2021年8月31日火曜日

Beginner's Luck

「フライフィッシングをやる!」と決めたKMはNCAにロッドを発注。休日に2回目の釣行で見事な、ヤマメをキャッチした。教えたフライタイイングでカディス毛鉤も巻いて臨んだので、喜びもひとしおだろう。でもね、こういうの「ビギナーズ・ラック」って言うの(笑)無心で邪念が無いから良いのかも。釣るぞ〜と「釣る釣れ光線」を発射すると、グリップからロッド、ロッドからライン、リーダー、ティペット、フライにと伝わり、結果は撃沈。今回のこと忘れずに「修行」だね。ただ、この魚の持ち方はやめましょう。バス釣りじゃあるまいに、ヤマメの顎外れちゃうよ、もっと優しく扱いましょう(苦笑)

2021年8月30日月曜日

Flyfish (2)

2016年(平成28年)の台風10号は迷走の末、8月30日大船渡付近に上陸し岩手県沿岸部に多大な被害をもたらした。河川も洪水や道路決壊の水害で甚大な被害に遭った。その後、3年を要した復旧工事で伐採され放置された木材。この木があったからこそ災害から守られた部分があったと思うのだが、とても残念。積まれた木材の上にロッドを並べて撮影したら、台風が来る前の川の流れと川畔林を思い出した。あの瀬、かの淵も埋まってしまったが、流れは新しい様相を見せている...
FFの縁で付き合いも長く「阿吽の呼吸」で交代しながら釣り上がる二人を上流の橋から眺める。ここは水害被害無しの渓。深みには大きなヤマメが見える。みえる魚はなかなか釣れませんな〜(笑)

2021年8月29日日曜日

Flyfish

彼らが到着する一時間前まで、激しい雨が降っていた。あらあら雨の日の釣りか〜と思っていたが、近づくに従いピタリと止み青空まで見えて来た。いつも天候がそんな感じなので驚く事でもないが、毎回なんと言うことだと「驚愕」する(笑)
川のほとりの畑で作業していた婆様の話では「川の水が少なくて、みんな釣れないと言っている」川に降りると、数日間の降雨でそこそこの水量はある。ここで、Ben's Glass 2wt.6'6"-3pc.が弧を描く...
森に囲まれ薄暗い流れの中のヤマメは「秋色」を纏っていた。
こちらはBen's 3wt.7'0"3pc.で「サビ」の入ったヤマメ...秋というには暑い一日。

2021年8月28日土曜日

McFarland

NCAがMcFarland Rodsを扱い始めたのは2016年、そのブランクスを使い色々なカスタムロッドを作ってきた...近頃はストックされているブランクスも増えてきたようだ。何本目になるのかMcFarland Rod好きのOHから発注があって、早速マイク・マクファーランドに連絡をしたら「在庫あり」と返信があった。こりゃ〜話は早い、メールをしたその日のうちにペンシルベニア州ベルウッドから出荷されシカゴを経由して日本に(笑)順調に行けば来週中に入荷予定。輸送の間に「仕様」を決めて貰い、パーツを揃えて「待つ」...

2021年8月27日金曜日

before the rain

「今晩の雨が気になる...」と言われたので、雨の降る前15:30に慌てて川に。天気予報通り、夜7:00には前線の北上で日本海側から雨雲が来襲して大雨。行っていて良かった〜魚たちは低気圧や川の増水を察知したか、活発に収餌活動。イワナもヤマメもドライフライに好反応...
春先に伐採されてしまった大きなクルミの木の場所。通称「三つ葉」(川に下りるスロープにミツバが自生している)のヒラキでも釣れた。木があった頃は、張り出した枝によく引っ掛けたものだが今では下流から全てのポイントに投げられる。いいのだか悪いのだか(苦笑)刈り取り乾燥した草を野焼きしていた地元の爺様の話では「木切ったしな〜」とあそこには魚はいないよ、を匂わす発言もあったが水の状況もよく、どうしてどうして...(笑)

