2013年8月31日土曜日

FlyFish

長雨に祟られて、久しぶりの釣り・・どの川へ行っても「豪雨」の爪痕が残る。そんな中、砂利が堆積して出来た流れでドライフライにてこのヤマメ。
昔「フライの雑誌」でやってた「ここで一匹」みたいな写真を・・Glas-Pack Four 8'0" #4/5番を絞り込んだのは尺ヤマメか?いやいやそんなにありませんでしたけどね・・ホント、素直にウレシイ・・
DT4Fライン使いでロングキャストして掛けるのはまた格別・・D-Bagを肩にグラスロッドでゆったり、お気軽な釣りだったけどタマリマセンナァ~

2013年8月29日木曜日

Rod Tube

ncaのロッドケースはオリジナル・ブラスヘッド。今までお願いしていた「型絞り屋」さんが廃業してしまったので旋盤による切削に変えたところコスト増大(泣)・・二次加工で際に斜めローレットを入れることで蓋が開けやすくなる。大きめのスポンジからパイプ径に切り出し、底と蓋の内側に接着する。接着剤が乾く間を利用してラベルの作成を・・オヤジの使っていた60数年モノのREMINGTON RAND タイプライターでロッドスペックを打つ。そのままでは消えてしまうので透明のサインシートで保護をする。あらかじめ長さを切り出しておいたアルミチューブに真鍮製の底、口金、蓋を接着、ラベルを貼り「完成」

2013年8月28日水曜日

Country Side

朝の雨は10:00頃には上がり、日差しが出てきて気温20℃から24℃に上昇。むむ~とても辛抱できずにダメ元で釣道具を積み込み「川へ」
雲は怪しいけれど、道路は乾いているじゃん!
TSBまで行ったら「泥濁り」途中で引き返し11:00に「よねたや」が開店していたので「辛味噌ラーメン(中)」を食す・・その後戻りながらYGM、HMTと川を覗くが朝方の豪雨でメチャ濁り・・どうせダメだろうと思いつつKMTへ。果たして合流点を見ただけで挫折。えいっ!ここまで来たら本流だ!ダム下だ!
おっ、「楢花」の濁りは少ない。よーし「白岩」だ・・じゃっ、ルアーマン3人先行。考えることは同じだな(苦笑)盛岡から来たという3人組と少し話をしてダム上流へ向かう。入ろうと思った「天王」には既に「宮城ナンバー」が駐車。あ~今日はやめろということなんだな・・ダム上は、見事に澄んでいたけどね。

2013年8月27日火曜日

Workbench

仕上げ塗りの前に「ncaアングラー・マーク」を入れる。朝早くに作業を進め、今日こそ川に行こうと思ったら6:50から少し強い雨が屋根を叩く・・ん~~今日の天気予報は「曇り」じゃなかったっけ?午後晴れるといいなぁ・・

2013年8月26日月曜日

Glass Rod

あれ?Kameglass?いやParaGlass 7634-3pc.の注文品・・ガイド部はハニーラップ、要所はバーガンディ色でアクセントをつけてみました。イエローオーカーのパラグラスはお客さまのご希望に沿って製作することが多いなぁ~ブランクカラーが明色なので大体の色糸が綺麗に発色します。一番人気は「Red Wrap」次に「Honey Wrap」あとはグリーン、ブラウン、ブラックと続く・・

2013年8月25日日曜日

1200 YDS.

CORTLAND MICRON Fly Line Backing・・20ポンドテスト、長さは1,200ヤード、1,097メーター。使い切ったぁ~要した時間は15年。ncaでリールとラインをお買い上げいただいた方に無償でお付けしたのと、自分のリールに使い消費。ここから国道396号のファミマ往復の距離かな?

2013年8月24日土曜日

Workbench

LaLoue 8645-2pc.にトリコロール(仏:Tricolore、三色の意)を巻く。リッツグリップと相まって「おフランス」の雰囲気が一気に醸し出される。ご注文頂いたLaLoue RodはFeatherweight Reel Seatを使いバックトゥー・ザ・1970年代(笑)・・トリコロールの由来が気になってWikipediaで調べた「青は自由、白は平等、赤は博愛(友愛)と表すと言われるがそれは俗説である。正式には白がフランス王家の色、青と赤はパリ市の紋章の色であり、三色が合わさりパリと王家との和解の意を表している。赤と青はフランス革命軍が帽子につけた帽章の色に由来し、白はブルボン朝の象徴である白百合に由来する。青は正式には藍色である・・」だってさ。ロッドに巻く三色を変えればイタリア、ルーマニア、アイルランド、ベルギー、ドイツ、チャド、コートジボワール、ギニア・・など出来るね(笑)我が国の国旗、日の丸はちょっと難しいな・・

