昔のロッド製作者は手の込んだ仕事をしている。リールシートのネジ側金具をグリップに埋め込んだり、ポケット金具に円柱状のサポートを入れて補強したり、今のプロダクションモデルでは、こんな面倒な事は絶対にやらないだろう(笑)...オリジナルに倣って、コルクにインレットinlet(湾)をリューターを使い、掘り込む。コルクフィラーにも段差をつける。こういう、ちょっとした技や心配り、各メーカーが築いてきた雰囲気が「伝承」traditionされない事は残念至極。「昔は良かったけどね」の一言では済まされない現在の課題でもある...
0 件のコメント:
コメントを投稿