2019年6月30日日曜日

Speyside

稗貫川の状況が気になり「亀ヶ森大橋」で覗いていたら見たことのある車が通り過ぎた。追いついてナンバーをみれば「八戸」(笑)釣りしたんですか?「いや川見...餌師はやってましたけど...」増水でミミズを餌に大物狙いか~「このシングルハンド・ロッドのエクステンションを伸ばして、スイッチロッドに出来ます?」ガッテンだ!と付いていた1インチのコルクを剥がしグラファイトのステントstentを挿入・接着。硬化の間にお好みのグリップ長さ、太さを決めてもらう。釣りの話をしながらもチャッチャと作業すること一時間「え?今日、持って帰れるの?」そうですよ~接着剤の完全硬化まで8時間は使えないけど...お土産に頂いたSpeysideをあけて稗貫のサクラマス釣りのこと考えようか...(笑)

2019年6月29日土曜日

Riverside

週末になると天候が悪い。昨日もよく降ったな~「新岳南橋」から稗貫川を覗けば案の定、増水して「カフェオレ」色(苦笑)
「横枕橋」を渡った時、漁協の知り合いも川を見に来ていて「こりゃ、サクラマスが一気に遡る...」と談笑。平水時、堰堤下に3~4匹が見えていて「よし!釣ってやる...」と釣竿を持ち崖を降りて近づいたら、この堰堤をジャンプして上流に向かったそうだ(笑)話をしているうちに組合長と理事も現れて「魚話」は盛り上がり、気が付けば二時間。組合長は放流してある「鮎」(1,000kg)の状態、状況を危惧していた。稗貫川の鮎「友釣り」解禁は7月5日午前5時...

2019年6月28日金曜日

impression

「月日星(ツキヒホシ)ホイホイホイ...」と「三つの光」を発声するからサンコウチョウ(三光鳥・英名Japanese Paradise Flycatcher)と名付けたらしい。でも実際そう聞こえちゃうから面白い。早朝、家の周りは鳥の合唱で賑やかだ。ケケケケとヤマセミが啼けば、ホーホケキョとウグイスが返し、ヤマドリがケーンケーン(笑)野鳥に詳しくないワタシは「岩手の鳥獣百科」岩手日報社を持ち出して鳴き声と形体・習性を探し「鳥の名」を知る...6-1/2' #3 3pc.ロッドに書き入れる文字を考えた末に、これでいいか~と「the Black」と飾り巻きと同じグレイ色で記入。三光鳥と似たような「印象」impressionからつけた安易なネーミングだけど、Japanese Paradise FlyFisherへ...

2019年6月27日木曜日

Largemouth

『時間が出来たので出撃。グリップを交換したフェンウィックは純正よりもグリップ径が気持ち太くなったおかげで、9フィート9番のグラスロッドも軽く感じます!2/0フックのヘアバグやポッパーがビシバシとポイントに入って最高(笑)43センチ、46センチ、47センチ、51センチのバスをキャッチ出来ました!ロッドはバットから曲がり、ラインは引き出されカヤックは引きづられる強烈なバスのパワーは最高です!タックルはフェンウィックFF909、フルーガーメダリスト1496、タイタンWF9番ライン、50ポンド、30ポンドナイロンに16ポンドのフロロカーボンで作った3セクションのノッテッドリーダーに2/0フックのヘアバグ、ポッパーです。』とYMからメール。岩手のラージマウス・バス釣りも捨てたもんじゃない...この笑顔がその楽しさを物語る(笑)

