2023年11月14日火曜日
model 65
金具の雰囲気で1964年の工場火災以前pre-fireのロッドと思われる、H.L.Leonard Two piece Rods model 65が、グリップの交換と巻き直しでやって来た。1964年製作のものか断定は出来ないが、説明にあったと言う。古いWillliam Mills & sonカタログにも掲載されている7-1/2',3-1/2 to 4-1/4oz.だろうと推測。リールシートは1975年まで使われていた、イングリュシュ・スタイルのスクリューロック。発注時にコルクスライドバンドにするか選べた。7-1/2'で「モデル65」?と思うかもしれないが、のちの7ft半「モデル39」に繋がる古い呼び方だ。修理するこのロッドは「珍品」でティップが三本もあり、二本が重く一本が軽めである。「65L」と言って3-1/8 to 3-3/8oz.の少し軽いモデルもあるので混乱する。ガイド部は赤巻きだが、製造から59年を経過し巻き糸と上に塗られた塗料が劣化してガイドが脱落している。レストアの痕跡は認められ無い。当時のオリジナルにしてはブランク塗装がとても綺麗。NCAの手で再生することに...
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