IWANA Reel

あっという間に4月も30日、突然「にしむくさむらい」という言葉を思い出した。子供の頃、大の月・小の月を覚えるために習った。小の月が2月、4月、6月、9月、さむらいは士だから11月（笑）UPS倉庫内で通関待ちをしていた「IWANA REEL」が入荷。スモールトラウトにLB3Fラインを巻いて、重さを計ると132g。Peerlessより20g軽かった。グラスロッドにも似合うな〜と自己満足。いまならストックあります。お問い合わせは　ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...

remodel

送られて来た画像はHLL/Thomas Maxwell時代のSalmon dry-Fly Rod、ミラマシーMiramichi。3ピースだからmodel 71の8-1/2' #8かな？...「マクスウェル先生のカタチが好みなもんで...」このスタイルをSAGE 7100-4の完成品グリップと交換したいとご希望あり...

Tom Maxwellのグリップスタイルはストレートでアップロックが特徴。下が「改造前」のセージ・オリジナルのフルウェルズ。以前所有していたMiramichi SDF（1975年）8'#7のフィッシュテール・グリップとはだいぶ違う...

セージ・ロッドがncaの手でグリップ周りを改造されると、こうなる...

Maxwell/SAGE 7100-4に使用するCFO Ⅳを添えて...（笑）

B.T.C.

BTC...Bamboo Trout Casting Rodのこと。2013年に作り始め、最後に作ったのは2019年だった。その間にルアー界では新しいガイド・コンセプトがでて「混乱」2022年5月「新装製作」再開。キッカケはC.C店主からの問い合わせにより（苦笑）BTCには5'0"と5’6"の二種があり、スピニング仕様でも製作可能。この場合BTS（Sはスピンキャスト）と名が変わる。ガイドをつける竿は何でも作るNCA...（笑）

ABARTH

サソリマークのアバルト595である。これでかっ飛び釣り場に向かう（笑）車体サイズは「軽」だけど165ps!「羊の皮を被った狼」とはこの事だ。スポーツモードにすればハンドルが重くなり、加速すると「G」を感じる。この車でやって来た友人達と釣りに行った（運転させて貰った）行く場所は舗装路なので問題は無かったが、ちょっとした段差や路面の凹みでセンサーが働き「ピーピー」と鳴る。林道は無理だが、速い！楽しい！大人のおもちゃ！ロッドも7'6"くらいまでならつないで入るけど、釣りのクルマじゃ無いね（笑）岩手の山々を抜けるワインディング・ロードで爆笑、いや爆走...

Flyfish

高知のKawada Netが岩手の渓に三本揃った（笑）ロッドは左からnca/Bamboo 663にIWANA REEL、Ben's 3wt.7'0"にPfluger、T&T 7'0" midge #4にハーディ・リールとそれぞれの好みで...

ボンネットの上にカゲロウも現れて「歓迎」か？これで使う毛鉤は決まった。冬の間に巻いたクイルボディにウッドダック・ウイングの#14。スタンダード・フライは見にくいけど目を凝らせば何とかなる。

4月下旬とはいえ渓の目覚めは遅く、緩い流れからゆっくりと出たヤマメは、7Xに結ばれたスタンダードフライを咥えた...

Full-Wells

Uni Directional S-glass / 9ft.7wt.用のフルウェルズ・グリップ。ライトラインには使わない160mmで作る。ncaがやることだから他とはちょっと違うスタイル。手の感覚は素晴らしいもので、握って削りノギスで測ると「ほぼ」同型同寸。何本かやると、その感触を手が覚えてくれる（笑）肝心のブランクス、そろそろ来る予定なんだけどな〜

パーツを揃えて待っている...のに。

Classic

「Bring back Classic Reels to the river」が標語の「IWANA REEL」4月25日に再入荷（予定）のお知らせ。Classicなバンブーロッドにも、なんとも似合うでしょ。グラスでもグラファイトでも、妙にデカいラージアーバー・リールが「嫌い！」なあなたに...ncaflyfish@Gmail.comまで、メールでお問い合わせ下さい。

Go Flyfish !

「フライフィッシングにいくぞ！」go flyfish...わたしの今シーズンの始まりだ。前日に確かめた筈だけど「何か」を忘れている様な気がする...天気は上々。川が呼んでいる。山が笑っている（笑）

Strike !

