2021年10月31日日曜日
THINK TROUT
昭和20年代の娯楽映画のクライマックスで、悪人たちの「お前は誰だ!」という問い掛けに答え、片岡千恵蔵扮する多羅尾伴内が「ある時は私立探偵、またある時は片目の運転手...」」と絞り出すようなドスの利いた声で話した後に「しかしてその実体は、正義と真実の使徒、藤村大造だ」と言うのに擬えて「ある時はロッドビルダー、ある時はフライフィッシャー」...「しかして本日は稗貫川漁協組合員・特別採捕従事者」(笑)JFF(Japan Fly Fishers)に協力してもらい、漁協に持ちかけたWVBプロジェクト(Whitlock Vibert Boxによる発眼卵放流)に岩手大学や岩手県を巻き込んで「北上川水系・稗貫川でサクラマス」の調査に参加して来ます。サクラが増えればヤマメも増える!ということで、いずれ「サクラマスの川」に...今年はいつもに増してサクラマスの遡上と自然産卵が見られる。
2021年10月30日土曜日
March Brown
探していたのはコレでは無かった。1996年「FLY FISHERMAN」マガジンを開いていたら60ページ目に登場した「マーチブラウン」きっとこれは何かの「お導き」か!やっていた仕事を放り出して、巻く(笑)曰く「濃いめのウッドダック、もしくはマラードダックをウィングに使い...」あはは、それタップリあるし。インストラクションに従い、キャッツキル・フライを作る。ボディはFLY-RITEダブの#30 March Brown、ハックルはグリズリーとブラウンのミックス。マラードウィングを分割deviding、ボディは細めにするのがキモ。バルキーなフライなので#4番ラインで投げよう...来シーズンの「あの流れ」を思い浮かべて。
2021年10月29日金曜日
Rearth
『国内(宮城・石巻市)ファクトリー生産。リアス定番のストリームソックスウエーダーを釣り好きの宮城スタッフが作りました。リアスは独自のAnatomical Cutting Technology(A.C.T.解剖学的裁断技術)とリアスプロアドバイザーとの融合!究極のスリムウエーダーFWD-8300の登場です。激しい水流を攻略するためパターンを詳細にまで追求したファブリックストレスがない着用感が得られます。新素材 R.B.Sとは、高耐摩耗素材と高耐加水分解性のポリカーボネット系防水透湿膜の積層素材。水は通さず、空気や水蒸気は透過する防水透湿新素材です。この新素材は、弊社ブランド「MOBBY'S」最新ドライスーツにも、使用しており、製品リリース直後から、快適且つ、軽くそして動きやすい!と多くのプロダイバーの方々からの評価が非常に高いことから、FWD-8100にも取り入れました。更にこのモデルからは5レイヤー仕様に変更。動きは妨げず、耐久性を向上させました。』リアスHPより抜粋...早くも来シーズンを見据えて新製品を購入されたのはFWD-8100のヘビーユーザーで前回は「内地」になくて北海道・旭川のショップから取り寄せたとか...【100着限定】なので無くなる前に(笑)
2021年10月28日木曜日
angler's mail
青森・十和田湖のヒメマス37cm...シーズンオフでもこの手があったか〜(笑)一緒に映っているロッドはオービス・スーパーファイングラス764。NCAがORVIS Blanksを使用して「昔風」に製作したモノ。先日、このブランクスはまだあるか?とお問い合わせがあったけど「ブランク売りは終了」知っている米国内の取扱店でもカタログ落ちしていた。無いとなると余計欲しくなりますよね〜(苦笑)現行の完成品を購入し、NCAで「改造」するしか思いつきませんが...
