ncaflyfish

2026年11月5日木曜日

We Can Do It!

「We Can Do It!」(私たちにはできる!)第二次対戦中のアメリカのプロパガンダに使われたポスター・イメージ。1942年にJ.ハワード・ミラーがウエスチングハウス・エレクトリック社の依頼を受けて製作。労働者を鼓舞して勤労意欲を高める事を目的とした。写真を元に描かれていて、被写体の女性の名は、ジェラルディーン・ホフと言われる....
こちらは1943年にノーマン・ロックウェルNorman Rockwell(1894-1978)の描いた「Rosie the Riveter 」(鉄鋲打ちのロージー).....
戦時中は人目に触れる機会はほとんどなかったが、1980年初めに働く女性のアイコンとして再発見され、1984年にはスミソニアン博物館・マガジンの表紙を飾り、1999年には切手のデザインにも採用された。2008年総選挙でサラ・ペイリン、ロン・ポール、ヒラリー・クリントンといった政治家のイメージ・キャンペーンにまで利用された....

 1999年開業のアイダホ州ヘンリーズフォーク川、ラストチャンスにある「トラウトハンター」Trout Hunter Fly Shopがコレを捩ってFFWをステッカーに。車の窓に「お守り」代わりに貼ってある.....We Can Fish ! 



2026年11月4日水曜日

RODON

RODON/ Bron Graphiteと言えば、テッド・シムローTed W.Simroeが深く関わったロッド・ブランクである。米国ニュージャージー州ニューアークNewark.N.J.で生産され、1980年代の釣具業界をボロン・コンポジットで沸かせた。今回、ご紹介するのはBron/Graphite 7'0" #3と言う、今では「希少」なブランクと、Cortland/ Rodon #281/UL/blackシート。あるFFMの見解では「正直なところ、他のボロンロッドを使ったことがないので、それらのアクションについて語ることはできません。ですが、このロッド(Rodon/Boron)は、バンブーロッドの感触に限りなく近いものだと言えるでしょう...」だと。そうなるとシムロー・バンブー風のグリップスタイルがお似合いかな?と、グリップを削り、シートと共に仮組して「雰囲気」を見る....
RODON'S BACK!
1989年にRODONはコートランドに吸収され暫くは続いたけれど、その後の事は知らない...このロッドブランク、シートを「販売」(NCAで完成させることも出来ます)お問い合わせなどは、ncaflyfish@Gmail.com まで、どうぞ....




 

2026年11月3日火曜日

Route

 荷物が発送されると「追跡番号」の知らせが来る。追跡していたら,驚く事にこんな経路Routeを辿っていた。普通NRT/成田国際空港か、HND/羽田(東京国際空港)に到着するはずなのに....
10月15日にモンタナ州ボーズマンから発送された「Livingston Rod Blanks」は26日にUS/LAXAロサンゼルス国際交換局に着き、その日のうちに日本へ旅立った。米国内で10日間どこにいたの?(苦笑)3日目の(時差があるから2日目かな)29日にKIX/関西国際空港に到着して、大阪国際郵便局に。え、なんで?大阪で通関と思いきや、保税運送されて神奈川県の川崎東郵便局・国際交換局に。ここで通関され岩手に発送されたのが31日。11月1日に岩手郵便局に到達し、その日のうちに花巻郵便局を経由して、夕方に大迫郵便局から配達された。モンタナから所要時間は2週間ちょっと。今回は寄り道もあって、長旅だったね.〜

 

2026年11月2日月曜日

model 38

使い込まれたHLL/ Duracane 7ft.#4。グリップとシート形状、シリアルNo.から1979年のロッドと分かる。47年の風雪に耐え(大袈裟か・笑)たコルクも交換時を迎えた。特にワインディング・チェックにあたるグリップ先端から親指thumbが掛かる辺りが消耗している。全体的に見てもコルク目に沿って波うち、凸凹である。これを一新する作業...
旧コルクを壊し、付け替えた状態。特徴あるHLL傘型のワインディングチェックにコルクのテーパーを合わせ削る...
刻印入りのエンドキャップ、スライドリングなども「黒染め」bluedをやり直した。これで来シーズン「気持ちよ〜く」使えますね....(笑)












 

2026年11月1日日曜日

model 48

1973年のH.L.Leonard " Ausable" model 48、7ft. 2-3/4~3oz. 3pc. DT4ロッドのシート金具の「修繕」repair。この時代は接着剤が悪く、痩せてバットキャップがゆぱゆぱと動く。2箇所にピンが打たれていて脱落はしないものの「気になり始めた」WSからのご依頼....(笑)
以前のオーナーも「気になり」治したらしく、オリジナルでは無いピンが一本だけ残っていた。ピンを抜き、穴跡を埋めてからバットキャップを接着する。乾燥後、新しいピンを2本打ち込み、面一まで擦り合わせて完了.....


