2019年9月4日水曜日

restore

送られてきたのは古いHardy Palakona"C.C.de France" Rod...Casting Club of France Rod。1911年~1961年までパラコナ・ラインで作られた「銘竿」と言われる。Hから始まるシリアル番号を見ると、どうやら1950年代中盤に製造された竿。ハーディ社の釣具に関しては熱狂的なコレクターや研究者がいらっしゃるので「その知識」はお譲りして(笑)釣竿やとしては製造方法に興味津津。先日、NCAでフルレストアしたF.E.Thomasより細かい26mmごとの分割。オーナーの弁では「ハーディ・オリジナル」と言われて購入したそうだが、当時、存在しなかったエポキシ塗料が使われていたり、イングリッシュ・スネークとアメリカン・スネークが混在して巻かれたりと実にいい加減なレストア品。使える部品を外して磨いて眺めて...嬉し楽しいレストアの始まりはじまり~
「竹の寿命が来るまで、使ってあげたい」とのご依頼でフルレストアをする。古き良き時代、65年前に戻しましょう(笑)

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