2021年1月31日日曜日

888

送られて来たFuji/DPSパイプシートを旋盤で加工してコルクフィラーに。加工するだけで雰囲気が変わり、とても千円以下には見えないでしょ(笑)安価だけどネジが緩みにくいので、ソルトウォーター系の方に好まれている。図面を見ながらグリップやマッシュルームを作る。ラバーコルクを併用するスケルトン・スタイルの間隔は2mm。何か2ミリ厚のモノがないかと探してみたら「アイスの棒」が丁度いい。エポキシ塗料を混ぜるのに使用している「コーヒー用マドラー」も2ミリだった。仮組みをしてみるとこんな感じ。接着にはスケルトンならではの注意点がある CTS888-4pc./Pure color blanks...

2021年1月30日土曜日

fitting

1980年代後半にはパーツとして販売されていたWinstonの「リールシート」もう入手出来ないだろう。送られてきた金具は古いロッドから外されたポケット&リング。コルクスペーサーを作り、内側にこびり付いた接着剤を削ぎ落とし金具をバフ掛けして磨く。あれ?バットプレートが無いじゃないか〜と、仕様書を見たら「黒」と指定してあった(苦笑)使えそうな厚みのあるN/Sバットプレートをサイズに合わせて削り加工後に黒染め。グリップの長さは6-1/2"(約170mm)でストーカー・オリジナルのサイズ。ワインディング・チェックは「傘型」などと、仕様書を読み込めば、なるほど〜CTSグラス・ブランクを使い、昔のカタチのWinston Glass Stalker風味がご希望(笑)

2021年1月29日金曜日

surprised

いや「ビックリ!」surpised...トラッキングのスキャンもされず更新もされなかった荷物が突然届いた。なんだよ〜まだ米国内かな〜到着は来週かな〜と思っていたので「驚き」ではあるが「嬉しい」関税・通関料・消費税・地方消費税と4重の「税金」を支払い、そそくさと開梱。間違いなくオーダーしてあったT&T Lotic blanks。Graphite用のタグが梱包に流用されているけれど中身はファイバーグラス・ブランクスである。早速、オーダーされている方と連絡を取る...

2021年1月28日木曜日

reply

「荷物の行方」の問い合わせに「USPS追跡システムは時々おかしくなります。 お尋ねの荷物はニュージャージーの国際配送ステーションでパッケージにラベルを付け直してから、最終的な宛先に送られます。 荷物は失われず、スキャン/更新されていないだけです」と真夜中に返信replyがあった。スキャンと更新してよ〜なんだかな〜(苦笑)コロナ禍で国際間の流通の混乱は続いている...遅延といえばCTSに新たなオーダーをしたついでに、前回のはいつ頃の発送?と尋ねてみたら「すみませんラストピースの完成待ちです」だって。う〜ん、こちらも待つしか無いのだ。拝一刀は言う「じっと待つのだ大五郎」しとしとぴっちゃん(笑)待たずに購入・すぐ使えるCTS Glass Blanks & Rodsあります。お問い合わせはメールで ncaflyfish@Gmail.com まで...

2021年1月27日水曜日

footwork

オーダーされた方は「あっ、オレの」とお分かりかと(笑)ガイドフットを削ったり、リングキーパーを作ったりしていたら「陽光」が差してきた。ブランクスを運搬しているUSPSのTracking(追跡)が15日から動いていない。それより後に発注したモノが既に東京に到着して通関中(苦笑)発送後、二週間以上経過したので、この問題をメールにて確認中...この間を使い、ロッドチューブに貼付するNCA「ラベル」を新調することを思いついてしまった...
大まかなデザインを起こして、貼って眺める...発注先はフットワークのよいGrafix Yのことだから、完成は早いだろう...