使うかどうかわからないけど「缶フェチ」の心にストライクstrike!（笑）スリットのゴムにリーダーを滑り込ませて留めるタイプのインジケーター。12mm（15mmもある）の多孔質スチロール玉５個入り。♪赤い眼玉のカエル〜使うときには宮澤賢治「星めぐりの歌」♪あかいめだまのさそり〜の調子で歌うとよろしいかと。ミドリ色の目玉のカエルもある...FROG EYES Strike Indicators、オーストリア製。

Firewoods

4月上旬まで焚いていた薪も1日分ほど残して終了。玉切りにした楢材を持ってきて貰ったので冬に備えて、早くも薪を割り積み上げる作業。今年は薪の注文が多いそうだ。ガソリンや灯油の値上がりを見越しているかも知れない、と言っていた。いつもならダラダラと10月に割った薪をお願いするのだが「見越して」余分に頼んであったのだ。遂にキリギリスの汚名を返上か？今年は働きアリさんになれるかも知れない。ま、三日坊主ということも考えられるけどね...（笑）

油圧薪割り機で割ると、薪小屋の中に楢材のいい香りが漂う...

Ben's 5pc.

「仕事で盛岡に行くことになり、引き取り可能であればお伺いしたいと思っております。予定はいかがでしょううか？」大丈夫ですよ。ただ、狂犬病の予防注射が公民館であってその時間以外ならと返信した。出来上がったら送ろうと、発送伝票まで書いてあったが「秘密裏に家に持ち込む」サイズとしては5pc.はうってつけですからね（笑）この方が使うリールはPfluger MEDALIST 1492でフットとラッチカバーをncaでご購入...そうそう【業務連絡】3月に受注しているフルーガーリール・パーツの件、２週に一度はメールしていますが、昨日連絡したところ「Hello, I have not gotten any of the reel foots that I ordered yet I will let you know when they arrive best.」と返信が...申し訳ありませんが、待つしか無いのです（苦笑）

Mayfly

「遠野街道」国道396号、毎日の様に眺めている大迫・亀ヶ森にある岩の目「お稲荷さん」の桜が咲いた。

家の脇を流れる「大林沢」で羽化したカゲロウmayflyが現れる様になった。陽の光を浴びて翅を乾かしているのだろうか、暖かくなると何処かに飛んでいってしまう。光が透過して映るシルエットも美しい。3月中旬から現れる、トビイロカゲロウ♂spinnerだと思う。これから季節が進むと家の周りで「蜉蝣の乱舞」を見ることが出来る...

こちらはマエグロヒメフタオの亜成虫dun...季節到来！さぁ、ロッドを持って川に行こうじゃありませんか。

750 P

頼んであったオリーブ色の絹糸が入手出来たので、巻き始めた「750 P」7'5"#4/4pc.のバンブーロッド。Pはパックロッドのピー。HLL/アパラチアン・トレイル・パックロッドにインスパイアーされ、始めたが遅々として進まなかった。長モノのロッドも片づき、ようやく集中。絹糸はナイロンより色数があり、同色でも微妙に異なるのでオリーブと言われる糸色を試して決めた色は納得のいく「発色」である...

What Difference

Ben's S-glass、どこが違うかって？♪what difference a day makes...（Dinah Washington/1959年)のスローなジャズが聞こえる。ん〜なんともいいんですよ、キャストの感じや魚を掛けた時のやり取りなんか堪りませんよ。5pc.でもブランク状態で36gと軽いし。3wt.7'0"/5pc.のご注文がありパーツを揃える。あと加えるのはなんだ？そうそう、ncaの技術ですね、はい。この注文を受けた時、来訪されていた方が「Benさん欲しい〜！」と言っていたが「いつまでも、有ると思うなブランクとリールシート」ですよ。釣り竿は出会いだ！（笑）

licorice

盛岡に出たついでに輸入食品を扱う店に行った。お目当てはHILLSとMJBのコーヒー・デカ缶。ALTOIDSもあるかな？と棚を巡っていたら、見つけたのがPulmoll。ドイツ製のキャンディーで、棚に置かれたその佇まいに眼が止まり「缶」のデザインだけで買ってしまった（笑）スペイン甘草 licoriceが練り込まれ、慣れないと薬臭い飴である。調べたら、ルートビアの甘味料としても使われていて、薬草リコリスの効能は「かぜ薬，解熱鎮痛消炎薬，鎮痛鎮痙薬，鎮咳去痰薬，健胃消化薬，止瀉整腸薬とみなされる処方に配合されている」とあった。