2019年6月26日水曜日

AOTEAROA

AOTEAROA はマオリ語で「白く長い雲のたなびく地」の意があり、NZ国歌の一つ「神よニュージーランドを守り給え」のマオリ語名、小惑星ともウィキペディアにあった...NZ/CTSは今年、創業20年を迎え「記念Tシャツ」を販売中。米国ミネソタ州の木版画アーティスト、タイラー・ハケットTyler Hackettの手により描かれた、メーターを越えるゲームフィッシュ「Red Drum」とCTSが前面にプリントされたオーガニックTシャツ(35NZD¥2,800、色はナチュラル)と背面にトラウト・フィッシングのプリントされた「 Angler's Paradise」Tシャツ(49NZD¥3,920、色はグレーヘザー)の2種類。FedEX送料20NZD¥1,600が別途必要。ご希望があればお取り寄せ致します。CTSのHPで「MORE...」から検索してサイズなどご確認ください。【1NZD=¥80で計算】

2019年6月25日火曜日

the Black

その名もズバリの黒いナイロン・ラインを購入した。引き抜き糸に使用する。ストック棚から黒いグラスブランク(663/3pc.)を数本みつけたので「ザ・ブラック」仕様で作ってみることに(笑)テーパーは"The Sons ParaGlass 3pc."と同じで販売当初のネーミングは「Onzu」(オンズとは岩手言葉で長男のアニに対し、次男オジから転じている)P&Rや金具類は全て「黒」巻き糸も黒のみ、と考えたが芸がないので「灰色」の飾り巻きを入れる。グリップスタイルは基本的な「シガー先丸」グリップの形状やスレッド色の変更も可能。デッドストック品なのでお買得価格にて販売。お問い合わせなどは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

2019年6月24日月曜日

Over the Rainbow

15:00には川に行くぞ!と決めたのに出鼻をくじかれた。パラパラときてバラバラバラと屋根を打つ音が響きわたる。外にいればずぶ濡れ必定の「驟雨」である(苦笑)...北海道釣行に行っていたMIからの画像は雨に祟られる前「虹の彼方」左にチョロリと見えるロッドはグリップスタイルと記入文字、造作でわかる NCA/ 9ft.#5 7pc.Traveller Graphiteですな。鱒や毛鉤よりも先に、使っているロッド、リールに眼が行っちゃうのは「職業柄」(病とも言える)なのでしょうかね...(笑)

2019年6月23日日曜日

Rain shower

 日中の陽射しと青空は気温の上昇を予感させ、おっ、夕方の川に行くか~となるが、16時過ぎに「一天にわかにかき曇り」西南から黒雲が流れ遠雷と共に驟雨Rain showerがやって来る。こんな日が幾日も続き、釣りに行けない。雨雲レーダーで雲の動き方を見ると県内の広範囲に渡り降雨・雷が通過していく...梅雨の無いと言われる北海道にもこの雲が流れて、釣りにならない場所もあるようだ。昔から釣り人の間では「低気圧の接近は大漁」と言われているが、真っ只中はどうなんでしょ?(苦笑)ウエーダーにプリントされた「R」マークがカゲロウに見え始めたら釣行禁断症状は悪化しているかもしれない...今日こそ行けるのか?

2019年6月22日土曜日

Commemorative

タンスの奥から"American Museum of Fly Fishing"のロゴが入ったTシャツが出てきた。この博物館には4回訪れていて、初めて行った時に購入した物なのか、芦澤一洋さんの愛用品であったハーディ社のパラコナバンブーロッド、フェザーウェイトリールと彼の著作を博物館に寄贈する折に購入したのかは定かではない(苦笑)...ご注文いただいていたNCAバンブーロッド7-1/2' #4 Swell butt が完成したので髭オヤジのTシャツと「記念写真」Commemorative photoを撮ってから、送り出す...(笑)

2019年6月21日金曜日

Engraved

 今年の始め頃だったか、花巻の国道4号線沿いに「釣具の中古販売店」が出来た。存在は知っていたが行ったことは無かった。市内に出たついでに「引き抜き用」糸が必要だったことを思い出し立ち寄った。もとゲームセンターだった建物で広大な店舗に客3人。ルアー関連の品揃えの中、フライロッドあるかな?と探したら4本だけ、一本は8ftのハーディ社カーボンロッド。糸は巻き直してありお世辞にも美しいとは言えないが、リールシート金具は昔の刻印engraveが打たれたアルミ製C&Rが付いていた。このパーツ欲しいけどコレだけの為に一万円はないな~(笑)当初の目的、安いナイロン糸のみ購入...

