2021年5月31日月曜日

Guide

今日も大気が不安定とラジオの天気予報が伝える。まぁ、昨日ほどでは無いが雨雲レーダーで岩手県にポツポツと暗雲が見える。近場の釣りにしようと言うことで、NCAが通っている川に...流れはここのところの降雨で水嵩いな〜でも、なんとか平たい所を思い出しながら今日はロッドを持たずに「案内人」Guideに徹する...(笑)
「2トン」と呼んでいる橋の上流も2〜3ヶ所しか毛鉤を流せるところが無い。天気予報通り!風と寒さで水温も低下、虫も少ないので苦戦「優秀な案内人」(笑)もこれではお手上げ...こんな日もあるさ。

2021年5月30日日曜日

Thunderstorm

入渓から10分ぐらいでポッポッと雨が降ってきた。空は明るいし、大した事はないだろうと思ったら遠雷が鳴って「本降り」背中から雨具を取り出して着込み、桂の木の群生している川岸に移動して「雨宿り」大岩の影に座り込んで雷雲が去るのを待っていると雨脚は強まり、突風が吹いて横からも濡れる...(苦笑)
対岸に渡っていたDYは車から出る時に空を見上げ「雨、大丈夫でしょ」と言って、ウインドブレーカーしか持っていなかった。やはり木の下に座り込み「避難」...30分くらいで雷雲は東に去った。川に濁りが入るかと心配したが、澄んでいる。これは出来ると毛鉤を投げたら、釣れた...出かけるときは忘れずに「雨具」を...(笑)

2021年5月29日土曜日

Item for sale

上からCTS 7'6"#3/4pc.UD/Sグラスブランク、McFarland 7'0"#2/4pc.Sグラスブランク、Ben's 6'5"#2/3pc.Sグラスブランクの在庫があります。いずれも今から頼むと約2〜3ヶ月お待ち頂くことになりますが、すぐにも使いたい、待てないアナタ(笑)NCAでロッドにすれば約10日でお手元に...お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ。

2021年5月28日金曜日

KARMANN Ghia

釣りの帰りに、いつもの「ふじかめ」で蕎麦を食べて外に出たら、今では珍しいVW「KARMANN Ghia」カルマンギアが駐車していた。慌てて店内に戻り、カルマンのお客さんを探して撮影の承諾を頂く...
釜石にお住まいのSYさんは44年前から「カルマンギア」の魅力に取り憑かれ、大事に乗り継いで家にもう一台あるらしい。話を伺うとSさん、全日本・鮎釣りトーナメントを2年連続で制覇した凄腕の「釣り人」だった!(笑)釣り業界の知己の名も出たりして、楽しい時間...
折角だから中も見てもらおうかな、と幌を開けてくれた。後部座席(1マイルシートながら)を上げるとなんと4人乗れるそうだ(笑)優雅なご趣味。大切にしていることが分かりますね...

2021年5月27日木曜日

Why that

「NCAはなぜCTSのブランクを扱うようになったんですか?」と聞かれた。あれ?なんでだっけ〜(笑)今ではCTSグラスは定番になっているが、確か2018年にマルチピース・グラスブランクスが必要になり国内のメーカーに依頼し、サンプルを手にしたが今一つピンと来なかった。「Fiberglass Flyrods」(Victor R.Johnson Jr. 2016年版)の記事を読んで気になっていたNZ/CTS (Composite Tube Systems)にメールを入れ自分用のブランクスを購入したのが事の始まり。ユニダイレクショナルSグラス素材で、魚を掛けるとティップが入り込むような感触もキャストの楽しさも気に入り、これに「決めた!」メールのやり取りをしているうちに、日本のFF事情も理解してもらえ「信頼」できるメーカーと感じたのも一因している。またカラーリングの豊富で、画一的では無い新しい楽しみ方を見つけた気がした。カスタム・ロッドメーカーとしては、McFarland、Ben'sと共に有難い存在の一社である...

