2026年7月27日月曜日

remembered.

 

漁協の放流日、支流の最終集落・黒森まで約8kmの道を久しぶりに走る。途中、空き家が目立つ集落を抜けながら思い出した事がある。ご多分に漏れず、高齢化で「限界集落」が多くなってはいるが、人は住んでいる。25年か30年経つのか、支流入り口の小学校(いまは廃校)の校庭は子供達の遊ぶ声が溢れていた。川沿いに道路が走り、ガードレールのすぐ向こうに川が流れていた(現在はバイパスが出来て、旧道は行き止まり)近所の爺様が咥えタバコで毎日のように岡っぱりで脈釣りの竿を出していた。通りがかる度に話をする事があったが、目が不自由なのか瞳は見えなかった。唇を火傷しそうなちびた両切りタバコの煙に目を細めていたのかも知れない。爺様が新しいタバコを取り出した時のパッケージが脳裏に甦った。当時売られていた「新生」だ。♩国民のタバコ、しんせい。安くて本数が多い。バットでは品がない。ホープでは高すぎる♩という戯れ歌が頭の中でメロディーを刻んだ...

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