2013年8月23日金曜日

from nca

Sale Rodsご関心を頂きありがとうございます。残りは703-3pc.と7634-3pc.の二本となりました。ブログを観られてセール品購入の連絡をした筈なんだけど、いつの間にか他のncaロッドの話になり、発注した方が3人(笑)663一本に5人の方が集中したり(先着順に販売させていただきました)・・期日は設けておりませんが、お早めに・・ncaflyfish@Gmail.com まで

Blunt Cigar

Blunt Cigar Gripという名称でT&Tの1975年カタログにこのグリップ・スタイルが掲載されている・・その意は「ずんぐりした」シガーグリップということなのだけど、いやいやなかなかのデザインだと思う。SHさんのお好みグリップは「細め、長め」で通常より少し長く削り出した。ロッドはParaGlass 7634-3pc. ハニーラップでKameglass風グリップ&シート・・「出張から帰ってきたら、セール品がどんどん売れてて。7634が欲しいんだけど・・ん~いいや~ストローカラーで新しく作って・・」と決まったのがこの仕様・・「カタチ」ですね~

2013年8月22日木曜日

Loop

知らなかったぁ~いつの間に444 Lineにつき始めたんだ?・・Super Fused Loop 一体成型されたループがコートランド・ラインの先端に付いているのに気づいたのは、Hardy L.R.H Lightweight Reel に巻こうとした時。箱を見たらシールが貼ってあったけど気にもしなかったな(笑)・・今まではフロントループを自作していたけど、このスーパーヒューズド・ループは引っかかることのない「完全融着」どうやって作るんだ?と今度はそちらの方に興味津々・・

2013年8月20日火曜日

Sale

川の増水・濁りが落ち着いてきたので釣りに行こうと思ったら、明け方の雷鳴と豪雨・・仕方ないので懸案だったロッドブランク・ストッカーの整理をしたら出てきましたサンプル・グラスロッド、ParaGlass 3pc.の663~703~7634が4本・・実釣には使用されていないロッドで現在は作っていないMatt Black塗装を施されたもの。殆どブランク価格にてこの4本を販売いたします。価格は¥26,250(布袋のみ付帯、アルミケース別売り。現状渡し)・・お問い合わせ、ご注文は ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。

2013年8月16日金曜日

FlyFisher

Alan Erdossyからメール・・8月上旬2週間、ラブラドールでアトランティック・サーモンを狙う。米国バーモント州から陸路1,500マイル(2,400km!)を車で走り、Float Plane(水上機)でBig Riverに着水してロッジに入る。十分な食料と十分すぎるビールとスコッチウイスキーを持ち込み「オヤジ達の釣り遠足」が始まった。ヘアウィング・サーモンフライの#6、#8、#10を使い14ポンド、15ポンドとアトランティックを掛け遊ぶ。その中のグリルス2匹を当座の食料とした。8月期のラブラドールで最低気温5℃~24℃を体感し、シーライス(海シラミ)を体側につけて遡上するアトランティックサーモンやグリルス、シーラン・ブルックのハイジャンプ(頭を超えるほど)の釣りをした。最終日は氷河期から営々と山頂より流れ出る川の水を飲みLabradorへの再来を誓った・・

2013年8月15日木曜日

Special K-Glass

スペシャルK-Glass 4pc.ロッドが完成・・ご注文は「HLLタイプのダウンロック・シートにHLL先細シガー、ネーム入れは何ソレ・・」あはっ、大好きなカタチですね。ロッドの長さが5フィート9インチ、それで4ピースだから仕舞こみ寸法は49センチ。ショートロッドの楽しさをご存知の方かもしれない・・

2013年8月13日火曜日

Lemon Stick

どこでどう探してくるのか(笑)5ピース・グラスブランクでロッド製作を依頼された。ブランクは「レモンイエロー」に塗装されている。この色を見てすぐに思い出したのはブリキ缶に入っていた「ニイタカドロップス」のレモンドロップ。長いから「レモン・スティック」か・・ベージュと白色の糸を使うとこの派手なカラーもシックな風合いに・・シートはFeatherweightオールアルミ(細)ストリッピングはMildrum SRMC #8、グリップ先端部は合成コルクで・・