2021年5月26日水曜日

old ones

先日の投稿でコールマン"EASI-LITE"505A(Canada)を使ったら「今どき、このストーブを使っている人を初めて見た」と笑われた。そりゃ〜そうだ40年モノ(笑)今日のColeman "SPORTSTAR"508A(U.S.A.)は岩手に来てから購入したけど、既に15年は経っている。MIRRO 9Cup パーコレーター(U.S.A.)だって30年は越えている。SIGE(Switzerland)アルミボトルにホワイトガス燃料が残っていたので、使えるか?とアルミファンネルで注入。ポンピングして点火すると「イケる!」早速、コーヒーを沸かし淹れ、注ぐシェラ・クラブのSierra cupやWoodsのカップも大昔に買い揃えたものだ...(笑)

2021年5月25日火曜日

Style

昔日「竿は竿屋で」と言い出し、以来自からロッドを作らなくなったのはこの人だと思う(笑)昨日、Ben'グラスブランクスがオランダから出荷されたので、だいぶ前に予約があったロッドの仕様どうしますと尋ねると「グリップはシガー、巻きはハニーラップに茶色の飾り巻きで、リールシートは考えます...」とのことだったが、ベリンジャーありますと返信すると「では、N/SのDLSBで...」と相成った。古い釣友だから釣りのスタイルも熟知している(毛鉤を流す場所も・笑)あとはブランク待ちで鋭意製作...「カスタム・フライロッドはNCA!」

2021年5月24日月曜日

Ben's of Holland

なんだか気になってオランダのベンさんにメールをしたら「ちょうど出来上がったところだ」と画像を送ってくれた。新色ライト・イエローのブランクス。これってレモン・ドロップ?(笑)ご予約の方、お待たせいたしました「Ben's of Holland/ S-glass」ライトライン・ブランクス、3wt.7'0"-3pc./3wt.7'0"-5pc./4wt.7'6"-4pc.は5月末に入荷予定...今は出来たばかりでドッサリあっても、また直ぐに品切れになっちゃうんだろうな〜急がないと無くなりますよ...
日本国内でのご用命はメール ncaflyfish@Gmail.com で承ります。

2021年5月23日日曜日

coffee break

午後になって雨も上がり、バイヤーのフォールディングテーブルを持ち出し、ナポレターナでコーヒーブレイク。バイヤー社BYERはメイン州バンゴーBangorから北へ10mil(約16km)ペノブスコット川上流部のオロノOronoで木材と帆布を使用してアウトドア・ファニチャーを作る会社だ(2014-1/19のブログに記事あり)23年前、工場を訪れた折りにあれもこれも買い込んでしまった。キャンプで必要だから、とか自分に言い聞かせて集めてはみたが、いずれも数回しか使用していない(苦笑)ま、晴れ間に「虫干し」ですね...昨日の「帽子のツバ」問題は投稿やメールで国内外から反響があり、大体の方は「ジェントルなベンド」で被るみたい。どうやら年齢で区切れば20代後半で大まかな線引きが出来るようだ...いずれにしても個人の自由ですが(笑)

2021年5月22日土曜日

brim

帽子のツバはブリムbrimと記憶していたが、刀の鍔や端っこのこと。よく調べてみたら、軒のひさしや帽子のツバはeavesとある。ま、言い慣れたブリムでいいか。近頃は「平たい」まま被るのが流行っているようだが、昔からの習慣でベースボールキャップ(この言い方自体、古い・苦笑)のツバは「曲げる」平たいままだと、額に垂平空手チョップを受けたみたいで嫌いだ(笑)この平ツバで被っているヒトを見ると「若い?」と思ってしまう。オヤジ達は大体、曲げてるな〜どちらが正しいとは言わないが、なんだかな〜。年代の線引きがどの辺りにあるのか、調査・研究したら論文が書けそうな「お題」である...さて、あなたはどちら派?

2021年5月21日金曜日

Landing

nca"Grilse"11'6"#6/6pc.の様な長竿だと鱒を掛けて取り込みLandingをするとき、ハンドルの短いランディングネットは大変。そこで柄の長いネットを使うのが良いのだが、市販品に「これ!」というのが見つからない。何事にも「カタチ」を重視するFFMとしては美しくありたい(笑)画像のネットは「ボート・ネット」として製作されたもので、全長は740mm、ハンドル部分が350mm、オーバル部で390mmX270mmある。ただ持ち運ぶのにどうするか。腰のベルトに「中間の小刀」の様に後ろ差しか、はたまた背中に「巌流・佐々木小次郎」よろしく背負うのか...それはアナタ次第(笑)

