『中価格帯のバンブーロッドに対する高まる需要に応えるため、レナード社は、優れたアクションと職人技、そして経済性を兼ね備えた2ピース・ロッドを設計しました。竹材に樹脂を含浸させる「インプリグネーション」加工を施すことで、ロッド本来のアクションを損なうことなく、メンテナンスの手間をほとんど必要としない仕上がりを実現しています。非常に扱いやすく、初心者や経験の浅いアングラーにも最適なフライロッドです。名高いレナードのロッドと同様のフェルール、ラッピング(スレッド巻き)、リールシートが採用されています。私たちは、これらのロッドが現在の釣り具市場において、最も価値のある製品であると確信しています。ロッドには、ティップ(穂先)1本、布製ロッドバッグ、そしてレナード社製アルミケースが付属します。予備のティップは、購入時、あるいは後日(別途追加費用が必要)に追加で入手可能です。』とタイプライターで書かれたカタログ。HLL/Duracaneは1964年頃に登場したと言われる....
impregnatedロッド好きの「mad-scientist」の話では『樹脂真空含浸はウェスリー・ジョーダンが1944年に特許を取得し、その後Orvis社に特許を譲度。1961年に特許が失効して、他でもその製造法を使えるようになった...中略...オービスは当初「ベークライト」と呼んでいて自社で含浸処理を行なっていたが、スコットランドのシャープス社にライセンス供与(技術提供)してブランクスを製造依頼していた。レナード・デュラケーンはシャープス社Sharp's of Abadeenで製造されたブランクスを使用していた...』と。古いカタログには4モデルが記載されている.....
1975年までは、特徴あるスクエア・スレッドのスクリュー・ロックD/Lシートが使われていた。モデルも増えてますね〜(笑)
1976年にはフィッティングが、のちのロドンRODONタイプに変更された....
1978年に804とか805とか、種類がまた増えましたね〜当時、デュラケーン・シリーズは手頃な価格帯で、結構人気があったんでしょうね〜
その後「レッドラップ」Red Wrapと名称が変わったけど、樹脂含浸インプレグネーテッドimpregnatedされたブランクスを使っている.....
「1984年の新シリーズ「デラックス・シリーズ」は、従来の「レッド・ラップ(Red Wrap)」含浸処理を施したロッドに代わるものとして登場します。今回初めて、セントラル・バレーにある自社工房にて、メンテナンス不要のロッドを完全に自社製造することになりました。樹脂を含浸させる従来の手法に代わり、ウォルター・カーペンターが開発した、アクリルをベースとする極めて革新的なシステムを採用しています。研究の結果、このアクリルコーティングは素材内部まで浸透し、非常に効果的な保護層を形成することが確認されました。コーティング後のブランクは丁寧に磨き上げられ、美しい光沢を放ちます。このロッドは、これまでに製作したどの含浸ロッドよりも軽量で、よりシャープなアクションを実現しています。また、ケーン・ブランクの切り出しから製作までを自社工房で行うことで、完成品の品質が大幅に向上しました。「デラックス」シリーズには、伝統的なバターナット材を使用した、ニッケルシルバー製のキャップ&リング式リールシートが装備されています。スレッドは美しいライトグリーンを基調とし、濃いグリーンのトリムが施されています。スリッパーガイドにはカーボロイ製ガイドを採用しました。各ロッドには、専用の布製ロッドバッグと、真鍮製金具を備えたアルミ製ロッドケースが付属します。多くのアングラーに好まれる、シャープなミディアム・アクションが特徴です。これらは、レナード社がこれまで製作した中で最高品質の「ノン・バーニッシュ」ロッドであり、すぐに高い評価を得ることになるでしょう。全モデルとも2ピース仕様です。」と書いてある...H.L.Leonard Rod Co.は翌年、長い歴史に幕を下ろした。






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