2021年11月3日水曜日
Eyed Egg
DNAも同じ稗貫川水系の「発眼卵」eyed eggを使用して放流するのに越したことはないだろう。今年からウィットロック・バイバート・ボックス(WVB)での放流をした。岩手の自然は素晴らしいもので、そこらじゅうにサクラマスの産卵床nest areaがある。折角、産卵したのに申し訳ないが、掘り起こして発眼卵を下流のネットで採取する。この場所は3〜4匹の産卵があった様で卵の成長度が異なった。中には脊椎まで形成されている個体も見られる...
数えながら、一つのWVBに200粒の発眼卵を上部室incubator roomに入れる。2つのWVBを大きめのカゴに小石と共に入れて、流れないように大きめの石を配して埋設する。この川には発眼卵を狙う魚「カジカ」sculpinも多く、WVBは孵化するまで保育箱nursery roomとなり、卵嚢が吸収されるとスリットslitから泳ぎ出るswim up。自然産卵されたものより歩留まりが良いと考えられる...
同行した先生の話では「この状況だと、孵化まで積算水温200度くらい」と言うことなので、12月初旬に掘り返して経過観察する予定。
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