2022年8月16日火曜日
Life is Fly Fishing
フェルール抜けの修理でFLYBITO Press/BYの紹介でTMの「トム・マクスエル」Thomas Maxwell Rodがやって来た。メールには『私がこの竿を手に入れたのは本当にたまたまのタイミングでした。ちょうど3ピースの3番ロッドを探していた時に、アメリカのディーラー・カタログにPost-Leonard(1982〜1998年)のMaxwellだとされる竿がまとめて数本出てきた中にこの竿があったので買ってしまいました。Leonardを辞めた後のMaxwellの竿はけっこう怪しい偽物も出回っていると聞いたこともあるのですが、とりあえず信頼できるディーラーだったので大丈夫だろうと判断した覚えがあります。この時期のMaxwellはペンシルバニア州に住み、限られた機材で細々と竿を作っては地元のThe Evening Hatch Fly Shopという店に卸していたそうです。今回の竿のロッドケースのキャップにメイフライの刻印がありますが、これはこの店がよく使っていた意匠のようです。どちらにしても使ってみるととても使いやすいアクションで、これからさらに出番が増えそうな気がしています』...シルクスレッドのクラレットclaret色で巻かれているバンブーロッド。当初は作り方や使用されているパーツ、記入文字の書体などが妙に怪しく、疑念を持っていました...
しかし、特徴ある「the Top Hat Logo」(キャスティングマンとも言われる)の描き方とスレッド上にある「TLM」のイニシャルを見るに至り、1998年に亡くなったマクスウェルの手になるロッドに間違ないと「確信」...おみそれ致しました。
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