2021年10月27日水曜日
DRY UP
興が乗って、夕方からPCを使いここまで作ってしまった(笑)特殊シリコンを入れるアルミ容器は50ml.と小振りだけど良いとしよう。LPGガス式だと航空機に乗せられないと聞いた。アナログなポンプ式だから問題はないだろう。1970年代にHLLで販売していたシリコン・フロータントは「UP」という名称であった。ドライフライを浮かす用途だから...で「ドライ・アップ」DRY UP。さて問題は販売するか否かである。解禁まで4ヶ月あるので釣友と楽しみながら考えよう。取り敢えず商品名と「ラベル」のプロトタイプは出来た...(笑)
2021年10月26日火曜日
for Dry Flies
釣り人の「あくなき探究心」は凄いね〜どこをどう探したか、スプレー式フロータントを見つけた人がいる(笑)既に市販されているモノより安価で無色透明。スプレーしてもフライは白くならないというフレーズに乗ってワタシも即購入しちゃいました...まぁ、主材は「特殊シリコンオイル」LPGを噴射剤に使用し、持ち運びに便利な70mlサイズ。直径35mm円筒で長さは蓋まで含め130mm。な〜んだ、知ってるよ〜と言われる方もござりましょうが(外郎売り風の口上で)お江戸をたって百二十五里上方、浪速の品物〜別用途でFFに流用(笑)
2021年10月25日月曜日
casting
ロッドビルディング・パーツ等を扱っていた、米国フェザーウェイトFeatherweight社でcasting【鋳造】されたcasting【ベイト】ロッド用のハンドル(笑)時の流れでコルク部分がボロボロ。グリップ交換のご依頼があり作業。だいぶ前にやった事があったと思うけど...先ずはエンドプレートを外して、乾き切ったコルクをパリパリと剥く...
あ、こんな感じだった...いずれも古いけど、このシルバーのモノは特に古いらしい。精密な金型から鋳出された金属部は、グリップの角度が可変式、遊動式トリガーなど細部にわたり良く考え作られていて感心する。昔の職人技は素晴らしい...
古いフェザーウェイト社の1981年カタログを引っ張り出してみる。フライ関係部品も今販売していれば欲しいモノだらけだ...(笑)
2021年10月24日日曜日
typewriter
アルミチューブに貼付するスペック・ラベルを1950年製タイプライターで印字する。McFarland Spruce Creek...と一文字ずつ71年前のフォント(字体)を刻んでいく。ロッドの記入は「手書き」だけど、タイピングされたカチッとした書体も悪くない。PCでは書体、太字やイタリック、文字の大きさ、色、など自由に選べるが、古いタイプライター文字にはアナログ時代の「味」と「懐かしさ」がある...
2021年10月23日土曜日
270cm
「ナナハン」と昔の大型モーターサイクルの様に呼んでいたっけ。1フィートは12インチだからその半分6インチで「ナナロク」や「7フィート半」とも呼んでいる。全長90インチとしてメートル法に換算すると約270cm、取り回しの良い寸法だ。CTS 7'6"#4/Urban Green、ライン指定は#4番「シーズンオフなのでゆっくり作ってください...」と言われたが、NZ/CTSからのブランク入荷がひと月も早かったので出来ちゃいました(笑)まだこの時期なら渓流を利用した「管理釣り場」で使えますね、来シーズンのフィールドを想定してお試しあれ...
2021年10月22日金曜日
Basic
Basic 基本...来シーズンはベーシックな毛鉤で釣りをしようと考えている。皆が同じフライを使うと学習されて、魚の出も悪い様に感じているので「昔の毛鉤」に出ています状態にしたい(笑)フライフィッシングを始めた頃はこのフライばかりだったのに、あれやこれやとフライパターンが増えて始末が悪い。ウイングは大量に貰ったオシドリWood-Duckを使い、昔を思い出しながら何本か巻いてバランスや色を確かめる。あ、ご注文の「グラス・ハント」(この響き好き・笑)完成...