2021年5月20日木曜日

Ben's

Ben's of Hollandのグラスブランクスが新しいカラー【Light Yellow】で再登場と連絡があった。#1〜4番のライトラインに絞ったグラスブランクスは珍しく、使い心地も日本の渓流のヤマメ・イワナ釣りにピッタリ。ラインナップは以下の通り... Light Yellow S-glass model/ 1wt 6’5 3pc 25gr / 2wt 6’5 3pc 26gr / 3wt 7’0 3pc 34gr / 3wt 7’0 5pc 5pc 36gr / 4wt 7’5 4pc 41gr / ご希望によりNCAでBen'sブランクスの輸入と製作をします。お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ...画像は前回のTranslucent Amberです。

2021年5月19日水曜日

Napoletana

先月の釣行時「川辺のコーヒー・ブレーク」でDYが淹れてくれたカフェ「ナポレターナ」napoletana、ナポリ式コーヒー。味もよかったけど、淹れる方法が「儀式的」で面白かったので一式を手に入れた(笑)
Wikipediaによれば『器具の概観としては、通常、円筒形の金属製マグカップのような形をしたボイラーと、その中に入れる、コーヒー粉を入れるバスケットとその支えとなる円筒からなるフィルター部、そして抽出したコーヒーを蓄え、注ぐためのサーバー部(ポット)の3点(フィルターのキャップを個別に数えるなら4点)からなり、それに抽出中のボイラーの保温と抽出後のポット用を兼ねる蓋が付属する。』
『使用手順としては、まずフィルター部分にコーヒーの粉を入れ、ボイラー部に水を注ぎ、フィルター部をボイラーの中に入れる。 それからサーバー部を上部に取り付けて全パーツを接続し、ボイラーをそのまま火にかける。 水が沸騰するとボイラー部の穴から蒸気や熱湯が噴き出し始めるので、加熱をやめて全体を逆さまにひっくり返すと、熱湯がフィルターを通り、サーバーにコーヒーが抽出される。ボイラー部分を直接的に加熱するという点ではモカエキスプレスと同一だが、蒸気圧ではなく単純にひっくり返すことによる重力を利用してコーヒーを抽出するという点では、どちらかというと一般的なペーパードリップ等に類似している。 紙や布といった油分を吸着するフィルターを通さず、重力以外の圧力も使わないので、抽出されたコーヒーの味はコーヒープレスや、ベトナム式コーヒーに代表される金属製ドリッパー等を使ったものに近いとされる。』
『現代のコーヒー抽出器具としては古典的、原始的なものの一つであり、より簡便なペーパードリップなどの方式やより特徴的な味を引き出せるモカエキスプレスなど様々な器具が開発された結果、これといった長所のない「時代遅れの道具」と見られる傾向が強くなっている。 とはいえ、パーコレータと同程度に簡便かつ頑丈、かつ沸騰しすぎによる劣化が起きないという点でアウトドアでの利用者や あるいはボイラー加熱時の蒸気によるコーヒー豆の蒸らし効果などによって他の方式よりも優れた抽出結果が得られるとする愛好家も存在する。』
ルチアーノ・パヴァロッティLuciano Pavarottiの歌劇トスカより「妙なる調和」Recondita armoniaを聴きながら、デミタス・カップで小指を立てていただく...(笑)

2021年5月18日火曜日

Fly Lines

ガルシア社と契約していたリー・ウルフLee Wulffは、現在のRoyal Wulff Products(1982年創立) のTTやLong Bellyに継承される「フライライン」をこの時期、1972年(一説には1967年とも)に開発している。当時のラインナップは#5(140grains)〜#10番(280grains)でロングベリーとTopedo Taperの両記載がある。かれこれ半世紀、彼のラインに対する考え方conceptは現在も支持され、愛されている...
お〜若き日のジョアン・ウルフJoan Salvato Wulff女史(1926年生まれ)これも買いましたな〜フライキャスティングのメカニズム、勉強しました。家の中でやると猫がよく釣れましたけど...(笑)

2021年5月17日月曜日

Flyfish (extra)

お〜やりましたね〜栃木・中禅寺湖のレイク・トラウト60up!二度目の釣行『日光いろは坂は釣り人渋滞。午前3時発売の入漁券(¥2,200)売り場に長蛇の列。湖畔は5mおきに釣り人です...朝の4時から午後3時までひたすら投げて引いて、投げて引いての繰り返し...ユスリカへのライズは散発で、手の届くところでもありましたがユスリカのドライには反応しませんでした。足元にも何匹か泳できました。何たって、釣り人多すぎ!』ロッドはnca"Grilse"11'6"-4pc.マリエットMarryat-8AにリオRioのシングルハンドスペイWF6F/H/Iライン。4xティペットに自作のモンガゲロウ?イマージヤー毛鉤を結び、リトリーブして「ガッン!」