2021年1月26日火曜日

Red List

「レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目のグループ」もはや我が国では自分で使うロッドを作ったり、改造したりする釣り人もこれに近い(笑)KWMはこの部類に属していてDiamondback WESTERNシリーズを手に入れたので改造するそうだ。ついては「ウエスタン・シリーズとはなんぞや」と質問された。カタログを探したらありました。まだバーモント州ストーにあった頃だから1990年代中頃、IM6グラファイトを使ったバリバリのダイアモンドバック・ロッド「#24 Baites Tricoやミッジを風に負けず投射できるパワフル・テーパーで、より良いコントロールが出来るウエスタンシリーズ」と能書きがある。ま、大きめの河川とも書いてあったけどね(笑)9ft#5/6.2pc.を改造して4ピースに、各ジョイントにフェルールクラスプをつけたいとのこと。朝一番でN/S素材から削り出して「部品」を郵送...

2021年1月25日月曜日

Midge

ロッドの名称につけられた「ミッジ」Midge、フライフィッシングでは「小さな毛鉤」の総称になる...カタログに「軽量な7'0"#4、ミディアムファスト・アクションのドライフライ向き。通常#14〜#28番の毛鉤を使い、正確なキャストと正確なフライ投射のためのラインスピードとタイトなループを提供する優れた道具」とある。「小さい毛鉤なら#3番位のロッドじゃないの?」という疑問がついてまわるけど、ま〜いいか(笑)T&T the Midge 7'0"#4、Orvisでは7'6"#5がMidgeと呼ばれている。そうそう、クラスター・ミッジcluster midge巻いとくか...

2021年1月24日日曜日

pins

T&T/1988年カタログを持ち出しグリップ・スタイルの「指標」にしているインディビデュアリストThe Individualistを参考にコルクを大まかに削り出し、Loticブランクの到着を待つ...気分はT&T。おっLog Pinもあった筈と探したら、3個ありました。T&Tがマサチューセッツ・ターナーズフォールTurners Fallにあった頃、訪れて会ったトム・ドーシーThomas Dosseyやボブ・テーラーRobert Taylorの顔が浮かんだ。ちょっとしたキッカケでいろいろな事を連想できるから、大切に取ってあるモノは捨てられない(捨ててしまう人の気が知れないね・笑)

2021年1月23日土曜日

CTS

NZのCTSにblanksを頼んだのは2020年12月3日、オーダー確認書order confirmationに拠れば2021年1月14日に発送とある。予定を一週間過ぎたのでメールを入れたら「まぁだだよ〜」(苦笑)その間に「カタチ」を決めるため、グリップ、シート、巻きを「試作」する。肝心のブランクスが来ないことには作業は進捗しないが、イメージを構築することは出来る。あとはガイドを揃えて待つしか無い...

2021年1月22日金曜日

English style

ジェームス・ハーディが来日したのは1969年(昭和44年)当時、ハーディ社製品の輸入元であった東京・京橋つるや釣具店主催で神奈川・箱根でフライキャスティングのデモンストレーションを行った。ひょんなことから知己を得た仙台の中華料理屋「楓林」のSDさんも参加されたと聞いた。52年経つ今もフライフィッシングに夢中(笑)あ、リールシートの話。英国風が好きな方も多く、こういうシートを熱望される。ロッドビルディングの世界でこれはハーディ・ロッドに代表されるイングリッシュスタイルEnglish styleと呼ばれるが、近年は見かけなくなった。無骨な作りで伝統的な形はいかにもジョンブルJohn bull(イギリスまたは典型的なイギリス人の擬人化)気質を現している。昔の米国製ロッドにも使われて洗練され、「カタチ」が継承されているものもある。

