Fabrique au Japon/Moulinet 'a moucherフランス語で「日本の素晴らしいフライリール」と印刷された箱はご存知、フルーガーメダリストPflueger Medalist用。仏語表記があるということはかの国に輸出されていたと思われる。コロラド州デンバーにシェークスピア・カンパニーがあった時代に日本で製造された。「メダリスト」はフルーガーの中で最も息の長いリールで誕生は1925年、日本で言えば大正14年。ボディはプレスや抜き型で作られ大変シンプルな構造を持ったフライリールは現在も愛好者が多く蘊蓄は「好事家」に任せる。米国内で作られたのち、数奇な運命を辿りプレス型が香港や日本に渡り2012年頃まで製造が続けられた。中部地方にあった工場で「やってたよ」と言われた。現在はリール製造業は廃業してしまったが、その昔アルキオン・リールの製造でお世話になった。他にS社のハニカムフェースやA社のリールも手掛けていた。今はその頃の「箱」だけが残る...
この最小サイズPflueger #1492 CJは友人が1985年(35年前)に埼玉・蕨のS釣具店で購入したそうだ。オリジナルのフットはプレスもので厚みがあり平たく、使えるリールシートが限定される。そこで自作したアルミフットに付け替えたという...
フルーガー・エンスーには1492 の後に続くCJで製作年代など判るらしい。AKとあればオハイオ州アクロンでPflueger社が作ったとか...ラインガード、ネジのスタイルやプレスの感じを熱く「語る」人もいる(笑)
Reel & photo / Y.Kurumada
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