2021年8月26日木曜日

fitting

nca/Grilse 11'6" #7-4pc.Rodが完成したので、どんなサイズのリールが良いか「合わせてみる」fitting(笑)リールはHardy "Mulutiplier"で3サイズ。奥から3-1/4"(8.25cm)の#6、3-7/16"(8.70cm)の#7、手前が#8で3-5/8"(9.20cm)...#8では大きく、#6では小さい。やはり#7番ラインを巻くにはsize #7か。このロッドをオーダーされたAMは1987年生まれ34歳でFF歴10年。旧マーキス・リールにこんなのが有った事を知る由もないが「ブログに出てくるようなロッドや昔?のリールが好きです...」ということで画像にてご紹介。FFは「カタチだ!」(笑)

2021年8月25日水曜日

inspection

ロッドシャフトに記入された文字を見れば、紛れもなくワタシの字。あれ?いつ作ったんだっけ?思うにかなり昔(笑)使い込まれてガイドがすり減り、ハードクローム・ガイドに総交換のご依頼。フライラインに付着した微粒子(水に溶解している)がヤスリとなって金属を蝕む。これではキャスト時の違和感は否めない。トップが一番酷く、ゴリゴリ。スネークにも摩耗痕跡があって使えるのはSICリングの入ったストリッピング・ガイドのみ...フライラインのクリーニングとガイドの「点検」inspectionは他人事では無い(苦笑)

2021年8月24日火曜日

angler's mail

『チャンスを求め、海辺の町まであと30kmの地点が本日の釣り場。峠の麓で、熊や鹿がやたらといる(らしい)路側帯に車を駐めて数十歩の所が最初のポイント。水は充分にあり期待したが、今日も魚はパラシュートを嫌い出ても食わない。フライパターンを変えるとすぐにヒット。プールの流れ込みで岩魚1匹とヤマメ1匹が釣れ幸先が良い。しかし、その後釣り上がるも渓は沈黙。熊に遭ったら逃げ場が無い所は飛ばして要所だけをやる。良さそうなのがフライに2回ガバッと出たが掛かってはくれない。もう疲れたし、あの護岸の手前で止めて上がろうと思ったが、上がってからまた気を取り直して、護岸の上を歩くこと十数メートル。対岸が葦で細長い深場に続く流れ込みの瀬にフライを落とすといきなり出た。赤茶色い幅広が高速で翻った。土手の上に抜き上げても魚を弱らせるので、上がった場所まで戻って捕ることにして魚を誘導する。NCA / 7フィート#3のグラスを曲げる結構な重量だ。誘導に成功しキャッチしたのは最後まで強い抵抗を見せた秋色の28センチ。「信ずるヤマメは掬われる?!」ビルダーの言葉が頭を過ぎる...』うわ〜良い魚ですね(笑)ヤマメもそろそろ秋の装いか...

2021年8月23日月曜日

Grilse

nca "Grilse"(グリルス、鮭の当歳仔) 11'6" #7 4pc.は完売したと思っていたが、入念な「家宅捜索」の結果、別のブランクストッカーから発見。その旨をご希望だった方に連絡したら「押収・笑」とお買い上げ。オリジナルのフォア・グリップは160mmだが、お好みで200mm長でお仕立てすることに決定。グリップエンドもアルミのついたラバーを探し出した。サクラマスなどの大型魚を狙うために作ったロッドだが北海道や湖でも使いたい。扱い易いライト・ツーハンド。このロッドを作るブランクス、未だあります(笑)

2021年8月22日日曜日

Released

稗貫川でヤマメの稚魚放流を行った。同じ北上川水系の遠野・大洞の養魚場から、ヤマメ250kg、イワナ50kgを運んで貰い本流・支流に放す。崖を降り草を分けて、バケツリレー。個体は約5cmで「ヤ抜きのマメ」(笑)下流部から橋を目安に上流部、ダム下まで実施。秋にはサクラマスの自然遡上・産卵もある稗貫川、早池峰ダムで分断された上流ではイワナ・ヤマメの自然繁殖も見られ、固有種のDNAを守るため放流はしないと稗貫川漁協組合長は語る...
タモひと掬いで約3kg。ひとバケツに6kg、約2000の稚魚をバケツを使い川に持ち運び放流released...
遠野・大洞養魚場から山越え峠越え一時間近く揺られ運ばれた稚魚は、いくら酸素を供給されているとは言え腹を見せた個体も多い...
運搬車が川に横付けできる場所では、ブルーシートをウォーターシュートにして水槽の水圧で一気に大放流...
放された稚魚は、当初塊となって漂っていたが、流れに向かい元気に泳ぎ出す。総数で約50.000匹。このうちどれだけが生き残り育つのか、来春以降のお楽しみ...自分の好きな場所にも放流しちゃったしね〜(笑)