2021年1月21日木曜日

Whiteout

時折、強風に雪が混じり吹き荒れるなか、県道43号大迫東和線までの山道を確保するため除雪をした。いつもなら一時間半くらいで済むのに暴風雪の中3時間!(苦笑)除雪機のリバースギアの調子が悪くて引き上げるのに体力が要る。「機械は良平」と思ったが、こんな雪の中を呼び出すのは申し訳ないと諦める。丁度その時刻に東北道下り線で130台を巻き込んだ多重事故があった。場所は古川〜長者原の区間で、最大風速27.8mを記録していたそうだから防風柵のないところで吹雪、おまけに周囲の田畑の積雪を巻き上げ「ホワイトアウト」whiteoutになったらしい。昔、夜間に盛岡から家までの帰路で同じような状況に遭遇した。何も見えないしライトに照らされる暴風雪が白い悪魔となってフロントグラスに叩きつける。這々の体で無事帰宅できたが、何処をどう走って来たのかわからなかった。

2021年1月20日水曜日

re-use

T&T Lotic Glass Rodの完成品から改造のため外したU/Lアルミ「金具」hardware。持ち主にお願いして頂いた。スペーサーに使われていたのはコルクだったのでペンチで剥いて、スケルトン状態に戻した。スペーサーの外径は16.2mmと細身なので#3〜#4番のロッド向き。転がっていたウッドを削ってスペーサーを金具に合わせ作った。どのような竿に使うかは「未定」かたや折れてしまった古いT&T/Heritageから外したアルミU/L金具。こちらは「古くて新しい」(笑)T&T/LPS8'6"#3のブランクに取り付けた。時代によりデザインと太みが異なり、これは18.3mmのウッド径...捨ててしまうのも「もったいない」オリジナルのシート金具は(ダメージがなく、上手く外せれば)使用できる...

2021年1月19日火曜日

Lotic

lotic【形容詞】活発に流れちる水に棲む、またはそれに関わる...日本に輸入販売されているT&T Lotic Glass Rodsは「完成品」factory rodsだけ。それに飽き足らないお客様の好みで、完成品を昔のT&Tヘリテージ・シリーズ風に「大改造」..グリップを150mm、シートをベリンジャー社ULTBに、大きめのガイドだったのを2/0からに変更。ストリッピングはお持ち込みのパーフェクト社アゲート。黒をメインに白の飾り巻き。作ってみると「いいじゃん!」ということでLoticブランクスは無いものかと探したら、ありまして「緊急輸入中」...(笑)
このシリーズ、6103(6'10"#3)744(7'4"#4)7105(7'10"#5)で3ピース。紫がかったネービーブルー(コバルトブルーとでも言うか)のブランクスは表面塗装ではなくて樹脂染色だ。T&T Blanksを使いNCAで製作する「ロティック」ロッドに「むむっ!」とご興味が湧きましたら ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせを。「いつまでもあると思うな、T&Tブランクス」ですぜ...

2021年1月18日月曜日

Fishing License

2021年の岩手の「年券」は黄色である。平成7年(1995年)から県内共通遊魚証を購入しているから、今年で26枚目。過去の物も捨てずに(捨てられずに)取ってある。2019年から西暦表示になった。腕章は小さくたたみ、安全ピンで留めて使うのがNCA流。釣り場で入漁証の提示を求められたのは過去に一度だけ、遠目でも目立つからね...26年間で初めての「黄色」また目立つな〜(笑)これがあると(一部の河川漁協を除き)入漁証の売り場を探さずに済むのでよろしいかと...

2021年1月17日日曜日

Agate guides

「ストリッピングをアゲートで」というお客様がいた。申し訳ありませんブログに登場するアゲートはお客様の「お持ち込み」で、NCAでは在庫しておりませんとお答えした。アゲート・ガイドは天然石(瑪瑙)でお客様の好みにお応え出来る色や数量をストック出来ないので扱っていない。いま国内で流通しているのは「Perfect」社が主流で、ポーランドのErnest Oczosさんが作っている。新生Struble社にもあるが「色」が不明。ポーランドから少し取ってみようかとも考えたが、日本国内総代理店が存在していたので遠慮する(苦笑)ザックリとした色味としてはRed/Green/CoffeeMilk/Light and Dark Coffee/Honey and Yellow/ Blue Bander/Purple Banderなどがあるがどれ一つとして同じ柄は無い。沢山あるように見えるけど画像はパーフェクト社のHPから資料としてプリントアウトしたものと、持ち込まれた実物3個...(笑)

