2019年8月18日日曜日

Re-born

Thomas Rod Co.のベテラン職人、チャーリーChalie DoaneやウォルターWalter Hallもまさか自分たちの作ったロッドが長い時を経て、極東の日本で「再生」されるとは思いもしなかっただろう(笑)トーマス・ロッド本体の塗りはラッピングをしてから全体を「ワニス」を使い刷毛で仕上げたと思われる。今回のレストアはブランクス状態に戻し現代の塗料でバーニッシュを施し、ガイド巻きと段巻きして各スレッド上を塗り上げる方法をとった。1mm幅のスレッドを119本、細い面相筆を使い塗料を塗り重ねる。糸間隔が狭くホールドする場所がないので苦心。なんだかんだで塗り上げた箇所を数えたら160ヶ所に及んだ...

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