2021年8月21日土曜日

five piece

フルーガー・メダリストPfluger Medalistリールは1926年(大正15年)に製造が始まり、幾多の変遷と歴史を乗り越え2012年(平成24年)まで作られていたそうだ。1930年代にはアルミ・ラッチカバーが使用されたが、あとは合成樹脂で作られたものが付けられていた。チープでシックなクラシック・デザイン・リールは、現在でもファンを魅了している。時代は変わっても、変わらずにいて欲しいモノの「カタチ」というのがあって、フライロッドもそのひとつ。nca的にはフライフィッシング黄金期、'70〜'80年代の雰囲気を目指したい...5pc.出来ました(笑)

2021年8月20日金曜日

angler's mail

『朝起きたら予報には無い雨が降っていた。まだリセットの可能性はあると言うロッドビルダーの言葉を信じ(笑)ヤマメを狙うことにして川へ。「土日アングラー」は、少しの雨では釣りをしない訳にはいかない。以前に良い思いをした場所へ向かったがかなりの水量。空は雲が厚く今にも雨が来そうだ。入渓点は草花をなぎ倒した先客の跡が新しい。20分ほど川を遡るが流れが強くヤマメも全然出ないので、中止して近くの枝沢に入ることに。沢は草が覆い被さり、竿を振れる場所が限られている。民家の庭の一部ような所が最初のポイント。入ってすぐに待望の1匹が釣れた。ピックアップしようとしたら掛かっていて、まさに「釣れた」状態。小振りだが昔で言うトランジスタグラマー。今なら何と表現するのだろうか。グラスの#3番、NCA / the Sons ParaGlass 703HLをひん曲げて走った…。(このグリップのカタチが気に入っている)別の場所で少し大きなサイズをもう1匹釣って終了。まだまだチャンスはありそうだ』...そうです「信ずるものは救われる」(掬われる?・笑)という言葉も有るでしょ...

2021年8月19日木曜日

"1975"

1975年(昭和50年)にEXXON社のカーボン・グラファイト素材を使用してBill Cairnsがデザインしたロッド、HLL/Graftekグラフテクが登場。2021年、NCAがCTS/376-4pc.のブランクスを使い製作したのはファイバーグラスだから「グラステク」Glastek (笑)グリップスタイルはお客様の好みで、1979年の「ゴールデンシャドー」Golden Shadow風シガーだけど、グレイのブランク・カラーに赤巻き、黒の飾り巻きは同仕様。このデザイン、ncaも好む色とスタイルの一つでもある...

2021年8月18日水曜日

alignment dots

CTS Glass のフェルールはtip overである。塗り分けたジョイント部はスピゴット・フェルールの様に見えるでしょ(笑)NCAで作られる全てのロッドにジョイントマークを付けている。米国の友人に聞いたところ「アメリカでは主にスピゴット・フェルールのロッドに付けられる」と言っていた。マルチピースでは継なぐ箇所も多く、利便性は高い。位置合わせアラインメント・ドット(alignment dots)がそれで、爪楊枝を使い垂直に点dotsを打ったところを最終塗りと一緒にエポキシ塗料でオーバーコートしておく...

2021年8月17日火曜日

new face

我が家から県道43号、大迫〜東和線を古田(ふった)峠に向かい700m登った屋号「大林カマド」に仔犬がやって来た。離れていてもその間に家は無く「トナリ」である(笑)犬の名は「ごん」生後3ケ月、雄の柴犬。吠えもせずおとなしいけど、乳歯が痒いのかやたらと噛む。靴紐から始まり、手を出すと手を甘噛み。玄関の柱もカッカッと噛み、ボロボロに。ご多分にもれず高齢化して老犬の多い亀ヶ森7区に久々の若年ニューフェースnew face。ヒトのうちの犬だけど成長が楽しみだ...
ちなみに、この屋の96歳になるバァちゃん耳が遠いがお元気で、友達が出来てよかったね〜と耳元で言ったら「オラ、犬は嫌いだ」と。でも初対面で「おめさん、男前だ〜な〜」と犬に語ったそうだ(笑)