2021年10月21日木曜日
#206
長保3年(1001年)に完成したといわれる、清少納言の枕草子には「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる...」とあるけど、秋の曙もなかなかしっとりして良い。岩手・盛岡の「日の出」も日を追って遅くなり5時50分、外が薄ら明るくなった頃、作業中の「ハント巻き」を並べ、眺める(笑)使う糸はグデブロッドGudebrod #206 Garnet。バーガンディ、ワインカラーとも呼ばれているナイロンNYLON(A)スレッド...使用頻度の高い、オトナが選ぶ渋い色。
2021年10月20日水曜日
angler's mark
昨日の件、問い合わせをした。9月にオーダーしたCTS Blanksは殆ど出来ていて、あと一本残すだけなので予定通り送れるだろうと回答があった。早く送れたのは「たまたま」だって(笑)急ぎ発注者に連絡を入れ「仕様」を決めて貰った。リールシートはBellinger DLSB/Ash、グリップ周りは以前作ったロッドと同様なので「絵図面」を持ち出し糸を選ぶ。どうしてもグリップ周りから手を付けてしまう「摩天将軍」(待てん性分)のワタシ(苦笑)nca angler's markも入れて市販品と一線を画す。ncaの手でカスタムロッドになっていく...
2021年10月19日火曜日
Urban Green
CTS Quartz Glassの廃番になったオリーブ色の代替として今年登場した新色「アーバングリーン」Urban Green。直訳すると「都会の緑」だから少しくすんだ感じ(笑)これをオーダしたのが10月4日で、なんと18日に届いた。梱包を開けてビックリ!11月15日発送予定と云われていたモノがひと月も前に先に来た。あら?9月に頼んだ方はどうなったの?とコンファメーション書類を見たら出荷は「estimated 21/Oct.2021」となっていた。あれ〜?来てないの〜と9月初旬にオーダー済みの方、申し訳ないです!今暫くお待ち下さい...
2021年10月18日月曜日
chuck
30rpmのフィニッシング・モーターとロッドを繋ぐのにゴムパイプを付けた棒などを使用しているが「文明のリキ」を投入(笑)大方の丸軸モノはバネ式のFujiチャックchuck FMM2/CHで咥えられる。例えばシートがついているままでの塗装や、バットフェルール付きのルアーロッドなども苦労せずに回転させられる。慣れるまでは旧式の「棒」と並行して使うとしよう...ロッド専用エポキシ塗料の「クラシック・スーパーロッドコート」の硬化時間は6時間。止めるのはタイマーで管理...
2021年10月17日日曜日
DLTB
今日6時の気温は10℃と寒い朝だ、日中も気温上昇は望めない。こんな日が多くなると遠くから冬将軍の足音が...DLTBはベリンジャーリールシートの品番でDown Locking Threaded Barrelの略称である。要するにダウンロックのネジ式(笑)ニッケル合金素材を加工して作られている。当面、お使いになるリールがS/A system4/5(LHW)でフットが厚く合うシートが少なくて苦労されているそうだ。ネジ式はホールドも良かったので、今回発注されたnca/ Hunt 47-3に採用決定。
2021年10月16日土曜日
nylon
過日、ナイロンの語源の話をTVで聞き、興味が湧いて調べてみた...『ナイロン(nylon)は、ポリアミド合成樹脂の種類である。当初は主に繊維として使われた。世界初の合成繊維のナイロン6,6(6,6-ナイロンなどとも)が含まれる。1935年、アメリカ合衆国のデュポン社のウォーレス・カロザースが合成に成功した。ナイロンは本来、インビスタ社(旧デュポン・テキスタイル・アンド・インテリア社)の商品名だが、現在ではポリアミド系繊維(単量体がアミド結合(-CO-NH-)により次々に縮合した高分子)の総称として定着している。ナイロン(nylon)の名称は、「伝線(run)しないストッキング用の繊維」を意図したノーラン「norun」に由来する。また、ナイロン登場前に絹の圧倒的シェアを誇っていた日本に対して「Now You Lousy Old Nipponese」(古い日本製品はもうダメだ)の頭文字をとったという説もある。ニューヨーク(New York)とロンドン(London)からとったという説も根強いが、いずれも都市伝説である...』Wikipediaより抜粋。McFarland Spruce Creek 6'9"#3-3pc.グラスロッドを「ナイロン」スレッドで巻く...
