ncaflyfish

2026年11月2日月曜日

model 38

使い込まれたHLL/ Duracane 7ft.#4。グリップとシート形状、シリアルNo.から1979年のロッドと分かる。47年の風雪に耐え(大袈裟か・笑)たコルクも交換時を迎えた。特にワインディング・チェックにあたるグリップ先端から親指thumbが掛かる辺りが消耗している。全体的に見てもコルク目に沿って波うち、凸凹である。これを一新する作業...
旧コルクを壊し、付け替えた状態。特徴あるHLL傘型のワインディングチェックにコルクのテーパーを合わせ削る...
刻印入りのエンドキャップ、スライドリングなども「黒染め」bluedをやり直した。これで来シーズン「気持ちよ〜く」使えますね....(笑)












 

2026年11月1日日曜日

model 48

1973年のH.L.Leonard " Ausable" model 48、7ft. 2-3/4~3oz. 3pc. DT4ロッドのシート金具の「修繕」repair。この時代は接着剤が悪く、痩せてバットキャップがゆぱゆぱと動く。2箇所にピンが打たれていて脱落はしないものの「気になり始めた」WSからのご依頼....(笑)
以前のオーナーも「気になり」治したらしく、オリジナルでは無いピンが一本だけ残っていた。ピンを抜き、穴跡を埋めてからバットキャップを接着する。乾燥後、新しいピンを2本打ち込み、面一まで擦り合わせて完了.....


2026年10月31日土曜日

Orvis Fly Tying Vise

1979年のオービス・フライタイイング・バイス。黒い鋼は錆が出やすいので、CRC 5-56で「手入れ」をする。初めて見たのは1975年のカタログで、シルバー・メタル。Exclusiveとあるから、Orvis独占販売と言うことだね....

『長年にわたり、トラブルなく快適に使用できる高耐久なバイスです。まさにプロ仕様の品質を誇る、最高級の製品といえるでしょう。オービス(Orvis)のフライタイイング・スペシャリストたちが独自に開発した機能を備えており、実際の使用においてその優れた効率性が実証されています。フックをジョー(挟み口)に固定した状態で、ジョーを360度回転させることが可能です。これにより、ロータリー式としての使用はもちろん、フック全体をあらゆる角度から確認することもできます。クリックストップ機構により、ジョーを特定の角度で確実に固定できます。通常の向き、逆向き、あるいはダブルサーモン・フック用の通常向きや逆向きといった位置にセット可能です。1/0から28番までのフックサイズに即座に対応でき、ジョーの角度も自由に調整できます。バイスの高さはテーブル面から最大8インチ(約20cm)まで調整可能です。テーブルクランプは1/4インチから1-1/4インチ(約0.6cm〜3.2cm)の厚さのテーブルに対応します。右利き・左利きを問わずお使いいただけます。交換用パーツもご用意しております。』の能書がある初期型...




 

2026年10月30日金曜日

Price Vise

芦澤一洋大兄(1938-1996)が亡くなってから今年で30年である。いつの間にか彼の亡くなった年齢はとっくに過ぎている。初めてお会いしたのが1980年で以来16年間お付き合いいただいた。学ぶことが多く、あっという間であった。「フライフィッシング全書」(1983年・森林書房)は私のバイブルで、あ〜こんなだったよな〜といまだに「手引書」となっている。残念なことに再版は不可能だそうだ。掲載された「道具類」は時代遅れだけど、本質は変わらずFFを取り巻く全てを「知ること」knowledge「感じること」feel-howには時代を超えて遜色ない。258ページにバイスの項があり、1980年頃の「プライス・バイス」Price Viseが紹介されている....
『アル(Alexsander Price)とエリック・プライス(Eric Price)の二人が設計したバイスは、繊細さや軽妙さは全く持ち合わせていない。無骨で鈍重で、なんともいえない不細工なスタイルをしているが、不思議な魅力を持っている。鉄砲と同じ黒塗りの鋼の手触りは、これまでのバイスに比べると、ひどく異質なものだった....』と、ここまで書いていたら、アメリカのFFMからメッセージがあった.....
「今日、ガイドツアーのお客さんと丁度このプライス・バイスの話をしていたところなんだ。ボートに乗っていた私たち2人が、たまたま同じものを持っていた。私がこれを手に入れたのは1983年頃、中学生の時にクリスマスプレゼントとして贈られた、素晴らしいバイスです。オレゴン州ベンドで作られた地元の製品なんだよ..」他のFFMの話しでも、いまだ使用している方は多い.....

