ncaflyfish

2024年4月25日木曜日

new from nca

nca/Duraglass 7623-4pc.Rodはこんな感じに「完成」...わかる人にはわかる、このスタイル(笑)ファイバーグラス・ブランクスを「竹柄」に塗装。下地を作り焼けたインプリ色にして、竹の持つ縦繊維のストレートグレインを塗装し、最後にクリア塗装と手がこむ。スレッドはシルク#81、HLL風シガーグリップにリールシートは「アレ」あれです...同時に6'9"#3wt.ブランクスも塗っておいたので、ご希望があれば製作可能です。ncaflyfish@Gmail.comまで、お問い合わせ下さい。

2024年4月24日水曜日

Blowin' the wind

午後、風に吹かれて川へ。気温22度。端午の節句の鯉のぼりが勢いよく泳いでいる。まぁ、追い風だから何とかなるか...
川岸に座り込んで、リーダーにフライを結んでいたら風に飛ばされたナガレトビケラ(全長11mm)がとまった。このプール、先週悔しい思いをしたので再来。案の定多くのライズがあって掛けましたが、暖かな休日明けとあって「こすっ辛い」出方に難儀...
まだ小さいながらも飽食して腹パンパンのヤマメ。先週より成長してますね〜早く大きくなってね。Bamboo Rod/6ft.#3wt.に合わせるリーダーは短めで、と実感...
この桜もあと一週間はもたないな...花びらが川面に流れて来た。

2024年4月23日火曜日

5 colors

「con Colores Triunfales」勝利に向かう色のカラーリングは5色によって構成される。キュートな5'9"#1-2/4pc.のブランクスは派手なオレンジにすることになり(4月3日のブログに詳しい)約二週間で塗装・乾燥を終えて、ガイド部などを巻き始めた。メス・フェルールにはN/Sのフェルールクラスプを作り付け、オールコルクグリップ(一部ウッド)を取り付け、巻き始めたけど5色の糸の配置やら何やらで手間が掛かる(苦笑)製作中、来訪されたFFMには「うわっ〜!凄い色」と驚かれたりしながらも「勝利」を目指す...(笑)

2024年4月22日月曜日

Flyfish (extra)

送られてきた画像を見て、昔読んだ本を思い出した...
『遥なる山釣り』山本素石(1975年・産報刊)に「イワナの地方名がゴギとは驚きました。韓国語で、魚をゴギと呼んでいます。本来ゴギとは、あらゆる動物の肉を指す言葉なので、牛肉はソ(牛)ゴギ、鶏肉はダック(鶏)ゴギと言いますが、魚肉だけには別に当てはまる言葉がありません..中略..ゴギをとりに行くと言えば、魚釣りに行くことなのです。島根地方の土語でイワナがゴギとは面白い事だと思ひます。」との記述がある...
また「出雲地方ではイワナのことをコギと呼んでいるが、土地の人の発音はコギェと聞こえる。イワナの方言が裏日本に多いのは、それだけイワナの分布が広域にわたるのと、一つには人文の孤立性が高かったことを物語る...」とも。出雲は「コギ」石見は「ゴギ」と紛らわしい...
苔むした岩がまぼろしの「コギ」の神秘性を象徴している様だ...

2024年4月21日日曜日

Duraglass

 DURAを辞書で引くと「耐久性」とある。この名前をつけられたのがHLL/Duracaneでインプリimpregnateの代名詞にまでなっている。昨日のバンブー(上)に続きDURACANE-LIKEをファイバーグラス(下)で作る。「夜目、遠目...」丸軸ながら、まるでバンブーロッド(笑)
デュラケーンの焼けた様な肌色に、控えめなストレートグレーンを特殊塗装したブランクスを使いnca/Duraglass 7623-4pc.を製作中...

2024年4月20日土曜日

Back in 1975

1975年、49年前の「カタチ」でnca/Doracane 603完成。当時のカタログだって、50年近く経てば「重要資料」紙媒体は不滅です(笑)黒ガイドにオリーブラップ。リールシートは「イングリッシュ・スタイル」のD/L、N/Sのエンドポケット。気分でしょ?あの森の流れに持ち込みたい、ショートロッド

2024年4月19日金曜日

Olive

染色で同系色でも微妙な色合いに分かれる「絹糸」silk threads。下地のブランクスのカラーによって発色が異なるから、巻く糸を選ぶのには試し巻きから始まる...
スウェルドバットのバンブーは明色なので、数あるオリーブ色の中からT81カラーを選択する。81番はncaも好んで使う糸で、自分のロッドにも多用している。MINAMI Reel/Moss Greenを合わせたいと言う事なので、コレで巻いた。ラインはCortland 444/WF3F Peach...
日本の漢字で製作者のサインを入れて欲しいと言われて考えた...あ、そうだ!と手描きしたのが「ハンコ」stamp風。送り先の米国ではみることの無いと思われる「日本文化」の認印...(笑)