2022年3月7日月曜日

firewood

3月といっても、北国の春はまだまだ寒い。ストーブ用の薪が底をつきそうなので薪を求めにキクジさんを訪ねる。いろいろな話を聞いていると、菊治さんは早池峰ダムの水没地域からの移転した13軒の一人であった。折壁沢と岳川(稗貫川)が合流する辺りにあった「落合」集落に生活していた。ヤマメ釣りの好場所だったと言う。代替地に移り住んでからは原木椎茸栽培をしていたそうだ。(2011.3.11)東日本大震災により福島原発の放射能被害でこのあたりも原木シイタケの放射線量が酷くなり「廃業」シイタケ栽培をしていた3棟の広大なビニールハウスを利用して薪製造を始めたそうだ。薪の需要が高まり、一時は30kg入りの段ボール箱で都会の取扱店に卸していたそうだが「木に苔がついている、カビが生えた。割り方が悪い。なんだかんだ」とうるさくて辞めたそうである。燃やせば同じなのにね...(苦笑)

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