Remodeling

持ち込まれた、とあるメーカのグラファイト8ft.６ピース・ブランク。「元竿」butt sectionを外し、５本継6'5"#3、仕舞い込み寸法420mmに「改造」remodeling。え？コレ、ブランクで手に入るの？以前、ブランクの件をメーカーに問い合わせたら「完成品だけです」と言われた...な〜んだ、早く言ってよ〜ブランクがあればなんでも出来る（笑）

black version

IWANA REELにはスペシャルとしてサイドプレートもボディも真っ黒なバージョンもある。同じサイズのリールでも「黒」だからか、キリッと引き締まった感じがする。お好みでシルバーボディ、シルバースプールもしくはブラックボディ、ブラックスプールと選べる。これにもう一つのスペシャル、モス・グリーンmoss greenバージョンまで加わって、迷うな〜♪宵闇せまれば、悩みは果てなし、乱るる心に うつるは誰がリール 君恋し 〜（1961年/フランク永井「君恋し」風に歌う・笑）

Fly Reel of the past

周りを取り囲んでいるリールはもう入手出来ない過去のモノばかり。いま手に入るクラシックなフライリールは「IWANA REEL」...好きなんですよ〜「無駄の美学」一竿一糸巻き主義（そんな主義があるのか？笑）だと増えていくのは必定。入手の経緯、合わせたロッドやライン、使った場所、釣った魚、全てに思いがある。「あ、このリール使って釣ったヤマメと一緒に写真撮ると、イワナとヤマメが写りますね」といった釣り人がいた。はい、頂きました！座布団三枚....（笑）IWANA REEL、日本でのご用命はノースカントリー・アングラーでどうぞ。お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまで...

booklet

盛岡で無料配布されていた「東方浄土・閉伊川紀行」西方浄土は聞いたことがあるけど、なかなかのコピー（笑）「山峡を背に流れ、滔々と海を目指す」（本文より）西の兜明神岳・閉伊川源流域から東の宮古までの行程を写真とエッセイで綴っている、洒落た小冊子booklet。発行は宮古商工会議所。東北復興道路〜道・絆プロジェクトの支援で制作された素敵な一冊。名勝「浄土ヶ浜」は岩手・宮古に位置する...こういう「センス」好きだな〜

Rod & Reel

ロッドはBen's/3wt.7'0"-5pc.、リールは　IWANA REEL/Small Troutが良い。到着は月曜日かなと思っていたら、意外と早く4月9日土曜日に突然入荷した。UPSえらい！1980年代の雰囲気が色濃く漂い、似合うな〜この組み合わせ、と悦に入る、わたし...（笑）

Perforation

全てのIWANA REELは6061-T6 AirCraftアルミニウムのバーストックから製造される...

切削加工後、表面は陽極酸化処理（アルマイト加工）され、更に強度を高められる...

リールのサイドプレートに規則をもって開けられた「穴」をパーフォレーションperforationと言い、主たる目的はベンチレーション。だけど、いわばそのリールの顔であり「表情」を決定する大事なところでもある（と思う）実は近頃復刻されたリールの穴が小さいことに気付き、それだけで引いてしまったのだ（苦笑）ncaで取り扱う「IWANA REEL」に開けられたパーフォレーションはバランスも良く、いい味を出してくれる。コロナ禍による都市封鎖LockdownでUPSの配送が迷走し遅延したが、ようやく貨物追跡に「予定配達日4月11日までには」と...（嬉）

Bring Classic Reels Back to the Riverクラシックなリールを持って川に戻ろう...じゃありませんか（笑）

Replace

『何とも申し訳ない話ですが、ウォーターワークスのフットが全く入らなかったので、コルクシートを調節したら、お気に入りのメダリストの根元までリングが入るようになってしまいました。素人がイジって本当に失敗しました。申し訳ありませんが、コルクシートのみ交換をお願いしたいと思います。中間的な厚さのマーキス4に合わせもらうことは可能でしょうか？』とメールが。あらら、そりゃ大変。デュアルリング(R&R)にコルクフィラーだから交換replaceは簡単。送っていただければその日のうちに返送と返信した...