2021年1月16日土曜日

Glass

着信履歴が残ってい他ので、折り返したら「はい、高田です」電話くれました?「あ、間違って押しちゃったかも〜ごめんごめん」だって(笑)電話したついでに、TAKADA Glass好評で〜と話したら「ブランクスはまだあるよ」と言っていた。ご注文いただいたタカダ・グラスロッド、6'6"#3/2pc.をご希望に沿ってNCAが作るとこうなる。

2021年1月15日金曜日

Tight Loop

「スムースなキャスティングと文字通りのタイトループ(狭いラインループ)を約束するロッド。携帯に便利な4ピース...」と1983年カタログに登場したOrvis/Tight Loop。当初はロゴはシールだったけど86年からシルクスクリーンのロゴになった...ハイ・カーボンやボロン・コンポジットのロッドが主流の現在、ローモデュラス・カーボン(グラファイト)のアクションが見直されている。キャスティングや釣り味がとても「楽しい」のだ。35年前、日本に輸入されデッドストックになっていたブランクスを使い、ゴールデンエイジの雰囲気で製作。同時期の「ヘンリーズフォーク」8-1/2"#5/2pc.のブランクス、有ります...(笑)

2021年1月14日木曜日

Re-born

「アイダホ州の有名な鱒の川ヘンリーズフォークにちなんで名付けられたこのロッドは、小さなドライフライをそっとプレぜンテーションするには最高のアクションをしています。近い将来、名竿として評判を確保することは間違い無いでしょう...」1982年のニューロッドとしてカタログに紹介されていた。2021年、ブランクスとシート金具を生かし仕様を変えて「再生」Re-bornしたOrvis"Henry's Fork"8-1/2"#5、固有の川の名が付けられたオービスロッドは珍しく「Battenkill」バンブーロッドくらいしか思い浮かばない。当時、アイダホフォールズからウェストイエローストーンに向かう途中、ラストチャンスのマイク・ローソンの店「ヘンリーズフォーク・アングラー」に立寄り、購入後に即使用したヒトを知っている...(笑)

2021年1月13日水曜日

technology and sense

ロッドを組み立てるのに必要な「部品」ブランクスは TAKADA Glass 663/2pc.でフェルールクラスプをつけた。巻き糸は黒に銀の飾り巻きの渋い〜選択。グリップはT&T風シガーにN/Sワインディングチェック。トップガイドとスネークで9個、ストリッピングガイドは「アゲートを」と希望されたけど、ストックしていないのでミルドラム社カーボロイSRMC#8で勘弁してもらう。フックキーパーはN/Sパイプをリングに切り出し、N/Sのベースプレートも作る。黒アルマイトのシート金具3点に合わせる木部はカリン(花梨)の斑入り。あとはエポキシ接着剤とエポキシ塗料...おっと〜忘れちゃいけない。ロッド製作に最も重要なのは「技術と感覚」technology and sense(笑)

2021年1月12日火曜日

transfiguration

往年の映画スター、片岡千恵蔵が七変化の活躍をする痛快無比な映画「多羅尾伴内」とくにクライマックスの名ゼリフ「ある時は○○、またある時は××、しかしてその実体は!」を捩って「ある時はバンブー、またある時はグラファイトにグラス、しかしてその実態は!技術と信頼のNCA」(笑)TAKADA Glass 733/3pc.にお客様が選択した巻き糸はGudebrod#105スプリング・グリーンspring green。えっ?と思ったけど試し巻きをしてみると明るかったミドリ色が下地になるブランクカラーの赤茶も功を奏して、渋い「オリーブ色」に変貌transfiguration。