2019年6月20日木曜日

Outback

Outback 奥地...調べてみたらオーストラリア奥地に分け入った開拓者が使った言葉らしい。花巻市内の本屋に行ったついでに釣り人の愛用者の多い(笑)108円の「火薬銃」なるものを買った。火薬カートリッジが無かったので店員に聞けば「ここのフックにあったんですが、売り切れです」入荷の予定もないそうだ。今年は熊の出没が多いから、山に入る人が買い占めたか?東京の友人に連絡して購入を依頼したら「買いました。買い占めちゃった~」とメールが来た。アウトバックほど奥地に入る釣りはしないけど、川沿いもクマの通り道があるからね「用心用心」Powder Toy Pistolの「対象年齢7歳以上」は充分クリア...(爆笑)

2019年6月19日水曜日

Brass head

型絞りでブラスヘッドを作ってくれた工場はとっくに廃業。別のところで新しくデザインしたアルミ製の蓋・口金・底を作って貰った。なんとその工業所も「こんなご時世じゃ、いつまでもやってられないよー」とこちらも廃業。国内釣具メーカーの金具を数多く作っていた会社なので話も早く、簡単な図面に寸法を記入して打ち合わせれば事は済んだ。釣具関連の金具類やウッドまで、依頼すれば対応してくれた貴重な存在だった。そこで作ってもらったロッドケース用「金具三点」が遂に底をついた。もっと早く手を打てば良かったのだが「泥縄式」(泥棒を見て縄をなう)で慌てて探しまくった(苦笑)...いろいろな人に電話を掛けたりメールのやり取りをして、見つけました!NCAのアルミチューブは内径43mm、肉厚1mmの45mmφ。3~4ピースロッドが余裕を持って収納できるサイズ。この真鍮製の金具三点、是非にも採用したいけど「見積もり単価」次第。思えば10年ぶりの復活、果たしてどうなることやら...

2019年6月18日火曜日

Reel seat

 「西高東低の気圧配置で...」とラジオの天気予報が言っていた。それって冬型じゃないか(苦笑)今朝の外気温は2℃で寒い。日中は24℃まで上昇らしいから温度差なんと22度!...さてリールシートの「好み」は人によって異なるが、スクリューだとダウンロックdown lockでという方が多い。アップロックも出来ますよ?といっても「いや、ダウンで...」ま、D/Lだとグリップスタイルもスッキリした「カタチ」が選べますからね、とNCAが推しているという話もある...笑)

2019年6月17日月曜日

CTS

いや~よく降った。雨雲レーダーで雨雲が時間を追って移動していくのをみれば、釣りどころではない(苦笑)家の脇、いつもは涸れたような流れ「大林沢」も瀬音が高い。それでも諦めない釣り人は「何処かできるのでは」と彷徨(笑)その一人、AHは「ダメですかね~」と言いながら、峠を越えてISG沢を見に行くそうだ。土曜日から来ていたOMとDYはさすがに諦めて早上がりして帰宅...ロッドラックにあったCTSグラスロッドを指して「あれ触ってもいいですか?」と言ったのはAH。どうぞどうぞ、私のですから「いつも使ってますよね」ハイ、楽なもんで。など会話しているうちに「ご発注」ありがとうございます(笑)来週中にはNZ/ CTS社にブランクスをオーダーする予定。この機会にアナタもいかが? お問い合わせ等は ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ。

2019年6月16日日曜日

Silk

T&T風味バンブーのガイド部巻き糸は京都・西陣の#100番生成り絹糸Silk threadをメインに英国Phonex社のPure silk 6/0 を飾り巻きに使うことにした。試し巻きをして塗料を染みこませた際の色具合を確認。当のバンブーブランクは現在、スペックとネームを記入して塗装・乾燥中。T&Tバンブーロッドも時代により色々な「糸色」を使っていたが、送られてきたHP画像は現在販売中のロッドで、クリアラップと推察。スネークブランド社のガイド(?)なども使われ、より洗練された感じだ...

