2015年8月18日火曜日

Ritz

このグリップを見ると通称リッツ・タイプだと直ぐに分かるね(笑)...Mr.Charles Ritzを今更、事細かに解説することも無いだろうけど...シャルル・リッツ(フランス語読み)は1891年(明治24年)「リッツ・ホテル」創始者の一族の長男として生まれた。1916年(26歳・大正5年)米国に渡りニューヨークのリッツホテルで働き、市民権を得て第一次世界大戦では米国陸軍の兵役に就いている。軍曹で退役した後、生まれて初めてフライフィッシングで「鱒」を釣ったのが、1921年のニューヨーク州ビーバーキル・リバーBeaver Killでとされている...このあたりの「昔話」を知りたい向きは"Fiberglass Fly Rods" by Victor R. Johnson & Victor R. Johnson Jr. 1996年刊に詳しい...このグリップ、さしたる意匠もないストレートテーパーで「カタチ」としては好き嫌いが分かれるところだが、握り易さの点で評価は高い。それにしても画像のリッツ先生、随分とグリップ下方をお持ちですね~これが往年のHSHL( High Speed High Line)キャスティング・スタイルなのかも知れない...1976年没

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