2021年1月11日月曜日

hardware

バットプレートを外して見たら、40年間で付いた「傷」が気になり始めた(苦笑)刻印文字を潰さないように耐水ペーパーを使い、慎重に古傷を磨き落とす。黒文字も読めない程に落ちていたので黒いエナメルを使って再生。まだ多少の小傷はあるけど、ここまででご勘弁...
右は同社のグラスロッドから外した「金具」だけど好きになれない。コストを追求するとこうなるという例だね。昔とは基本的なセンスが違いますな〜(残念)

2021年1月10日日曜日

GRA brothers

手をつける前に1980年代生まれのアップロック・オービス兄弟、揃い踏み(笑)長男は一番上の6'6"#6/3pc.ロッキーマウンテン。でっかいORVISのシール・ロゴの次男、ヘンリーズフォーク。三男はシルクスクリーン・ロゴに替わった8'0"#4/4pc.タイトループの順になるかな。今回はヘンリーズフォークの大改造。全てを外しブランクスに戻して再構築。スレッドの色も「ゴールド」から「ブラウン」に模様替え。グリップを削り出してから、いつものペンチでコルク剥きから始める...

2021年1月9日土曜日

Long journey

12月27日に発送された修理ロッドが12日間の「長い旅」long journeyの末、ようやく岩手に届いた(苦笑)何度もクロネコから「釣竿だと思うのですが、受領されましたか?」や「緑色のチューブに入っていますか?」と連絡をもらったが荷姿は知らない。今はデーターが残っているので「追跡」も可能らしいが、結局現場で働いているのはヒトだからね〜追跡の結果「伝票が脱落して、発送地の配送センターにありました」だと・・緑色のチューブの正体はオービスのコーデユラケース「Yamame 843 Mid.Flex 7.5」用で中身とは違った。修理するロッドは古いシールラベルのついたOrvis Graphite "Henry's Fork"8'6"#5 2pc.ロッドであった。お〜この竿は長い時間、旅をしている(笑)

2021年1月8日金曜日

column

DYが送ってくれたJFF(ジャパン・フライフィッシャーズ)の季刊誌TIGHT LINES 10月号を見ていたら、イラストレーター「つがおか一孝さん」の記事columnがあった。小さく掲載されていたイラストを拡大して見たら「あら私とDYじゃん!」何十年ぶりだろう、神奈川・葉山のつがおかさんと動画通話で長話(初めてやったけど、世の中進んでますな〜笑)少し話しただけで「あの時代」に立ち戻る。彼の話では仕事の合間にライフワークとして取り組んでいる「身近なフライフィッシャー100人展」(仮題)が5年かかって100人以上になったそうだ。完成率70%で「僕に残された時間の問題もあることだし、極力急がないとね」今の年齢の「倍」は生きれないしね、と笑い合った。お互い髭も白くなりました「月日は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人(釣人)なり」松尾芭蕉「奥の細道」序文より...

2021年1月7日木曜日

Thompson

Wikipediaに拠れば『トンプソン (Thompson) は、英語圏の姓。「トーマス(Thomas)の息子」を意味する。原語の発音からは「トムソン」と発音・表記されるべきであるが、日本では“トンプソン”と表記・発音されることが多い...』ロッドビルディングの場合、グリップスタイルを指しているが、その名の由来は知らない。別名ボトルネックbottle neck。瓶の首のようなフォルム。昔、フェンウィックのロッドにつけられ、よく目にした。親指thumbの掛かるところを絞り込んで、先端はドーム型に。削っているとフルウェルズまたは逆さハーフウエルの変形の様な気もする。TAKADA Glass 3pc.はご希望によりこの「トンプソン」型グリップでお作りすることに...