2019年6月15日土曜日

Knot

 大阪出張に行っていたDYが伊丹空港から雨雲を連れて仙台まで飛んできた。本人は「雨雲は置いてきた...」と言うけれど、いつでも泣きそうな曇天(苦笑)...KYに作ってもらった「ファールド・リーダー」の先端にパーフェクション・ループPerfection Loopを作っておく。フライフィッシングを始めた頃、図解を参考にロープを使い毎日練習し、体得した「結び」knotもいまじゃベテランの域(笑)雨雲レーダーで雲の流れを追えば、雨はま~だだよ~岩手を通過するのは午後か?

2019年6月14日金曜日

Bamboo

 先日、1976/T&T風味に仕立てたバンブーロッド、たいへん気に入っていただき早速、再入魂済。それを見たNCAでグラスロッド製作を検討中の「弟」さん、俺もということで送られてきた画像はいま手に入るT&T インディビデュアリストIndividualist"CANIS"7-1/2"#3(T&Tの公式HPで$3,750!)の感じでスエルバット・バンブーに変更(笑)昔のカタログを見れば年代ごとの巻き方やグリップ・スタイルの変遷も推測できる。Tom Maxwell、Tom Dosey、Bob TaylorやTom Moranと、その時代時代の職人の違いが大きい(右の1997年グリップはトム・モランかな?)1988年カタログには当時T&T社長だったLen Codellaとやり取りをしたAir Mailが挟まれていた。インターネットの無い時代の話...(笑)

2019年6月13日木曜日

Replace

Replace 置き換え...「カタチあるものは壊れる」(苦笑)バットセクションを破損したParaGraph 4、バット部を新しくする。Bellinger Reelseatは勿体ないので取り外して再利用。ブランクごと切り落としてドリルで内径を合わせ削り装着。ウッド部はコンパウンドを使って磨き、リールシートの金具はバフ掛けをしてキレイに。グリップとワインディングチェック、フックキーパーも新しくしてから糸を巻く。白のドローイングインクを使い丸ペンでネームを記入して再び塗れば...

2019年6月12日水曜日

Angler's mail

信州NSから『勤続20年にして初めて「リフレッシュ休暇」なるものを使い平日釣行です。ホントは東北に行きたかったんですが、諸般の事情により近場です。写真はさっきまで数年ぶりに入渓していたYM川のアマゴです。このあと移動し、いまからいつものY川です。パラパラと雨が降って期待大です。さて、釣れるかな?』とメールがあり、その後...
『こちらは釣りだしたら雷雨になり、橋の下で避難中(涙)』...雨に煙る山と川面を叩く強い雨が画像からも伝わる。増水しそうでこれは危険!早く撤収したら?と返信しら『そうします』と返事が...先週夜半、亀ヶ森にも「雷様」来訪。外を見れば横走りの雷光、バリバリバリ、ドドーンの雷鳴と共にバケツをひっくり返した様な降雨...小一時間程で早池峰山方向に去っていった...「くわばら、くわばら」(避雷呪文・苦笑)

