2020年1月31日金曜日
Gap
趣味のある方ならばこの画像を見ただけで「あ~Scottの グラスロッドだ...」とわかるだろう。記入された文字やゴールドの金具をみて「あ~XX年製だね...」とまで答えてくれるかも知れない...フェザーウェイト社のゴールド・アノダイズド・シート金具、巻き方、糸色や手書きのスコットに並びパワープライPower-Plyと記されていることから判断して初期のイエローグラス、1970年代中頃のものだと考えられる。フェルールは同色のグラスパイプ。ここの修理・調整で送られてきた...
フェルールが削れ痩せて、ドン突き状態でジョイントにガタが来ていた。使い込んだスピゴットフェルールのペグにありがちな症状。経験と技術のNCA、あ、しつこいか(苦笑)いままで何本直しただろう...
バットとティップセクションには適度な間隔Gapが必要で、奥まで入り込むと振った時にガタガタする。「え、直し方教えて」と言われても文章での説明は難しいな~来た方には目の前で教えますが...(笑)
2020年1月30日木曜日
Dharma
Dharma ダルマ...Wikipediaによれば『菩提達磨(ぼだいだるま、中国語: 达摩、サンスクリット語: बोधिधर्म, bodhidharma、ボーディダルマ)は、中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧である。達磨、達磨祖師、達磨大師ともいう。「ダルマ」というのは、サンスクリット語で「法」を表す言葉...』アルケミータックルAlchemy TackleのUDグラスに付けられた名前も「だるま」で「法」を暗示させる(笑)オリジナルの先丸ストレートシガーと真鍮製R&R、樹脂のバットキャップが付いていたのを「交換希望」で作り直し。スネークガイドはSnakebrand社のクローム、ストリッピング・ガイドはPerfect社(?)瑪瑙。使われている巻糸は「絹糸」なので、NCAで巻き直した部分もシルク・スレッドを使う...
使うリールはCFO Ⅲとのご指定があり...リールシートは75mm(スライドリングの関係で少しだけ長くなりました)にREC N/S P&R、グリップの長さは145mmにして「GLASTECH」風味に...
2020年1月29日水曜日
Inside
他社のやり方で作ったロッドを批判するつもりは無いが、これはさすがに「酷い」(苦笑)グリップ交換で送られてきたモノを握ったらブカブカする。あ~剥離して浮いているなと思い、ペンチでむしると面白いように取れるコルク。それもその筈、接着された形跡が無いじゃないか!
ツルツルのグリップ下のブランクは辛うじて紙テープ2枚でコルク穴径だけを合わせてあり、接着痕跡はシート金具に残るのみ...「なんじゃ、こりゃー!」(松田優作ふうに発音・苦笑)コルクが痩せれば、ブカブカになるいい加減な作りであった...昨今、大手「有名ブランド」ロッドに多い接着不良(未接着、手抜き)昔はこんな失態はなかった。ちゃんと製造教育や製品検査しているのかね?責任者出てこいや~!!(爆)
オリーブ色のブランクに合わせられたスレッドは「黄色」ガイド類はREC RECOIL。オリジナルのコーティングは紫外線で硬化して時間短縮の出来る(手離れの早い)UV塗料が使われている。NCAの方法はエポキシ塗料を使い3~4回塗り重ねるので実に「非効率」ではあるが...(笑)
2020年1月28日火曜日
inlet
金具やブランクに残った接着剤を全て取り去り一日目は終了。"SSFB"シートの構造はブランク・バットをカットして、シートを保持するために「ウッド・ブッシング」を装着してある。リールフットを差し込むカラーとシート本体、ブッシングの三段構造。アップロックの為、カラーを入れ込むインレットinlet加工が必要なのだがリューターが奥まで届かない。これがグリップを作るうえで厄介なことになる。昔どうやったか考えながら就寝すると「夢のお告げ」があって三段にコルク内径を開ける手法を授けられた(笑)忘れないうちに朝からこの作業...
T&Tに"Salmo"9'6"#7/8、2pc.というのがあり、4ピース・トラベルも同型の「ウエルズ」グリップが装着される。T&T Wells Gripのくびれは英国系や他社の形と比べると、太目に感じるかもしれないが、品よく緩やかな線を描く。1988年T&Tカタログでは"SSFB"シートも販売されていて78ドル(その時の為替レートはUSD/$1=¥130)だったから約10,000円くらいのリールシート。ちなみにTrav'ler Rodは現地価格$395であった...
2020年1月27日月曜日
SSFB
T&T Trav'ler 9'6"#7/8 4pc.に取り付けられたアルミ製リールシートの名称は「SSFB」Self Storing Fighting Buttという。通常はシート内に収納されていて、必要に応じて左回りにねじり引き出すと2-1/2"のエクステンションとして機能する。昔はRECやRODON(コレは使ったことがある)にも似たような機構をもつシートが存在したが今は手に入らないようだ。素晴らしい「カタチ」と発想だけど人気がないのかもしれない(苦笑)「それ程、珍しいロッドとは知らなかった...」と持ち込まれた32年前のトラベラー・ロッドは往年のアクションを保っているが、グリップは無残にも削られ別物になっていた。余りにも勿体無いので1988年当時の「カタチ」に戻すべく、グリップ交換の作業を始める...
コルクを剥いてみたら、昔の職人技は素晴らしい!ブランクに残る筋で判明したのだがコルクを一つずつ接着後グリップ成形し、接着剤も細部まで行き渡っている。まあ、これを剥がして元に戻すのは大変だけど...「経験と技術のNCA」やってやれないことはない!(かな?笑)
2020年1月26日日曜日
Every 4 years
前回は2016年で今年2020年は4年に一度のオリンピック・イヤー。じゃなくて、思い出したように作るncaランディングネット(笑)...Teardrop 涙滴型 サイズは開口部300mmX最大幅133mm、全長430mm(金具部含まず)ネット深さ300mm、乾燥重量80g、フレームは竹三層構造でハンドル木部はウォールナット(胡桃材)ブラスプレート吊手...お馴染みの nca / Oval Net 楕円型、開口部260mmX最大幅129mm、全長400mm、クレモナ鍋底ネット深さ300mm、乾燥重量68g、竹二層構造、ハンドル木部ウォールナット、真鍮プレートの吊手...どちらも¥35,200(税込)nca Landing Netのお問合せ、ご用命はncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...
2020年1月25日土曜日
Bamboo Easy Kit
承前...IKのバンブーレストア計画は「自分で巻き直してコスト削減」なので、シートやグリップは流用したいとのこと。さすがにガイドは新しくして、もう一つ増やす方向で検討。グラスやグラファイト好きかと思っていたら「バンブーも好き」らしい。ガイド位置の変更で旧来の場所が残ってしまう。カッターを貸してあげたら自分でガイドを外し始めた。ん~しょうがないな~他のバンブー塗装と一緒にやってあげましょう。NCAに喜楽バンブーブランクのストックがあるよと話したら「え~早く言ってくださいよ~」ときた(笑)何度も言っていると思うよ~ブログにも再三登場させてるし...ブランク・ストッカーをゴソゴソ探し選んだのはライトカラーの774-2pc.でN/Sフェルールの打ち込み、ブランク塗装、グリップ、シートの接着まではNCAがやる。あとはガイドを巻いて、その上を塗るだけのバンブー「お手軽キット」Easy Kit販売...シーズンまでにはコッコッと作り上げてね、と願う「親切な釣竿や」(笑)
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