2021年5月16日日曜日

Fishing Annual

1972年版Garcia fishing annualは東京・銀座のイエナ書店JENA SEIKO LTD.で購入した。当時フライフィッシングの情報も少なく、イエナや丸善など洋書を扱う本屋で探すしかなかった。ガルシア社はアメリカの釣具総合商社で日本にも製品は輸入されていた。ガルシア社のカタログも兼ねた「釣りの年次報告」fishing annualがこれ...
このカタログを見てカタチに惹かれ、訳もわからずに購入し使用していたのがMitchell 758。今はリタイアしているが健在である...
洒落たツートーン金具のチャールス・リッツCharrles C.Ritz(1891〜1976)モデルや質実剛竿リー・ウルフLee Wulff(1905〜1991)モデルのグラスロッドも50年の時を経ているのに、そのデザインはとても「新鮮」に映る...(笑)

2021年5月15日土曜日

Complete

CTS/805-4pc.をお待ちの発注者から「ブログの記事を見て、いよいよ完成かとワクワク。今更の質問ですが、ロッドにレタリングでNCA名は入りますよね?」とメールがあった。north country anglerと入れましたと返信すると「あ〜良かったです。血統証明みたいなものですからね」と言われ、こういう作りはNCAしかやらない(出来ない・笑)と思いますとも返信...Bellinger DLTB/Koa woodは夕方に届いた。ポルトガル産コルクでフィッシュテール・グリップ、ハワイ産のコアの木が加工されN/S金具を纏ったリールシートをNZ製のグラス・ブランクスに装着して「完成」complete。NCAがロッドに仕立て、日本の川で使われる。素晴らしきフライフィッシングの世界...

2021年5月14日金曜日

Bracken

朝、下の県道43号(大迫東和線)まで新聞を取りに輪ゴムを一つ持って行く。距離、約100mの起伏を戻りながらワラビbracken採りだ。もう3回ぐらい取っているし、隣のバァちゃん(おケイさん)も採りに来るから少ない。おケイさんは山菜採りも玄人はだしで、ワラビに手をかけた時には既に次のワラビを見ている。スーパーのレジ袋を二つ持ち、一回の山歩きでゼンマイ(これには雌雄があって雄は使い物にならないらしい)とワラビがどっさり。この間、裏山で「指導」を受けたらワラビの収量は倍増した。バァ様、袋を持ち今朝も出動。採りためて塩蔵ワラビにするそうだ。これもまた美味い。ゼンマイは揉んだり干したり、手が掛かるから面倒だ〜と言っている(笑)

2021年5月13日木曜日

duty

CTS 805-4pc. Stalker風味はあとリールシートの接着を待つだけ。そのリールシートといえば6日にオレゴン州レバノンのBellinger社から発送されポートランド、サンフランシスコを経由して10日に東京着。そのまま、川崎外郵局に送られ通関、しっかり関税dutyを身に纏い今日13日には配達される予定。ベリジャー社に発注したのが3月12日、CTSブランクスも同時期に発注して5月7日に入荷した。これは早いのか遅いのかと考えたが、いつも2ヶ月ちょっと。ま〜こんなものか...

2021年5月12日水曜日

Whistle

夢中で毛鉤の行方を追っていると、呼ばれても人の声は流れの音に消され気づかないことがある。そんな時はコレ「呼び笛」whistle。電子式から筒状まで数々あれど、昔ながらのホイッスルが良い。素材はプラスティック、金属、ツノやキバとあるが、英国で1870年創業の老舗「The ACME」whistle58-5。ラグビーW杯審判が使った「決勝戦用」モデルが「気分」だな。音量は目一杯吹けば120デシベル。え、どの位かって?飛行機のエンジン音が120dB、車のクラクションが110dBだそうだ。観客でごった返すラグビー場で決勝に使われるくらいだから大概は気づくだろう。熊に人間の存在を知らすのにも役に立つかも...釣り終わりの合図に「ノーサイド」の笛、ピ、ピーッ!と吹くか(笑)