1977年に出願して、1979年にU.S.Patentを取得している....PRICE VISE
『フライタイイング用バイスは、テーブルの端を挟み込むためのクランプ部と、その上方に垂直な支柱を介して設けられた、フライタイイング用フックを保持するためのバイス部を備えている。
バイス部のジョー(挟み部)アセンブリには、つまみネジによって開閉される一対のフック固定用ジョーが設けられている。
このジョーアセンブリは、バネで付勢されたディテント(係止機構)と連動しており、つまみネジに対して軸方向および回転方向の力を同時に加えることで、ジョーの閉まり具合(締め付け設定)を変えることなく、ジョーを回転させることができる。クランプ部には、支柱に沿ってスライド調整可能なスリーブと、一対のクランプアームが備わっている。一方のアームはスリーブに固定されており、もう一方のアームはスリーブに沿ってスライド可能であるため、テーブルの厚みに合わせて調整できる。スライド可能なアームには、つまみネジで操作するベアリングディスクが取り付けられている。このディスクと固定アームがテーブルの対向する面に当接すると、ベアリングディスクがスライド可能なアームとスリーブの間に締め付け力を生じさせ、調整した位置でアームを固定する仕組みとなっている。』と特許申請書に書かれていた....







 

2026年10月29日木曜日

the Brogue

たまたま開いた「Fly Fisherman」1989年のページにこのシューズが載っていた。以前にも書いたが、つま先とソールを交換修理したら、勿体無くて使えない(笑)この渡渉靴wading Shoeについての文章を翻訳してみた....
『レザー製のウェーディングシューズは、多少の手入れが必要になるかもしれませんが、天然素材であることを重視するフライフィッシャーマンにとっては、これ以外に選択肢はないと言えるでしょう。「ブローグ(Brogue・革製の靴)」モデルに使用されているフルグレイン・ラフアウトレザーは、合成素材のようにひび割れたり欠けたりすることがなく、定期的にレザー用コンディショナーで手入れをすれば、柔らかくしなやかな状態を保つことができます。このローカットの「ブローグ」には、硬いトゥボックス(つま先保護部)、ナイロンフェルトソール、そしてライニングが施されたヒールが採用されています。11対のアイレット(靴紐を通す穴)に紐を通すことで、つま先から足首まで均一に、しっかりとフィットさせることが可能です。柔らかいレザー製のタン(ベロ)は、足の甲に沿って平らにフィットさせることも、あるいは足を入れる際に邪魔にならないよう脇に寄せておくことも容易です。「ブローグ」ウェーディングシューズに関する詳細やご注文については、お近くの取扱店、またはAngler's Covey, Inc.までお問い合わせください。サイズは6から15まで(1刻み)展開されており、価格は84.95ドル(サイズ15は89.95ドル)+送料となります。なお、Angler's Coveyではフェルトの張り替えサービスも行っています。』この店はまだあるけど、さすがに40年近い前の渡渉靴はないと思う....(笑)

 

2026年10月28日水曜日

eyelet

 ロッドバッグの「ベロ」tongueに「ハトメ」eyeletを取り付ける。アルミケースから袋を引き出したり、使用したロッドを布袋に入れたまま干したりするのにも便利である。クルっとした感じが鳩の目みたいだから「ハトメ」と言うのかな(笑)アイレットの付け方は、ポンチで穴を開けることから始まる。次に真鍮製の金具を挿入し、座金を取り付け、専用のハトメ打ち具「ハトメ・パンチ」pliersでムニッとかしめれば出来あがる。金具をセットする向きを間違えると大変。紙・布・皮・ビニールなどにも利用でき、穴周りが丈夫に....

2026年10月27日火曜日

reamer

 

アップロック・シート用のウエスタン・ハーフウエル・グリップを装着した、nca / the Telescopic Rod。これから、ガイドがつけられた遊動パイプの位置をブランクの各所に配されたタブにあわせる為に、テーパー・リーマーtaper  reamerを使って穴径を調整。最後にトップガイドを接着して完了....
額装した写真。繁茂したクレソンに横たわるイワナを見るたびに思い出す、あの流れのあのスポット。行く度に何度も毛鉤を流すけど、いつも「不在」何処に行ったんですかね〜(笑)