2021年8月16日月曜日

Choice

発注に来ました!と現れたのはFFビギナーM、年齢20代後半。登山とキャンプの趣味を持つ。天候が悪くて登山を諦めキャンプに行ったそうだ。キャンプサイトの脇を流れる渓流でルアー釣りをしていて釣れずにいる時、魚がトンボを追ってジャンプした。それを見てトンボを捕まえ、翅の先端を切り落とし釣ばりにつけてイワナを釣ったと話す。それって福島あたりでは「ふっ飛ばし」とか言われる釣り方だよね、フライフィッシングでもトンボの釣りがあるなどと、ひとくだり講釈して本題に(笑)3pc.か5pc.か迷った結果、ザックに入るグラスロッドの5本継に決まる。次はグリップ、シート、巻き糸で悩み、ロッドラックから見つけた「この色、このシート、こちらのカタチのグリップで」と選択choice。一緒に来た「竹馬の友」保育所時代からの友達 KもFFに興味津々...さあ、君も一緒に始めよう!

2021年8月15日日曜日

two piece

マルチピースが人気の時代に久し振りに巻いたツーピースtwo pieceロッド。このスタイルのハーフウェル・グリップを削っていたら、昔手にしたWeir& Sonバンブーに使われていたカタチを思い出した。先を少し丸めればそれだが、ここは指定された形にとどめる(笑)金具はアルミのシルバーとブラックのアルマイト仕上げで、スペーサーはメープル。巻き方は同じ仕様で2本。仕舞い込み寸法さえ厭わなければ、2ピースのグラファイト・ロッドも良いものだな...

2021年8月14日土曜日

angler's mail

『三連休の初日、当地名店Sの麻婆麺で腹ごしらえをする。今日は親父のご機嫌よろしく辛味のカプサイシンも適量で発汗も少なく済み「山には雲がかかっているゼ」と言っていたncaの声を振り切って川へ(危ないからジジイは一人で行くなとも言われている場所)渇水する他の川とは違ってここは局地的な雨のお陰で増水していて、目当ての駐車場には2台の先客の車。試しに近くの場所に入って探りを入れたが岩魚は出ない。必死に竿抜けしているところを探して1匹掛けた。他のポイントへ行くも良いサイズが着く場所でチビ岩魚が出て、かなり攻められていることを実感。翌々日の朝に再度同じ川へ。相棒はNCA/the Sons 7634グラファイト。水位は充分あって大物への期待が高まった。釣り上がり魚は出るが、流行りの半沈の黒い落下傘毛鉤にはUターンを繰り返した後に出なくなり、数回フライチェンジを繰り返しやっとヒットする有り様。良型が着くポイントや数が出るプールなどは沈黙。2時間程やって5匹釣ったが、皆すんなりとは釣れずエライ時間がかかった。岩魚はキッチリとフライを「学習」していた。季節はもう立秋、渓流の釣りも大詰めの真っ只中なんだ!とも思わされた。禁漁まであと僅か、コロナと猛暑の影響で釣り人は多いと感じる。川がリセットされる時間はあるのだろうか?』...まだまだ(笑)

2021年8月13日金曜日

imagine

朝のうちだけ釣りに行こうと入渓点と道具は前夜に決めてあった。6時に家を出て20分であの場所に至る経路まで浮かんでいた。気温18度、湿度65%で涼しいと言うより寒い。車に支度を載せていたら、ポッリと雨が落ちて来てあっという間にザーッと「本降り」え〜っ、う〜ん、これでは中止だな(苦笑)あの流れの魚を想像してimagine...

2021年8月12日木曜日

MUCILIN

あれ?「お盆」っていつから?と佐川急便のお兄ちゃんに聞いたら13日〜16日だそうだ。集荷時間が早くなりますとも言われた...今年も県外ナンバーを見かけることが多くなる時期だ。早池峰山の方角は暗雲立ち込め、風もある。先日の雨で川の水がまだ落ち着かないし、フライラインのお手入れ。昔から使っているのはミューシリンmucilin。赤缶はいつ買ったか忘れたくらい古く、新品で46gあった中身も残すは4g。夏の暑さでも溶けにくい緑のミューシリンはフライラインのクリーニングとフライ・フロータントに使える。「蜘蛛の巣城」の流れで使うからロッドにも纏わりついき、ガイドやフライラインが滑りにくくなってクリーンナップ。お盆で人出がある前に川に行きたい...