2021年10月15日金曜日
Knowledge & Equipment
「芦澤さんの本、手に入れたんです」と仙台NSから電話があった「フライフィッシング全書」だ。話を聞くと、中古品を扱う釣具店にFFを辞めた人が「断捨離」で委託したものらしい。道具や本まで売ってFFの痕跡を消してしまうことは、ワタシにはとても出来ない(苦笑)手元にあるこの本は「1983年7月20日横浜にて」のメモ書きがあり、伊勢佐木町・有隣堂で購入したこと、当時の横浜の光景まで鮮明に思い出すことが出来る。発行は森林書房、発売元は山と渓谷社、消費税など無かった時代の価格で定価¥3,800。初版は1983年8月10日と記載があるけど、7月には本屋に並んでいた(笑)釣りの指南書では無くFFを取り巻く全てが記されている。出版されたのが1983年(38年前)当時の知識knowledgeと道具equipmentなので、いささか古めかしいが今日でもこの本に書かれた普遍的なFFへの思いと輝きは変わらない。芦澤夫人にお尋ねしたところ、初版のみで出版数も1万部以下との事。未だに探している方も多く、古本は高値と聞く。再刷は出来ないそうだ...
2021年10月14日木曜日
Carbon
国会中継をAMラジオで聴きながら仕事をしていると「カーボン...」の言葉が多く聴こえる。ま、コチラの話は「カーボン・ニュートラル」carbon neutral(カーボンニュートラルは環境化学の用語の一つ、または製造業における環境問題に対する活動の用語の一つ。日本語では炭素中立と言う。何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念。 ウィキペディアより)の事なんだけど。フライ何々とかの言葉に反応してしまう重篤な「FF症候群」のワタシはカーボンやグラスにも「大反応」(笑)カーボンと呼ぶより、グラファイトGraphiteと呼称しているNCA/Classic 3pc.Rodあります...
2021年10月13日水曜日
apple
林檎apple収穫の時期、道路沿いのリンゴ畑は多品種がたわわ。岩手産だと「さんさ」8月下旬〜9月中旬に始まり「きおう」「つがる」「紅いわて」が10月上旬、「ジョナゴールド」「王林」「ふじ」「はるか」と続く。先日、海老2本他が別乗せの「特製天ぷら蕎麦」を食べて尻尾の殻をガリッとしたら奥歯の被せ物が同じ音を立てて崩れた(呑み込んじゃったけど・苦笑)昨日から歯医者通い。ルーターでガリガリと削られる音は幾つになっても嫌...昔の歯磨きのTVCMで「リンゴを齧ると、歯茎から血が出ませんか?」と行っていたが、それよりも穴が開いていたのに閉口。あ〜また来週「ウィ〜ン」か〜穴は仮埋めされたので「秋映」アキバエというリンゴを剥いて食べよう(笑)
2021年10月12日火曜日
feather wing
釣友から「鴨」の羽を大量に貰った。北海道産マガモで部位は胸にあるフランク・フェザーflank feather。来シーズンのアップライトのドライフライ・ウイングやカディスのダウンウィングに使おう。白っぽいのが多いが少量、ウッドダック(オシドリ)woodduckの様な色もある。毛鉤のパターン・ブック、Traditional Fliesのページを紐解いて...
2021年10月11日月曜日
connect
ブローニングBROWNINGキャスティング・ロッドの継ぎconnectは「特殊」で、アルミのツノをグリップ内のバーに嵌めたのちチャックで締め付ける。従ってスパインとガイドはバットフェルールで決められた方向に予め合わせる。昔のグラスロッドの太いバット用なので内径が大きく、グラファイトに付け替えるためにはギャップを埋める細工も要する。持ち込まれたトリガーの付いたグリップは新品だがバットフェルールには使われた形跡があり「517071」の刻印がウエルト(鍔)にある。剥き出しのアルミ・バットフェルールに下糸を巻き、ガイド部にはブローニング風のスパイラル・ラップで飾り巻きを施す...