2021年1月6日水曜日

preparation

さて、そろそろ「支度」preparationをするか。2021年岩手県内共通遊漁承認賞【個人】申込書(兼入金伝票)も記入した。Orvis CFOリールに新しいWulff Bamboo Special Lineを巻く。あれこれと表示が複雑になりすぎ選択に困るフライラインの中で、シンプルにロングベリーのWFというのが良いね。バンブーロッドにもグラスロッドでも良い働きをしてくれている。「臍曲がり」NCAとしては、何より余りメジャーでないのが好ましいのかも...(笑)

2021年1月5日火曜日

Stream

TAKADA「STREAM」Glass 2ピースは残りましたるところ、この取り組みにて千秋楽でござりまする〜663一本勝負。こんな感じでどうでしょ?と仮組みしてみました。ブランクカラーに合わせまして「花梨」カリンのウッドにアルミ黒金具のC&R締め込み。100と30mmのグリップサイズ、巻き糸は未定。あなたのご希望に添いましていか様にも、ずずずいと「お仕立て」申し上げます〜【SOLD】7334/3pc.はございます...

2021年1月4日月曜日

remodel

外気温ー14度と冷え込んだ。寒い!このまま行くと2月の寒さはどうなんでしょ?ま、解禁まで早くも二ヶ月を切ったから「光明」はある...所謂、ファクトリーロッドfactory rod、通常販売されている「完成品」を改造remodel。Orvis GlassはグリップとリールシートをD/Lにしただけで随分と雰囲気が変わる。そのまま使えばいいじゃないと言われるけど、嫌な人は「改造」(笑)T&T Loticはブランクだけがオリジナルの「大改造」...2017/6/13のブログでオービス・グラスのことを書いたが、残念ながら今ではこのブランクスは入手出来ない。昨年暮れからNCAを悩ませているのは「Lotic」6103-3/7105-3/744-3pc.のブランクス。あるうちに購入しておかないと後悔すること必定...

2021年1月3日日曜日

spacing

Building An Orvis Rod「解説書」で唯一役に立つのが「ガイド・スペーシング・チャート」である(笑)古いオービスロッドを組み立てるのに欠かせない。ほとんどのアメリカン・ロッドがトップから測り、続くジョイント先端からまた測りだす。表示はインチ単位なので、当然「インチメジャー」が必要だ。ガイド中央を計測基準として、細く切ったテープを巻き印とする。これを跨ぎガイドを取り付けて行くのだが、オービスの場合、巻き幅は最小7mm、最大15mmと広い(苦笑)オリジナルに近づけるにはこれを指標にして糸を巻く...

2021年1月2日土曜日

instructions

オービスロッドに使われるアップロック用グリップに受け金具を収容する「インレット」inletを掘り込む。1985年カタログではウエスタンと呼ばれ、長さは6-1/2"(約165mm)リバースド・ハーフウエルズ、スーパーファイン・フロントテーパーという長い〜名称である。当時の指示書instructionsにデザインカッターとヤスリを使ってコッコッと・・と解説されている。いかに一般向けといえ、驚きの方法(笑)NCAは機械に頼りドレメル・ハンドリューターでウィ〜ンと開ける...

2021年1月1日金曜日

2021 New Year

静岡・袋井にある医王山薬王院油山寺(真言宗智山派)は眼の霊山、足の神様。そこの「雷神」厄除守りは「悪難退散」ですからとOMが送ってくれた。昨シーズン、岩手の「年券」を買ったもののコロナ禍で一度も行使できなかった人もいた。今年は目力のある雷神さんにお願いしたい。この際、早池峰神社、亀ヶ森八幡にもお願いしておくか。困った時の神頼み...文豪・島崎藤村が関東大震災の翌年1924年(大正13年)に「どうか好い年を迎へたい、ほんたうに新しいといふ春を迎へたい...忍耐も、抑制も、これを来るべき春への準備のためのものと考へたい。真に夜明けと言ひ得る時のために今日までの暗さがあると考へたい」と綴っている...エ〜ィ!疫病退散!春よ来い。