2016年10月5日水曜日
memories
台風の余波か、夜半に雨が強く降った翌朝、裏山の「椚」クヌギの周りに「どんぐり」が大量に落ちていた...9月29日は芦澤一洋大兄の命日。もう20年忌。奥様に毎年電話を差し上げている。「あ~封筒に入っていて、送るだけになっていますから...」と送られてきたのは「nepenties」(ウツボカズラ)というファッション系の雑誌「特集・芦澤一洋」掲載号。記事を読んでいたらいろいろなことを思い出した...一般的に「どんぐり」と総称しているが、小学4年生の頃、同級生のKくんが住んでいた旧国鉄の官舎の周りに「椎」シイの大木があり、秋になり拾いフライパンで乾煎りし、塩を掛けて一緒に食した。「へ~食べられるんだー?」熱々で香ばしい木の実を割りながら「どんぐりは食べると耳が聞こえなくなるって言われてるけど、椎の実は大丈夫なの?」「平気だよ、毎年食べてるけど聞こえているよ...」そのKくんも6年生になる前に、父親の転勤で一家揃って山形・西置賜郡に越していってしまった。その後、中学2年までは文通していて「田舎の暮らし」を知らせてくれた...今どうしているんだろう?
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