2019年6月11日火曜日

Varnish

ORVIS "Yellowstone" 7-1/2'#5 のグリップ交換完了。バット部にはガイドが2つとフックキーパーがあって、それを外し新しいグリップを取り付ける。ロゴのシールも端が捲れていたので「補修」ご依頼は「オリジナルの様に...」なので巻糸の糸目が出るように塗る。1982年製のロッドではラッピング部にエポキシ塗料は使われておらず、別の塗料を塗り重ねて「経年仕上げ」(笑)修理の手をつけないティップセクションの塗装を見ながら塗料の「目痩せ」度合いを調整する塗装作業...
巻糸はGudebrod #326 Scarlet。さすがに持っている1980年代のORVISバーニッシュ(中身はGudebrodだな。容器形状でわかる)を使うには硬化の不安もあり、同様の一液性ウレタンを使う。改めてORVIS/1983年カタログを見ると、昔のパーツ類には「味」がある...と思う(笑)

2019年6月10日月曜日

All Metal

送られてきたリールシートは「オールメタル」どこの?と見ればStruble All Metal U-19と書いてあった。ニッケルシルバー製のこのシート、初めてみた。肉厚のパイプがグッと重さを感じさせる「重厚」な作り。ま、8フィート半、#6番のグラスロッドに取り付けるからいいのかな...ストルーブル社でこんなのも作っていたんだと、手持ちの古いカタログを何冊かで探しても、この型番は登場しない。かなり初期に作られたモノと思われる。よくぞ「新品」のまま、お持ちで...(笑) 

2019年6月9日日曜日

Measurement

Measurement 採寸...古いグリップの寸法を測り、メモ。カタチは「流れ」大まかな寸法を記入しておき大まかな成形をする(笑)アップロックなのでポケット部分の挿入部、インレットinletをリューターを使い掘る。後年、リバースド・ウエスタン・スーパーファインと呼ばれるアップロックシートを使うグリップスタイルはこの時代あたりから登場。
36年間の乾燥で油っけが抜けたコルクはボロボロと...新しいグリップを取り付けるために全て剥がし取り「下地」をきれいにする。
メモした寸法に従い要所をノギスで測りながら成形。巻き上げるためブランクとコルク先端の段差を無くしておくことが「肝要」

2019年6月8日土曜日

Yellowstone

1983年に登場したORVIS Yellowstone グラファイト・シリーズ。強い風の中でも正確なキャストをするためにバットを強めに、ティップには繊細さを...ロッドデザイナーはガイドと共に3ヶ月間イエローストーン周辺を釣り歩き検討を重ねた、とカタログにある(いい仕事ですね・笑)未使用で「お蔵入り」していたロッドはグリップに未だ収縮チューブが付いていたそうだ。36年の年月を経てコルクグリップは油分が抜け、パサパサ。オリジナルと同型・同寸(6インチ半・16.5cm)で新しくする。それまでブラウンだった巻き糸はこの「イエローストーン・シリーズ」から使われ始めた「赤」...この名称、一年後の1984年には「Western」ウエスタン・シリーズと改名し、消えてしまった。
一年間だけ使われた名称と1082(82年に製造)がバットプレーに刻まれている ORVIS YELLOWSTONE 7-1/2' #5 Graphite Rod...

2019年6月7日金曜日

Furled Leader

「エゴノキ」の白い花が満開。実にはエゴサポニンという毒性が有り、その昔「毒流し」で魚を採った材料とも言われているが花は可憐。実の「えぐい」が転じて「エゴい」エゴノキと名付けられたらしい。
話はFurled Leaderファールド・リーダー(ファールドとは折り畳んだの意)長い糸をテーパー状にしてフライラインからパワーを伝達・収束させる為に考案された「リーダー」のこと。山梨のKN(故人)が岩手釣行で使っていたのをみてKYが製作器具を作り、工夫して今じゃこのリーダーを自作・愛用...ncaのショートグラス・ロッド633に適したテーパーリーダーはロッドの約1.5倍の9~10フィート。もう少し取り回しが良くならないかと考えていたら、ファールド・リーダー5-1/2'にティペットを3フィート足すことに行き着いた(笑)