2013年8月12日月曜日

Country Side

「経験したことのない大雨」前の「地の神カマド」ポンプ小屋・・減水した沢だってサラサラとながれていたのに・・
雨が小康状態になったとき、安否確認に山越えをして行くとこの状況。流れは牙を剥き、田圃、橋、道路を飲み込み恐ろしくてこれ以上は近づけなかった・・2日後に訪ねると道路は川に飲み込まれ決壊し通れる状態ではなかった・・ここの土管住まいのイワナもどこかに行っちゃった・・

2013年8月10日土曜日

Re-Born

ORVIS Golden Eagle 6'6"#4 2pc.のレストア完成・・グリップ、シートフィラーは経年変化で痩せていたので「新品」に、片減りしたガイド類も新しくした。グリップ先端の巻き上げ幅もオリジナルは長く、バランスが悪かったので昔のORVIS Bamboo「Flea」風に変更。ラッピングは二色撚りの糸を使い「オリジナル」に近づけた。上手に書かれたインスクリプションもオリジナルバーニッシュが古くなっていたので敬意を込めてオーバー・コートを・・これで「再生」

2013年8月9日金曜日

Heavy Rain

午前8時頃から降り出した雨は「経験したことのない大雨」で午後1時過ぎまで続いた・・家脇の沢がみるみると増水、氾濫。県道も山からの出水でこの状態。
県道に出る橋掛かりも濁流に洗われ、流れてきた流木やゴミが渦巻き出ることができなかった。少し小降りになってから息子たちと近所の「安否確認」に山を越えて向かった。いつもは綺麗な沢も今日ばかりは「牙」をむく。山向こうの「地の神カマド」では鶴尾(ツリョウ)の沢が氾濫して床下浸水「袖小森カマド」に渡る橋も橋脚が危ない・・「賽の神」から「イナリ」に至る山道も流された・・なんとか車が出せるようになり稗貫川を覗くとこの通り。ダムができる前に見た川幅一杯氾濫する濁流が・・今は薄日が射す天候に回復。ご連絡いただいた皆さん、ご心配をお掛けしました我が一家は無事であります。

Glass Rod

ご注文いただいていたSteffen Brothers 7'0" #2-3 2pc.が完成・・ブランクはS-Glass素材のサンドフィニッシュでDk.Teal色に塗装されている。グリップは「Torpedo」魚雷型。古いシェークスピア社ワンダーロッドに由来する。オールアルミ・シートはバーマック社製に似ているものの、肉厚のアルミ素材と細部の作りから見ると別のものと思われる。ガイドはNavy糸「スパイラル」巻き、ベージュ糸で飾り巻きを施してある。いずれもグラスロッド愛好者である注文主の「希望」でシートはコレをと送られてきた。「アナタも好きね...」(笑)

2013年8月8日木曜日

Clipper

今までは$16.95のSeirra Streams Tie-Fast Combo Toolを使っていたけど今日からAbel Nipperにしてみよう。色々なカラーリングが楽しめると聞いていたけど選んだのは最も地味な「ピュータ」切れ味も素晴らしく、試してみたらリーダーバットの25lb.もティペットの8Xもスパッと・・鉤穴通しのピンも内蔵されている。価格は$60の高級品、さてその使い心地やいかに・・

2013年8月7日水曜日

Fly Line

コートランド社のフライライン444・・1973年(昭和48年)東京・京橋「つるや釣具店」で販売されていた価格は444のDTが¥10,600、333で¥8,200だった(当時の給与水準や物価を考えるととんでもなく高価なもの!)先月ncaで輸入した価格は¥6,825(税込)安くなったよね~堅牢なコーティング「シャリッ」とした感じが好きで長年愛好。昨今フライラインメーカーも増え更に種類が多くて「訳わからん」そんななかお助けのチョイスは「Cortland Classic」・・ワールドフェイマスと言うくらいでFloating/Flottanteとスペイン語でも表記(笑)

2013年8月6日火曜日

Glass Classic (2)

ORVIS Golden Eagle 6'6"-2pc.#4・・アルミチューブに貼られたグリーン・ラベルから推測すると1970年代のものだと思われる。TKさんからリペア依頼で送られてきて手元にあるが40数年を経過したロッドにしては「キレイ」なもの。しかしながらかなり使い込まれていてグリップやガイドに難があり「フル・リペア」・・フェルール形状やフェルール・クラスプから、もうお気づきかと思う。ブランクはまたしても1972年以降の「Phillipson/3M Epoxite」乳白色素材にライトオリーブで塗装されている。シャフトにあるインスクリプションは細字で達筆な字でOrvis Golden Eagle 6-1/2' 1-7/8oz. H.F.D.(4)と当時のオービス・バンブーロッドに書かれていたシルクライン表示が記されている・・再び日本の小渓流で活躍するために「Re-Born」する。

