2023年12月18日月曜日

Fullflex A

珍しいファイバーグラスロッドが「要修理」と送られて来た。Orvis Fullflex Aが二本。ここにも居たか、昔のオービス大好き(笑)
FiberglassflyrodersのWikiでOrvisのグラスロッドの歴史を調べてみると、Super-Zフェルールの付けられた【Unnamed】が1966年から始まる。1967年にはこれまたN/Sフェルールの【Powerflex】が続き、1969年になって【Fullflex】の名称が登場し、1974年の【Fullflex II】を最後に1971年〜1974年は例の【Golden Eagle】の時代である(笑)いずれもPhillipson社がブランクを供給している。1975年に自社モノ【Fullflex A】が1983年まで登板。【Fullflex AII】が1976年〜1978年。1983年〜1987年に安価な【Beginner's Rod】として存在。(新しいファイバーグラスは割愛)80年代はカーボングラファイト時代の真っ盛りで、グラスなど見向きもされなかった、と言うところか。今回「修理」に来たのはFullflex Aの7'0"#5、2-1/2oz.と7'6"#6、2-3/4oz.。シートスペーサーがコルクなので、どちらも1978年〜83年の間に作られたロッドと判断出来る(75年、76年はWalnutスペーサーだった)...さてと、2023年「蘇り」作業を始めますか...

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