2016年4月13日水曜日
Re-born (1)
正しくはRe:Re-bornになるかな?(笑)送られてきた時点で改造されていたのを「再改造」する。モノは「ORVIS Battenkill bamboo Rod Midge/Nymph 」テップとバットの巻糸の色が違うことに気づいた。おや?ひょっとすると、と思いシリアル・ナンバーを探すとティップが#7827□、バットは#80861と製造番号が異なる。そうか~1978年製の穂先と1980年製の元竿、だから糸色も違うんだ...
目指すのは右のOrvis Tippet のカタチで、右から二番目が今回手を付けるロッド。その左がオリジナルのMidge/Nymph...特徴あるオービスのワインディングチェック金具が外せずに、グリップ長さを短くするために竿尻をカットした上でグリップとシートを改造したらしい。ミッジティップは折ってしまった様で、ニンフティップのみ現存する。フェルールは合致し、取り敢えず「タイト」(笑)
先ずはペンチでコルクグリップを剥き、次にガイド、リング・フックキーパー、チェック、ウッドC&Rシート全て取り除き、裸のブランクス状態に戻す。そしてブランクスに付着した油脂(どうしてもフライラインやフロータントに使われているシリコン等が付いていて、塗料を弾いてしまう)の脱脂作業を....この項、続く。
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