2021年12月2日木曜日

Positioning

大量生産のロッドによく見られる手法だが、白い飾り巻きはペイントされたガイド取り付け位置である。昔、大量生産の竿工場で見て「なるほどね〜」と思ったものだ。不特定多数の職工さんが同位置をいちいち測り出すのも大変なので、この方法を採用したと思われる。ペイント・タンクで塗料に浸されたローラーが回転して、二本の指標線をガイドフット幅に合わせ、ブランクに印刷することで「この間にガイドつけてね」となる訳だ(笑)このフィリプソンの巻き方を見れば、外輪の黒からメインの黒(ガイド部)に上がって行くときに、スレッドが白い部分をクロスしているのがわかる。これが白ペイントで(経年で黄変しているけど)これなら誰でも同じ位置にガイドを取り付けることが出来る。ncaがこのスタイルをやる場合は、コツコツと黒・白・黒と3分割して巻く。手間は掛かるが変えるつもりは無い。

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