DH1166-4

CTS/Quartz Fly DH1166-4が正式名称。11'6"#6のUni Directional　Sグラスのツーハンドといった方が通りが良いか。たてかけてあったブランクスも６時間かけてセットアップ。コルクの削り粉まみれ。先行して製作したロッドが上がったので「お披露目」＃6番ラインとバッキング収納、バランスを考えるとC.F.O.IV（3-3/16"、WF7+100yds.)くらいのサイズかしら？ちなみに、CFOにはVI(4" DT11+200yds.)まであった。長竿ばかりいじっていると渓流用のライトライン・グラスロッドの繊細さが妙に懐かしい、今日この頃...（笑）

Urban Green

CTSのブランクカラーに「アーバン・グリーン」urban greenという色がある。直訳すれば「都会の緑」少し沈んだキミドリで、以前あったオリーブに代わる色だ。DH1166-4pc.ブランクスをこの色で塗ってもらった。Ben'sとCTSは1日違いで入荷したものだから、頭の中を「長モノ」に切替て作業を進める。工房内は「都会のミドリ」に溢れているけど、外を見れば「田舎のミドリ」は未だ芽吹かず...

515mm

515mmってなに？と思われる方もいらっしゃるかと。ベンズ・グラスロッドの3wt.7'0"5pc.をロッドソックス（布袋）に入れて収納したアルミケースの長さです。布袋だけなら500mmくらい。４カ所のジョイント部が「節」の役目を果たし、アクションはお墨付き。ブランクを購入して自作された福島WS曰く「こんなマルチピースのグラスロッド初めて！アクションが堪らない...」先日、来訪された方もncaのを振られて絶句（笑）5pc.を感じさせない5pc.オススメです...

Apparachian

『約束通り、7フィートのHLL「アパラチアン・トレイル700P」の写真（先週ニューサウスウェールズ州のオベロン地域への小さな釣り旅行で撮ったもの）と、私が釣った3.25ポンドの素敵な虹（レナード38トーナメント1977年とドライフライを使用） あなたの「アパラチアン」はどうですか？』とオーストラリアのAEMからメールが...

お〜こんなの釣れちゃうんだ〜

件のアパラチアン・トレイル700Pの画像に添えられた栗Chestnutと松Pineの実も大陸的な大きさである。肝心の「nca/Bamboo Trail 750P」計画は業務繁多で止まっている...

4wt.4pc.

Ben's S-glassシリーズには1wt.6'5"/2wt.6'5"/3wt.7'0"に3pc.と5pc.があるが、もう少し大きなフライでという方には4wt.7'5"-4pc.がよろしいかと。仕舞い込み寸法600mmで邪魔にもならない長さ。ライトライン・マルチピース・グラスロッドの「極み」とも思われるBen'sアクションは評価も高い。お好みの「カタチ」にてお仕立ていたします...今日、令和4年4月4日に4wt.4pc.を新調するのは如何？...（笑）

method

CTS/DH1166-4pc.を作るにあたり、リアグリップの装着方法に悩んでいた。昨日、夢に出て来た「方法」methodを起きがけに試してみたら「良！」これで効率よく製作できる。ブランクエンドは約14mm、渓流用フライロッド7'0"や7'5"とは別次元の太さである。やはり、こい言う時こそ「経験値」がモノをいうのだ（笑）そういえばこの間、TVで「レベチなヒト」なる言葉を聞いた。何だ？レベチって英語かと思って検索すると「レベルが違う」と言う今風の言葉らしい。はは〜ん、オロチは大蛇だけどレベチはそう言う事だったのね、と大笑い...

arrival of blanks

Ben's of Holland blanks、オランダからロシア領空を避け、24日間かけて到着。通常なら7日間なのにね...まぁ、無事に着いたから良しとしよう。お待たせしている方達に到着のお知らせと、仕様を確認するメールを差し上げた。3wt.7'0"-5pc.と4wt.7'5"-4pc.ブランクに余裕があります。お問い合わせはメールで ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ...

PROWRAP

ProWrap社のナイロンスレッド。最長は4800yds.巻きもある。メートル法で言えば4,320メートル！一生で使い切れないな〜この下が950yds.巻き。常人は100yds.スプールがよろしいかと。それでもフライロッドなら10本くらいは巻ける。Ben'sに合わせるのにGudebrodでご提案したが、色味が少し違うプロラップ。グリーン系だけで11色もある。ncaはプロなのに持っていない（カタログはある・笑）のでお客様から「巻きたい色」を送ってもらった。ProWrap #501 Kiwiと#528 JadeをBen's 4wt.7'5"-4pc.に...プロがプロラップで巻くとこんな感じ（笑）