2026年10月31日土曜日

Orvis Fly Tying Vise

1979年のオービス・フライタイイング・バイス。黒い鋼は錆が出やすいので、CRC 5-56で「手入れ」をする。初めて見たのは1975年のカタログで、シルバー・メタル。Exclusiveとあるから、Orvis独占販売と言うことだね....

『長年にわたり、トラブルなく快適に使用できる高耐久なバイスです。まさにプロ仕様の品質を誇る、最高級の製品といえるでしょう。オービス(Orvis)のフライタイイング・スペシャリストたちが独自に開発した機能を備えており、実際の使用においてその優れた効率性が実証されています。フックをジョー(挟み口)に固定した状態で、ジョーを360度回転させることが可能です。これにより、ロータリー式としての使用はもちろん、フック全体をあらゆる角度から確認することもできます。クリックストップ機構により、ジョーを特定の角度で確実に固定できます。通常の向き、逆向き、あるいはダブルサーモン・フック用の通常向きや逆向きといった位置にセット可能です。1/0から28番までのフックサイズに即座に対応でき、ジョーの角度も自由に調整できます。バイスの高さはテーブル面から最大8インチ(約20cm)まで調整可能です。テーブルクランプは1/4インチから1-1/4インチ(約0.6cm〜3.2cm)の厚さのテーブルに対応します。右利き・左利きを問わずお使いいただけます。交換用パーツもご用意しております。』の能書がある初期型...




 

2026年10月30日金曜日

Price Vise

芦澤一洋大兄(1938-1996)が亡くなってから今年で30年である。いつの間にか彼の亡くなった年齢はとっくに過ぎている。初めてお会いしたのが1980年で以来16年間お付き合いいただいた。学ぶことが多く、あっという間であった。「フライフィッシング全書」(1983年・森林書房)は私のバイブルで、あ〜こんなだったよな〜といまだに「手引書」となっている。残念なことに再版は不可能だそうだ。掲載された「道具類」は時代遅れだけど、本質は変わらずFFを取り巻く全てを「知ること」knowledge「感じること」feel-howには時代を超えて遜色ない。258ページにバイスの項があり、1980年頃の「プライス・バイス」Price Viseが紹介されている....
『アル(Alexsander Price)とエリック・プライス(Eric Price)の二人が設計したバイスは、繊細さや軽妙さは全く持ち合わせていない。無骨で鈍重で、なんともいえない不細工なスタイルをしているが、不思議な魅力を持っている。鉄砲と同じ黒塗りの鋼の手触りは、これまでのバイスに比べると、ひどく異質なものだった....』と、ここまで書いていたら、アメリカのFFMからメッセージがあった.....
「今日、ガイドツアーのお客さんと丁度このプライス・バイスの話をしていたところなんだ。ボートに乗っていた私たち2人が、たまたま同じものを持っていた。私がこれを手に入れたのは1983年頃、中学生の時にクリスマスプレゼントとして贈られた、素晴らしいバイスです。オレゴン州ベンドで作られた地元の製品なんだよ..」他のFFMの話しでも、いまだ使用している方は多い.....

1977年に出願して、1979年にU.S.Patentを取得している....PRICE VISE
『フライタイイング用バイスは、テーブルの端を挟み込むためのクランプ部と、その上方に垂直な支柱を介して設けられた、フライタイイング用フックを保持するためのバイス部を備えている。
バイス部のジョー(挟み部)アセンブリには、つまみネジによって開閉される一対のフック固定用ジョーが設けられている。
このジョーアセンブリは、バネで付勢されたディテント(係止機構)と連動しており、つまみネジに対して軸方向および回転方向の力を同時に加えることで、ジョーの閉まり具合(締め付け設定)を変えることなく、ジョーを回転させることができる。クランプ部には、支柱に沿ってスライド調整可能なスリーブと、一対のクランプアームが備わっている。一方のアームはスリーブに固定されており、もう一方のアームはスリーブに沿ってスライド可能であるため、テーブルの厚みに合わせて調整できる。スライド可能なアームには、つまみネジで操作するベアリングディスクが取り付けられている。このディスクと固定アームがテーブルの対向する面に当接すると、ベアリングディスクがスライド可能なアームとスリーブの間に締め付け力を生じさせ、調整した位置でアームを固定する仕組みとなっている。』と特許申請書に書かれていた....