2021年8月11日水曜日

reset

台風9号崩れの低気圧が東北北部を通過、日本海側から雲が押し出して北部は大雨らしい。亀ヶ森も怪しい雲とともに雨の一日。週間天気予報を見ても「傘」マークが続く。川に水が戻るのは良いけど、程度問題だな。この雨のおかげで「危険な暑さ」は鎮まり、15:00の気温は22度、湿度60%。風が吹くと涼しい(半袖では寒い!)関東地方は39度越えの酷暑らしいが。
小雨になり外は明るくなってきたけど、室内に篭ってコツコツと作業を進める。この雨で渇水に喘いでいた川の魚もひと息入れて、リセットされたかな?(笑)

2021年8月10日火曜日

Urban Green

CTSの新色、アーバン・グリーン(urban green、都会の緑)を田舎の緑の前で撮る(笑)DH11'6"#6-4pc.は太陽光の下で見るとオリーブ色より明るい「黄緑」260mmフィッシュテール・グリップにリアは105mm。メインスレッドはOlive、飾りにWhite/Lt.Green/Whiteと洒落てみた。リールシートはオールメタルantiqu goldでUPのダブルロック...「みどり」つながりで1980年代に購入した初期型、ガダバウト・チェアを持ち出し一緒に撮影。この椅子の包み込む様な座り心地が好きだ...
Hestair MaclarenのGadabout(旅人)椅子は今では作られていないそうだ。裏山に置きっ放しだった3脚は雨と風、雪と日照に晒され座面がボロボロ。実にもったいない事をした。調べてみればバガボンド(放浪者)VAGABONDなる品名で1995年に復刻されたソックリな椅子があり、心が、いや尻が揺れるな〜(笑)

2021年8月9日月曜日

Pure

CTS/FZ-8'6"#6-4pc./Pureカラーのロッド完成。Pureは清らかとか清浄とかの意を持つctsブランク・カラーのひとつ、トランスルーセントの「水色」。台風10号の影響が出る前に撮影しようと、涼しい室内からカメラを持ち出したら瞬時にレンズが曇る、外気温32度、湿度50%(苦笑)花も盛りのカランコエKalanchoe(セイロンベンケイソウ、原産地はマダガスカル島、南アフリカ、東アフリカ、ソコトラ島、インド、マレー半島、など南方)と記念撮影。清らかなパステルカラーのロッドも夏の強い日差しに良く似合う...でしょ(笑)

2021年8月8日日曜日

Bellinger Reel Seats

高品質で定評のあるベリンジャー社リールシート。NCAで使い始めて35年は越えた。『1979年にAlとHugh Bellinger兄弟がReel Seatsの製造を始めたとき、目指したのはFF業界向けの安価で低品質の商品の供給ではありませんでした。彼らの焦点は入手可能な最もエレガントな木材とバールから、最高級でユニークなウッドスペーサーを作ることにありました。バールサプライヤーから木材を調達し等級分けして、更に選別。リールシートを作るための適切な品質とグレードを選び、可能な限り最高のシートを生み出すようにカットしました。これは私たちが今日でも採用している方法でもあります。カスタムビルダーまたはロッドメーカーがベリンジャーのリールシートを望んだとき、現在購入できるどのシートスペーサーよりもワンランク上になると確信しています。それは単に「最善を尽くす」ことに他なりません。ベリンジャー製品を使用したカスタムメイドのロッドは、大事にされクラシックになるはずです。その品質と永続的な美しさ、多くの工程を経て作られたリールシートで、あなたのカスタム・フライロッドを完成させることに貢献でき、大変嬉しいです...』(HPより抜粋)経営はベリンジャー社が大好きだったChet Crocoに引き継がれ、創業当時の「理念と品質」を保持され、今日も私たちに供給されている。

2021年8月7日土曜日

feedback

ncaの記入は「手書き」だから、大概のことは出来る。オーナーの意向を反映してネームの一部をデザイン、不透明水彩絵具「白」で記入する...CTSのフェルール部の新しい塗装方法が気になったので、これからはこうなるの?と問い合わせたら「It is our intention to move towards all blanks being done that way - but at this stage some are and some are still the old method.」(全てのブランクスに移行することが私たちの意図です-しかし、この段階では、いくつかはまだ古い方法です)と回答があった。ホワイトペグの様に見えるが、フェルールはtip-over式(笑)ロッドビルダーの立場から、ちょっとした事を指摘させて貰ったら「I will pass on the feedback」 だって...

