質問、ご発注は ncaflyfish@Gmail.com まで。

2013年3月24日日曜日

Creels

        使いもしないのに持っている「クリール」魚入れ、ビク・・魚が入った試しがないバスケット・クリール(willow creelとも言うけど)は良く編みこまれていて、クラシックスタイルのハーネス共々「飾り」としては最高。1963年版William Mills & Sonのカタログを見るとイギリス統治時代の香港から輸入されたとある。この手の仕事は東洋人にかなわないだろね・・二つのアークティクリールも大きい方は数回実働したけど、ベストにフックして使う小さい方は単体で防水ポーチとして使うだけ。無駄だけど捨てられない道具だて・・画像のないもう一つのBasket Creel small は山菜入れに活躍中。

2013年3月23日土曜日

folstaf

folstaf...folding staffの造語だと思う。折りたたみ式渡渉杖・・これも昔から持っていたけど福島のWSさんがグリップを改造する話を聞き及び、んん~とばかり私も改良。コルクグリップは4Aクラスでエンドにはウッドでお洒落に・・         オリジナルのグリップは日本人には太く、コルクの質もわるい。剥いてみればなんてことはない、接着剤が廻っていないじゃないか~         コルクスティックに20mmのドリルで穴を開け、Dスレッドで下巻きした本体に接着・・その後、エンドのウッドを接着剤たっぷりつけて装着。釣り竿用のバットプレートも小径のアルミ製を・・今回は伸びたインナーゴム(これで折りたたんだ状態から、魔法の杖のように一本の杖にバゴーンと)は少し詰めただけで終了。これまで交換するととても面倒なのだ・・

2013年3月22日金曜日

Glass Rod for sale

        「この竿にピンと来たら、すぐメール」なんかこんな標語があったような・・Phillipson SwampFox カラーに塗装された693-2pc. Rod。いわゆるONE-Off製品ですが販売致します。Kameglassのブランク製作時に一本だけ紛れ込んだようで、ブランクはトップ・バット同寸のK-Glass・・ロッド本体(布袋・ケース付)¥50,400・・ ncaflyfish@Gmail.com までご連絡ください。

2013年3月21日木曜日

Favorite

        今朝起きたら一面の雪。8時ころには融けたけど今度は北風ピープー・・花巻まで出かける道すがら開けた場所や風の通り道で車が揺さぶられる。花巻では雪が西風にのって地面と平行に吹雪いていた。視界も悪くライト点灯・・きょう暖かければ「川」に行ってみようと思っていたのに、これじゃダメだな。

2013年3月19日火曜日

Favorite

      Steffen Fiberglass Rodの製作も終盤に・・これは8034-3pc.リールシートはスクリューダウンロック、グリップはお好みで長めに作った。チェスナットにベージュのティッピングとベーシックな巻き・・ステファンを手にした方から続々と評価を頂く「軽いねー」「根性なしかと思いきや、この粘りはやっぱりグラスだね」「以前のステファンとは別物ですね」「遠征携行用に4ピースが・・」・・皆さんありがとうゴザイマスー。今回はブランク入荷まで5ヶ月かかったからなぁ。次回の購買方法を検討しております・・

2013年3月17日日曜日

Country Side

        晴れの日が続くけど・・川は雪解け水が入り増水。こんな時、忍耐強く川辺にいて「漁」をしているのは白鷺だけだな・・         いつもの場所へ川を見に・・水色はよろしい。         いつものお宅に立ち寄り話をしている時、目の片隅に動くものが・・カモシカ登場。ついこの間、隣の家に玄関から侵入した幼齢のカモシカが家の中荒らして留守番中の爺様が危険を感じ鉄火箸でポカリとやったそうな。おかげで生え始めたツノがポロリ・・畑の新芽も何も食べ尽くされて困ると言っていたけど、天然記念物カモシカ様には滅多に手が出せないそうだ。

2013年3月15日金曜日

Country Side

        花巻まで用事で出かけた・・雲ひとつない「快晴」青空のなか早池峰山が遠望できる。花巻空港の滑走路付近(画像のトンネルは滑走路のくぐり抜け)から早池峰山まで40km、家まで20kmかな・・麓の町に住んでるんだよ。         帰路途中、岩手山もくっきりと見渡せる・・気温5度、風もなく、これほど晴れ渡る日も珍しい。窓を開けて車を走らせれば「気持ちい~」

2013年3月14日木曜日

Cup

        コレを探していたわけじゃないんだけど、出てきたので・・SIERRA CLUB のカップ。購入以来42年は経っているなぁ~フライフィッシングを始めた1970年代はこの手のアウトドア・ブームみたいのがあって、ゴソゴソと買い込んだけどシェラクラブ(ジョン・ミュア創設)にはアメリカン・ナチュラリズムの匂いがして特別な思いがあった。ジョンデンバーやエミルーハリスを聴きながらホワイトガスのストーブをポンピングして圧を高め着火、メスキットでお湯を沸かし、シェラカップでコーヒーなどを飲む。そんな時代だったね・・