2021年10月10日日曜日
Tradition
「月日は百代(はくたい)の過客(くわかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟(ふね)の上に生涯(しょうがい)をうかべ、馬の口とらへて老(お)いをむかふるものは、日々旅にして、旅を栖(すみか)とす」――「月日というものは、永遠(えいえん)の時間を旅する旅人みたいなもので、やって来ては去っていく年月も、やはり旅人のようなものなのだ。舟の上で一生はたらく船頭(せんどう)さんも、馬をひいて年をとっていく馬方(うまかた)さんも、毎日の生活そのものが旅なわけで、旅を自分の家にしているようなものなのである」松尾芭蕉の言葉を借りれば、月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた釣人なり...(笑)何年経っても色褪せない「デザイン」をグラスロッドに再現してみた。シーズンオフでも(だからこそ)フライフィッシング熱が収まらない釣り人に...nca/Hunt 7'0"#3-3pc.完成。この他663-3pc.764-3pc.も同仕様で出来ます。ncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせ下さい。
2021年10月9日土曜日
B.Haran
修理で持ち込まれた英国のB.Haran Bamboo。拡大鏡を使わないと読めないほどの小さな文字で記されていたが製作年を判読すると2001年。20年前輸入元の「うらしま堂」にオーダーしたそうである。7'0"#2/3の表示とオーナーネームがある。修理はオス・フェルール上で竹破断。スーパースイス・タイプのフェルール内に竹が残っていたので、ドリルして除去。内径に合わせ竹の下地を作り、90分硬化のエポキシで接着。ブルードをし直し、Pearsall ゴッサマーシルクが使われていたので、セレーション部分を#11ダーククラレットで二重巻き。エポキシ塗料で仕上げられていたので同仕様にした。25mm短くなり多少の曲がりはあるものの、これでまだまだ使えます...
2021年10月8日金曜日
Golden Shadow
Commemorative serise第3弾(笑)「ゴールデン・シャドウ」HLLオリジナルはDiamondbackグラファイト・ブランクで作られたが、NCAではCTS/376-3pc.Uni S-Glassブランクスを使う。GSは1977年に登場したが、洒落たデザインが安定している(と思っている)1979年の「カタチ」を再現。ご注文・お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。グラファイト2pc.でもご用意できます...
2021年10月7日木曜日
Hunt
commemorative serise 記念シリーズ第二弾。ParaGlass 3pc.ブランクで作る「ハント」Hunt風。オリジナルは第二次大戦以前のHLLの竿職人リチャード・ハントRichard Huntにより作られた、8ft.#5のバンブーロッドで、1964年の工場火災後も長きに渡り作られていた...NCAグラス・ハントはmodel 47(6-1/2ft.) model 48(7ft.) model 49(7-1/2ft.)からお選び頂けます。へ〜と気になるアナタ、ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせ下さい...気分は1977年のHLLですよ(笑)
2021年10月6日水曜日
Paradigm
comemorative serise 記念シリーズの一竿「夜目遠目笠の内、離れて見ればバンブーロッド」(笑)グラスで作るパラダイムParadigm風の完成披露。「グラスロッド大好き」IFさんに即日お買い上げいただきました。シーズン最終の釣りに出かけていて、帰ってから作業再開。お好みの「カタチ」でお作りするNCAですが、今回はこちらの「気分」で作る記念ロッド。NCAの製作するロッドにご理解があり、T&Tの雰囲気が好きなヘビーユーザー。これは欲しくなるでしょうね(笑)
