2022年7月28日木曜日

Beeswax

川談義に漁協福組合長のHCさん宅を訪問。糖度が80度ある蜂蜜を頂き、話は飼っているニホンミツバチになった。母屋東側に大型の巣箱が5個並べられていた。分蜂するたびに増やしていったらしい。ミツは「百花蜜」と言われ、色々な花の味がするけど「クセ」が無く美味い。HCさんの家業はリンゴを主とする果樹園だから、花には事欠かない。「蜜蝋」beeswaxの話にもなり、少しわけてくれた。Wikipediaによれば蜂の巣を精製して作られる天然のミツロウは化学的に作られるパラフィン等に混ぜられて、化粧品(クリームや口紅などの原料)蝋燭(パラフィンワックス製のものに融点を高める目的で混ぜられる場合も多い。パラフィンワックスが発明される以前の中世ヨーロッパでは教会用の蝋燭の原料として盛んに用いられた。日本でも奈良時代に中国から伝来したばかりの蝋燭は蜜蝋燭であった)養蜂(巣礎の材料となる。巣礎とはロウでできた板で、ミツバチはこの上に蜜蝋を盛り、巣房(ミツバチの巣を構成する六角形の小部屋を構成する)医療用途(サラシミツロウwhite beeswaxとして、軟膏基剤や整形外科手術などで切除した骨の断端に詰めるなどして利用する)食用(花粉由来ビタミン類、鉄分およびカルシウムなどミネラル類、蜜蝋本来の脂溶性ビタミン類といった栄養成分が含まれているため、現在では食用に巣のままの状態で健康食品としてコムハニーという名目で販売されているほか、カヌレやガムなどの洋菓子にも使用される。かつて欧州ではバターが量産普及する以前ではバター同様に調理用油脂として用いられた。また古くから中世にかけて蜂蜜の精製方法が普及されていない時期は欧州や中東地域、中国周辺地域、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸では蜂蜜と巣を共に摂取するという形で蜜蝋は常食されてきた。特に欧州では蜜蝋のままでもカロリーが高い飢救食物としても利用された)その他、ワックス、クレヨン、接着剤、ガム、リトグラフ、エッチング、ろうけつ染めなどにも用いられる。初期のシリンダー型蓄音機の円筒型レコードにも用いられた。ほかに手紙や書簡を封泥のようにシーリングする封蝋にも古来から用いられてきた。雅楽の楽器である笙の調律にも用いられるが、その場合は松脂と混ぜ合わせて用いる。生活用品にも多用され、我々の生活に深く関わり浸透していて興味深い...わたし、フェルールワックスしか思いつきませんでしたけど...いや〜勉強になりました(笑)

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