2021年5月11日火曜日

Sole

「虫干し中」(笑)のウェーディング・シューズ底sole4種。フェルト・ソールが好きだが、スタッドレス・ラバーやそれに鋲打ちされたものも捨て難い。舗装路を長い距離歩く場合はフェルトに軍配があがる。鋲打ち靴はカッカッうるさい。但し、草付きや泥道では鋲打ち底がよろしい。使う釣り人のスタイルや「好み」によるけど、フェルトに細ピンが打たれているシューズ(左)はどこでも軽快に歩け「硬軟」併せ持って使用頻度も高い。岩手では「沈」することを「カッパる」と言うけど、どうも「河童になる」から来た言葉のようだ(笑)渓で転倒を避けるには増水で動いた丸石(浮き石)には乗らないことだね...

2021年5月10日月曜日

Deer horn

鹿の「落角」を見つけた。知らぬ間に裏山に出没していたんだな。カモシカはもとより、キツネ、タヌキ、アナグマ、テン、クマまで通るらしい。まぁ何が出ても不思議はない山だけど(笑)犬のキンちゃんがテリトリーに侵入した「ケモノ」の足跡を嗅ぎ回っている...
対ではなくて一本しか無い。周りを探してみたが、見当たらない。そのうちにワラビ採りで裏山に分け入ればまた見つかるかも知れない。鹿は夜中にピキィーと叫んでいるし、この辺りも「ホンシュウジカ」は確実に増えている...

2021年5月9日日曜日

knurling

CTS Quartz Glass 8'0"#5 4pc./tea colorブランクスを使いウィンストン風味のロッドをつくる。1970年代のストーカーと云えばフルウェルズ・グリップを好まれる方が多いが、今回は「フィッシュテール」のご希望。リールシートはベリンジャー社DLTB N/S金具にKoa woodとこれまた渋い選択。だいぶ前に発注したシートは今頃、太平洋上空を渡っているので、手を付けられるところだけを先に進める...
Winston Rodに付けられるワインディング・チェックには特徴があって、一手間かけローレット加工knurlingが施されている。N/Sリングを旋盤で切削し、ナーリングした。左右で入れるとクロスしてダイアモンド・ナールと言われる網目状になるが、ここはオリジナルと同様、片流れで...良き時代の「気分」を大切にしたい(笑)

2021年5月8日土曜日

Snapback

CTS/Capに付けられた素敵なワッペンはアメリカの版画作家タイラー・ハケットTyler HackettがCTS20周年記念にデザインしたもので、まるで富士山(3,776m)のように見える山はNZ北島にあるMt.Taranaki/タラナキ山(2,518m)wikipediaによれば「ニュージーランドの先住民族・マオリの言葉で「輝く山」の意味で「タラ」は山頂を「ナキ」は輝きを意味する。 冬に山頂部が雪に覆われ、輝くことに由来すると考えられている。」トム・クルーズ、渡辺謙の出演映画「ラストサムライ」(2003年)の戦闘や村のシーンはこの山の麓でロケが行われたそうだ...
素材はコットン、色はBlackかStone。サイズはフリー、後ろのスナップsnapbackで調整する。購入ご希望の方はncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせください...

2021年5月7日金曜日

Blowin' The wind

遠く前沢や栗駒山を望む。あら、未だ雪があるな〜。予想気温21度。晴天(ピーカン)である。今日は少し足を伸ばして「あの川」に...
昨年冬だろうか、川畔林が伐採されて見通しが良くなってしまい、魚にあまり良い環境ではなくなった。流れも、あれ?こんなだったっけと思うほど変わって、残念。途中、道路工事の赤信号で待たされた時に工事の概要が書かれた看板を読んだら「太陽光発電所から送電用ケーブル埋設」と書かれていた。あ、あの問題をおこしたソーラー設備から引かれる訳だ(2019/7/4のブログ記事参照)あらあら...気を取り直し、下流から入渓。時折、風に吹かれて中断...天気だけ良い(笑)
「ピーカンはダメよ、ダメダメ」か〜思ったほどの釣果なし。友人が「あの川、まだ早いんじゃね?」と言っていた言葉どうりで、ガッカリ(苦笑)ボブ・ディラン「風に吹かれて」Blowin'The windが聞こえる。

