2014年12月5日金曜日

Ferrule

英和辞典でferruleを引くと「ステッキなどの石突き」と書いてある。あはは・・釣師でそんな解釈する人はいないと思う。竿を継なぐための「ジョイント」だよね~銅とニッケルの合金や砲金と言われる銅と錫の合金、真鍮などが「金属フェルール」に使われる。米国のあるフェルール・メーカーのカタログに「当社のフェルールはニッケル18%合金で、完璧なフィッティング・・」とある。この金属ジョイントは柔らかければ減りが早いし、硬ければ食いつき抜けなくなるので始末が悪い。40年前に国内メーカーがステンレスで作ったものが存在したが食いつきが良すぎて、抜けなくなる事故続発。その後、すべてニッケル合金に変更した。あ、わたしバンブーロッドは「金属フェルール支持者」ですから(笑)

2014年12月4日木曜日

Scraper

右下で光るものが「T・スクレーパー」・・こそぎ落とす道具とでもいうか。小刀の様でいて刃は立てられていない、鋭角に付けられた厚みがあるだけ。握りの部分はヤスリ状に加工されている。手練の鮎釣り師で数々の釣具特許をお持ちの下町のTさん・・直ぐに閃いちゃう、アイデアマンなのである。師は「剣道」にも熟達されていて「竹刀ってバンバン使ってるて~とすぐにささくれちまう。それじゃってなもんで削り工具をイタズラしてみました・・バンブーなんかのロッド工作にもいいんじゃない?」と渡されたのが20年前・・老師のニヤッとした表情と口癖の「イタズラしてみました」を思い出しながら・・イタズラしています。

2014年12月3日水曜日

Snow !

今朝起きたら、ラジオやFFストーブの「表示」がピコピコ・・あ~昨夜、停電したんだな。時刻合わせをして外を見るとまだ暗い。県道をローダーが除雪している・・明るくなってきたのは6:20を過ぎた頃だ。新聞を取りに下まで降りると久しぶりの感触。キシキシと締まった雪の上を滑らないよう恐る恐る歩く・・
あらら、枝に積もった雪でトンネルになってしまった。この木を切らないといけないかな?昨日の降り始めが重たいボタン雪だったから、それが付着して昨夜のうちに軽い雪が積み重なったと思われる・・東北電力の架線は山の中を通っているので、雪で倒木し電線を切ったんだろう・・今日は雪掻き機を動かすか~

2014年12月2日火曜日

Dip

"Special Trouter"bamboo rod の受注がたまってきたのでシャフトの「塗装工程」に入る。昨日の暖かさと異なり、今朝は冷たい雨。午後になるともっと寒くなり「雪」になるらしい。外はまだ真っ暗だ・・保温箱に設置した「ひよこ電球」のサーモスタットが自動的にON/OFFしてくれていて、庫内温度24℃。暖かな箱の中でディップ・タンクに満たされた塗料は程良い粘度を保っている。早朝からやれば日中には別の作業が出来る・・「早起きは三文の徳」あっ、ポチッと変換したら「得」じゃなくて「徳」なんだね。

2014年12月1日月曜日

inscription

Thomas Maxwellの書体を真似て「Special Trouter」と記入・・Maxwellの文字特徴は「S」や「T」にある。数字もカチっと書くので、H.L.Leonard に移籍した後に作られたロッドの数字も「あ~マクスウェル先生のだな・・」と直ぐに判る。
上がマクスウェル文字(笑)の1977年Classic....下は1990年Caenis。似せてはいるものの数字の書体が明らかに異なり、別人が記したとわかる。今回 販売するバンブーに記入する文字はわたしが「や~ぃ、まねっこ漫才、まねやの小僧・・」と囃されながら、息を止めて書いている(爆)

2014年11月30日日曜日

Special Trouter

T&T 1979 Catalog に掲載された「The Special Trouter」・・一時、7'0" #4/5を所有していたが手放して今はない。記憶とカタログの写真から、nca 好みの「スペシャル・トラウター」を作る。ブランクは昨日のブログで紹介したモノ。思い立つと待っていられなくて(苦笑)塗装前のシャフトにコルクシートとグリップ、こんな感じかな?と糸を巻いてみた。早速ご注文いただいた方からは「まだシーズンオフ長いですから、ゆっくりと~」と釘を刺された。でもね、明日からシャフトの塗装を始めるとしても年内にはできちゃいますよ~(笑)販売価格を抑えるために基本仕様はこの「Special Trouter」・・勿論、お好みで製作いたしますが・・

2014年11月29日土曜日

Blanks

物置の隅に古色蒼然たるスポーツ新聞に包まれ、寝ていたいたモノ。その存在は覚えていたけど面倒なので放ってあった。アルミパイプを取りに行ったついでに仕事場に持ち込んだ。古新聞の日付は1993年(平成5年)5月1日(土)とある・・素材はトンキン竹、2ピース六角竿。廃業した老舗釣具会社の熟練職人さんが手をかけたブランクだ。工場のあった薩摩川内(せんだい)は古くから竹工芸の町、ここで生産。この町、市町村合併後は川内市。最近は原発騒動で名が知れた・・読み方を間違え失笑を買った大臣もいたけどね~
何故、面倒だつて?・・フェルール部に塗装工程に移る前のマスキングがしてあるのだ。それも20数年で劣化してベッタリ、ゴアゴア、バリバリのセロハンテープ?!旧職人さんはすぐにでも塗装するつもりだったんだろうね・・フェルール部分ここが手強いので避けていたが、磨き出してピッカピカ。シャフトをサンディングしてみるとさすが昔の竹、ストレートグレーンの美しい肌が現れた。丁度、塗装するバンブーがあるので一緒にと持ち出し数えたら7フィート#3/4 が5本、7-1/2 #3/4 と#4/5が合わせて16本。バンブーの値段とは思えない価格設定で販売。メールにてお問い合わせ下さい・・ncaflyfish@Gmail.com