2019年6月6日木曜日

Wildlife

何となく視線を感じ、外を見ると「ニホンカモシカ」(ウシ科カモシカ属)がこちらを見ていた(笑)東側の裏山には野良猫、狐、狸、雉など色々な動物が通る。先週、草刈をして見通しが良くなったので出てきたのかな?岩手では特別天然記念物が徘徊するのは珍しくもなく、よく目にする。昔、釣りをしていたときにドドドッと地響きと共に二頭のカモシカが目の前の土手を疾走していったのには肝を冷やした(苦笑)
カモシカの「お告げ」に従い、川に行けば釣れるもんだ...(笑)

2019年6月5日水曜日

Spider

沢筋に蜘蛛の糸spider threadが張る季節になった。フライはグチャグチャ、ティペットは切れるしリーダーは絡まるはで何とも始末が悪い(苦笑)古いフライ・パターンブックには登場しない「蜘蛛」の毛鉤をだいぶ前に福島の旧友から貰った。「WS Spider」ポストにパラシュート・タイプで巻くハックルはCoq de Leonコック・デ・レオン。ハックルの長さは500円玉ほどの円周が良いそうだ。#13~#15番のフックに巻かれたボディはピーコック・ハール(日々進化しているらしい)ハックルが長すぎて収納しておくフライボックス選びに困る...(笑)

2019年6月4日火曜日

McFarland

深い谷底にまで降りて釣りをする山岳渓流師のOKがロッドの異変に気がつき、山からメールを送ってきたのは土曜日。日曜に出荷して使い込まれたOKのロッドを「クロネコ」が咥えて持ってきたのが月曜の午前中。早速、マイク・マクファーランドにメールをしたら起きていたようで、返信も早く修理のためのブランクスを送ってもらうことに・・こう言う風にスイスイと話が進むの好きだな~(笑)そんなこともあり、マクファーランド・ブランクを使いNCAであなただけのロッド作りませんか?のお誘い....米国東部ペンシルベニアのマイク・マクファーランドが作るMcFarland 3pc.グラスロッドは日本の渓流にもピッタリ...
お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

2019年6月3日月曜日

Change

オイルフィ二ッシュは桐油(tung oil)や亜麻仁油(Flaxseed oil)をブランクスに拭き込んで「表面酸化」させ、撥水・防水を図る。オイルは紫外線を浴びて経年変化し「濃い色」となり糸が巻かれた下は日焼けせず完成時の色が残る。ビキニ水着「日焼け跡」の様だ(笑)ブランク表面をスチールウールで磨き出してから再度オイルを三七、21日拭き込み、いやこれは「ガマの油売り」の口上(笑)落ち着いたマットな仕上がりのブランクスとなる。1976/T&T風味のグリップはトーピドゥ型に。Yロッド・オリジナルからその「カタチ」は様変わりchangeした...(笑)

2019年6月2日日曜日

Bamboo (2)

「おまかせT&T風味」は1976年~77年のスタイルに...ブランクに戻した真竹のロッド素材はストレート・バットなので43年前のT&T「クラシック・シリーズ」の仕様とする。リールシートを作り、コルクグリップを削って組み立てた。現在はスレッド部分を塗装中なのでお見せできないのが残念。カタログ写真、右の「カタチ」をご想像ください...(笑)

2019年6月1日土曜日

Smuggler

1986年カタログに「One of smallest and succesfull fly rods House of Hardy has ever originally designed for American market...」とあった。Hardy Bros.の頃はグラスのスマグラーが存在した。修復のご依頼のあった7-1/2'#3、5ピースGraphite "Sumggler"はティップと2nd.を新しく作り、オリジナルと同色のスカーレットにブランクスを塗装。少しばかり時間が掛かったが「完成」...初期型と比べると、最終型はシート金具がアルミからニッケルU/Lに、Hopkins & Hollowayのストリッピングガイド、スネークガイドもアメリカン・ツイストに変更されていた。仕舞込み寸法は家庭内にも密かに運びこめる、19インチ(48cm)...(笑)