2021年8月6日金曜日

Brackish water

お〜やりましたね!ncaでお仕立てしたCTS/FZ888-4pc./STE.グラスロッドでクロダイblack seabream。あそこは海水salt water?いや、汽水域Brackish waterだっけ?いつだかBS/TVで黒鯛のルアー釣りをやっていたけどフライで狙う方が、より楽しいでしょうね〜ご指示のあったインターバル・グリップは握って滑らず快適とか...あ〜湖に照りつけるのは夏の日差しだ。サテン・ティール・カラーが良く似合う(笑)

2021年8月5日木曜日

Fishtail

朝5:30の外気温が26℃、グングンとあがり窓から差し込む陽光が「熱い」隣のバァちゃんに竿袋を頼みに行った時には既に32℃!日陰・木陰はまだ風もあって少しは涼しいが、ラジオの天気予報で「危険な温度」と言っている。涼しくドライな室内で作業だな。グリップの接着も終わり、早朝から削る。お任せなので8'6"-4pc.もDH11'6"-4pc.もnca好みのフィッシュテールFishtail。そういえば、一週間ほど「魚の尾」を見ていないけど、暑くて釣りに行く気にもならんわ...(苦笑)

2021年8月4日水曜日

drill

ドリルを使い掘削drillingするほどの太さ、最大内径15mmφのDH用リアとフォアのグリップ作り。芯を出しながらの「穴あけ」は気を遣う。外は灼熱の35℃、冷房の効いた部屋じゃないと出来ないね。FedExがスケジュール通りに運んでくれた。これが新しいブランク・カラーのアーバン・グリーンurban greenのCTS/DH11'6"#6-4pc.おや〜塗装方法が変わった。ジョイント部が未塗装のままでグラス素材の乳白色、まるで「白ペグ」に見える。このやり方、NCAも採用している塗り方だけど、CTSも気が付いちゃいました?(笑)グリップ成型は接着をしてから行うことに...ああ、これ手間掛かるわ〜(苦笑)

2021年8月3日火曜日

GLASTEK

CTS 376-4pc./Shine(乳白色)のblanksを使いHLL/Graftek風に作る。ブランクは現在、グラフテク・カラー(Blue Gray)にカスタムペイントして乾燥中。パーツを揃え、カタログと記憶から完成時の「カタチ」を想像する。1975年に登場したHLL初のグラファイトロッド「グラフテク」。75年は赤巻きに黒の飾り巻き、翌76年には巻きはシルバー系に、グリップスタイルも金具類も変わり、その後3年もしないうちに消えた(苦笑)暫くして78年からのDiamondbackで、ご存知ゴールデンシャドーなどに引き継がれる...お客様のお好みでグリップはGSスタイルのシガーに変更されたが「気分は1975年のHLL」...ファイバーグラスで作るから名称は「GLASTEK」グラステク...(笑)

2021年8月2日月曜日

Scourer

先日「10年ぶりに行った川」で川畔林の張り出した枝から糸を垂らしてぶら下がっている体長15mmほどの黄色い幼虫を見かけた。流れに落ちて魚の餌食になるのは必定。蛾の幼虫、シャクトリムシかと思うがムシの名は分からない。昔日「試験管タワシ」と呼んでいた毛鉤の巻き方で作り、浮かせたり沈めたりして魚を誘うのだ。この毛鉤に「束子」(タワシ、scourerスコウアー)とはよく名付けたものだと改めて感心...手前は「龜の子だわし」奥の白いコップ洗いがそれだな(笑)

2021年8月1日日曜日

notice

NZ/CTSからブランクス出荷のお知らせnoticeがあった。キャリアーはFedExだから5日間で「確実」に届く(笑)到着までの間にグリップの粗削りやガイドを用意しておこう。巻き糸の組み合わせも考えなくては。ブランクカラーは「ピュア」pureという水色で巻き糸の選択が悩ましい。カラーサンプルの断片(53mm)に巻いて発色を確かめる。
「お知らせ」といえばMedalist Partsの発送を終えるとアルミ・ラッチカバーだけが2個余った。余分に発注したみたい(苦笑)購入ご希望の方は ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせください...【SOLD】