2021年5月6日木曜日

trap

午後から雨の予報。これは午前中に片付けなくてはと川へ(笑)先日の地震で釣れなかった区間に入る。やはり、まだ水が嵩い。気温15℃、微風。虫が多く、川面をユスリカと何か胴の太い虫が群れ飛んでいる。岸辺に座り込み流れを観察すると「パシャ!」とライズがあった。そのコースに毛鉤を流してヒット!気をつけてはいるんだけど、いつも毛鉤を引っ掛けてしまう罠trapでもある「胡桃の木」まで来て空を見上げれば「どんより」としてきた。急ごう...
目的のプールでもライズを見つけ、キャスト一発!ヒット。2つ目のライズを目掛けてバックキャストしたら、案の定クルミの枝にひっかけた。ここは左サイドから振り込まなくてはいけないのを分かっていてコレだ(苦笑)新しくリーダーティペットを結び、フライを付け直している間、ライズも笑いも止まらない...
ここで5匹。まだライズはあるが、掛けそびれて「本日は終了」

2021年5月5日水曜日

turkey flats

友人がPMDの画像を送ってきたので刺激され巻いた(笑)PMD(Pale Morning Dun)やPED(Pale Evening Dun)はこれからの季節、有効な毛鉤として知られている。ストックもあるけど毎シーズン新しいのを作り使いたくなる。オービス・ストリームガイド「Trout Stream Insect」Dick Pobstによればリトル・サルファー・ダンがそれに相当するだろう。サイズは#16から#18で、ウィングにターキー・フラットturkey flatを使ったソラックスthoraxタイプの毛鉤。テールはスレッドで二つに分ける...日本の川だとフタバコカゲロウに似ている?

2021年5月4日火曜日

bookshelf

少し調べ物をしたくて本を探している。表紙のデザインから内容まで浮かんでいるのに未だ見つからない(苦笑)そんな中、別の本を見つけた。1983年に東京・大森の本屋で購入した「釣り師・遠山品右衛門」甲山五一(アテネ書房)と1984年刊「イギリスの釣り休暇」J.R.ハートリー/永井淳・芦澤一洋 訳(早川書房)だ。当時は「釣り」という文字があれば反応していた(笑)昨日から久しぶりに読み返す。職漁師・しなえむさん(品右衛門)に導かれ明治〜大正期の未開地「黒部川」源流域を旅する...遠山品右衛門は嘉永4年(1851)信州北安曇郡平村野口で生まれ、大正9年(1920)70歳で没した。戸籍上の姓名は遠山里吉。20歳頃から黒部川に入り、イワナ釣りを生業として、冬季はクマ、カモシカを狩って生涯を山に暮らした。

2021年5月3日月曜日

733

世の中「連休」だけど、雨の日が続き川は増水・濁流で釣りに行けない(苦笑)川の水量の目安にしている家の前を流れる大林沢も山からの水も未だ多いので「あの川」も毛鉤を流すところが、また消滅していることだろう。この前から進めていた「手ごろな」Bamboo 7'3"#3はあと少しで完成。ストレートバットに小振りのグリップ、このところ気に入っているオリーブ色シルク糸で黒ガイドを巻いた「渋い」ロッド。販売します。お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。

2021年5月2日日曜日

vertigo

川は行ってみなくちゃわからんと、ここでライズ待ち(笑)大した濁りも無く、増水も心配した程では無かった。立ち上がってキャストを始める。少し経ってクラクラっときたので、え?めまい?と思ったらウェーディングシューズを通し足裏から大地が揺れている。お〜っ、地震だ!かなり長い間揺れていた。時計を見ると10:27。しばらくして町内の防災無線放送が「只今、地震がありました...」と呑気な声でアナウンス。地面が揺れてから(その少し前からかな)ピタッと釣れなくなった。こういう日はもうダメ...車を置いたところまで戻りながら、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画「めまい」vertigo(1958年)のキム・ノヴァクとジェームス・スチュアートの顔を思い出した。

2021年5月1日土曜日

History

41年を経たコルクグリップはカペカペになっていた。先日、釣りに来ていたKYが「2pc.持ち運びに邪魔だから置いてく」と云うので預かった。彼のFF履歴が残されたグリップだが、あまりにも汚いので旋盤を使いコルクをヤスってキレイに...当時Winstonにブランクスを供給していたFisher社のグラス・ブランクスを使い、ストーカー風に作ったロッドだ。シート金具はウィンストン純正。あの頃は「部品」として販売されていた。バットキャップ底には「Macky's 1980」の刻印がある...まだまだ現役(笑)