2021年10月5日火曜日
Flyfish (4)
今日のお供はBen's of Holland、左から70-5pc.に65-3pc.と70-3pc.の「ベンズ3兄弟」揃い踏み...(笑)
細い流れ込み前のプールでヤマメを釣ったのは70-3pc.のヒト。この時期らしからぬ輝きの26cm。もう一匹いたと言われたので、ワタシも投げまくったがダメ...うう〜ん。
65-3pc.のカタは婚姻色に染まった立派な28cmヤマメでロッドを曲げた...メスが産卵した時の雄ヤマメのように自分のロッドをササッと入れ込み、あたかもワタシが釣った風に撮影しました〜(笑)
川岸に群生していた「トリカブト」綺麗な花には毒がある、とはよく言ったもんだ。根っこだけじゃなく、茎も葉も妖しく咲く紫色の花も全てが「毒」これ程鈴なりに花が付いているのは初めて見たかも...岩手の渓流釣り2021年も9月30日で「禁漁」となった。
2021年10月4日月曜日
Flyfish (3)
9月29日は芦澤一洋(1938-1996)さんの命日。早いもので25年。日本のFFMに多大な影響を残し、58歳で早々と帰天してしまった(合掌)大兄が好きだった川に行くか〜と良かった場所を巡るも月日の流れは河川改修という名の「改悪」続きで東京から通った頃の面影は無い。人工的に置かれた石と山頂の牧場や風力発電所の開発により流れ出た砂が堆積して、魚の着き場も無くなってしまった...
葦などでジャングル化した支流の淵で、ここぞと思われる場所に流して岩陰でイワナをキャツチ...やるもんですな〜高みから、投げる・流す・掛ける・取り込むまでの一部始終を「現認」...
Tezukaネットに収まった童顔イワナは推定26cm。まだまだ、やるぞ...
2021年10月3日日曜日
Flyfish (2)
水量や流れの感じは「いいんだけどな〜」...新しい護岸脇に出来た溝で「まあまあ」のヤマメを掛けそびれた人がいて「あちゃ〜」の声が聞こえた。へぇ〜そこに毛鉤投げますか〜(笑)
釣れるヤマメは秋色を纏ったこのサイズか仔マメ。ネットを濡らしたが、これではKWMネットも泣いている...今年は紅葉が遅れている気がするけど、子孫を残す活動は始まっているみたいで、親魚は見向いてくれないのか「沈黙」の時間が過ぎていく...
別仕様のKWMネットには「そこそこ」のヤマメが収まった...禁漁目前の「徘徊」はまだまだ続く。
2021年10月2日土曜日
Flyfish
「諦めない釣り人達」3人で9月最終釣行(笑)路傍のお地蔵様も笑っている。朝の気温は13度、秋の冷え込みの始まりを感じる...
「小まめ」しか釣れないから、過疎化が進み人影の無い山里の景観に目が行ってしまう...川べりにある家が気になった。え?どうやって行くんだ?流れ脇の細道に降りて、支流に掛かる橋を渡るしか無いじゃない。え?どうやって建てたんだ?ん〜ますます気になるな〜
懲りない人は橋の上から覗き、魚を発見。実体はハヤかヤマメかを釣って検証中...「小まめ」釣りました(笑)
2021年10月1日金曜日
Signboard
看板signboardが土埃まみれになっていたので、天気の良い日に掃除をするために外した。裏面には蜘蛛の巣、地蜂の巣、カメムシが付着。外水道でブラシと雑巾を使いクリーンナップする。連休に釣りに行かず没頭したことを思い出した。裏に完成した日付1998年5月2日が記されている。ニュージャージー州ミッドランドパークにあったH.L.Leonard Rodの工場に掲げられていたサインボードのデザインを目指した(笑)材木と塗料は大した金額ではなかったが、この看板製作用に一通りの電動工具を揃えたから「高コスト」な看板である(苦笑)張り出し屋根の下に設置しているのでいたみも無く、水洗いで23年前の輝きを取り戻した...
登録:
投稿 (Atom)