2013年3月13日水曜日

Glass Rod

         6時32分頃、ドドッという感じの地震があった。震源は岩手県沖。花巻の震度は2・・丁度、集中して塗装をしていたところだったのでクラっと「めまい」でも起こしたかと思った。朝の仕事中はラジオをかけているので「ラジオ体操」途中で緊急速報が入った。地震のたびに「2011.3.11」を思い出すのだ・・画像は出来上がったSteffen Fiberglass 8045 ゲリー・ハウエルズ風のグリップとリールシート、スレッドはチェスナットにベージュのティッピングで「おしゃれ」な感じに・・さて、今日もステファンは続く・・

2013年3月12日火曜日

Workbench

「春眠暁を覚えず」と言うけど今朝の目覚めは3:58!いくらなんでも早すぎるので二度寝。完全に起きたのは5:30。日差しも「春めいて」はいるが気温は-1℃、寒くはないけどね・・朝日の中で今日の準備。フライロッドを4本巻くぞー

2013年3月11日月曜日

never forget 2011.3.11

ArctiCreel

      ArctiCreel・・極寒(arctic)の魚篭(creel)翻訳する必要も無いのだけどね。座布団3枚ものの造語・・ヘンプ(麻織物)で作られていて、ドボッと水に浸け濡らし、乾いてゆく時に熱をうばうことを利用して内部に入れた「魚」を冷やすと言う「極簡単」な構造のビク。内部と背面にビニールが貼られていて魚のヌメリと衣類の濡れを防いでくれる。42年前に購入して「魚」が入ったのは数える程。釣道具を入れるバッグとして使われた方が多い。外部にジッパー付きのポケットが配されたデラックス・タイプというのもあったなー

2013年3月10日日曜日

Favorite 3

岩手の渓流解禁から一週間が経過した・・相変わらず天候が悪いし、天気の良い日は雪解けで濁り増水する。まだまだ我慢・・ステファン・グラスロッドもだいぶ出荷され各地の川で活躍すると思う。画像は神奈川県のお客様のオーダーでグリップ130mm、コルクフィラーのアルミ黒金具ダウンロック、スレッドはチェスナット(栗色)でNCP仕上げ・・このロッドもまたどこかの川で今シーズン、鱒を掛けまくるだろう・・一昨日、残雪の上を「オナシカワゲラ」がウロウロしていた。

2013年3月8日金曜日

Favorite 2

Steffen Glass Rod...こちらは8'0" #4/5ということで「フルウェルズ」グリップを選択・・送られてきた画像がHLLには珍しいこのグリップが装着された「特注品」と思われる。ncaはいつでも特注品だね(笑)・・ロッドは北海道へ・・ 進行中のステファン。グリップ、リールシート、巻き方の好みの違いがこれだけある・・来週には少しまとめて発送、できるかな?

2013年3月6日水曜日

Favorite

GLASTECH スタイルのグリップをSteffen Glass Rodに・・選択したのはST君。中学生の頃「ncaフライ教室」の生徒だった彼も31歳!今では後輩の高校生にフライを教える「若手フライフィッシャー」先生はウレシイ・・グラステックのリールシートは底に樹脂のキャップがついたF.E.Thomasタイプだけど手持ちもなくRECで代用。コルクフィラーでバーガンディ単色巻き。とてもシンプルだけど、シックな仕上がりに・・お~ぃ、出来てるぞー

2013年3月4日月曜日

Workbench

コツコツと作り進めるSteffen Glass Rod...完売いたしました。ありがとうございます・・ご注文いただいたスピニング・ロッドなども作るので、フライロッドは一日二本巻くのが限度かな~バンブーの塗装も乾燥したのでそろそろ手をつけねばならん。他に進めていることもあり、頭の中がゴチャゴチャ・・でも楽しいねー

2013年3月3日日曜日

Country Side

今日は太陽も出て昨日の吹雪は何だったんだ?というお日和・・春の予感?いやいや、まーだだよ・・ぶらりご町内散歩。仲町「いせパン」(ドン・ボスコという洒落た名前があるけど)の店先にある薪を使うピザ窯をパチリ・・奥に見える家は元料亭・花月。かって盛岡と遠野、釜石を結ぶ「遠野街道」の宿場町として賑わった大迫は古い建物が多い。今度、カメラを持って廻ってみるかな・・

2013年3月2日土曜日

River Side

ちょいと用事で森林組合に・・解禁日なので釣り人を探したけど一人だけ。そうだよね~川はこんな状態で水辺に近づくだけで遭難しそう・・ 楢材から切り出し、割られて一夏乾燥する「楢薪」は火持ちも良く、最高品。見えるだけじゃなく夏までに倉庫が満杯になる。羨ましいな~今年は「楢材」を丸太で購入して自分でチェーンソウを使い、油圧機で割るかなぁ。

2013年3月1日金曜日

Workbench

「今、やってます・・」蕎麦屋の出前みたいなフレーズだけど、Steffen Glass Rodを順番に製作・・手を動かしながら思ったことが「コレ、ブランクを頼んでから入荷まで約5ヶ月掛かったから、次どうしよう・・早めに頼んでおいたほうが・・」とは言ってもな~少しばかり考えて、また予約注文式で募集するのでお待ちください。おかげさまで今回入荷分は8034-3pc.を一本残すのみとなりました・・