2013年8月5日月曜日

Kameglass (special)

盛岡のSSさんから電話で「修理お願いしたいロッドあるのでこれから行っていいですか?」というのでOKと返事をした..盛岡~大迫だと早ければ30分。お~飛ばしたな・・Switch Rodのエンドキャップが取れて自分で直したけど、曲がって付いちゃって~の話のあとにブログで見てたもの気になって気になって・・でKameglass。いろいろな打ち合わせの後、選ばれたのがダウンロック・シート、Aコーンキャップ付き、グリップ先端部はバーガンディ色で巻き上げ、ncaアングラー・マークをシャフトに入れて・・SS曰く「う~ん、ncaのモノみんな欲しくなっちゃいます~ブログ見ないようにしなきゃ(笑)」・・いやいや、Blogは毎日、隅々までチェックしてね(爆)

2013年8月4日日曜日

ParaGlass 2pc.

nca/ ParaGlass 703-2pc.とHLLのCatskill Glass・・ParaGlass Red-WrapのコスメはHLLをお手本にしている。ただしCane Rodのグリップスタイルやパーツだけどね。ワインディングチェックも特徴あるHLLの「二枚傘」風に旋盤で削り出す。糸の色を変えて「ハニーラップ」物も渋くて好きだ・・発売当初は703と764の二種があったのだが、現在ロッド・ブランク在庫のあるのは「703」のみ。残念ながらブランクを作ってくれていた工場が時代の流れに勝てず「廃業」してしまったので764はもう作れない。

2013年8月3日土曜日

Glass Classic

H.L.Leonard のグラスロッド「Catskill 7'6"」ブランクは当時最先端を走っていたPhillipson/3M Epoxiteでイエローオーカー色に塗装してある。素材本来の色は「乳白色」H.L.Lの自社ブランド製品として当時バンブーロッドに使われていたパーツ、リールシートが付けられている。高級品が「Catskill series」普及品は「Rangeley series」で、その価格差は1.7倍程あった。
ジョイント下の特徴あるコイル・ガイドはフィリプソンそのもの。よくルアーロッドに付けられていたファウル・プルーフ・ガイドとは使用目的も違うようだが、スネークガイドよりもバネ効果が期待でき「穂持ち」部分の曲がりを考慮して付けられたか?いずれにしてもオーバー・フェルールやコイルガイドの取り付け状態から推し量ればH.L.L社はパーツをフィリプソン社に提供しO.E.Mで作らせたとしか思えない・・1970年代、Phillipsonの影響力は大きかったんだな

2013年8月2日金曜日

Country Side

ひやァ~久しぶりに青空と太陽を見た・・川は増水しているものの澄んできた。土曜、日曜は高気圧が張り出してきて天気は良さそうだけど・・

Flyfish(extra)

天候不順でもう何週間も釣りに行けないワ・タ・シ...京都のNIからメールが「北~中日本の前線を避けて三重県まで遠征。やっと小マシなアマゴを・・」とこの画像。良いアマゴを新調したnca/ParaGlass 663-3pc.でかけたそうな・・岩手の長雨はいったいいつ止むのさぁー?

2013年8月1日木曜日

nca/D-Bag

nca/Diversion Bagのご注文をいただきありがとうございます・・出来次第、受注順にお送りいたします・・また、ご要望がありました詳細画像を・・
フラップを開けるときは「革ベロ」で、閉める時のスナップ掛けはループ下に指を入れて押せば簡単に留められます。
内側の2つに仕切られたポケットにはリーダーやティペットなど取り出しにくい小物を収納し、メインコンパートメントにザクッとフライボックス。左右真鍮リングはネットなどの「流止め」を付けるもよし・・使う方のお好みでいか様にも。

Correct (訂正)

「大きなお世話と思いつつ・・ブログにアップされている蝶ですが”クロアゲハ”ではなく”ミヤマカラスアゲハ”だと思います。昆虫少年としてはご一報差し上げない訳には参りませんでした(^^)」(原文のまま)とご指摘をいただいた・・Wikipediaで確認しましたぁ~~♂のみが吸水に現れるらしい・・そうだメールをくれた、YAMAMEBOYは「昆虫少年」だったんだよな。指摘・訂正ありがとう!ヤマメボーイ!